この記事の要点
- DVDのコピー・焼き増しの料金は、元が完成したDVDか動画のファイルか、枚数、盤面の印刷とケース、納期と送料で決まります。動画のファイルから作るなら、最初の1枚をDVDの形に組み立てる作業がかかります。
- 枚数は、最初の1枚と、同じ内容の2枚目からに分けて数えます。内容が違うディスクや、DVDとブルーレイの組み合わせをどう数えるかも、料金表で確かめます。
- ほかの会社の単価は変わりやすいので、元・枚数・ディスク・印刷・ケース・納期・送料の条件をそろえ、各社の公式の料金表と見積もりで、消費税まで入れた総額を比べます。
- 当社は、動画のファイルをギガファイル便のURLで受け取ってDVD・ブルーレイを作る店です。手元に自分で作ったDVDしかないときは、中の映像をパソコンに取り込み、ファイルにしてから頼みます。
- 市販のDVDやテレビの録画は頼めません。コピーガードを外して行う複製は私的使用の例外に入らず(著作権法第30条1項2号)、業として頼まれて外すことには罰則があります。
発表会や結婚式のDVDを、祖父母や親戚の分まで増やしたい。卒園記念の映像を、クラスの家庭の数だけそろえたい。業者の料金表を開くと、「コピー」「焼き増し」「複製」と呼び方がいくつもあり、1枚あたりの金額を見比べても、どこが違うのかは分かりにくいものです。
DVDのコピー・焼き増しの料金は、元が完成したDVDか動画のファイルか、何枚作るか、盤面に印刷するか、ケースに入れるか、いつまでに要るか、どこへ送るかで決まります。動画のファイルから作るときは、最初の1枚を家庭のプレーヤーで再生できるDVDの形に組み立てる作業(オーサリング)が加わります。完成したDVDを複製するだけの料金とは、同じ物差しで比べられません。
ほかの会社の単価は、改定で変わることがあります。比べるときは、元・枚数・ディスク・印刷・ケース・納期・送料の条件をそろえ、各社の公式の料金表と見積もりで、消費税と送料まで入れた総額を並べます。市販のDVDやテレビの録画のように、コピーガードのかかったディスクは、業者に頼んで増やすことはできません。
DVDのコピー料金は、手元にあるもので頼む作業が変わる
同じ「DVDのコピー」でも、手元にあるものによって、頼む作業と料金に入るものが変わります。
| 手元にあるもの |
頼む作業と料金の中身 |
完成した DVD |
同じ中身を 記録用のDVD-Rなどに 書き込む複製。 盤を送るか、 ファイルを送るかは 業者の案内で確かめる |
動画の ファイル |
最初の1枚を DVDの形に組み立てる 作業と書き込み。 2枚目からは 同じ内容の複製 |
未編集の 素材 |
編集は別の仕事。 編集の見積もりと、 ディスクの見積もりを 分けて取る |
市販のDVD・ テレビの録画 |
コピーガードの かかったものとして 扱う。業者に頼んで 増やすことは できない |
動画のファイルしかないなら、書き込む前に組み立ての作業が要ります。MP4などのファイルをそのままDVD-Rに書き込んだ「データのDVD」は、パソコンでは開けても、一般的な家庭用のDVDプレーヤーでは再生できないと、パナソニックも説明しています。プレーヤーで見るには、動画をDVD-Videoの形に組み立てて(オーサリング)から書き込みます。見分け方は記事「データDVDと映像DVDの違い」にまとめました。
コピーの料金表を見るときは、その金額が完成した盤からの複製だけの料金なのか、動画からの組み立てまで含む料金なのかを、最初に確かめます。含む作業が違えば、1枚あたりの金額を並べても比べる材料になりません。
撮ったままの動画をつなぐ、字幕や曲を入れるといった編集は、ディスクを作る作業とは別の仕事です。編集を頼むなら、編集の見積もりと、完成した動画からディスクを作る見積もりを分けて取り、完成した動画をいつ受け取れるかも確かめておきます。
料金を決める6つのこと|枚数・ディスク・印刷・ケース・納期・送料
元が決まったら、料金はおもに次の6つの組み合わせで決まります。見積もりを頼む前に、それぞれの希望を決めておくと、各社の答えを同じ形で並べられます。
| 決めること |
料金への影響 |
| 枚数 |
最初の1枚と、 同じ内容の2枚目からで 料金が分かれるか。 枚数で1枚あたりが 変わるか |
| ディスク |
DVDかブルーレイか。 1層か2層か |
| 盤面の印刷 |
印刷するか。 印刷の料金は 1枚ごとにかかるか |
| ケース |
ケースに入れるか。 背表紙やジャケットの 印刷を付けるか |
| 納期 |
通常の日数で 間に合うか。 急ぎの料金 |
| 送料など |
送料、消費税、 支払いの手数料 |
枚数は、最初の1枚と同じ内容の2枚目からに分けて数える
動画のファイルから作る場合、組み立ての作業がかかるのは、内容1種類につき最初の1枚です。同じ内容の2枚目からは組み立てが要らないので、料金表で「1枚目」と「2枚目から(追加・焼き増し)」の料金が分かれているかを見ます。
頼む枚数は、納品してほしい総枚数で伝えます。「全部で10枚」と「1枚と、同じものを10枚追加」では1枚違うからです。第1部と第2部のように内容が違うディスクや、同じ内容をDVDとブルーレイの両方で作るときは、それぞれ何枚かを分けて書きます。数え方は会社ごとに違います。当社では、内容が違うディスクとDVD・ブルーレイの組み合わせは、それぞれ1枚目から数えます。
2時間を超えるなら、2層か2枚かで料金が変わる
1層のDVD-R(4.7GB)に入るのは、レコーダーのSPモードと同じくらいの画質で約2時間です(パナソニック ディーガDMR-2W203の仕様)。それより長い映像は、2層のDVD-R DL(8.5GB)にするか、区切りのよいところで2枚に分けるか、ブルーレイにします。どれにするかで料金が変わることがあるので、合計の長さは見積もりの前に伝えます。
2層は1枚に収まる代わりに、再生できる機器が限られます。カナダ保存研究所(CCI)は、記録型のDVDやブルーレイは、1層のほうが2層より機器との互換性がよいとしています。ブルーレイを選ぶのは、見る家にブルーレイを再生できる機器があるときです。DVDプレーヤーではブルーレイを再生できません(ソニー)。長さと層の選び方は記事「2層式DVD・ブルーレイとは」に書きました。
どれにするかで料金が変わることがある。合計の長さは見積もりの前に伝える
盤面の印刷とケースは、1枚ごとにかかるかを見る
ディスクの表に題名や写真を入れる方法には、印刷とシールがあります。「インクジェットプリンター対応」などと書かれたDVDなら、レーベル面に直接印刷できるプリンターで刷れます(マクセル)。PlayStationの公式の案内は、紙のラベルやシールを貼ったディスクを、本体の故障の原因になる場合があるとして使わないよう書いています。見積もりの「盤面」が、どちらの方法を指すのかを確かめます。
印刷とケースの料金が1枚ごとにかかるのか、内容1種類ごとにかかるのかで、枚数が増えたときの総額は大きく変わります。ケースに入れるところまでが基本の料金か、背表紙やジャケットの印刷が別かも見ておきます。画像の寸法や作り方は記事「DVD・CDのレーベルとジャケットの入稿データの作り方」にまとめています。
納期・送料・消費税・支払いの手数料も、総額に入れる
急ぎの料金は、締め切りの時刻と、それが発送の日なのか届く日なのかをそろえてから比べます。送料は1注文ごとか、届け先ごとか。親戚の家などへ直接送ってもらうなら、届け先の数だけ送料がかかることがあります。料金表の金額に消費税が含まれているか、支払いの方法によって手数料がかかるかも、総額に入れて比べます。
1枚あたりの単価より、総額を出してから比べる
1枚あたりの金額だけを並べても、支払う額は分かりません。見積もりを次の行に分けて、足した総額で比べます。
- 最初の1枚(組み立てと書き込み)
- 同じ内容の2枚目からの料金と、その枚数
- 盤面の印刷やケースの印刷と、付ける枚数
- 急ぎの料金
- 送料
- 消費税と、支払いの手数料
総額を作る枚数で割ると、条件をそろえた1枚あたりの金額が出ます。比べるのは、この1枚あたりか総額で、料金表の単価どうしではありません。1枚目が高く2枚目から安くなる料金表と、1枚目から同じ単価の料金表とでは、作る枚数によって安い側が入れ替わるからです。
1枚目と2枚目からで料金が分かれると、作る枚数によって安い側が入れ替わる
何百枚なら、プレスの見積もりも並べる
同じ盤を何百枚も作るなら、工場で作るプレスも候補になります。プレスは、マスターから作った型(スタンパー)の凹凸を樹脂の円盤に写して作る方法で(国立国会図書館の調査報告書)、型を作る工程は枚数にかかわらず欠かせません。何枚からプレスのほうが安くなるかに決まった数字はなく、同じ仕様で両方の見積もりを取り、総額を作る枚数で割って比べます。比べ方と余った在庫の考え方は、記事「CD・DVDのプレスとコピーの違い」に書きました。
DVDコピーの相場は?ほかの会社の料金は公式の料金表で確かめる
この記事には、ほかの会社の単価や相場の数字を載せていません。料金は改定で変わることがあり、同じ「1枚あたり」でも、ディスクの代金、組み立て、ケース、印刷のどこまでが入っているかを、会社ごとに確かめる必要があるからです。一つの数字を相場として覚えるより、候補の会社の公式の料金表で、次の項目を同じ順に見ていくほうが確かです。
| 項目 |
料金表で見るところ |
| 入稿の形 |
完成した盤か、 動画のファイルか |
| 1枚から |
1枚でも 受け付けるか。 最低の枚数 |
| 最初の1枚 |
組み立ての作業が 入っているか |
| 2枚目から |
同じ内容の 追加の料金。 何枚から変わるか |
| ディスク |
DVD-Rか+Rか。 1層か2層か |
| 盤面 |
印刷かシールか。 1枚ごとの料金か |
| ケース |
ケースの種類と、 ジャケットの印刷 |
| 消費税 |
金額に 含まれているか |
| 送料 |
1注文ごとか、 届け先ごとか |
| 支払い |
支払いの方法ごとの 手数料 |
| 後日の追加 |
同じ料金か、 1枚目から数えるか |
料金表を見た日も、控えておきます。書かれていない項目は、見積もりを頼むときにまとめて尋ねると、答えを同じ形で並べられます。作業の範囲や再生の確かめ方を含めた業者の選び方と、1枚・10枚前後・100枚を超えるときにとくに見るところは、記事「DVD・ブルーレイ作成を業者に頼むとき」にまとめました。
複製を業者に頼む前に、見積もりの条件をそろえる
見積もりは、同じ動画、同じ枚数、同じ仕上がり、同じ受け取りの日で取って、はじめて比べられます。頼む前に、次のことを決めておきます。
- 元は何か(完成したDVDか、動画のファイルか)と、動画の本数と合計の長さ
- 内容ごとの枚数。同じ内容を何枚、違う内容が何種類か。DVDとブルーレイの両方なら、それぞれの枚数
- ディスクの種類。1層か2層か、2枚に分けるか
- 盤面の印刷とケース。要るなら、その画像と文字
- 使う日と、受け取り方(配送か店頭か)、届け先の数
決めた内容は、次のような文面にまとめて送ると、各社の答えを同じ行で並べられます。
DVDの焼き増し(複製)の見積もりをお願いします。
入稿するもの:動画のファイル(MP4)/完成したDVD
動画:_本、合計_分
ディスク:DVD(1層)/DVD(2層)/ブルーレイ
枚数:同じ内容を_枚(内容が違うものは_種類×_枚)
盤面の印刷:あり/なし
ケース:ケースのみ/背表紙・ジャケットの印刷あり
使う日:_月_日、受け取り:配送(届け先_か所)/店頭
最初の1枚、2枚目から、オプション、急ぎの料金、送料、消費税、支払いの手数料を分けた内訳と、総額を教えてください。
返ってきた見積もりは、行ごとに並べます。総額が近くても、一方に盤面の印刷が入っていない、送料が届け先ごとにかかる、といった違いが見えてきます。
当社に頼む場合の料金と数え方
当社(ディスクメーカー)は、大阪市北区・梅田にある、DVD・ブルーレイの書き込み代行の小さな店で、注文は1枚から承ります。動画のファイルをギガファイル便にアップロードし、共有URLを注文フォームに貼っていただきます。スマホからも入稿できます。
当社で、プレーヤーで再生できる形に組み立て(オーサリング)、書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、店舗でお渡しします。DVDは720×480(NTSC 29.97fps・MPEG-2)、ブルーレイは1920×1080で作ります。
料金は、基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)、基本料金(Blu-ray・1枚あたり)1,500円で、オーサリング+書き込み+ケース入れ込みを含みます。同じ内容の2枚目からは、追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)1,000円です。2時間を超える長い映像向けの2層ディスク(1枚目)は2,500円で、同じ内容の2枚目からは、追加コピーに1層との差額が加わります。
盤面に絵や文字を入れるなら盤面レーベル印刷(1枚あたり)+1,000円、ケースの背表紙とジャケットを印刷するならケース+背表紙印刷(1枚あたり)+1,500円を付けます。この2つはどちらも、付けた枚数分かかるオプションで、題名や日付などの文字も入れた画像の入稿が必要です。
内容が違うディスクと、DVD・ブルーレイの組み合わせは、それぞれ1枚目から数えます。後日の追加注文も、新しい注文の1枚目からです。この数え方に当てはめると、税抜の小計は次の表のようになります。
| 注文の内容 |
数え方と 税抜の小計 |
| DVD1枚 |
基本料金1枚。 小計 1,500円 |
DVD2枚 (同じ内容) |
基本料金1枚と、 追加コピー1枚。 小計 2,500円 |
DVD10枚 (同じ内容) |
基本料金1枚と、 追加コピー9枚。 小計 10,500円 |
DVD10枚に 盤面の 印刷 |
上の行に、 盤面レーベル印刷 10枚を足す。 小計 20,500円 |
DVD10枚に 盤面と ケースの 印刷 |
上の行に、 ケース+背表紙印刷 10枚を足す。 小計 35,500円 |
DVD5枚と ブルーレイ 5枚 |
それぞれ1枚目から。 基本料金2枚と、 追加コピー8枚。 小計 11,000円 |
2層のDVD 5枚 (同じ内容) |
2層ディスク1枚と、 追加コピー4枚、 差額4枚分。 小計 10,500円 |
1枚で試し、 後日9枚を 追加 |
注文が2回なので、 基本料金2枚と、 追加コピー8枚。 小計 11,000円 |
表の小計は、基本料金・追加コピー・オプションだけを足した税抜の金額です。急ぎのオプションや消費税、送料などを含めた支払いの総額は、料金表と注文の画面で確かめてください。通常便は受付から5営業日で発送し、お届けは発送から2〜3日です。15時以降のご注文は、翌営業日の受付になります。注文の画面にある欄の使い方と入稿の手順は、記事「動画をDVD・ブルーレイにする注文の手順」で説明しています。
手元に自分で作ったDVDしかないときは、映像をファイルにしてから
撮ったときの動画のファイルが見つからず、手元にあるのは前に自分で焼いたDVDだけ、ということもあります。当社への注文は、動画のファイルをギガファイル便のURLで入稿していただく形なので、その場合は、先にDVDの中の映像をパソコンに取り込みます。
自分で撮影・制作した動画を焼いた、コピーガードのかかっていないDVDなら、パソコンに取り込んでMP4などの動画のファイルにできます。手順と、使える無料のソフトは記事「DVDをパソコンに取り込む方法」にまとめました。できたファイルをギガファイル便のURLで入稿していただければ、そこからDVDやブルーレイを作ります。
DVDから取り込んだ映像は720×480の標準画質で、ファイルにしても細かさは上がりません。撮ったときの元の動画ファイルがスマホやパソコン、クラウドに残っているなら、そちらから作るほうが画質を保てます。1920×1080で作るブルーレイなら、なおさらです。
DVDから取り込んだ映像は720×480のまま。元の動画が残っていればそちらから作る
市販のDVDやテレビの録画は、コピーを頼めない
市販やレンタルの映画・アニメのDVDは、多くの作品にCSSという保護(コピーガード)がかかっています(DVD CCA)。市販やレンタルの品は、保護のかかったものとして扱います。テレビ番組を録画したDVDは、CPRMという仕組みで守られていて、別のDVDにコピーしても再生できません(マクセル)。
著作権法は、こうした保護を外してできるようになった複製について、そのことを知りながら行う場合を、私的使用のための複製の例外から除いています(第30条1項2号)。文化庁は、私的使用の目的でも、こうした複製は複製権の侵害になり、民事上の責任(損害賠償など)を負うと説明しています。業として、人から頼まれて保護を外すことは、3年以下の拘禁刑か300万円以下の罰金、またはその両方の対象です(第120条の2第2号)。当社も、市販のDVDやテレビ番組の録画など、他人の著作物の複製はお引き受けできません。
録画した番組のディスクがもう1枚要るときは、レコーダーに残っている録画から、ダビングできる残りの回数の範囲で作ります。ソニーの説明書には、DVDに保存したデジタル放送の映像はダビング(コピー、ムーブバック)できないとあります。回数の数え方は記事「テレビ番組の録画をDVDにできる?」に、保護の見分け方と法律の決まりは記事「コピーガードとは」にまとめました。
発表会の撮影を頼んだ業者や、式場・写真館が作ったDVDを増やしたいときは、まず作ったところに、追加で作ってもらえるかを尋ねます。当社でお引き受けできるのは、撮った本人か権利者の許可がある動画です。
自分で撮った動画でも、市販の曲を使っていて、そのディスクを人に配るなら、曲の手続きが要ります。JASRACは、無料で配る場合でも利用申請が要り、申請は製造の前としています。店にディスクの作成を頼むと、複製するのが使う本人ではなくなるため、私的使用の例外にはあたりません。
焼き増しの料金を抑えるには、枚数と仕様を先に決める
同じ仕上がりのまま支払いを抑えるには、頼む前の決め方で差が出ます。
- 内容ごとの枚数を先に数え、1回の注文にまとめる。予備の枚数も、このときに決めておく
- 盤面の印刷やケースの印刷は、使い道に要るものだけを選ぶ
- 長さを確かめ、2層にするか、2枚に分けるかを先に決める
- 動画を最後まで見て、直すところを直してから頼み、差し替えによる作り直しを避ける
- 通常の納期で間に合う日に頼み、急ぎの料金を使わずに済ませる
- 同じ条件の文面で、2〜3社の見積もりを並べる
配る枚数が多いときは、先に1枚だけ作り、見る機器で確かめたい場面もあります。当社の数え方では、1枚で試してから残りを後日頼むと、「当社に頼む場合の料金と数え方」の表の最後の行のとおり、まとめて頼むより基本料金と追加コピーの差の分だけ高くなります。確かめておく安心と、その差を比べて決めてください。1枚目で確かめる点は、記事「配るDVDを、どの家のプレーヤーでも見られるように作るには」にまとめています。
前と同じDVDを、あとから追加で頼むとき
転入してきた子の分、なくした分、あとから欲しいと言われた親戚の分。一度作ったDVDを、しばらくたってから同じ内容で増やしたくなることがあります。そのときに要るのは、前と同じ材料と、前の仕様の控えです。
残しておくもの
- ディスクにした動画のファイル。書き出し直す前の、そのとき入稿した版
- 盤面やジャケットに使った画像と文字のデータ
- 仕様の控え。DVDかブルーレイか、1層か2層か、盤面の印刷、ケースの印刷、チャプターやメニューの有無、枚数の内訳
- 注文の控え。頼んだ先、注文の日付や番号、見積もりや注文確認のメール
動画は、ファイル名に日付や版を入れて、ディスクにした版がどれかを分かるようにしておきます。どこに頼む場合も、元の動画のファイルは自分の手元に残しておくと、あとで頼む先を変えるときにも困りません。
頼むときに伝えること
追加で頼むときは、前の注文の日付と題名(分かれば注文番号)、今回の枚数、前と変えるところ、使う日を伝えます。変えるところがあるなら、「盤面の日付だけ」「動画の最後の場面だけ」のように、具体的に書き出します。
ほかの業者に頼むなら、次のことは見積もりのときに確かめる項目です。前に送った動画や画像を業者が持っているか、持っているならいつまでか。追加のときに送り直す必要があるか。追加の枚数を、前の注文の続きとして数えるのか、新しい注文の1枚目から数えるのか。当社では、後日の追加注文も新しい注文の1枚目から数えます。
前と同じファイル・画像・仕様で頼むのが、同じに仕上げる近道
「前と同じ」を本当に同じにするには
同じに仕上げる近道は、前と同じファイル、同じ画像、同じ仕様で頼むことです。編集し直したり書き出し直したりした動画は、見た目が同じでも別の版として扱い、1枚目を見る機器で確かめてから枚数をそろえます。
届いたら、前のディスクと同じ機器で、最初から最後まで再生して見比べます。盤面の印刷は、同じ画像を使っても、頼む先が変われば仕上がりが同じとは限りません。前のディスクを手元に1枚残しておくと、見比べる見本になります。
よくある質問
Q1. DVDのコピー(焼き増し)の料金は、何で決まりますか?
元が完成したDVDか動画のファイルか、枚数、ディスクの種類(DVDかブルーレイか、1層か2層か)、盤面の印刷とケース、納期、送料で決まります。動画のファイルから作るなら、最初の1枚を家庭のプレーヤーで再生できる形に組み立てる作業(オーサリング)が加わります。比べるときは、消費税と支払いの手数料まで入れた総額で並べます。
Q2. DVDのコピーの相場は、1枚いくらくらいですか?
ほかの会社の単価や相場は、数字を挙げていません。料金は改定で変わることがあり、1枚あたりにディスクの代金、組み立て、ケース、印刷のどこまでが入るかも、会社ごとに確かめる必要があるからです。候補の会社の公式の料金表で、最初の1枚と2枚目からの料金、オプション、送料、消費税を確かめ、同じ条件の総額で比べます。
Q3. DVDのコピーは、1枚からでも頼めますか?
1枚から受け付けるかは、会社の料金表や注文の画面で確かめます。当社は1枚から承っています。1枚だけのときは、その1枚の料金に組み立ての作業とケースが入っているか、送料と消費税を足すといくらになるかを見ておくと、総額がつかめます。
Q4. 完成したDVDを複製するのと、動画のファイルから作るのとでは、料金は違いますか?
違うことがあります。動画のファイルから作るときは、最初の1枚を家庭のプレーヤーで再生できる形に組み立てる作業(オーサリング)が加わるからです。MP4などをそのまま書き込んだデータのDVDは、一般的な家庭用のDVDプレーヤーでは再生できません(パナソニック)。料金表の金額が、盤からの複製だけの料金か、組み立てまで含む料金かを確かめます。
Q5. 同じDVDを10枚頼むと、料金はどう数えますか?
最初の1枚と、同じ内容の2枚目からを分けて数えるかを、料金表で確かめます。当社なら基本料金1枚と追加コピー9枚で、盤面の印刷やケースの印刷を付けるなら、その10枚分を足します。頼むときは「全部で10枚」のように、納品してほしい総枚数で伝えると、1枚の行き違いを防げます。
Q6. 前に作ったDVDと同じものを、あとから追加で頼むときは何が要りますか?
ディスクにした版の動画のファイル、盤面やジャケットの画像、仕様の控え(DVDかブルーレイか、1層か2層か、印刷の有無、枚数の内訳)、前の注文の控えです。伝えるのは、前の注文の日付と題名、今回の枚数、変えるところ、使う日。ほかの業者に頼むなら、前の動画や画像を持っているか、いつまで持っているかを見積もりのときに確かめます。
Q7. あとから焼き増しを追加すると、料金は変わりますか?
数え方は会社によって違うので、最初の注文のときに確かめておきます。当社では、後日の追加注文は新しい注文の1枚目から数えるため、同じ枚数をまとめて頼むより、基本料金と追加コピーの差の分だけ高くなります。予備の枚数を最初の注文に入れておけば、1枚目の料金がもう一度かからずに済みます。
Q8. 市販のDVDやテレビの録画のコピーを、業者に頼めますか?
頼めません。市販のDVDの多くにはCSS、録画したDVDにはCPRMという保護がかかっています。保護を外して行う複製は、私的使用の例外に入りません(著作権法第30条1項2号)。業として頼まれて外すことは、3年以下の拘禁刑か300万円以下の罰金、またはその両方の対象です(第120条の2第2号)。録画した番組は、レコーダーのダビング機能で、残りの回数の範囲で作ります。
Q9. 手元に自分で作ったDVDしかないときは、どうすれば焼き増しを頼めますか?
保護のかかっていない自作のDVDなら、中の映像をパソコンに取り込み、MP4などの動画のファイルにしてから頼みます。当社には、そのファイルをギガファイル便のURLで入稿していただきます。DVDの映像は720×480なので、撮ったときの元の動画が残っていれば、そちらから作るほうが画質を保てます。
Q10. 盤面の印刷やケースは、コピーの料金に入っていますか?
会社ごとに違うので、料金表で確かめます。当社の基本料金には、オーサリングと書き込み、ケースへの入れ込みが入っています。盤面レーベル印刷とケース+背表紙印刷は基本料金に含まれないオプションで、付けた枚数分かかり、画像の入稿が必要です。
参考にした公式の情報
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料金や各社の条件、法律の条文、機器の仕様は変わることがあります。この記事は、2026年9月26日時点の各社・各機関の公式ページの記載をもとにしたものです。
ディスクメーカーへのご依頼・お見積りは以下からどうぞ。