店の棚で iPhone Air と iPhone 17 を持ち比べて、薄さで目を引く Air に気持ちが傾きながら、「動画を撮るならどっちなのか」で手が止まる。子どもの発表会や旅行の記録が主な用途で、撮った動画はいずれテレビで見たり、祖父母にディスクで渡したりするつもり。そういう人が仕様の数字を追いかけると、どこが同じでどこが違うのかが意外と見えにくい2機種です。
動画の画質と撮れる長さに関わる部分は、両方とも同じです。4Kは60fpsまで、1080pも60fpsまで、1分あたりの容量は同じ目安で読めて、USB-Cはどちらも USB 2。違うのは、iPhone 17 だけにある2倍の光学品質ズームと引く側のズームアウト、シネマティックモード、空間ビデオ、マクロビデオ、そしてUSB-Cでテレビに映す映像出力の記載です。Air だけにあるのは、1TBという容量の選択肢です。
表を眺めると、上半分の「撮れる画質と量」はきれいに同じで、差は下半分の「レンズと撮影モード」に固まっています。ズームアウトができるか、背景をぼかせるか、Apple Vision Pro 向けの立体の動画を撮れるか、花や虫にぐっと寄れるか。この4つが 17 にあって Air に無い項目で、逆に Air だけの項目は1TBの容量です。
差はレンズと撮影モードに集まり、4Kの上限は両機とも60fpsで同じ
「記載なし」を「できない」と言い切らない理由
この記事の「記載なし」は、support.apple.com の技術仕様ページ(iPhone Air は 125092、iPhone 17 は 125089)のビデオ撮影の欄に、その機能の行が無い、という事実だけを指します。Apple が「非対応」と明記しているわけではないので、「Air ではシネマティックがいっさい使えない」という言い方は避けました。ただ、仕様ページに載っていない撮影モードは、店頭のデモ機で試しても出てこないのがふつうです。
細かい断りも一つあります。1分あたりの容量は、iPhone の「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」の画面に出る「1分間のビデオのサイズは、およそ以下の通りです」という目安の数字で、iOS 18.6 の画面の文言をもとにしています。iOS 27 の画面で同じ数字が出るかは確認できていません。機種の仕様は Apple のページの表記どおりで、機種ごとの実測のビットレートは信頼できる資料が見つからなかったので、この記事の Mbps はすべて容量の目安から逆算した計算値です。
同じ日に出た2機種の位置づけ
iPhone 17 は2025年9月9日に、iPhone Air は同じ発表会で(日本版の日付は9月10日)発表され、どちらも9月19日(金)に発売されました。容量は 17 が 256GB と 512GB、Air が 256GB・512GB・1TB。iOS 27 の対応機種にはどちらも入っていて、設定画面の項目や共有の機能は同じ版で動きます。いま Apple の販売ページに並ぶのは、この2機種と 17e、16、それに 18 Pro・18 Pro Max と10月23日発売予定の Duo で、17 Pro・17 Pro Max は販売ページから外れています(技術仕様ページは残っています)。
つまり、Pro を選ばない人の選択肢は、実質この2機種と 17e、16 の4つです。その中で Air と 17 は、動画の土台が同じで、レンズと撮影モードだけが違う組み合わせ。見た目の好みは別として、動画の仕様だけで見れば「迷って当然」の近さです。
なぜ同じ世代の2機種で、動画に差が出るのか
iPhone 17 の仕様ページの写真の欄には「2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ」とあります。iPhone Air の同じ欄は単眼で、この記載がありません。カメラが1つか、それ以上かという構成の差が、そのままビデオの欄の差につながっています。
Pro 系(16 Pro 以降)と iPhone Duo の仕様には、4Kの欄に「100(Fusionメイン)・120fps(Fusionメイン)」、1080pの欄に「120fps(Fusionメイン)」という行があります。Air と 17 にはこの行がありません。通常のビデオとして120fpsで撮り、あとから写真アプリで好きな区間だけスローにする、という使い方は、この2機種では選べないことになります。
発表会や学芸会で、客席の後ろのほうから子どもの顔を撮りたい。この場面で 17 は2倍までを光学品質で撮り、そこから先がデジタルズームになります。Air は1倍を超えた時点からデジタルズームです。同じ「2倍」の表示でも、17 の2倍と Air の2倍では、写っている細部の量が違うと考えてください。デジタルズームは画素を引き伸ばして拡大するので、倍率が上がるほど輪郭がにじみ、暗い会場ではノイズも増えます。
席との関係で言うと、ホールの後ろから2倍で撮ると舞台の全体は入りますが、子どもの顔は画面の中で小さいままです。そこから4倍、6倍と上げていくと、17 でも Air でもデジタルズームの領域に入り、顔は大きくなる代わりに輪郭が溶けます。前のほうの席が取れるなら、2倍で顔まで届く距離に自分が行くほうが、どちらの機種でも仕上がりは良くなります。機種の差が効くのは、その2倍の段の質です。
Air でレンズの寄りが足りないときの代わりの手として書いた「4Kで撮って切り抜く」は、計算で見当が付きます。4Kを一般に言われる3840×2160とすると、縦横とも1080pの2倍です。画面の中央の半分を切り抜いて1080pに収めれば、画素を引き伸ばさずに2倍寄った映像になります。DVD の720×480が相手なら、縦は2160÷480で4.5倍、横は3840÷720で約5.3倍の余裕があるので、4倍まで切り抜いても DVD の解像度は保てる計算です。
切り抜きは、iMovie や CapCut などの編集アプリのズームやトリミングの機能で、あとから好きな範囲を選べます。撮るときにデジタルズームで寄ると、その時点で画素が引き伸ばされて情報が減りますが、4Kで引いたまま撮っておけば、どこを寄りにするかを後で決められます。この手は 17 でも使えますが、レンズで2倍まで寄れる 17 より、単眼の Air のほうが出番が多くなります。
この機能が要る人は、はっきりしています。Apple Vision Pro を持っているか、近いうちに買う予定があって、子どもの今の姿を立体で残したい人です。空間ビデオは 1080p/30fps に固定されるので、同じ場面を4Kでは残せません。ほかの Apple のデバイスでは通常のビデオと同じように表示・共有でき、ディスクにする場合は平面の映像になります。立体で見る環境が無いなら、17 を選ぶ理由としては弱く、ズームアウトやシネマティックのほうが実際の出番は多いはずです。仕様の詳しい話と、平面で残すときの考え方はiPhoneの空間ビデオとはに書きました。
マクロビデオも 17 にあって Air に無い項目です。花や虫、料理、子どもの工作の細部、手元の作業のように、被写体にぐっと近づいて撮る場面で効きます。マクロに対応しない機種で同じことをすると、近づいた途端にピントが合わなくなり、少し離れてからデジタルズームで寄ることになります。Air でこの撮り方をするなら、4Kで撮って後から切り抜くのが現実的な代わりの手です。
ここまでの 17 だけの項目(ズームアウト、光学品質2倍、シネマティック、空間ビデオ、マクロ)を一度に使う人は、たぶんいません。自分の撮る場面を思い浮かべて、このうち1つでも「毎月使う」ものがあるなら 17、どれも「年に数回あるかどうか」なら Air で困らない。判断の目安としては、これで十分です。
マクロが無い機種で細部を撮る手順
Air で子どもの工作や料理の細部を撮るなら、順番があります。まず被写体から少し離れて、ピントが合う距離を探す。画面をタップしてピントを合わせ、合ったところで止まる。そこから、寄りが足りない分はデジタルズームで2倍程度まで補い、それ以上は撮ったあとの切り抜きに回す。近づきすぎてピントが合わないまま撮るより、離れて合わせたほうが、ディスクにしたときにも輪郭がはっきり残ります。
USB-C の端子は、Air も 17 も USB 2(最大480Mb/s)です。Pro 系と iPhone Duo は USB 3(最大10Gb/s)で、その速度を出すには「10Gb/sの速度のUSB 3ケーブルが必要」と仕様ページに注記があります。同梱の充電ケーブルの転送速度は仕様ページに書かれていないので、ここでは触れません。
当社への入稿も、ケーブルは使いません。写真アプリから共有した動画をギガファイル便や Google ドライブに置いて、その共有URLを注文フォームに貼るだけなので、USB 2 か USB 3 かは仕上がりにも手間にも影響しません。機種ごとの速度と、ケーブルの条件はiPhoneのUSB-C転送速度に一覧があります。
ケーブルとWi-Fi、どちらで移すかの決め方
基準は3つです。1回に移す量、パソコンが Mac か Windows か、iCloud の容量に余裕があるか。量が数GBまでなら、Mac へは AirDrop、Windows へはケーブルか iCloud 経由で十分で、USB 2 の速度は気になりません。4K/60fps の1日分(10分で約4.4GB、1時間で約26.4GB)を毎回移すなら、ケーブルで数分から十数分待つ計算になり、そこで初めて USB 3 の Pro 系との差を感じます。
ディスクにする材料としては、撮ったままの元のファイルがいちばん良い状態です。変換が一段入るたびに情報は減るので、取り込む前に「元のフォーマットのまま」にしておいてください。Windows では Microsoft Store の「Appleデバイス」アプリを入れてから接続し、iPhone 側に出る「このコンピュータを信頼しますか?」で「信頼」を選びます。この手順も Air と 17 で違いはありません。HDR の動画が「自動」で SDR に変わるかどうかは確認できていないので、ここでも「元のフォーマットのまま」が安全側です。
テレビにUSB-Cでつなぐなら、Airは仕様に記載がない
撮った動画をその場でテレビに映す方法として、USB-C からケーブルで直接つなぐやり方があります。iPhone 17 の仕様には USB-C の映像出力(DisplayPort)の記載がありますが、iPhone Air の仕様には AirPlay の記載だけで、DisplayPort の行がありません。17e と 16e も同じく記載がありません。「できない」とまでは確かめていませんが、仕様に無いものを前提に買うのは避けたほうが無難です。
センターフレームカメラは、iPhone を縦向きに持ったまま、写真とビデオを縦向きでも横向きでも撮れる、と Apple が説明しています。テレビやディスクで見る前提なら横向きの映像が要りますが、片手で縦に持って撮りたい場面は多く、この機能が地味に効きます。縦のまま撮った動画をディスクにすると左右に黒い帯が入る、というよくある相談も、ここで減らせます。
デュアルキャプチャは前後のカメラで同時に撮る機能で、両機とも「最大4Kドルビービジョン・30fps」。運動会でトラックを走る子どもと、それを見ている自分の顔を同じ動画に残す、といった使い方です。最新の上位機にある「撮影後にシネマティックエフェクト」「スマートフォーカストラッキング」「改良された低照度ビデオ(1080p)」は 18 Pro と Duo の仕様にだけある項目で、Air と 17 のどちらにも載っていません。
タイムラプスは、両機とも「手ぶれ補正つき」で、ナイトモードのタイムラプスにも対応しています。解像度の記載があるのは 18 Pro の「最大4Kドルビービジョン」だけで、Air と 17 の仕様には解像度が書かれていません。使いどころは、工作が出来上がっていく過程、夕焼けから夜景への移り変わり、運動会の会場の準備風景など、長い時間を数十秒に縮めたいときです。ディスクにすると短い1カットになるので、発表会の映像の前後に挟む素材として重宝します。
Air の人には「手ぶれ補正(拡張)」も気にしてほしい項目です。説明文は「ビデオとシネマティックモードでは、わずかにズームインすることにより、ビデオの手ぶれを補正します」で、初期設定はオン。少しズームインするぶん、画角がわずかに狭くなります。17 なら引く側に切り替える手がありますが、Air は引けないので、狭い部屋で全員を入れたいときは、この設定をオフにする選択肢があることを覚えておくと役に立ちます。手ぶれを取るか画角を取るかは、その場面ごとの判断です。
Air と 17 で迷っている人の中に、本当は Pro 系を見るべき人が混じっています。4K 120fps や 1080p 120fps の通常ビデオで撮って好きな区間をスローにしたい、ProRes や Apple Log 2 で撮って本格的に色を作りたい、外部SSDに録画したい、USB 3 の速度でパソコンに移したい。この4つのどれかに当てはまるなら、Air と 17 のどちらを選んでも足りません。
いまの Pro 系は iPhone 18 Pro と 18 Pro Max で、4K/60fps のシネマティック、4Kのタイムラプス、可変絞りのメインカメラといった、17 Pro にも無い項目が加わっています。10月23日発売予定の iPhone Duo は 4K 120fps と USB 3 に対応する一方で ProRes には対応しない、という位置づけです。Pro と非 Pro の線引きはiPhone Proと非Proの動画の違いで一覧にしています。
Air か 17 かを決めたあとで、実際に撮り始めた人がつまずく型を、症状から順に並べます。どれも仕様を知っていれば避けられるもので、機種の不具合ではありません。
Air で発表会を撮ったら、寄った場面だけ粗い。原因はデジタルズームで、単眼の Air は1倍を超えると画素を引き伸ばして拡大します。確かめ方は、写真アプリでその動画を上にスワイプして「情報」を見ることで、使ったレンズやファイルサイズが分かります。直し方は撮るときにしかなく、ズームは2倍までにとどめて席で調整する、あるいは4Kで撮っておいて必要な部分を後から切り抜く。DVD にするなら720×480に縮めるので、2倍程度のにじみは目立ちにくくなります。
17 で空間ビデオを撮ったのに、iPhone で見ると普通の動画にしか見えない。これは仕様どおりで、立体で見えるのは Apple Vision Pro だけです。しかも 1080p/30fps に固定されるので、同じ場面を4Kでは残していないことになります。発表会のような一度きりの場面は、空間ビデオで撮るか4Kで撮るかを先に決めてください。ディスクにするときはどちらも平面の映像です。
パソコンに移したら Windows で開けない、または再生がカクつく。HEVC を再生できる環境かどうかの問題で、Microsoft Store の拡張機能を入れるか、写真アプリの共有の「オプション」で「互換性優先」にして送り直します。当社に入稿するぶんには、開けなくてもそのままの MOV で構いません。
暗いホールで撮った動画の動きがカクつく、編集で音が合わない。FPS自動調整が働いて途中で 24fps に落ちた可能性があります。「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」>「FPS自動調整」を「オフ」にして撮ると、フレームレートは選んだ値に固定されます。すでに撮った動画は戻せませんが、当社では素材に合わせて DVD の 29.97fps に整えて変換するので、ディスクにする前提なら、そのまま入稿してください。
Air でも 17 でも、決め手は渡す相手の再生機です。祖父母の家に DVD プレーヤーしか無い、車のモニターで見せる、配る枚数が多い。この条件なら DVD。ブルーレイレコーダーがある家で、大画面で細部まで見たい、ダンスや運動会の動きを大きな画面で見せたい。この条件ならブルーレイです。当社では基本料金がどちらも同じなので、料金で決める必要はなく、同じ動画から両方を作ることもできます。
ズームの差との関係で言えば、Air のデジタルズームで寄った場面が多い動画は DVD のほうが粗さが目立たず、17 の2倍で撮った動画はブルーレイでその差が生きます。フレームレートについては、DVD は 29.97fps に整えるので、60fps で撮った動きのなめらかさはそのままの形では残りません。何を残したいかで、盤の種類を決めてください。
入稿のときに備考欄に書いておくこと
入稿は、写真アプリから動画を共有してギガファイル便や Google ドライブ、Dropbox、OneDrive などに置き、その共有URLを注文フォームに貼るだけです。スマホだけで完結します。複数の動画を1枚にまとめるなら、ファイル名の頭に「01_」「02_」と番号を付けて収録順を指定してください。ギガファイル便の保持期限は初期値が5日で、アップロードしたあとには延ばせないので、長めに置きたいときはアップロードの前に期限を選びます。iPhone からの入稿の手順はiPhoneの動画をDVD・ブルーレイに焼く方法に、ギガファイル便の操作はギガファイル便でのデータ入稿手順にまとめています。
注文フォームの備考欄には、撮った条件を一行ずつ書いておきます。機種名(iPhone Air か 17 か)、解像度とフレームレート(4K/60fps など)、HDRビデオのオンかオフか、FPS自動調整をオフにしていたか、空間ビデオで撮ったものが混じっているか、縦向きの動画があるか、です。DVD かブルーレイかは注文ページで選び、収録順はファイル名の番号で示します。
とくに気をつけたいのは、暗い会場で撮ってフレームレートが変わっているかもしれない動画と、縦向きの動画です。フレームレートの心当たりは備考欄に書いておき、縦向きの動画は、左右に黒帯を入れるか、画面いっぱいに広げて上下を切るかを、編集の段階で決めて書き出しておきます。書く内容は Air でも 17 でも同じです。
AirDrop の条件は、送る側と受け取る側の双方で Wi-Fi と Bluetooth がオン、インターネット共有はオフ。連絡先に入っていない相手に送るときは、相手側でコントロールセンターの「コネクティビティ」を長押しして「AirDrop」を「すべての人(10分間のみ)」にします。iOS 16.2 以降は10分たつと「連絡先のみ」に戻り、双方が iOS 26.2 以降だと AirDrop コードの入力を求められます。iOS 27 では AirDrop の転送が最大80パーセント速くなったと Apple は書いていますが、その条件は近くの連絡先どうしで合計30MBの写真を送る試験なので、数GBの動画で何割速くなるかは分かりません。
メールで送るなら Mail Drop で、添付は最大5GB、受け取る側は30日以内にダウンロードします。この添付は送り手の iCloud ストレージの容量に算入されません。5GBは、1080p/30fps・HDRオンで約77分、4K/30fps で約26分ぶんに相当するので、発表会1本がぎりぎり入るかどうかの大きさです。それより長いものは、ギガファイル便のような転送サービスに置くほうが確実です。
16 Pro や 17 Pro から Air や 17 に降りる場合は、減るものがもっと大きくなります。4K 120fps・1080p 120fps の通常ビデオ、ProRes、Log、USB 3、そして望遠側のズーム。薄さやデザインを取って Air にする判断はもちろんありますが、動画については、できなくなることを承知のうえで、という買い替えになります。
DVD が目的なら、4Kで撮る理由はあまりありません。720×480に縮める時点で4Kと1080pの差は消え、容量だけが3倍になります。ただし「ディスクにもするが、データも残す」という人は別で、その場合は4K/30fps で撮って、ディスクは当社で縮め、元データは4Kのまま外付けSSDやクラウドに置く、という二段構えになります。ディスクと元データは役割が違うので、どちらか一方に寄せる必要はありません。
これから買う人は、店に行く前に自分の写真アプリを開いて、直近の動画を20本ほど見返してください。上にスワイプして「情報」を開くと、使ったレンズが分かります。引きの画角で撮った動画が目立つなら 17、ほとんどが1倍で外で撮ったものなら Air で困りません。店頭では、Air のデモ機で部屋の隅から反対側の全員が入るかを試すと、引けないことの意味が体で分かります。
もう撮ってある人、あるいはどちらかを買って撮り始めた人は、動画を渡す形を決めるところからです。祖父母や親戚に渡すなら DVD、大画面で細部まで見せたいならブルーレイ。当社の基本料金は DVD もブルーレイも1枚あたり1,500円で、同じ内容の2枚目からは追加コピーとして1枚あたり1,000円です。通常便は受付から5営業日で発送し、お届けは発送から2〜3日。15時以降のご注文は翌営業日の受付になります。急ぎのときは特急お届けなどのオプションがあります。
入稿の順番は、写真アプリで動画を選んで共有し、ギガファイル便や Google ドライブに置いて、共有URLをDVD注文ページかブルーレイ注文ページのフォームに貼るだけです。備考に機種名と撮影設定、縦向きの動画の扱いの希望を書いてもらえれば、当社側で DVD なら720×480、ブルーレイなら1920×1080に変換し、実際のプレーヤーで再生を確かめてから発送します。Air で撮っても 17 で撮っても、届くディスクの作り方は同じです。判断に迷うことがあれば、動画の長さと用途を添えて問い合わせフォームから相談してください。
よくある質問
Q. iPhone AirとiPhone 17は動画の画質が違いますか
A. 撮れる解像度とフレームレートは同じで、4Kは60fpsまで、1080pも60fpsまで、720pは30fpsです。1分あたりの容量の目安も同じで、HDRの仕様も同じ10ビットのドルビービジョンです。違うのは、17だけにある2倍の光学品質ズームとズームアウト、シネマティック、空間ビデオ、マクロビデオで、画質の上限そのものに差はありません。
Q. iPhone Airで4K 60fpsは撮れますか
A. 撮れます。Airの仕様は4K 24・25・30・60fpsで、iPhone 17と同じです。設定の「カメラ」>「フォーマット」が「高効率」になっていることが条件で、「互換性優先」にすると4K/60fpsは選べなくなります。容量の目安はHDRオンで1分約440MB(iOS 18.6の設定画面の目安)なので、空き容量には余裕を見てください。
Q. iPhone Airでシネマティックモードは使えますか
A. Airの技術仕様ページのビデオ撮影の欄にシネマティックモードの記載がありません。iPhone 17には背面・前面とも「最大4K・30fps」の記載があります。背景をぼかした動画が撮りたいなら17かPro系を選んでください。Airで似た見た目を作るには、被写体に寄って背景を遠くにする撮り方で近づけるしかありません。
Q. iPhone Airは空間ビデオを撮れますか
A. Airの仕様には空間ビデオ撮影の記載がなく、iPhone 17には「1080p・30fps」の記載があります。空間ビデオはApple Vision Proで立体として見るための動画で、1分約130MB。ほかのAppleのデバイスでは通常の動画として表示され、DVDやブルーレイにすると平面の映像になります。Vision Proで見る予定が無ければ、選ぶ理由としては弱い機能です。
Q. iPhone AirとiPhone 17のUSB-Cの転送速度は同じですか
A. 同じで、どちらもUSB 2(最大480Mb/s)です。計算上は毎秒60MBが上限で、4K/60fps・HDRオンで撮った1時間分(約26.4GB)なら理論上でも440秒かかります。USB 3(最大10Gb/s)はPro系とiPhone Duoだけです。ケーブルを使わずAirDropやクラウド経由で渡す運用なら、この差は意識せずに済みます。
Q. iPhone AirをUSB-Cでテレビにつないで動画を見られますか
A. iPhone 17の仕様にはUSB-Cの映像出力(DisplayPort)の記載がありますが、Airの仕様にはAirPlayの記載だけで、DisplayPortの行がありません。できないとまでは確認していませんが、仕様に無いものを前提に買うのは避けたほうが無難です。帰省先などで確実に見せたいなら、DVDやブルーレイにしておく方法があります。
Q. iPhone Airの1TBは動画で何時間撮れますか
A. 動画に使える容量を仮に900GBとすると、1080p/30fps・高効率+HDRオン(1分約65MB)で約230時間、4K/30fps(約190MB)で約79時間、4K/60fps(約440MB)で約34時間の計算です。実際に使える容量は仕様を下回るとAppleが注記しているので、あくまで目安です。1TBが意味を持つのは、4K/60fpsを常用して本体にため続ける人です。
Q. Airで撮った動画をDVDにすると17より画質が落ちますか
A. 落ちません。DVDは720×480に縮めて作るので、4Kや1080pといった元の解像度の差も、AirとiPhone 17の差も、ディスクの上では消えます。残るのは撮影時のレンズと撮り方で決まった部分で、Airのデジタルズームで寄った場面のにじみは、縮小でかえって目立ちにくくなります。ブルーレイは1920×1080のままなので、にじみはそのまま残ります。
Q. iPhone AirとiPhone 17の動画は1分で何MBですか
A. 両機とも同じで、iPhoneの設定画面の目安(iOS 18.6)では、高効率+HDRオンのとき1080p/30fpsで約65MB、1080p/60fpsで約100MB、4K/30fpsで約190MB、4K/60fpsで約440MB。HDRをオフにするとやや減り、互換性優先にすると1080p/30fpsで約130MBとほぼ2倍になります。数字を人に伝えるときは条件を添えてください。
Q. 発表会を撮るならAirと17のどちらが向きますか
A. 客席から寄る場面が多いなら17です。17は2倍までを光学品質で撮り、Airは1倍を超えるとデジタルズームになります。ただしビデオのデジタルズームの上限は両機とも6倍で、それ以上に遠い席では機種の差より位置取りのほうが効きます。DVDにするなら720×480に縮めるため、2倍程度のにじみはどちらでも気になりにくくなります。
Q. iPhone 16からAirに替えると動画で何が減りますか
A. 16にあってAirに無いのは、2倍のズームアウトと光学品質2倍、シネマティック、空間ビデオ、マクロビデオです。増えるのは、デュアルキャプチャ、18MPのセンターフレームの前面カメラ、1TBの容量の選択肢。4K 60fpsまでという画質の上限とUSB 2は同じです。16で引きの画角をよく使っていた人は、17のほうが今の使い方を引き継げます。
Q. 互換性優先にすると何が撮れなくなりますか
A. フォーマットの説明文のとおり、4K/60fps、1080p/240fpsのスローモーション、HDRビデオが使えなくなり、シネマティック対応機ではシネマティックも選べません。動画はH.264になり、1080p/30fpsの容量は約65MBから約130MBへほぼ2倍になります。Windowsの相手に渡すためなら、撮影は高効率のままにして、共有するときだけ「互換性優先」を選ぶほうが画質を落とさずに済みます。