
今更聞けないブルーレイディスクとDVDの違いを簡単に解説します。
注文時、どちらを選べば良いかの参考になれば幸いです。
ディスク化が必要になったけどネットで検索してもなかなかほしい情報に辿り着けなかったり、説明を読んでもいまいちよくわからないということがあると思います。
よく、DVDとブルーレイディスクを選べる際に、
ブルーレイディスクを選べば間違いない?という質問をいただきます。
「間違いないです!基本的にブルーレイディスクを選びましょう!」
と言いたいところですが、
- 品質に限らず1円でも安価に購入したい場合
- ブルーレイディスクを再生できる機器がない場合
上記の場合にはDVDの選択も視野に入れる必要があります。
DVDはスタンダード画質(SD)と呼ばれる、YouTubeの画質でいうところの【480p】の映像を収録するために主に作られたディスクです。規格制定当時は、まだ地上アナログ放送が主流で、フルハイビジョン放送がまだ普及していない頃の規格になります。
映像の一般家庭の普及率では、DVDが最も長く愛されたメディアであり、今でもDVDはどんなドライブでも再生できることが多く、根強い人気があります。結婚式場などでも、ブルーレイディスクの再生に対応していない式場もまだまだ多い印象です。
それでは、それぞれの特徴と違いを説明していきます。
○ 価格
ブルーレイディスクはDVDの進化版です。一般的にはブルーレイと比べてDVDの方がより安価です。
ただし、前述の通り、フルハイビジョン画質(FHD)の収録を想定しておらず、また、ディスク容量も4.7GBと小さいため、容量を基準に考えるとブルーレイディスクの方がコストパフォーマンスとしてはお得になることには注意が必要です。
○ 形状
両方ともディスク型で似ていますが、
ブルーレイの盤面は一般的に青色で、DVDは紫色がかった盤面です。
使われているレーザー波が下記のように異なります。
DVDは赤いレーザーでデータを読み取ります。
赤色光は波長が長いため、データをあまり細かく書き込めないのに対して、
ブルーレイディスク(BD)は青いレーザーでデータを読み取ります。
青色光は波長が短く、より細かくデータをぎっしり詰め込めるため、容量が大きくなります。
○ 品質
【解像度について】
Blu-ray
1920×1080p(フルHD) または 3840×2160p(4K画質)
- 映像は超高画質(HDや4K画質)
- 細かい部分までくっきり見える。
- 今日日のテレビは最低でもHD画質でないと見るに耐えない(正直)
DVD
720×480p(SD画質)
- 古い映画やドラマを見るには十分だけど、最近の高画質な映像だと少し物足りない。
- 映像は標準画質(SD画質)で、テレビ画面で見ると少しぼんやりする。
【画素数について】
Blu-ray→ 207万画素
DVD→ 35万画素
【フレームレート※1】
Blu-ray→ 最大60fps以上
DVD→ 最大30fpsまで
【ビットレート】
Blu-ray→ 最大40Mbps以上
DVD→ 最大9.8Mbps
【コーデック※2】
Blu-ray→ AVC(H.264/MPEG-4 AVC)、MPEG-2
DVD→ MPEG-2
○ 容量
DVDの一般的な容量は4.7GB(シングルレイヤーの場合)なのに対して、Blu-rayディスクは1枚の容量は約25GB(シングルレイヤーの場合)や、ダブルレイヤーであれば50GB、中には100GBという商品も存在します。映画+特典映像+高画質データなどが収録されている市販品は大容量のディスクが使用されているわけです。
高画質な映像を長時間保存したい場合にはブルーレイディスクが有利です。
○ 保管方法
ブルーレイディスクはデータを記録している層が浅いため、盤面の傷や汚れ、湿気に弱い構造なのに対し、DVDは記録層がより内側にあり、ダメージへの耐久性があります。
どちらも保管環境を守れば10年単位でデータを保持することが可能です。
ブルーレイディスクとDVDには上記のような違いがあり、購入費用を少しでも抑えたい場合、再生機器が手元にない場合にはDVDの選択肢がありますが、今後はブルーレイディスクの再生機器も充実し、Blu-rayディスク一択になるのでは?と考えます。
弊社のサービスではBlu-rayディスク、DVDの料金は同額です。
特にご希望がない場合にはブルーレイディスクでの注文をお勧めします。
※1 フレームレートとは、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位で、数字が大きいほど沢山の画像で構成されているため、動画がより滑らかに感じます。日本のテレビ番組では30fpsで放送されているため、30fps程度であれば違和感を感じずに視聴できます。
運動会やスポーツの試合、ダンスパフォーマンスや楽器演奏の映像では、30fps以上のブルーレーディスクの方がより繊細でリアルな映像が保存できます。
※2 ビットレートとは、1秒間あたりのデータ量のことで、「解像度」「フレームノート」「ビットレート」「コーデック」などの要素で決まります。そのため、ブルーレーディスクの方が断然数字が大きく、より多くのデータを記録できることになります。
ブルーレイとDVDの違いを5項目で比較する早見表
ここまでの解説を、購入や注文時にすぐ判断できる早見表にまとめました。
| 比較項目 | ブルーレイ(BD) | DVD |
|---|---|---|
| 画質規格 | フルHD(1920×1080)・最大4K対応再生機種あり | SD画質(720×480) |
| 容量(1層) | 25GB | 4.7GB |
| 容量(2層) | 50GB | 8.5GB |
| 収録時間目安 | 2〜6時間(品質設定による) | 1〜4時間(2層含む) |
| ディスクメーカー基本料金 | 1,500円〜/枚 | 1,500円〜/枚 |
| 家庭用プレーヤー普及率 | BDプレーヤー/PS4・PS5/ゲーム機が多い | 非常に高い・カーナビ含む |
| 盤面の色 | 青系 | 紫系 |
| 主な用途 | 長尺・高画質映像の長期保存 | 大量配布・互換性重視・ご年配の方への配布 |
| 長期保存性(バーベイタム製) | 適切保管で10〜20年以上 | 適切保管で10〜20年以上 |
| 盤面印刷 | ホワイトディスクで対応可 | ホワイトディスクで対応可 |
ケース別のおすすめ:迷ったらどちらを選ぶか
- 結婚式のオープニング・プロフィール・エンディング:会場のプレーヤーがBD対応かを必ず確認。フルHDで残したいならブルーレイ、安全策をとるならDVD。両方ご注文されるお客さまもいらっしゃいます。
- ダンス・ピアノ・バレエ発表会の記録:1時間超の長尺になりやすいためブルーレイ推奨。生徒さま全員に配布する場合はDVDも選択肢に。
- 講演会・セミナー・研修配布:講演者の声と表情を明瞭に残すならブルーレイ。配布枚数が多くプレーヤー普及率を優先するならDVD。
- 運動会・卒業式・文化祭:保護者さまへの配布が前提ならDVDの方が互換性で安心です。
- ご家族・ご年配の方への記念配布:再生機材を確認したうえでDVDが無難。プレーヤーやカーナビでの再生互換が高いです。
- 追悼映像・一周忌・三回忌:参列者へのご配布枚数によりDVDがおすすめ。お手元保存用に別途BD1枚お作りいただく方も多いです。
- 4K動画・ハイビジョン家庭ビデオの保存:長期保存を見据えてブルーレイ。BD-50で長尺映像を1枚に収められます。
ディスクメーカーでのお取り扱い
ディスクメーカーでは、DVD書き込み代行・ブルーレイ書き込み代行のいずれも1枚1,500円〜・最短即日発送で承っております。動画ファイル(mp4 / mov / avi / mkv / wmv / m4v / mts / m2ts)をギガファイル便でお送りいただくだけで、BD-Video / DVD-Video規格に準拠したオーサリングを行い、家庭用プレーヤーでの再生互換性まで担保したディスクをお作りします。詳しくはギガファイル便でのデータ入稿ガイドもあわせてご覧ください。
よくあるご質問(BD vs DVD)
Q. ブルーレイディスクをDVDプレーヤーで再生できますか?
再生できません。ブルーレイ専用ドライブが必要です。再生環境がDVDプレーヤーのみの場合はDVDをお選びください。PS4 / PS5 / Xboxなどのゲーム機はBD再生に対応している機種があります。
Q. DVDをブルーレイプレーヤーで再生できますか?
はい、できます。多くのブルーレイプレーヤーはDVDの再生にも対応しています。BD専用機種でも上位互換のためDVD再生可能なものがほとんどです。
Q. ブルーレイの方が容量が大きいなら、長時間映像はすべてブルーレイの方がよいですか?
長時間映像はブルーレイが有利です。BD-25で約2〜3時間、BD-50なら5〜6時間が目安。ただし配布先の再生環境がDVDプレーヤーのみなら、画質より互換性を優先してDVDを選ぶ判断もあります。
Q. 画質の差は実際にどれくらいわかりますか?
テレビ画面が大きいほど差は明確に出ます。32インチ以下のテレビではほぼ気にならないこともありますが、50インチ以上のテレビではBDの方が圧倒的にきれいに見えます。プロジェクター上映の場合もBD推奨です。
Q. ブルーレイの方がDVDより寿命が長いですか?
ディスク自体の寿命は規格の差より、保管環境とディスクの品質に左右されます。直射日光・高温多湿を避けてケース保管すれば、バーベイタム製ならBD/DVDともに10〜20年以上の保存が可能です。
Q. 結婚式場で使うのはどちらが安心ですか?
会場のプレーヤーに依存します。最近の式場はBD対応が増えていますが、年配のスタッフが多い式場ではDVD専用機の場合も。心配ならDVDとBDの両方をお作りになるか、必ず事前に会場側へ確認することをおすすめします。
Q. カーナビで再生したい場合はどちらですか?
多くのカーナビはDVDのみ対応です。ブルーレイ対応のカーナビは限定的のため、車中再生用ならDVDを選んでおくと確実です。
Q. ディスクメーカーではBDとDVDの料金は違いますか?
同じく1枚1,500円〜です。基本料金は同額。オプション(2層ディスク・メニュー・チャプター・盤面印刷)も同条件で承っています。
Q. 4K動画はブルーレイの方が高画質に残せますか?
BD-Video規格はフルHD(1920×1080)が上限のため、4K動画はフルHDへ再エンコードして書き込みます。それでもDVDのSD画質(720×480)と比べると3〜4倍解像度がありますので、BDの方が高画質で残せます。
Q. 自分でブルーレイを焼くのとプロに頼むのはどう違いますか?
自分で焼く場合は、専用ドライブ・オーサリングソフト・空のBD-Rに加え、BD-Video規格準拠の知識が必要です。家庭用プレーヤーで再生できる仕上がりにするのは慣れていないと難しく、書き込み失敗のリスクもあります。プロの代行ではこれらが解決され、納期も最短即日です。
関連ガイド
- ギガファイル便で動画を入稿してDVD/Blu-ray化する方法
- ダンス発表会の記録ディスクを作る完全ガイド
- 結婚式ムービーをDVD/Blu-ray化する完全ガイド
- DVD・BDの寿命と長期保存のコツ
- 2層ディスクの容量とメリット
- 家庭用プレーヤーの再生互換ガイド
迷ったら、まずはお問い合わせください
ブルーレイとDVDで迷ったときは、ディスクメーカーへ無料でご相談いただけます。お客さまの動画の長さ・配布枚数・再生環境をうかがって、最適な選び方をご提案します。
