この記事の要点
DVD-R(4.7GB)に入るのは、レコーダーのSPモード相当(約5Mbps)で約2時間、上限に近い高画質(約9Mbps)で約70分。2層のDVD-R DL(8.5GB)なら約5Mbpsで約3時間45分です。
ブルーレイ(BD-R 25GB)は、BS放送と同じ24Mbpsで約2時間20分、8Mbpsなら約7時間。2層の50GBはその2倍、BDXL(100GB・128GB)は4〜5倍入ります。
「◯GBの動画は何分?」は、容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60で出ます。同じ11GBでも、8Mbpsなら約3時間、50Mbpsなら約30分です。
DVDプレーヤーで見るDVD-Videoにする場合、元のファイルの大きさでは決まりません。MPEG-2・720×480に変換し直すので、47GBの4K動画でも2時間以内ならDVD1枚に収まります(画質はSDになります)。
入りきらないときは、2層にする・2枚に分ける・ブルーレイにする・ビットレートを下げる、の4つ。画質を保てるのは前の3つで、ビットレートを下げるのは最後の手段です。
動画ファイルは、 MP4・MOVなど そのままで 大丈夫です。
書き出しに 迷ったら、 そのまま 送ってください。 DVD・ ブルーレイに してお届けします。
1枚1,500円(税抜)から・ 1枚から注文できます
発表会の動画をDVDにして祖父母に送ろうと決め、買ってきたディスクのパッケージを見ると「4.7GB/120分」とあります。ところが手元の動画ファイルは「6.2GB・48分」。容量はディスクより大きいのに、時間は半分もありません。これは入るのでしょうか。
入ります。DVDプレーヤーで見る形(DVD-Video)にするときは、動画をディスクの規格に合わせて作り直すので、元のファイルが何GBあるかは関係がなく、長さが何分あるかで決まります。DVD-R(4.7GB)なら、レコーダーのSPモードと同じくらいの画質(約5Mbps)で約2時間、画質を上げて約9Mbpsにすると約70分です。2層のDVD-R DL(8.5GB)なら約5Mbpsで約3時間45分入ります。
ブルーレイ(BD-R 25GB)は、BSデジタル放送と同じ24Mbpsで約2時間20分、フルHDとして標準的な8Mbpsなら約7時間。2層のBD-R DL(50GB)はその2倍です。動画ファイルをそのまま保存するデータディスクにする場合だけは話が変わり、こちらはファイルの大きさが実容量(4.7GBのDVDなら約4.38GB)に収まるかどうかで決まります。
DVDに何分入る?容量と画質(ビットレート)別の早見表
DVD-Videoの映像はMPEG-2で、NTSCでは720×480・29.97fpsです。映像と音声を合わせたビットレートの上限は約9.8Mbps(オーサリングソフトの仕様書では9,848kbps)と決められています。ビットレートは「映像1秒にどれだけの情報を使うか」の量で、ここを絞れば長く入り、開けば画質が上がります。ディスクの容量は決まっているので、時間と画質はいつもシーソーの関係です。
その前提で、DVD-R(4.7GB)と2層のDVD-R DL(8.5GB)に入る時間を並べます。ビットレートは映像と音声を合わせた平均の値で、「容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60」で計算した目安です。
画質
DVD-R 4.7GB
DVD-R DL 8.5GB
約9Mbps 上限近く
70分
2時間5分
約6Mbps 高画質
1時間45分
3時間10分
約5Mbps SP相当
2時間5分
3時間45分
約3.5Mbps 長時間
3時間
5時間25分
約2.5Mbps LP相当
4時間10分
7時間30分
世間で「DVDは2時間」と言われるのは、この表のSP相当の行です。パッケージの「120分」も、この行と同じ考え方で数えた時間にあたります。裏を返せば、120分は約束された数字ではなく、5Mbps前後まで画質を絞ったときの時間です。
画質の落ち方は場面によって違います。インタビューや講演のように動きの少ない映像は、3.5Mbpsでもそれほど荒れません。運動会の徒競走、ダンスの群舞、紙吹雪、光る水面のように画面全体が一斉に動く場面は圧縮が追いつかず、ビットレートが足りないとブロック状のノイズが出ます。一度きりの発表会や結婚式なら、DVDでは合計5Mbps以上を確保しておくと安心です。ビットレートの考え方はビットレートとは で詳しく説明しています。
当社のDVDも、映像を720×480(NTSC 29.97fps)のMPEG-2に変換して作ります。表の数字は、そのまま当社に頼むときの目安にもなります。
ブルーレイに何時間入る?25GB・50GB・100GB・128GBの早見表
ブルーレイはBD-R(1層)が25GB、BD-R DL(2層)が50GB。さらに3層100GBと4層128GBのBDXLがあります。映像は1920×1080のまま入れられ、H.264(AVC)なら映像だけで最大40Mbpsです(オーサリングソフトの仕様書では、映像・音声・字幕の合計が45Mbpsまで)。1秒に使える情報量はDVDの約4倍。フルHDの画質を保ったまま長く入る理由です。下の表の時間は、DVDと同じ式で出した目安です。
画質
BD-R 25GB
BD-R DL 50GB
約40Mbps 上限近く
1時間25分
2時間45分
約24Mbps BS相当
2時間20分
4時間40分
約16Mbps XR相当
3時間30分
7時間
約8Mbps SR相当
7時間
14時間
BDXLはこの4倍と約5倍です。100GBなら24Mbpsで約9時間15分、8Mbpsで約27時間45分。128GBなら24Mbpsで約11時間50分入ります。ただしBDXLは対応したドライブやレコーダーでしか読み書きできません。使いどころはBDXLとは にまとめています。
家庭用のブルーレイレコーダーが公表している数字とも突き合わせておきます。ソニーの取扱説明書では、25GBのディスクに地上デジタル放送をそのまま(DRモード)録画すると約3時間、BS/110度CSのHD放送は約2時間10分。地上デジタルは約17Mbps、BSは約24Mbpsとして計算しているそうです。長時間モードでは、XR(16Mbps)で約3時間10分、SR(8Mbps)で約6時間5分、LR(3Mbps)で約17時間30分。パナソニックも、25GBにBSデジタル(24Mbps)を録画した場合を約2時間10分としています。
式で出した「24Mbpsで約2時間20分」より10分ほど短い数字です。計算はあくまで目安なので、1割の余裕を見ておくと実物とずれません。
レコーダーの録画モード(XP・SP・LP・EP)だと何時間か
「DVDに何分入るか」を録画モードの名前で覚えている方も多いはずです。パナソニックのDIGAの資料では、4.7GBのDVDへの録画時間はXPが約1時間、SPが約2時間、LPが約4時間、EPが約6時間または約8時間。FRはディスクの残量に合わせて画質を自動で調整するモードです。ビットレートに直すと、XPが約10Mbps、SPが約5Mbps、LPが約2.5Mbps、EP(8時間)が約1.3Mbpsにあたります。
録画モード(DIGA・4.7GBのDVD)
録画時間
XP(高画質)
約1時間
SP(標準)
約2時間
LP(長時間)
約4時間
EP(最長)
約6時間または約8時間
FR
残量に合わせて自動(最大約8時間)
同じパナソニックの資料では、50GBのブルーレイにハイビジョン画質のHGモードで約8時間、HXで約12時間、HEで約18時間。DVD-Rにハイビジョン画質(HG・HX・HE)で記録すると約42分・約1時間5分・約1時間40分です。ただし、DVDにハイビジョン画質で記録したディスクは、ほかのレコーダーやプレーヤーで再生できない場合があると注意書きがあります。DVDに入れて誰にでも渡せるのは、XP〜EPの標準画質(DVD画質)です。
ソニーのレコーダーはモード名にビットレートが入っていて、XR=16Mbps、XSR=11Mbps、SR=8Mbps、LSR=4Mbps、LR=3Mbps、ER=2Mbpsです。25GBのディスクでXRなら約3時間10分、SRなら約6時間5分。当社はテレビ番組の録画 の複製はお引き受けできません(撮影・制作した動画と、権利者の許可がある動画だけです)が、モード名は「どのくらいの画質で何時間か」の物差しとしてそのまま使えます。
「◯GBの動画は何分?」を出す計算式
覚える式はひとつです。収録できる時間(分)=容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60 。容量をビットに直し、1秒に使うビット数で割って秒を出し、60で割って分にしているだけです。
容量(GB)に8,000を掛けて、メガビット(Mbit)にする。1GBは10億バイト、1バイトは8ビットなので、1GB=8,000Mbitです
ビットレート(Mbps=1秒あたりのメガビット数)で割ると、秒数が出る
60で割って分にする。さらに60で割れば時間です(360分なら6時間)
11GBの動画で試します。ビットレートが16Mbpsなら、11×8,000=88,000Mbit、88,000÷16=5,500秒、÷60=約92分。約1時間30分の動画です。同じ11GBでも、ビデオカメラの4K(100Mbps)なら約15分、レコーダーのSR相当(8Mbps)なら約3時間になります。GBだけでは長さは分からず、ビットレートとセットで初めて分になる。検索でよく見かける「11GBは何分」「47GBは何分」に一言で答えられないのは、このためです。
動画の容量
長さの目安(8Mbps/16Mbps/50Mbps)
4.7GB
約1時間20分/約40分/約13分
11GB
約3時間/約1時間30分/約30分
13GB
約3時間35分/約1時間50分/約35分
25GB
約7時間/約3時間30分/約1時間5分
47GB
約13時間/約6時間30分/約2時間5分
120GB
約33時間/約16時間40分/約5時間20分
8Mbpsはソニーのレコーダーの標準モード(SR)、16Mbpsは同じくXRモード、50MbpsはビデオカメラのフルHD最高画質(XAVC S HD)の数字です。iPhoneの初期設定(1080p・30fps)は、iPhoneの設定画面の目安で1分あたり約65MB(「高効率」でHDRオン)なので、計算すると約9Mbpsで、8Mbpsに近い画質です。
ビットレートが分からないときは逆算します。ビットレート(Mbps)=容量(GB)×8,000÷(分×60)。冒頭の「6.2GB・48分」なら、49,600÷2,880=約17Mbps。ビデオカメラのFHモードと同じくらいで、フルHDとして標準的な画質だと分かります。「11GB・40分」なら約37Mbps。こちらはビデオカメラの4K並みで、DVDにするなら9.8Mbps以下へ、ブルーレイならそのままか少し下げて収めることになります。
「何分入れたいか」から必要なビットレートも出せます。150分をDVD-R 1枚に収めるなら、37,600÷9,000=約4.2Mbps。SP相当より下がるので、動きの多い舞台や運動会ではノイズが目立ち始める領域です。同じ150分を2層の8.5GBに入れれば約7.6Mbps使えます。
スマホやビデオカメラの動画は、1分あたり何MBか
1分あたりの容量(MB)は、ビットレート(Mbps)×7.5で出ます(Mbps×60秒÷8ビット)。8Mbpsなら60MB、28Mbpsなら210MB、100Mbpsなら750MBです。メーカーが公表している数字を当てはめると、次のようになります。
撮影設定
1分あたりの目安
iPhone 1080p・30fps(初期設定)
約65MB(高効率+HDR)互換性優先は約130MB
iPhone 4K・30fps
約190MB(高効率+HDR)
iPhone 4K・60fps
約440MB(高効率+HDR)
ビデオカメラ AVCHD HQ(9Mbps・1440×1080)
約68MB
ビデオカメラ AVCHD FH(17Mbps・1920×1080)
約128MB
ビデオカメラ AVCHD FX(24Mbps)
約180MB
ビデオカメラ AVCHD PS(28Mbps・1080/60p)
約210MB
ビデオカメラ XAVC S HD(50Mbps)
約375MB
ビデオカメラ XAVC S 4K(60Mbps/100Mbps)
約450MB/約750MB
iPhoneの値は、「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」の画面に出る目安です(iOS 18.6の表示)。1時間に直すと、iPhoneの初期設定で約3.9GB、iPhoneの4K・60fpsで約26GB、AVCHDの最高画質で約12.6GB、4Kの100Mbpsで約45GBです。「25ギガの動画は何時間か」と聞かれたら、iPhoneの初期設定なら約6時間25分、iPhoneの4K・60fpsなら約57分、4Kの100Mbpsなら約33分。撮り方で10倍以上変わります。
iPhoneの4Kや60fpsについて、Appleは「フレームレートが速くなり、解像度が高くなると、ビデオファイルのサイズが大きくなる」と説明しています。1分あたりの目安は、上の表のとおり設定画面で確かめられます。実際の動画の容量は、写真アプリで動画を開いて上にスワイプすると、撮影日時やカメラの情報と一緒にファイルサイズが表示されます。Windowsならファイルを右クリックして「プロパティ」、Macなら「情報を見る」です。Androidは機種と設定で幅が大きいので、こちらもファイルの詳細で実物を見るのが早い方法です。
LINEなどのメッセージアプリで受け取った動画は、送る途中で圧縮されて元より小さくなっていることが多く、1分あたりの容量が表の数字よりずっと小さくなります。容量が小さくて助かる、ではなく、画質のダイヤルが最初から絞られた状態です。ディスクにするなら、撮った本人からギガファイル便などで元のデータをもらい直してください。仕組みはLINEで動画の画質が落ちる?オリジナル画質と元の画質で渡す方法 に、iPhoneの動画(HEVC)を扱うときの注意はiPhoneの動画をDVD・ブルーレイに焼く方法|パソコンあり・なしの手順 に書きました。
DVD-Videoにするなら、元のファイルの大きさでは決まらない
ここまで「時間で数える」と書いてきたのは、DVD-Videoやブルーレイ(BDMV)にするとき、動画が必ずディスクの規格に合わせて作り直されるからです。DVDなら720×480のMPEG-2に、ブルーレイなら1920×1080のH.264などに変換し、プレーヤーが読める順番に並べ直します。この組み立ての作業がオーサリングで、詳しくはオーサリングとは?DVD・ブルーレイを再生できる形にまとめる作業と手順 に書いています。
だから47GBの4K動画でも、長さが2時間以内ならDVD1枚に収まります。ただし解像度は720×480まで落ち、4Kの細かさは残りません。4KやフルHDで撮った動画を画質ごと残すならブルーレイ、DVDプレーヤーしかない相手に渡すならDVD、という分かれ方になります。判断の基準は4K動画をブルーレイに収める方法 にまとめました。
反対に、300MBしかない3時間の動画(会議の記録のような低画質の映像)は、容量は小さくてもDVD1枚に高画質では入りません。3時間ぶんを4.7GBで割ると、3.5Mbpsしか使えないからです。ファイルの大きさと、ディスクに入る時間は、別の物差しで測ります。
動画ファイルをそのままコピーする「データディスク」にする場合だけは、物差しがGBに戻ります。変換をしないので、ファイルの合計が実容量に収まるかどうかがすべてで、6.2GBのファイルは約4.38GBのDVD-Rに入りません。パソコンで開く用途にはデータディスク、テレビやプレーヤーで見るなら映像ディスク。両者の違いはデータDVDと映像DVDの違い で説明しています。
「4.7GB」のディスクに、パソコン上では4.7GB入らない理由
DVD-Rの「4.7GB」をパソコンで見ると、約4.38GBと表示されます。不良品ではなく、GBの数え方が2つあるためです。ディスクの表記や、iPhone・Macの製品仕様は10進法で1GB=10億バイト。一方、パソコンのプロパティ表示やiOS 10以前のように2進法で数える表示では1GB=1,073,741,824バイトで、同じ量が約7%小さい数字になります。マクセルのFAQでは、4,700,000,000÷1,024÷1,024÷1,024=4.377GBと計算を示しています。
パッケージの表記
パソコン上の表示(目安)
DVD-R 4.7GB
約4.38GB
DVD-R DL 8.5GB
約7.9GB
BD-R 25GB
約23.3GB
BD-R DL 50GB
約46.6GB
BD-R XL 100GB
約93GB
BD-R XL 128GB
約119GB
使い分けは2つだけです。データディスクにファイルを詰めるときの上限は右の列。収録時間の計算式に入れるのは左の表記です。表記の容量もMbpsも同じ10進法なので、4.7や25をそのまま式に入れて構いません。パソコンで「4.4GB」と表示されるファイルは、10進法に直すと約4.72GBで、4.7GBのDVD-Rからわずかにあふれます。
複数の動画を1枚にまとめるなら、合計時間で数える
実際に多いのは、1本の長い動画ではなく、たくさんの短い動画です。運動会が42分、発表会が55分、誕生日が8分。映像ディスクにまとめるなら、足すのは容量ではなく時間で、42+55+8=105分。DVD-RにSP相当で収まります。1本ずつのファイル容量を足す必要はありません。
余裕は1割見ておきます。メニュー画面やチャプター の情報も少し容量を使い、変換の結果にも揺れが出るので、DVD-Rなら合計110分あたりを超えたら2層かブルーレイを考えます。データディスクなら足すのは容量で、上限は前の節の右の列(DVD-R約4.38GB・BD-R約23.3GB)です。
ファイルの数にも上限があります。細切れのスマホ動画を1枚にまとめる枠組みは1枚に最大99ファイル収録 に書きました。当社に複数のファイルを送るときは、ファイル名の頭に「01_」「02_」と付けていただくと、その順で収録します。
入りきらないときの4つの選択肢と、画質との兼ね合い
ブルーレイにする。画質を落とさずに収める、いちばん素直な方法です。フルHDのまま25GBに24Mbpsで約2時間20分、8Mbpsなら約7時間。相手にブルーレイの再生機があることが条件です
2層のDVD-R DLにする。DVDプレーヤーで見られる形のまま、容量が4.7GBから8.5GBへ増え、SP相当で約3時間45分入ります。再生する機器がDVD-R DLに対応しているかは、先に確かめておくと安心です
2枚に分ける。「第1部」「第2部」にして、1枚あたりの時間を半分に。画質も機器の互換性もそのままで、費用は2枚目のディスクの分だけ増えます
ビットレートを下げる。最後の手段です。下げて焼いた画質はあとから戻せません。動きの少ない講演やインタビューなら下げても目立ちにくく、舞台や運動会では避けたい選択です
当社では長尺向けに2層ディスクを用意しています。2層ディスク(1枚目)は2,500円(税抜)で、基本料金との差額は同じ内容の2枚目以降にもかかります。DVD-Rの約2時間に収まらない発表会や、25GBに収まらない披露宴の記録を1枚に通しで入れたいときの選択肢です。1層と2層の選び方は1層式と2層式ディスクの選び方 にまとめています。
もうひとつ、容量そのものが大きいデータには手数料の条件があります。1つの内容のデータがDVDで5GB以上、ブルーレイで25GB以上のときは、エンコード手数料(大容量データ・内容1種類につき)3,000円がかかります(同じ内容の焼き増し分にはかかりません)。ビデオカメラの4K(60Mbps)で撮った2時間の動画は約54GBになるので、DVDにするならこの条件に当たります。前の節の「1分あたり」の表で、送る前に見当がつけられます。
ディスクにする前に、長さと容量を確かめる手順
動画の合計時間を出します。パソコンならプロパティや「情報を見る」で、長さと容量が分かります(iPhoneの写真アプリでは、動画を開いて上にスワイプするとファイルサイズを確かめられます)
見る機器で器を決めます。DVDプレーヤーしかない相手ならDVD(SP相当で約2時間)、フルHDのまま残すならブルーレイ(25GBに24Mbpsで約2時間20分)です
収まらなければ、2層・2枚・ブルーレイのどれで解くかを決めます。ビットレートを下げるのは最後です
データの合計容量を見ます。DVDで5GB以上、ブルーレイで25GB以上なら、前の節の手数料の条件に当たります
当社に頼む場合は、ギガファイル便やGoogle ドライブ などの共有URLを注文フォームに貼ります。スマホからも入稿できます。こちらでオーサリング・書き込み・実際のプレーヤーでの再生確認をして、ケースに入れて発送、または店舗でお渡しします
入稿の手順はギガファイル便でのデータ入稿手順 にまとめています。収め方に迷うときは、注文の前に問い合わせフォームからどうぞ。
よくある質問
Q1. DVDには何分入りますか?
DVD-R(4.7GB)は、レコーダーのSPモード相当(約5Mbps)で約2時間、上限に近い約9Mbpsの高画質で約70分、LP相当(約2.5Mbps)で約4時間が目安です。2層のDVD-R DL(8.5GB)ならSP相当で約3時間45分入ります。パナソニックのレコーダーの公表値も、4.7GBのDVDでXP約1時間・SP約2時間・LP約4時間・EP約6〜8時間です。
Q2. ブルーレイには何時間入りますか?
BD-R(25GB)は、BS放送と同じ24Mbpsで約2時間20分、16Mbpsで約3時間30分、8Mbpsで約7時間が目安です。2層のBD-R DL(50GB)はその2倍、BDXLの100GBは4倍、128GBは約5倍入ります。ソニーのレコーダーの公表値では、25GBに地上デジタル放送をそのまま録画して約3時間、BS放送で約2時間10分です。
Q3. 11GBや13GBの動画は何分ですか?
ビットレートで変わります。11GBは8Mbpsで約3時間、16Mbpsで約1時間30分、50Mbpsで約30分。13GBは同じ順に約3時間35分・約1時間50分・約35分です。長さそのものは、パソコンのプロパティや「情報を見る」で確認できるので、実物を見るのがいちばん早い方法です。
Q4. 47GBの4K動画はDVDに入りますか?
DVDプレーヤーで見るDVD-Videoにするなら、長さが2時間以内であれば入ります。720×480のMPEG-2に変換し直すので、元の容量は関係ありません。ただし画質はSDになります。データディスクとしては入りません(DVD-Rの実容量は約4.38GB)。4Kの細かさを残したいなら、25GBのブルーレイに24Mbpsで約2時間20分、50GBなら約4時間40分入ります。
Q5. スマホの動画は1分あたり何MBですか?
iPhoneの初期設定(1080p・30fps・「高効率」でHDRオン)は1分あたり約65MBで、1時間なら約3.9GBです。4K・30fpsは約190MB、4K・60fpsは約440MB。どれもiPhoneの「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」に出る目安で、実物の容量は写真アプリで動画を開いて上にスワイプすると確認できます。Androidは機種と設定で幅が大きいので、ファイルの詳細で実物を見てください。ビットレートが分かれば、Mbps×7.5が1分あたりのMBです。機種と設定ごとの1分あたりの容量は、iPhone動画の1分あたり容量|720p〜4K120fps・HDR・互換性優先の設定別早見表 に一覧にしています。
Q6. 2時間を超える動画はDVD1枚に入りますか?
入りますが、画質が下がります。150分なら約4.2Mbps、180分なら約3.5Mbpsまでビットレートを絞ることになり、運動会やダンスのように動きの多い場面でノイズが出やすくなります。2層のDVD-R DL(8.5GB)ならSP相当で約3時間45分入るので、150分を超えるなら2層にするか、2枚に分けるか、ブルーレイにするのが無難です。
Q7. パソコンで4.4GBと表示される動画ファイルは、4.7GBのDVD-Rに入りますか?
データディスクとしては入らないことが多いです。パソコンの表示は2進法の単位で、4.4GBは10進法に直すと約4.72GB。4.7GBのDVD-Rの実容量(約4.38GB)を超えます。DVDプレーヤーで見る映像DVDにする場合は変換し直すので、長さが約2時間以内なら問題なく収まります。
Q8. 複数の動画を1枚に入れるとき、何を足せばよいですか?
映像ディスクなら時間、データディスクなら容量です。映像ディスクはSP相当で合計約2時間(余裕を見て110分)、データディスクはDVD-Rで約4.38GB、BD-Rで約23.3GBが上限の目安です。当社に送るときは、ファイル名の頭に「01_」「02_」と付けていただくと、その順で収録します。
Q9. 録画モードのXP・SP・LPは、ビットレートに直すとどれくらいですか?
パナソニックの公表値(4.7GBのDVDにXP約1時間・SP約2時間・LP約4時間)から逆算すると、XPが約10Mbps、SPが約5Mbps、LPが約2.5Mbpsです。ソニーのブルーレイの録画モードはモード名に数字が入っていて、XR=16Mbps、XSR=11Mbps、SR=8Mbps、LSR=4Mbps、LR=3Mbps、ER=2Mbpsです。
参考にした公式の情報
機器やソフトの仕様は版によって変わります。この記事は、2026年9月23日時点の各社の公式ページの記載をもとにしたものです。
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