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iPhone Duoの電池は18 Proより持つか|長時間撮影・充電・発熱の差

2026 10/11
iPhone Duoの電池は18 Proより持つか|長時間撮影・充電・発熱の差

この記事の要点

  • ビデオ再生の最大時間は、Duoの外側使用が44時間、内側使用が31時間、18 Proが36時間、18 Pro Maxが45時間。通常使用はDuoと18 Proが最大24時間でそろう
  • 撮影し続けたときの時間は、どの機種もAppleが公表していない。家で行事と同じ設定のまま10分撮り、減った割合から見積もるのが確かな方法
  • 有線の高速充電で50%までは18 Proが約15分、Duoが約20分(60W以上のアダプタ)。MagSafeとQi2は両機種とも最大25Wで、MagSafeは約30分で50%
  • 放熱は、18 Proが表面積3倍のベイパーチャンバーで持続性能が最大40%向上、Duoはチップをベイパーチャンバーに直接つなぐ作りで最大35%向上。どちらもiPhone 17 Pro比で、2機種を直接比べた値は無い
  • 熱で録画が止まったら、日陰に移して充電を外し、冷めてから設定を下げて再開する。2時間の行事は休憩で止めて分けて撮ると、電池と熱の両方に余裕が出る

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秋の発表会は休憩を挟んで2時間を超えることがあり、運動会は朝の開会式から午後の閉会式まで続きます。買い替えの候補にiPhone Duoと18 Proを並べている方は、そうした日に最後まで電池が持つのはどちらか、日差しの下で本体が熱くなって録画が止まらないかを、発売前のうちに知っておきたいはずです。

電池の持ちをAppleが公表している時間で比べると、閉じて外側の画面を使うDuoのビデオ再生は最大44時間で、18 Proの36時間より長くなります。開いて内側の画面を使うと最大31時間で、18 Proより短くなります。通常使用はどちらも最大24時間です。充電は、有線で50%までが18 Proは約15分、Duoは約20分。熱については、どちらにもiPhone 17 Proと比べた放熱の説明があるだけで、2機種を直接比べた数字はありません。そして、撮影し続けたときの時間は、どの機種にも書かれていません。

以下は2026年10月時点の情報です。Duoは10月23日発売予定のため、仕様ページと発表資料から分かる範囲で書いています。撮影でどれだけ持つかは、機種の差に加えて、記録の設定と画面の使い方で大きく変わります。当日に困らないための一番確かな方法は、届いたらすぐ家で行事と同じ設定のまま試し撮りをして、減り方を自分の手で測っておくことです。

この記事の目次見出しを押すと、その場所へ移ります

  1. 公表の時間で比べると、電池の持ちは閉じたDuoが18 Proより長い
  2. 仕様ページの電池の時間は、どんな条件で測った数字か
  3. 撮影中のiPhoneは、どこで電気を使っているか
  4. Duoは、閉じて撮るほうが電池の減りが少ない見込み
  5. 18 Pro Maxは、カメラが同じで電池が長い
  6. 充電の速さ|有線で50%までは18 Proが約15分、Duoが約20分
  7. 熱について公表されているのは、17 Proと比べた説明だけ
  8. 撮影中に本体が熱くなりやすい条件
残りの15項目を見る
  1. 熱で録画が止まったら、その場でやること
  2. 2時間の発表会を撮る日の電池の段取り
  3. 撮る前と撮ったあとにも、電池は減っている
  4. 運動会は、撮る時間を足し算して考える
  5. 旅行の日は、撮影以外の使い方と合わせて一日の電池を考える
  6. モバイルバッテリーとケーブルの選び方と使い方
  7. 18 ProでProResを外付けSSDに撮る日は、電池の見込みが変わる
  8. 記録の設定ごとに、増えるものを並べる
  9. Duoは、演目ごとに開くか閉じるかを決めておく
  10. 電池と熱でよく起きる困りごと
  11. 届いたら、最初の行事の前に家で測っておくこと
  12. 行事の日の持ち物
  13. 電池と熱から見ると、Duoと18 Proはどちらが合うか
  14. 長く撮った動画を家族に渡す、ディスクにする
  15. よくある質問

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公表の時間で比べると、電池の持ちは閉じたDuoが18 Proより長い

仕様ページの電池の欄を、18 Pro Maxも加えて並べました。18 Pro Maxは、カメラが18 Proと同じで、画面と本体が大きく、電池の時間が長い機種です。Duoのビデオ再生の時間は、内側の画面を使うときと外側の画面を使うときに分けて書かれています。

項目 iPhone 18 Pro iPhone 18 Pro Max iPhone Duo 条件・注記
通常使用 最大24時間 最大30時間 最大24時間 Duoは内側と外側を均等に使った場合
ビデオ再生 最大36時間 最大45時間 外側使用時は最大44時間、内側使用時は最大31時間 ストリーミングとは別に記載
ビデオ再生(ストリーミング) 最大33時間 最大40時間 外側使用時は最大37時間、内側使用時は最大26時間 ネットワーク経由の再生
オーディオ再生 記載なし 記載なし 記載なし どの機種の仕様ページにも無い
撮影し続けた時間 記載なし 記載なし 記載なし どの機種の仕様ページにも無い
電池の数 1つ 1つ 2つ(左右に1つずつ) Duoはデュアルバッテリー

差が出るのはビデオ再生の行です。計算上は、閉じて外側の画面で見るDuoは18 Proより8時間長く、開いて内側の画面で見るDuoは5時間短くなります。18 Pro Maxの45時間は、外側使用のDuoとほぼ同じ長さです。ストリーミングの行も、外側のDuoが37時間で18 Proの33時間より長く、内側のDuoは26時間で短いという同じ並びになっています。分かれ目は画面です。

Appleの仕様ページにあるビデオ再生の最大時間を横棒で比べた図。18 Pro Maxが45時間、Duoの外側使用が44時間、18 Proが36時間、Duoの内側使用が31時間
再生の時間で、撮影できる時間ではない。撮影の時間はどの機種も公表されていない

通常使用はどちらも最大24時間

一日の使い方に近い「通常使用」では、Duoも18 Proも最大24時間で並びます。Duoの24時間には「内側と外側を均等に使った場合」という条件が付いています。外側の画面だけで過ごす日は長く、内側を開いている時間が長い日は短くなる方向と見込めますが、その幅をAppleは書いていません。

18 Pro Maxは通常使用が最大30時間で、3機種の中で一番長い値です。電池の持ちだけで比べるなら18 Pro Maxが上回り、Duoと18 Proは画面の使い方しだいでどちらが長くもなる。公表の数字から言えるのは、ここまでです。

Duoの時間が二つに分かれているわけ

Duoの画面は、開いたときの内側が7.6インチ、閉じたときの外側が5.4インチです。Appleの日本語の発表文では、外側は18 Proのスクリーン領域に対して90パーセントの広さ、内側は18 Pro Maxより50パーセント大きい画面と説明されています。同じ本体でも、どちらの画面で見たかでビデオ再生に13時間の差が出ているのは、光らせる画面の大きさの違いが電池の持ちに表れたものと読めます。

割り算をすると、内側使用の31時間は外側使用の44時間の約7割で、計算上は約0.70倍です。ストリーミングでも26時間と37時間で、やはり約7割になります。撮影でも同じ割合になるという裏付けはありませんが、Duoで長く撮る日に、開いたまま撮るか閉じて撮るかを考える手がかりにはなります。

仕様ページの電池の時間は、どんな条件で測った数字か

仕様ページの電池の値は、どれもAppleが2026年7〜8月に試作機で行ったテストの結果です。各ページの脚注には、使い方や設定などの条件で結果が変わると書かれています。

数字を読むときは、値そのものより、その値にどんな条件が付いているかを先に見ると、自分の使い方に当てはめやすくなります。Duoの通常使用に付いた「内側と外側を均等に使った場合」や、高速充電に付いた「別売りの60W以上対応のアダプタ」のように、条件はたいてい値のすぐそばに書かれています。条件の無いところで同じ時間を期待しないことが、公表の値の正しい読み方です。

日本の18 Proは、表の時間がそのまま当てはまるモデル

18 Proの発表文には、電池の数値はeSIMのみのモデルの値で、このモデルは物理SIMの場所を使っているためビデオ再生が2時間長い、という補足があります。日本で売られる18 Pro・18 Pro Max・Duoは、どれもデュアルeSIMで、物理SIMには対応していません。日本の18 Proと18 Pro Maxは、表の36時間・45時間がそのまま当てはまる側のモデルです。

eSIMのみではないモデルが売られている国もあり、補足のとおりなら、そちらのビデオ再生は表の値より2時間短い計算になります。Duoの資料にはこれに当たる補足が見当たらないので、Duoは日本の仕様ページの値をそのまま使います。海外の数字と見比べるときは、どの国のモデルの話かを確かめてから読むと混乱しません。

試作機の値と、手元の電池の差

公表の値は、発売前の試作機を、Appleが決めた条件で使ったときの結果です。手元の製品は、入れているアプリ、通知の多さ、画面の明るさの好み、住んでいる場所の電波の具合などが人によって違うので、同じ時間にならないのが普通です。2機種を比べるときに公表の値が役に立つのは、同じ条件で測った値どうしだからで、自分の一日の持ちを言い当てる数字としてではありません。

撮り続けた時間は、どの機種にも書かれていない

仕様ページの電池の欄に持ちの時間として書かれているのは、通常使用、ビデオ再生、ストリーミングの3つです。オーディオ再生の時間はどの機種にも記載が無く、カメラで撮り続けたときの時間も、Duo、18 Pro、18 Pro Maxのどれにも書かれていません。「44時間持つなら2時間の発表会は余裕」という読み方は、再生と撮影を同じものとして扱っているので成り立ちません。

撮影は、カメラの読み取り、手ぶれ補正や色の処理、圧縮、保存、画面の表示を同時に続ける作業です。再生にも画面と処理は要りますが、カメラと記録の仕事が加わるぶん、再生より電池を使うと考えるのが自然です。何時間撮れるかの答えは公表の数字からは出てこないので、手元で測って確かめます。

撮影中のiPhoneは、どこで電気を使っているか

撮影中の電池の減り方を左右するのは、カメラが読み取って処理し、圧縮するデータの量、画面を光らせる明るさと大きさ、保存先への書き込みです。データの量は記録の設定で、画面は使い方で変わります。公表の数字に差として表れているのは、このうちどちらの画面を使うかで、Duoの内側と外側の時間の差がそれに当たります。

4K/60fpsと1080p/30fpsでは、作るデータが約6.8倍違う

iPhoneの設定画面には、1分間のビデオのおよその大きさが出ます。高効率でHDRビデオをオンにした場合の目安は、1080p/30fpsで約65MB、4K/60fpsで約440MBです。目安はiOS 18.6の設定画面の文言で、iOS 27の画面では確かめられていません。計算上は、4K/60fpsは1080p/30fpsの約6.8倍のデータを毎分作っています。

作るデータが多いほど、処理する量も書き込む量も増えます。同じ2時間を撮るなら、1080p/30fpsの日のほうが、4K/60fpsの日より電池にも本体の熱にも余裕が出ると見込めます。どれだけ違うかの公式の値は無いので、差は家での試し撮りで確かめます。設定ごとの容量はiPhone動画の1分あたり容量の早見表に、4K/60fpsを選んだときに変わることは4K 60fpsを選ぶと何が起きるかにまとめています。

家族でテレビで見るディスクにすることが決まっている映像なら、最後に残る画素の数は先に決まっています。当社が作るDVDは720×480、ブルーレイは1920×1080です。編集で一部を切り出して寄せたいなら4K/30fps、そのまま渡すなら1080p/30fpsか1080p/60fpsというように、目的から設定を選ぶと、電池と熱の面でも無理のない撮り方になります。

晴れた屋外では、画面が明るくなる

画面の明るさの数値は両機種とも同じで、標準で最大1,000ニト、HDRのピークで1,600ニト、屋外のピークで3,000ニトです。晴れた運動会の観覧席では、明るさの自動調節が働くと、日差しの下でも見えるように画面が屋内よりずっと明るく光ります。明るく光らせるほど電気を使うので、同じ設定で撮っても、屋外の日は家で試したときより減りが早くなることがあります。

暗いホールの客席では、画面を明るくしすぎないほうが、周りの人の目に入りにくく、電池の面でも無駄がありません。Duoは開くと7.6インチの画面が光るので、暗い客席では周りから目立つ大きさになります。二つの画面の大きさや細かさの違いはDuoと18 Proの画面の比較で詳しく扱っています。

Duoは、閉じて撮るほうが電池の減りが少ない見込み

Duoの電池の持ちを考えるとき、一番大きな分かれ目は、どちらの画面を点けて撮るかです。ビデオ再生の値では、内側の画面を使うと外側の約7割の時間になっています。撮影の値は無いので同じ割合とは言えませんが、長い行事を撮るなら、外側の画面で撮る時間を長くするほうが、電池の面では有利だと見込めます。

iPhone Duoを閉じて外側の画面で撮る場合と、開いて内側の画面で撮る場合を、画面の大きさ、電池の減り方の見込み、幅、厚さ、向く場面、三脚のホルダーの6項目で比べた表
長い演目は閉じて撮るほうが電池の面で有利と見込める。撮影の時間は公表されていない

外側の画面で撮るときの構え方

閉じたDuoは、幅84.1mm、高さ117.8mm、厚さ11.3mmです。18 Proの幅71.9mm、高さ150.0mm、厚さ8.75mmと比べると、幅が広く背が低く、厚みのある形です。外側の画面は5.4インチで、撮っている範囲とピントを確かめる用途なら、18 Proに近い広さの画面で確かめられます。

三脚に載せて横向きに撮るときは、ホルダーが閉じたDuoの幅84.1mmを挟めるか、11.3mmの厚みが収まるかを確かめておきます。スマホ用のホルダーは挟める幅に上限があり、18 Proに合わせて買ったものが、そのままDuoに使えるとは限りません。重さは254gで、計算上は18 Proより43g重いので、小さな三脚では首の部分の締め付けも確かめておくと安心です。客席での三脚の置き方は発表会の三脚はどこに置くかにまとめています。

内側の画面を開いて撮る場面

内側の7.6インチは、遠くの舞台の表情やピントを確かめやすい大きさです。ただ、2時間ずっと開いたまま撮ると、再生の値から見る限り、電池の減りは閉じた場合より増える方向です。開くのは、演目の始まりで構図を決めるとき、わが子の出番の前に寄り具合を確かめるときなど、場面を絞るのが一つの方法です。

気をつけたいのは、録画を続けたまま開いたり閉じたりしたときの動きが、仕様ページにも発表資料にも書かれていないことです。録画がそのまま続くのか、画面の表示がどう切り替わるのかは、発売前で確かめようがありません。届いたら本番の前に家で試しておきたい項目で、試せるまでは、開いて撮るか閉じて撮るかを演目の前に決め、録画中は開閉しないつもりでいるほうが安全です。

Duo Previewを使うと、2枚の画面が点く

Duo Previewは、背面のカメラで撮りながら外側の画面にライブのプレビューを出し、撮られる人がポーズや構図を確かめられる機能です。開いて内側の画面で構図を見ながら外側にもプレビューを出す使い方なら、2枚の画面が同時に光ります。ビデオ再生の値は画面1枚ずつの使い方で書かれていて、両方を点けたときの時間は公表されていません。

家族写真のように数分で終わる撮影と、2時間の録画とでは、2枚の画面を点けている時間が大きく違います。舞台の上の子どもから客席の小さな画面は見えないので、発表会の長い録画でDuo Previewを点けておく理由はあまりありません。長く撮る日は、撮られる人に見せる必要がある場面だけで使うと、電池の減りを抑えられると見込めます。

外側の画面を使う機能には、ほかにキッズキューもあります。外側のカメラで撮るときに、外側の画面にピーナッツのアニメーションを出して、子どもの視線をカメラに向けさせる機能です。小さな子と一緒に撮る短い時間のための機能で、行事の長い録画とは使う場面が違います。電池の見積もりに入れるなら、写真を撮る時間の一部として考えておけば足ります。

左右二つの電池について分かっていること

Duoの電池は、仕様ページの表記で「デュアルリチャージャブルリチウムイオンバッテリー」です。発表資料によると、本体の左右に一つずつ入っています。18 Proと18 Pro Maxは、仕様ページの表記が「リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵」で、電池は一つです。

電池の容量(mAh)や、二つの電池をどう使い分けて充電するかは公表されていません。「電池が二つだから倍持つ」という読み方はできず、持ちは仕様ページの時間で比べます。残りの量の表示がどうなるかといった画面の細かな点も、発売後に手元で確かめる項目です。

撮ったあとに、大きな画面で見返すとき

発表会が終わったあと、ロビーや帰りの車で家族と動画を見返すことがあります。Duoの内側の画面は大きく、祖父母と一緒に見るのにも向いた大きさですが、再生の時間は内側使用で最大31時間と、外側使用の44時間より短い値です。撮り終えた時点で電池が少なければ、見返しは家に帰って充電しながら、と決めておくと、帰り道の連絡や支払いに使う電池を残せます。

家のテレビで見るなら、両機種ともUSB-Cの端子からDisplayPortで映像を出せます。テレビのHDMI端子につなぐなら、HDMIに変換するアダプタを使います。仕様ページの注では、この出力は標準ダイナミックレンジのビデオコンテンツのみとされているので、HDRで撮った動画がテレビでどう映るかは、つなぐ機器しだいです。テレビに映しているあいだも画面と処理は動いているので、長く見るなら充電をつないだまま見るほうが安心です。

18 Pro Maxは、カメラが同じで電池が長い

電池の持ちを一番に考えるなら、18 Pro Maxも候補に入ります。カメラは背面も前面も18 Proと同じ欄で、違うのは画面の大きさと細かさ、寸法、重さ、電池です。電池の値は、ビデオ再生・ストリーミング・通常使用のどの行も、3機種の中で一番長いか、外側使用のDuoとほぼ並ぶ値です。

18 Pro Maxの資料には、ほかにも電池の話があります。5分の有線充電で約7時間のビデオ再生ができること、iPhone 17 Pro Maxよりビデオ再生が最大6時間長いことです。5分で何時間分という形の数字は、18 ProとDuoの資料には見当たりません。休憩の短い時間で充電する場面を3機種で比べる材料にはならないので、18 Pro Maxの長所の一つとして読んでおきます。

重さは18 Pro Maxが249g、Duoが254gで、計算上は5gしか違いません。画面は18 Pro Maxが6.9インチで、Duoの内側の7.6インチより小さく、外側の5.4インチより大きい画面です。電池と望遠の両方を取りたいなら18 Pro Max、大きな画面を開いて見たいならDuo、という分かれ方になります。大きい画面で選ぶときの比べ方はiPhone Duoと18 Pro Maxの違いにまとめました。

充電の速さ|有線で50%までは18 Proが約15分、Duoが約20分

充電の時間も仕様ページにあります。有線の高速充電で最大50%までは、18 Proと18 Pro Maxが約15分、Duoが約20分です。

項目 18 Pro・18 Pro Max iPhone Duo 公表の条件
有線で最大50% 約15分 約20分 別売りの60W以上のアダプタとUSB-C充電ケーブル(18 Proは可変電圧供給に対応したアダプタ)
MagSafeで最大50% 30分 約30分 別売りの35W以上のアダプタと、別売りのMagSafe充電器
MagSafeの最大 25W 25W 両機種で同じ
Qi2の最大 25W 25W 両機種で同じ
試験のときの状態 記載なし 開いた状態 Duoの仕様ページの脚注

計算上は、有線で50%まで充電するのに、Duoは18 Proより5分長くかかります。割合にすると約1.3倍です。ワイヤレスでは両機種に差がありません。

仕様ページの高速充電で最大50%になるまでの時間を横棒で比べた図。有線は18 Proが約15分、Duoが約20分。MagSafeは両機種とも30分ほど
どれも別売りのアダプタなど条件のそろった値。休憩の10分で何%戻るかは公表されていない

公表の時間が出る条件

有線の約15分・約20分は、別売りの60W以上に対応したアダプタと、USB-C充電ケーブルを使ったときの値です。18 Proの条件は、可変電圧供給に対応した60W以上のアダプタと書かれています。家にある小さな充電器や、パソコンのUSB端子につないだ場合はこの条件に当たらず、50%まで何分かかるかは公表の値からは分かりません。

MagSafeの約30分も、別売りの35W以上のアダプタに、別売りのMagSafe充電器をつないだときの値です。ワイヤレスのモバイルバッテリーで同じ時間になるとは書かれていません。行事の日に頼るのがモバイルバッテリーなら、公表の時間は「条件がそろったときの値」として読み、実際の速さは手持ちの道具で測るのが無難です。

休憩の10分で戻せる量は、公表されていない

休憩が10分ほどの発表会では、その間にどれだけ戻せるかが気になります。けれども公表されているのは50%までの時間だけで、10分で何%になるかは、どの機種にも書かれていません。充電は一定の速さで進むとは限らないので、「15分で50%なら10分で約33%」という割り算は当てになりません。

休憩で充電するつもりなら、何%から何%まで戻ったかを家で一度測っておくと、当日の見込みが立ちます。使う予定のモバイルバッテリーとケーブルで、残りが半分前後の状態から10分つなぎ、増えた分を控えておきます。家の充電器で測った値はモバイルバッテリーの値の代わりにならないので、当日と同じ道具で測るのが肝心です。

家で充電するときの置き場所

家で充電するときも、日の当たる窓辺や、布団やクッションの上のように熱のこもる場所は避け、平らで風の通る場所に置きます。行事の前の晩は、寝る前に充電をつないで朝に外す、という普段どおりの充電で足ります。朝に本体が温かいままなら、家を出る前に冷めるまで置いておくと、会場に着いてから録画を始めるときの余裕が大きくなります。

Duoの充電の試験は、開いた状態で行われた

Duoの高速充電の値は、脚注で「開いた状態」での試験とされています。閉じたまま充電したときに時間が変わるのかは書かれていません。かばんの中で閉じたまま充電する、机の上で開いたまま充電する、という使い方の違いが時間に表れるかは、発売後に確かめる点です。

家で使う充電器を選ぶとき

毎晩寝ている間に満充電にするだけなら、高速充電の条件にこだわる必要はあまりありません。速さが役に立つのは、出かける前の30分や、旅行先の宿で朝に足すような、時間の限られた充電です。そうした使い方が多いなら、有線は60W以上に対応したアダプタ、MagSafeなら35W以上のアダプタと組み合わせる、という公表の条件に合わせてそろえておくと、仕様ページの時間に近い速さが見込めます。

家族でDuoと18 Proを使う場合も、アダプタとケーブル、MagSafe・Qi2の充電器はそのまま共用できます。有線で50%までの時間の差は5分なので、朝に急いで充電する場面ではDuoを先につなぐ、くらいの使い分けで足ります。同時に2台を充電したいなら、アダプタの端子の数と出力の合計も見ておきます。

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熱について公表されているのは、17 Proと比べた説明だけ

熱の扱いについて、Appleの資料にある説明は二つです。どちらも、チップの熱を薄い板の中で広げ、本体の広い面から逃がすための部品、ベイパーチャンバーの話です。18 Proは次世代のベイパーチャンバーを使い、その表面積はiPhone 17 Proの3倍で、持続性能はiPhone 17 Proより最大40%向上したとされています。Duoは、A20 Proを独自のベイパーチャンバーに直接つなぐ作りで、持続性能はiPhone 17 Proより最大35%向上したとされています。

2つの説明は、どちらもiPhone 17 Proと比べた数字で、Duoと18 Proを同じ条件で比べた値はAppleの資料にありません。40%と35%を並べて「Duoのほうが熱に弱い」と読むのは、比べている相手が同じでも測り方が書かれていない以上、言い過ぎになります。チップは両機種とも同じA20 Proで、どちらも2nmのプロセスで作られています。

18 ProとDuoの放熱の説明を、チップ、放熱の作り、表面積、持続性能、比べた相手、2機種の直接比較の6項目で並べた表。どちらもiPhone 17 Proとの比較
40%と35%は比べた相手が17 Pro。Duoと18 Proを直接比べた値は無い

持続性能の数字を、撮影の時間に置き換えない

Appleの言う持続性能は、重い処理を続けたときに性能を保つ力を指すと読めます。録画が熱で止まるまで何分、という形の数字ではありません。17 Proより最大40%、最大35%という比べ方も、どんな処理で比べたかは、この記事で使った資料には書かれていません。

撮影が熱で止まるかどうかは、気温、日差し、ケース、充電しながらかどうか、記録の設定といった、機種の外側の条件で大きく変わります。同じ機種でも、日陰で1080pを撮る日と、日なたで4K/60fpsを撮りながら充電する日とでは、本体の温まり方が大きく違ってきます。機種の差を気にするより、その日の条件を整えるほうが、止まる心配を確実に減らせます。

同じチップで、冷やす作りの説明が違う

18 Proの仕様ページでは、ベイパーチャンバーの言葉は素材の欄にだけ出てきます(ベイパーチャンバーのシャーシに80%再生スチール)。Duoの仕様ページにはこの言葉が無く、説明は発表文にあります。フレームは18 Proがアルミニウム、Duoがグレード5チタニウムですが、素材の違いが熱の逃げ方にどう表れるかについて、Appleは何も書いていません。

Duoは開くと厚さ5.2mm、閉じると11.3mmで、使い方によって形が変わります。開いたときと閉じたときで熱の逃げ方が変わるのかも、公表されていません。発売前に言えるのは、どちらも放熱の作りを新しくし、iPhone 17 Proより持続性能が上がったと説明されている、というところまでです。

撮影中に本体が熱くなりやすい条件

熱をためやすい条件は、行事の場面ごとにだいたい見当がつきます。日差し、気温の高い場所、ケースや手で包んだ状態、充電しながらの撮影、データの多い設定です。Appleのサポート情報では、iPhoneを使うときの周りの温度の目安は0〜35℃です。どれか一つだけなら問題なく撮れる日でも、いくつも重なると止まりやすくなります。撮る前にこれらを一つずつ減らしておけば、それだけ止まる心配も減らせます。

本体が熱くなりすぎると、iPhoneは本体を守るために動作を抑えることがあります。Appleのサポート情報には、次のような例が挙がっています。

  • 充電が遅くなる・止まる
  • 画面が暗くなる
  • フラッシュなどのカメラの機能が一時的に使えなくなる
  • 温度の警告の画面が表示される

撮影の途中なら、録画を続けられなくなる形で表に出ることもあります。どの順に何が制限されるかは、iOSのバージョンや状況で変わるので、ここでは言い切りません。止まる仕組みと、2時間の録画で起きやすい止まり方は2時間の発表会を止めずに撮り切る段取りで詳しく扱っています。

夏の運動会、日なたの観覧席

9月の運動会や真夏の野外イベントでは、三脚に載せたiPhoneに直射日光が当たり続けます。黒っぽいケースは日を受けて温まりやすく、画面は屋外で明るく光り、本体の中では録画の処理が続きます。熱の条件が三つ重なる場面です。とくに昼前後は日差しが強く、気温も上がっている時間帯です。

競技の合間に録画を止め、本体を日陰やかばんの中に入れておくだけでも、次の競技までに温度が下がる時間を作れます。三脚を据えたままにするなら、テントの影に入る位置を選ぶ、日傘の影に入れる、といった工夫ができます。影を作る物でレンズの前をふさがないように、録画の前に画面で確かめてください。

閉め切った体育館、照明の近くの席

屋内でも安心とは限りません。夏の体育館は窓や暗幕を閉めると気温が上がり、舞台の照明に近い席も温かくなります。冷房の入ったホールでも、2時間同じ姿勢で本体を握り続ければ、手の熱が加わります。三脚や膝の上の台に置き、手で包み込まない持ち方にするだけでも、温まり方は違ってきます。

ケースは、厚手のものや手帳型ほど本体の周りに熱がこもりやすい形です。行事の日だけ薄いケースに替える、録画中だけ外す、という選び方もあります。外すなら落としたときの備えが無くなるので、三脚にしっかり固定できる日に限るのが現実的です。どのケースでどれだけ熱がこもるかの公式の資料は無いので、家の試し撮りでケースありとなしを比べておくと判断できます。

車の中に置いたままにしない

運動会や遠足の日に、車で会場まで行くこともあります。夏の車内は短い時間で高温になるので、iPhoneやモバイルバッテリーをダッシュボードや座席に置いたまま車を離れないようにします。撮影の前に本体が温まっていると、録画を始めてから止まるまでの余裕が小さくなります。車から会場へ持って出るときは、かばんの日陰になる側に入れて運びます。

充電しながら撮る

電池の残りが心配で、最初からモバイルバッテリーをつないで撮る人もいます。充電も本体の中で熱を出す作業なので、撮影の熱に充電の熱が重なります。涼しい屋内なら困らないことも多い一方、夏の屋外で充電しながら4K/60fpsを撮り続けるのは、熱の面では一番条件の厳しい組み合わせです。

充電は電池が減ってから休憩の時間にまとめて行う、撮りながらつなぐなら設定を1080pに下げる、という分け方をすると、電池と熱の心配を同時に抱え込まずにすみます。どちらを優先するかは、会場の暑さと撮る長さで決めます。暑い日は電池より熱を先に心配し、涼しい日は熱より電池を先に心配する、という考え方です。

熱で録画が止まったら、その場でやること

録画が途中で止まった、カメラが開かない、画面に温度についての表示が出た。どれも熱が原因のことがある症状ですが、保存先の空きが無くなって止まることもあります。最初に、どちらが原因かを見分けます。本体を手で持って明らかに熱いなら熱を、熱くないのに止まったなら空き容量やそのほかの原因を先に疑います。

熱で止まったと分かったら、すぐに撮り直そうとせず、まず冷ます時間を作ります。本番の最中は焦りますが、熱いまま何度も録画を始め直しても、短い時間でまた止まりやすいだけです。熱が原因かどうか、冷めたら録画が始まるか、記録の設定、充電の有無の順に確かめていくと、その場でできることが決まります。

本体が熱くないのに止まったか、冷ましても録画が始まらないか、4K 60fps以上で撮っていたか、充電しながら撮っていたかの順に答えて、その場でとる対処を決める図
熱いときは日陰に移し、ケースと充電を外して冷ましてから再開を考える

まず、止まるまでの分が残っているかを確かめる

録画が止まったら、写真アプリを開いて、止まる直前までの動画が保存されているかを確かめます。いちばん新しい動画を開き、終わりのほうを少し再生すれば、どこまで撮れていたかが分かります。保存が確かめられれば、それまでの演目は手元に残っているので、気持ちを切り替えて後半に備えられます。

確かめるために長く画面を点けると、そのぶん本体が温まります。最後の数秒を再生して終わりの位置を見るだけにとどめ、あとは画面を消して冷ますのを優先します。保存されていなかった場合も、熱いうちにできることはほとんど無いので、冷めるのを待ってから次を考えます。

冷ますときにしないこと

早く冷やしたくても、冷蔵庫や保冷剤、冷たい飲み物の缶に当てるといった急な冷やし方は避けます。急に冷やすと、本体の内側に結露が起きるおそれがあります。IP68の耐水は実験室で管理された条件での試験の結果で、性能は永続せず通常の使用で低下することがあると仕様ページに注があります。水に強いことを、急に冷やしてよい理由にはしないでください。

その場でできるのは、日陰に移す、ケースを外す、充電のケーブルやワイヤレスのバッテリーを外す、画面を消して置いておく、の4つです。温度の警告の画面が出たときは、Appleのサポート情報の案内どおり電源を切り、直射日光の当たらない涼しい場所で温度が下がるのを待ちます。うちわや扇子で風を送るのは急な冷やし方には当たらないので、使ってかまいません。冷めるまでの時間は気温と本体の状態で違うので、何分と決めず、背面に触れて熱さが引いたかで判断します。

止まる前に気づくには

止まってから慌てるより、止まりそうなところで手を打てるほうが、撮れない時間は短くなります。演目の合間に背面に触れて、いつもより熱いと感じたら、次の拍手の区切りで録画を一度止め、日陰に移す、ケースを外す、充電を外す、のうちできることをしておきます。数分止めるだけでも、そのあと止まるまでの余裕が戻ることがあります。

わが子の出番が近いときは、その前の演目では録画を止めておくのも一つの判断です。全部を撮ろうとして、一番撮りたい場面で止まってしまうのが、いちばん悔しい結果です。プログラムに印を付けておき、印の無い演目は本体を休ませる時間と決めておけば、迷わずに止められます。

再開するときは、設定を一段下げる

冷めて録画を始められるようになったら、同じ設定のまま再開するより、記録の設定を一段下げるほうが、もう一度止まる心配を減らせます。4K/60fpsで撮っていたなら4K/30fpsか1080p/60fpsへ、4K/30fpsなら1080p/30fpsへ。記録の大きさとfpsは、ビデオモードの画面右上の表示で確かめ、切り替えられます。

途中で設定を変えると、前半と後半で画の細かさやなめらかさが変わります。それでも、ディスクにする段階ではDVDなら720×480、ブルーレイなら1920×1080にそろうので、1080pに下げた後半とそれまでの4Kとの細かさの差は小さくなります。止まったまま撮れない時間を作るより、設定を下げて撮り続けるほうが、あとで見返したときの損は小さくて済みます。

冷ましても録画が始まらない、始めてもすぐ止まるなら、予備の機器に切り替えます。家族のもう1台のスマホで撮り続ける、と前もって決めておけば、熱いiPhoneを無理に使い続けずにすみます。予備が無い日は、後半の大事な演目だけに録画を絞り、それ以外の時間は冷ますことに充てる、という割り切りも一つの方法です。

2時間の発表会を撮る日の電池の段取り

2時間の発表会を1台で撮るとき、電池と熱の心配を減らす一番の方法は、録画を休憩で分けることです。開演から休憩までと、休憩から終演までを、別々の動画にします。1本あたりの録画の時間がおよそ半分になり、休憩の間に充電と冷ます時間が取れ、1本のファイルの大きさも小さくなります。

開演の時刻と休憩の長さはプログラムで確かめ、家族で分担するなら誰が何をするかも前の晩に決めておきます。休憩の無い会なら、演目の区切りで録画を一度止める時刻を、プログラムを見て決めておきます。

前の晩の満充電と設定決め、当日朝の確かめ直し、開演前の試し撮り、前半の録画、休憩での保存と充電、後半の再開、帰宅後の同期と充電までを時刻の順に並べた図
休憩で録画を分けると、充電と冷ます時間を取れる

前の晩にすること

iPhoneを満充電にし、モバイルバッテリーも満充電にします。モバイルバッテリーは使わずに置いておくあいだにも少しずつ減っていることがあるので、前の晩に残りを確かめるのが確実です。ケーブルは使う予定のものを1本と、念のための予備を1本。どちらも実際にiPhoneにつないで、充電が始まることまで確かめておきます。

空き容量も同じ晩に確かめます。高効率・HDRビデオオンの目安で計算すると、1080p/30fpsの2時間が約7.8GB、4K/30fpsの2時間が約22.8GB、4K/60fpsの2時間が約52.8GBです。空きが足りなければ、撮る予定の設定を見直すか、写真と動画を別の場所に移して空けておきます。容量の境目と、その前にできることはiPhone動画が5GB・25GBを超えるのは何分かにまとめました。

記録の設定(4Kか1080pか、fps、HDRビデオ、FPS自動調整)もこの晩に決めて、当日は触らないようにします。カメラの「設定を保持」で残せるのはカメラモードやApple ProResなどです。記録の大きさ(4Kか1080pか)とfps、FPS自動調整は含まれないので、当日の朝にビデオモードの右上の表示を見て確かめ直します。前の晩に決めておけば、当日の朝に迷う時間も、画面を点ける時間も減ります。

開演前と休憩の使い方

開演の30分ほど前を目安に席に着いたら、録画を10秒ほど試して、ピントと明るさ、音が入っているかを確かめます。試し撮りは再生して確かめ、要らなければ消しておくと、あとで動画を探すときに迷いません。開演の数分前に録画を始めておけば、始まりの挨拶を逃しません。Duoなら、このときに閉じて撮るか開いて撮るかを決め、録画中は開閉しないつもりで構えます。

休憩になったら、録画を止めて保存されたことを確かめ、すぐに充電をつなぎます。本体が温かければ、充電は控えめにして涼しい場所で冷ますのを先にする、という判断もここで行います。後半の録画を始める前に残りの電池と空き容量を画面で見て、足りなければ設定を一段下げてから録画を始めます。

三脚に載せて給電しながら撮るとき

止めたくない演目が続くなら、三脚に載せてモバイルバッテリーから給電しながら撮る方法もあります。困りやすいのはケーブルの取り回しです。ケーブルが三脚の脚や通路にかからないように、短めのケーブルを使い、モバイルバッテリーは三脚の脚元か膝の上に置きます。暗い客席で足を引っかけられると、三脚ごと倒れるおそれがあります。

冷房の入ったホールで1080p/30fpsなどの軽い設定なら困らないことも多いものの、4K/60fpsで2時間給電し続けるのは、熱が重なるので避けたい組み合わせです。演目の合間に本体の背面に触れて熱さを確かめる習慣をつけておくと、止まる前に気づけます。

休憩の無い会を撮るとき

休憩を挟まずに1時間半ほど続く会もあります。録画を分ける機会が無いので、前の晩の満充電と、軽めの設定がいっそう大事になります。演目の合間の拍手や出演者の入れ替わりで、数秒だけ録画を止めて新しい動画を始める、という区切り方もあります。止めている間は撮れませんが、1本の録画が長くなりすぎるのを避けられます。

区切れない演目が続くなら、三脚に載せて給電しながら、1080p/30fpsか1080p/60fpsで撮るのが、電池と熱の両方を考えた組み合わせです。

家族に撮影を頼むとき

自分が出演者の付き添いや係で客席を離れるなら、祖父母や家族に撮影を頼むこともあります。頼む相手がDuoを初めて触るなら、閉じたまま外側の画面で撮る、録画中は開かない、休憩になったら止めて充電をつなぐ、の三つだけを伝えておきます。設定は前の晩に決めたものから変えないように頼み、ビデオモードの右上の表示が変わっていないかは、休憩で戻ったときに自分で確かめます。

モバイルバッテリーとケーブルは、つないだ状態にして渡しておくと、休憩の短い時間でも迷わず充電できます。熱くなったら日陰に移して冷ます、止まったら無理に撮り直さない、ということも一言添えておくと、頼まれた人も慌てずにすみます。

予備の1台を決めておく

家族で2台のスマホがあるなら、1台をメイン、もう1台を予備にして、予備は電池を温存しておきます。メインが熱や電池で止まったら予備で撮り始め、そのあいだにメインを冷まします。望遠のある18 ProとDuoを家族で持つなら、寄りと引きで撮り分けるやり方もあり、どの席でどちらが寄れるかは望遠が無いDuoで舞台を撮る距離の目安で計算しています。

撮る前と撮ったあとにも、電池は減っている

行事の日の電池は、録画の時間だけで減るわけではありません。会場までの地図、受付で見せる電子チケット、開演を待つあいだの動画やゲーム、休憩中の家族への連絡。こうした使い方が積み重なって、開演の時点で電池が思ったより減っていることがあります。家での試し撮りで測った減り方は録画の分だけの数字なので、それ以外の使い方は別に見込んでおきます。

ストリーミングの時間が短いことから分かること

仕様ページの値では、ストリーミングの再生はどの機種でも、本体に入れた動画の再生より短くなっています。計算上は、ストリーミングにすると18 Proで約8%、18 Pro Maxで約11%、Duoはどちらの画面でも約16%短くなります。

二つの再生の違いは、ネットワークから映像を受け取り続けるかどうかです。通信を続けると、そのぶん電池を使うと読めます。Duoのほうが短くなる割合が大きい理由は、資料からは分かりません。行事の日に置き換えると、待ち時間に動画配信を見る、撮った動画をその場でクラウドに上げる、といった通信の多い使い方は、録画の前後で電池を減らす使い方だということになります。

撮ったその場で送らない

撮り終えた動画を、休憩中に祖父母へ送ったり、クラウドに上げたりしたくなります。けれども数GBになる動画を会場の通信で送ると、時間がかかるうえに、そのあいだ通信と処理が続き、後半の録画に残したい電池を使います。送るのは家に帰ってWi-Fiにつなぎ、充電しながら、と決めておくと、当日の電池の計算が録画の分だけで済みます。

どうしても当日中に様子を伝えたいなら、写真を数枚送るか、短い動画を選んで送ります。全編はディスクや共有URLで後日渡す、と家族に先に伝えておけば、休憩中に何度も連絡のやりとりをして電池が減ることも防げます。送る相手が多い家族なら、帰ってから一度にまとめて渡すほうが手間も少なくて済みます。

会場に着くまでと、待ち時間

会場までの道を地図で調べるなら、家を出る前に経路を確かめておき、移動中は画面を点ける時間を短くします。開演を待つ30分に動画を見たりゲームをしたりすると、録画を始める前に電池を使ってしまいます。待ち時間は、プログラムを読む、席からの見え方を確かめる、試し撮りをする、といった撮影の準備に使うほうが、本番の電池に回せます。

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運動会は、撮る時間を足し算して考える

運動会は朝から午後まで続きますが、その間ずっと録画しているわけではありません。わが子の出る種目、開会式、応援合戦、最後のリレーといった撮りたい場面を足していくと、その日に実際に録画する時間が見えてきます。電池の見積もりは、行事の長さよりこの合計で考えるほうが、実際に近い数字になります。

プログラムから録画の合計時間を出す

前の日にプログラムを見て、撮る種目に印を付け、一つの種目で何分録画するかを書き出します。徒競走なら入場から走り終わるまで、団体演技なら入場から退場まで、という区切りで数えます。全部を足した時間に、種目ごとに早めに撮り始める数分を加えたものが、その日の録画の合計です。

合計が分かれば、家での試し撮りで測った減り方と掛け合わせて、電池がどれだけ要るかの見当がつきます。待ち時間に写真を撮る、家族と連絡を取る、といった撮影以外の使い方も加わるので、見積もりには余裕を持たせます。昼休みにモバイルバッテリーで充電する時間を入れておけば、午後の種目を残り少ない電池で迎えずにすみます。

昼休みの充電の組み立て

昼休みは、午前の撮影で減った分を戻せる一番長い時間です。お弁当を広げる前にモバイルバッテリーをつなぎ、本体は日陰の敷物の上やかばんの中に置いておきます。日なたで充電すると充電の熱と日差しが重なるので、置く場所を選ぶだけでも、午後の種目の前に本体の温度を下げられます。

午後の最初の種目の前に、残りの電池と空き容量を確かめます。午後に撮る種目が多いのに残りが心もとないなら、撮る種目を絞るか、設定を一段下げるかをここで決めます。最後のリレーや閉会式のように撮り逃したくない場面が午後の終わりにあるなら、その分を残す前提で、途中の種目の録画の長さを短くしておきます。

待ち時間の置き場所と、雨の日

種目と種目の間は、録画を止めて画面を消し、日陰に置くかかばんにしまいます。三脚を据えたままにするなら、日差しの向きが時間で変わることも頭に入れておきます。朝は校舎の影だった場所が、昼前には日なたになっていることがあります。場所取りをした観覧席の向きを、朝のうちに確かめておくと慌てません。

雨の運動会では、両機種ともIP68(最大水深6メートルで最大30分間)の耐水・防塵です。ただし仕様ページには濡れたまま充電しないという注があり、液体による損傷は保証の対象外とされています。濡れた本体にモバイルバッテリーのケーブルを挿すのは避け、端子が乾いてから充電します。ワイヤレスで充電するときも、本体が濡れていないことを確かめてからにします。

撮る係を交代して、本体を休ませる

家族で見に行くなら、撮る係を種目ごとに交代し、撮らないほうのiPhoneはかばんにしまって冷ましておく、というやり方もあります。2台で交互に撮れば、1台あたりの録画の時間はおよそ半分になり、どちらの電池にも熱にも余裕が出ます。望遠のある18 Proを遠い種目に、Duoを近くの種目に、と分けると、写り方の差も生かせます。

交代するなら、2台の記録の設定をそろえておきます。片方が4K/60fps、もう片方が1080p/30fpsのままだと、あとで1本に編集するときに画の細かさやなめらかさが種目ごとに変わって見えます。前の晩に2台を並べて、ビデオモードの右上の表示が同じになっているかを確かめておけば、当日に迷いません。

旅行の日は、撮影以外の使い方と合わせて一日の電池を考える

旅行の日の電池は、撮影の時間だけでは決まりません。地図、乗り換えの検索、チケットの表示、写真を家族に送る、といった使い方が一日じゅう重なります。一日の使い方を機種で比べるなら、仕様ページの通常使用の値が手がかりになります。

Duoは、地図や写真を内側の大きな画面で見る時間が長いほど、24時間の条件(内側と外側を均等に使った場合)から外れていきます。旅先で大きな画面を開いて地図を見られるのはDuoのよさですが、そのぶん電池の減りは増える方向です。歩きながらの確認は外側の画面ですませ、腰を落ち着けたときに開く、と使い分けると一日の持ちが変わってきます。

一日じゅう外を歩く日

テーマパークや観光地を一日歩く日は、日差しの下にいる時間が長く、行列の待ち時間に画面を見る時間も増えます。写真や短い動画を何度も撮り、そのたびに画面が明るく光るので、家で過ごす日より電池の減り方は早くなる方向です。夏は、そこに日差しの熱も加わります。

昼の食事の時間にモバイルバッテリーで充電し、本体とバッテリーはかばんの日陰側に入れて持ち歩きます。Duoなら、行列で地図や写真を大きく見たいときだけ開き、歩いている間は閉じておくと、内側の画面を点けている時間を減らせます。夜のパレードや花火のように、終わりのほうに撮りたい場面があるなら、その分の電池を残すつもりで昼の使い方を決めておきます。

何泊かの旅行の充電の組み立て

2泊3日のような旅行では、毎晩の充電を前提に、昼の間に足りなくなった分をモバイルバッテリーで補う組み立てになります。アダプタを公表の高速充電の条件(有線は60W以上)に合うものにしておけば、朝の支度の間にも短い時間で充電を進められます。夜にホテルで撮った動画を見返すなら、充電をつないだまま見ると、翌朝に電池の少ない状態で出かけずにすみます。

飛行機を使う旅行では、モバイルバッテリーの扱いに決まりがあります。国土交通省の基準では、モバイルバッテリーは預け荷物に入れられず、機内に持ち込みます。2026年4月24日からは、機内に持ち込めるのは2個まで(160Wh以下に限る)になり、機内でモバイルバッテリーからiPhoneなどを充電することもできなくなりました。外国の航空会社の決まりも含めて、出発前に利用する航空会社の案内で確かめてください。

海やプールで撮る日

海辺やプールサイドは、日差しが強く、砂や水しぶきもかかる場所です。両機種ともIP68ですが、耐水の性能は通常の使用で低下することがあると仕様ページに注があり、濡れたまま充電しないことも書かれています。本体が濡れたら拭いて乾かしてから充電し、日なたの砂の上やビーチチェアに置いたままにしないようにします。

水辺では、モバイルバッテリーとケーブルも濡らしたくない道具です。ジッパー付きの袋に入れてかばんの日陰側にしまい、充電は屋根のある場所に移ってから行います。撮影の合間に本体を袋に入れておくと、日差しと水しぶきの両方を避けられます。濡れた手でケーブルを抜き差ししないことも、水辺では忘れやすい点です。

モバイルバッテリーとケーブルの選び方と使い方

長い行事の日の電池の不安は、多くをモバイルバッテリーで補えます。つなぎ方は、USB-Cのケーブルでつなぐ有線と、MagSafeやQi2で背面に付けるワイヤレスの2通りです。どちらが合うかは、撮りながら充電するのか、休憩でまとめて充電するのか、三脚に載せるのか手で持つのかで決まります。

有線でつなぐとき

有線は、ケーブルの取り回しの手間がある一方、ワイヤレスのような背面の位置合わせが要りません。公表の高速充電の条件は60W以上のアダプタなので、モバイルバッテリーの出力がそれに届かなければ、約15分・約20分で50%という値になるとは限らないと考えておきます。モバイルバッテリーを選ぶときは、容量の数字に加えてUSB-Cの端子の出力(W)も見ておくと、休憩の短い時間でどれだけ戻せるかの見当がつきます。

ケーブルは、両端がUSB-Cで充電に対応したものを使います。iPhoneの端子はUSB 3(最大10Gb/s)で、パソコンへ動画を移すときに10Gb/sの速度を出すには、10Gb/sに対応したUSB 3のケーブルが要ります。充電用とは別に転送用の1本をかばんに入れておけば、帰ってから動画を移す作業にもそのまま使えます。

容量の数字の見方

モバイルバッテリーの箱には、容量がmAhで書かれています。ところが、iPhoneの側の電池の容量(mAh)は、Duoも18 Proも仕様ページに載っていません。そのため、バッテリーの容量の数字から、Duoや18 Proを何回分充電できるかは、自分では計算できません。箱に「スマホ◯回分」とあれば、どの機種で数えた目安なのかを確かめてから読みます。

確かなのは、自分のiPhoneにつないで何%戻るかを測ることです。満充電のバッテリーで、残りが半分くらいのiPhoneを充電し、バッテリーの表示がどれだけ減ったかを見ておけば、行事の日に何回分の充電を見込めるかが分かります。2台を充電する予定があるなら、2台ぶん測っておきます。

MagSafe・Qi2のバッテリーを付けるとき

ワイヤレスのモバイルバッテリーは、背面に付けるだけでケーブルが要らず、手で持って撮るときにも邪魔になりにくい形です。両機種ともMagSafeとQi2は最大25Wで、条件は同じです。ただし実際の速さはバッテリー側の出力しだいで、付ければ25Wで充電できるとは限りません。

撮りながら背面に付けると、撮影の熱と充電の熱が背面で重なります。夏の屋外では、撮っている間は外しておき、録画を止めた合間に付ける、と分けて使うと熱の心配が減ります。三脚のホルダーが背面を押さえる形だと、バッテリーを付けたまま固定できないこともあるので、組み合わせを家で試しておきます。

モバイルバッテリーそのものも、熱に気をつけたい道具です。夏の車内や日なたの観覧席に置きっぱなしにせず、かばんの中の日の当たらない場所に入れておきます。膨らんでいる、触ると異常に熱い、といったバッテリーは使わないでください。前の晩に充電するときも、バッテリーが熱くなりすぎていないかを確かめておくと安心です。

モバイルバッテリーとケーブルで確かめる8項目の一覧。端子の出力、「スマホ何回分」の目安の機種、自分のiPhoneで何%戻るか、充電に対応したケーブル、転送用のUSB 3ケーブル、背面のバッテリーを付けるとき、三脚のホルダーとの組み合わせ、膨らみや異常な熱さ
容量の数字からは何回充電できるか計算できない。自分のiPhoneにつないで測る

Duoで確かめておきたいこと

Duoは開くと幅164.6mm、閉じると84.1mmで、使うときの形が二通りあります。MagSafeの磁石が本体のどこにあり、開いたときと閉じたときのどちらで充電器がしっかり付くのか、付けたまま開閉できるのかは、仕様ページからは分かりません。有線でつなぐ場合も、閉じて三脚に載せたときにケーブルがホルダーと当たらないかは、実物で確かめるまで分かりません。

重さとの組み合わせも考えておきます。254gの本体に背面のバッテリーが加わると、手で持って構える時間が長いほど腕に負担がかかります。長い演目は三脚に任せ、手持ちは短い場面に絞ると楽になります。重さと持ち方の比べ方は254gのiPhone Duoは重いかで扱っています。

端子をふさぐ道具と、充電の取り合い

iPhoneのUSB-Cの端子は一つです。外付けSSDや、端子に挿して使うマイクの受信機などを直接つなぐと、そのあいだは同じ端子で有線の充電ができません。給電の端子が付いたハブなどを使う場合は別です。長い行事でこうした道具を使うなら、充電はMagSafeかQi2のワイヤレスで補うか、休憩で道具を外して有線でつなぐか、どちらかの組み立てになります。

端子に挿す道具の中には、iPhoneから電気を受けて動くものもあります。道具の説明書で電源をどこから取るかを確かめ、本体の電池から取るものなら、そのぶん減り方が早くなると見込んで、家の試し撮りも道具をつないだ状態で行います。三脚、ジンバル、ワイヤレスマイクをそろえる場合も、当日と同じ組み合わせで一度通して撮ってみると、電池と取り回しの両方の困りごとを先に見つけられます。

18 ProでProResを外付けSSDに撮る日は、電池の見込みが変わる

18 ProにはProResがあり、4K/60fps以上のProResは外部ストレージに記録するときに使えます。Duoは仕様ページのビデオ撮影フォーマットがHEVCとH.264で、ProResはありません。外付けSSDに撮る使い方は、18 Proだけの話です。

Appleの記事は、4K/60fpsや4K/120fpsのProResを外付けストレージに記録する条件を挙げています。書き込みの速さは4K60で毎秒220MB以上、4K120で毎秒440MB以上、最大消費電力は4.5Wとされています。その記事の対応機種の表は17 Pro・16 Proまでで、18 Proは載っていません。

消費電力の上限が決まっているのは、SSDがiPhoneの端子から電気を受けて動くためと読めます。iPhoneから給電するならSSDの分だけ電池の減りは増え、SSDを直接挿せばUSB-Cの端子もふさがるので、その間の充電はMagSafeかQi2のワイヤレスに頼ることになります。

ProResは設定画面の目安で1分あたり1080p/30fpsが約1.7GB、4K/30fpsが約6GBと大きく、家族の行事を長く撮るのには向きにくい形式です。撮るなら短い演目に絞るほうが、電池と熱と容量のどれにも無理がありません。条件の細かい点はiPhone ProResの外部SSD録画の条件にまとめています。

記録の設定ごとに、増えるものを並べる

記録の設定を変えると、毎分作るデータの量が変わり、それが電池と熱と容量に同時に表れます。電池と熱については公式の値が無いので、数字で比べられるのは容量だけです。それでも、データの量の比は、本体にどれだけ重い仕事をさせているかの目安になります。1080p/30fpsを1とした比を、高効率・HDRビデオオンの目安で並べました。

設定 1分の目安 1080p/30fpsとの比(計算上) 2時間の計算値 向いている場面
1080p/30fps 約65MB 1 約7.8GB 長い発表会を1台で通して撮る
1080p/60fps 約100MB 約1.5倍 約12GB ダンスや徒競走の動きをなめらかに
4K/30fps 約190MB 約2.9倍 約22.8GB 編集で一部を切り出して寄せたい舞台
4K/60fps 約440MB 約6.8倍 約52.8GB 短い種目を細かく、なめらかに
4K/120fps 約800MB 約12.3倍 約96GB スローで見返したい数秒から数分

1分の目安はiOS 18.6の設定画面の文言で、iOS 27の画面では確かめられていません。表の比が、そのまま電池の減り方の比になるわけでもありません。カメラを動かし、画面を点けておく分は、どの設定でもかかるからです。それでも、4K/60fpsや4K/120fpsを長く回すと書き込む量が大きく増えるのは数字のとおりで、長い行事ほど設定の差が積み上がります。

HDRビデオをオフにした場合の目安は、1080p/30fpsで約60MB、4K/60fpsで約400MBで、オンのときとの差は1割ほどです。互換性優先(H.264)にすると、1080p/30fpsは約130MBと高効率の2倍になり、4K/60fps以上やHDRビデオは選べなくなります。電池のためにHDRを切るかどうかは、容量の数字から見る限り差が小さく、決め手にはなりにくい項目です。

FPS自動調整は、暗い場面でフレームレートを24fpsに下げて見やすくする機能で、iOS 27のユーザガイドには、18 Proでは4Kで録画するときにも動作するとあります。電池への影響は公表されていませんが、暗いホールで撮るとフレームレートが途中で変わる点は、編集やディスクにするときに関わってきます。行事の前に決めておく設定の一つとして、ほかの項目と一緒に確かめておきます。

Duoと18 Proは、通常のビデオの上限がどちらも4K/120fpsで、表に挙げた設定はどちらでも選べます。違うのは、18 ProにProResやApple Log 2がある点です。Duoの動画の機能の全体はiPhone Duoの動画性能に、機種ごとの動画の仕様はiPhone動画の仕様一覧にまとめています。

Duoは、演目ごとに開くか閉じるかを決めておく

Duoで発表会を撮る日は、演目ごとに「閉じて外側で撮る」「開いて内側で撮る」を決めておくと、電池の使い方に筋が通ります。録画を続けたまま開閉できるかは発売後に確かめる点なので、ここでは、録画を止めてから開閉する前提で組み立てます。演目と演目のあいだの拍手の時間など、録画を止めても困らない区切りで持ち方を切り替えます。

演目 持ち方の案 理由
合唱・合奏 閉じて外側 列全体を引いて撮るので、構図を決めたら画面を見続ける必要が少ない
ピアノ・独奏 閉じて外側 動きが少なく、三脚に載せたまま撮れる
ダンス・バレエ 出番だけ開いて内側 動く範囲と表情を、大きな画面で追いたい
劇 閉じて外側 長い演目なので電池を優先する。見せ場の前に止めて開く
わが子のソロ・発表 開いて内側 短いので、ピントと表情の確かめを優先する

長い演目ほど閉じて撮り、短い見せ場ほど開いて確かめる、というのが電池の面から見た組み立てです。開くと画面が大きくなるぶん、ピントや構図の細かな確かめはしやすくなります。ただ、暗い客席で7.6インチの画面を開くと周りから目立つので、開く時間は演目の始まりと見せ場に絞ります。

18 Proは画面が一つなので、こうした使い分けはありません。6.3インチの画面のまま2時間撮ることになり、電池の持ちは記録の設定と画面の明るさで決まります。Duoは画面の選び方という調整の手段が一つ多いぶん、決めておかないと、気づかないうちに開いたまま撮り続けてしまう、ということも起きます。

開いたまま三脚に載せるとき

開いたDuoは、幅164.6mm、高さ117.8mm、厚さ5.2mmです。横長に開いたまま三脚に載せると、ホルダーで挟む方向の長さが117.8mmになり、スマホ用のホルダーでは挟めない大きさのこともあります。開いたまま固定するなら、タブレット用のホルダーを含めて、挟める幅を確かめてから選びます。

開いたまま撮る時間が長いほど、内側の画面を点けている時間も長くなります。三脚に載せて撮るときこそ、構図を決めたら閉じて外側の画面で撮るほうが、電池の面では理にかなっています。開いたまま固定したいのは、ダンスのように動く範囲を大きな画面で追い続けたい演目くらいです。

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電池と熱でよく起きる困りごと

行事の日に電池と熱で困る場面は、だいたい決まった形で起きます。症状から原因の見当をつけ、確かめ方と直し方までをつなげておくと、当日に慌てずにすみます。

行事の日に電池と熱で起きる6つの困りごとを、考えられる原因と、直し方・確かめ方で並べた表。前半で電池が半分を切る、つないでも増えない、休憩で戻らない、熱くないのに止まる、バッテリーが空、帰宅後に減る
症状から原因の見当をつけ、確かめ方と直し方までつなげておく

前半だけで電池が半分を切った

開演から休憩までの1時間で、電池が半分を切っていた。このまま後半を撮ると足りなくなりそうです。考えられる原因は、記録の設定が4K/60fpsや4K/120fpsになっている、Duoを開いたまま内側の画面で撮っている、Duo Previewを点けたままにしている、画面の明るさが高いまま、のどれかです。

確かめるのは、ビデオモードの右上にある記録の大きさとfpsの表示と、画面の明るさです。後半は、設定を1080p/30fpsか1080p/60fpsに下げ、Duoなら閉じて外側の画面で撮り、Duo Previewは切ります。休憩の間に充電をつなぎ、後半の途中で残りが少なくなったら、大事な演目の前に録画を一度止め、予備の機器に切り替えるかを決めます。

つないでいるのに、残りが増えない

モバイルバッテリーをつないで撮っているのに、残りの%が減り続ける、または増えない。撮影で使う電気が、充電で入ってくる電気より多いと、こうなります。モバイルバッテリーの出力が小さい、ケーブルが充電に向かないものだった、バッテリー側の残りが少なくなっている、ワイヤレスの位置がずれている、といった原因が考えられます。本体が熱いときは充電が進みにくくなることもあります。

確かめるには、録画を止めて数分つないだまま置き、%が増えるかを見ます。止めれば増えるなら、撮影の消費に充電が追いついていないだけです。止めても増えないなら、ケーブルを替える、バッテリーの残りを見る、背面の位置を合わせ直す、本体を冷ます、の順に試します。

休憩で充電したのに、ほとんど戻っていない

休憩の10分つないでおいたのに、数%しか増えていなかった。休憩の時間は思ったより短く、つなぐまでの時間や片付けの時間で、実際に充電できたのは数分だった、ということもあります。公表の50%までの時間は、60W以上のアダプタなど条件のそろった値なので、モバイルバッテリーで同じ速さになるとは限りません。

直し方は、休憩に入ったらすぐつなげるように、ケーブルを挿した状態のバッテリーを手元に出しておくことと、出力の大きいバッテリーを選ぶことです。家で、半分くらいの残りから10分つないで何%増えるかを測っておけば、休憩の充電で後半をまかなえるかを前もって判断できます。まかなえないと分かったら、後半は設定を下げる、と前の晩のうちに決めておきます。

録画が止まったが、本体は熱くない

熱くないのに録画が止まったなら、まず保存先の空きを疑います。4K/60fpsで撮っていれば、計算上は1時間で約26.4GBを使うので、空きが少ない本体では1時間もたずに足りなくなることがあります。写真アプリで止まる直前までが保存されているかを確かめ、空きが無ければ、不要な動画や試し撮りを消すか、後半を1080pに下げて撮ります。

18 ProでProResを本体に記録している場合は、ProResについてのAppleの記事に、本体に少なくとも10%の空きが要ること、撮影できる時間が5分を切るとカメラアプリが自動でストレージを空けることがある、と書かれています。その記事の対応機種の表に、18 Proはまだ載っていません。熱も空きも問題が無いのに止まるなら、ほかの原因も含めて切り分けます。止まる原因の見分け方は、前に挙げた2時間の発表会の記事で順に扱っています。

つないだら、モバイルバッテリーのほうが空だった

前半の終わりにつないだら、モバイルバッテリーの残りが無かった。しばらく使っていないバッテリーは、知らないうちに減っていることがあります。前の晩に満充電にしたつもりで、ケーブルが抜けていた、ということもあります。家を出る前に、バッテリーのランプや表示で残りを確かめる習慣をつけておけば防げます。予備のケーブルと同じように、小さな予備のバッテリーを一つ持っていく方法もあります。

帰ってから、電池の減りが早い・本体が温かい

行事から帰ったあと、置いているだけなのに電池が減っていく、本体がほんのり温かい。iCloud写真を使っていると、その日に撮った大きな動画を送っている最中のことがあります。数十GBの動画をまとめて送るには時間がかかり、そのあいだは通信が続きます。

iOS 27には、iCloud写真の同期を優先する「すぐに同期」があり、写真アプリの「コレクション」からiCloudアカウントのプロフィールを開き、「すぐに同期」で「今日」を選びます(表記はバージョンで異なることがあります)。1日たつと自動でオフになり、低電力モードや省データモードのあいだは一時停止します。帰った晩はWi-Fiのある部屋で充電をつないだまま置き、同期が終わるのを待つのが、翌日に電池が少ない状態で出かけないための素直な方法です。

届いたら、最初の行事の前に家で測っておくこと

撮影で何時間持つかは、公表の数字からは出せません。かわりに、自分のiPhoneで、行事と同じ設定のまま決まった時間だけ撮り、減った割合を測れば、当日の見込みが立ちます。発売日に届いてから最初の行事までの間に、一度やっておきたい作業です。測っておけば、モバイルバッテリーが要るかどうか、休憩で充電すれば足りるか、設定を下げるべきかを、前もって決められます。

10分の試し撮りで減り方を測る

測り方は難しくありません。用意するのは、行事で使う予定のiPhoneと三脚か台、時間を計る時計だけです。測る部屋は、行事の会場に近い明るさの部屋を選ぶと、画面の明るさの自動調節も当日に近くなります。暗いホールで撮るなら照明を暗くした部屋、屋外の運動会なら窓際の明るい場所、という選び方です。次の順に進めます。

  1. 電池がおよそ8割以上ある状態で、残りの%を控える
  2. 4Kか1080pか、fps、HDRビデオを、行事の日と同じ設定にする
  3. Duoは、閉じて外側で撮る場合と、開いて内側で撮る場合を、別の回に分けて測る
  4. 画面の明るさを行事の日と同じにして、三脚か台に置く
  5. 部屋の中の動きのある場面に向けて、10分録画する
  6. 録画を止めて、残りの%を控える

減った分を6倍すると1時間、12倍すると2時間の見込みになります。仮に10分で4%減ったとすると、1時間で24%、2時間で48%という計算です(数字は計算の例で、実際の減り方ではありません)。電池の表示は1%きざみなので、10分だけでは誤差が大きく出ます。時間に余裕があれば20分か30分撮ると、見込みが確かになります。

家で測った値は、会場の条件より少なめに出ることがあります。屋外の日差しで画面が明るくなる日や、気温の高い会場では、減り方が早くなる方向です。家の見込みにそのまま頼らず、余裕を持たせた計画にしておきます。Duoで閉じた場合と開いた場合の両方を測っておくと、当日どちらで撮るかを電池の残りで決められるようになります。

測った値から、当日の計画を立てる

測った減り方が分かれば、プログラムから出した録画の合計時間と掛け合わせて、その日に要る電池の量を見積もれます。見積もりが残りの電池に収まり、さらに帰り道に使う分が残るなら、モバイルバッテリーは念のための備えで足ります。収まらないなら、休憩で充電する、設定を一段下げる、予備の機器と分担する、のどれかを前の晩のうちに決めておきます。

2時間の発表会を4K/60fpsで撮る見込みが電池に収まらなくても、1080p/60fpsに下げた場合を測ってみると収まることがあります。設定ごとに10分ずつ測っておけば、「この設定なら休憩の充電なしで撮り切れる」「この設定なら休憩の充電が要る」という線が引けます。ディスクにして家族で見る映像なら、その線の内側の設定で撮っても、テレビで見たときの差は小さくて済みます。

熱の出方と、給電しながらの減り方も同じ日に

試し撮りの間、5分ごとに背面に触れて、どのくらい温かくなるかを確かめておきます。ケースを付けた場合と外した場合、モバイルバッテリーをつないだ場合で、温まり方がどう変わるかも、同じ設定で試せます。真夏の会場の条件は家では作れないので、ここで分かるのは、どの組み合わせが一番温まりやすいかという順番です。

給電しながら10分撮って、%が増えるか、減るか、変わらないかも見ておきます。増えるなら、当日は給電しながら最後まで撮れる見込みがあります。減るなら、つないでいても電池は少しずつ減り続けるので、どこまで持つかを見積もりに入れておきます。熱の出方と合わせて見て、暑い会場で給電しながら撮るか、休憩だけで充電するかを決めます。

測った記録を残しておく

測った結果は、日付、機種、記録の設定、Duoなら閉じたか開いたか、部屋の暑さ、10分で減った%を、メモに残しておきます。次の行事の前に設定を変えたくなったとき、記録があれば測り直す設定を絞れます。家族で2台を測ったなら、どちらの機種の記録かも書いておきます。

電池は使ううちに持ちが変わっていくもので、買ってすぐの行事と、2年後、3年後の同じ行事とでは、同じ設定でも減り方が違ってくることがあります。1年後の同じ行事の前にも、同じ設定で測り直しておくと安心です。去年の記録と比べて減り方が早くなっていれば、モバイルバッテリーを持っていく、休憩の充電を前提にする、といった備えを一段増やす目安になります。

発売日から最初の行事までの日程

Duoの予約は10月16日(金)21:00から、発売は10月23日(金)の予定です。11月から12月の発表会や音楽会に間に合わせるなら、届いた週のうちに試し撮りを済ませ、三脚のホルダーやケース、モバイルバッテリーの組み合わせを実物で確かめる時間を取ります。ホルダーやケースは、Duoの実物と合わせられるようになってから選ぶほうが、買い直しになりにくいはずです。

18 Proは9月18日から売られているので、手元にあるなら、次の行事の前の週末に同じ測り方を済ませておけます。家族でDuoと18 Proの両方を使う予定なら、同じ設定で両方を測っておくと、当日どちらを長く回すかを決めやすくなります。

同じ設定での10分の試し撮り、Duoの閉じた場合と開いた場合、給電しながらの撮影、ケースの有無、休憩10分の充電、ホルダー、ケーブル、空き容量、録画中の開閉の9項目を並べた確認表
どれも家で一度試せば分かる。Duoは開閉の動きの確かめが加わる

行事の日の持ち物

電池と熱の備えとして持っていくものを挙げます。道具は増やすほど荷物になり、客席で広げる手間も増えるので、全部をそろえる必要はなく、撮る長さと会場の暑さで選びます。

  • モバイルバッテリー(前の晩に満充電にし、端子の出力を確かめたもの)
  • USB-Cのケーブル2本(充電用と予備。パソコンへ移すにも使うなら10Gb/s対応のUSB 3のもの)
  • 三脚とホルダー(Duoは閉じた幅84.1mm・厚さ11.3mmを挟めるもの)
  • 日傘やうちわ(屋外で影を作る、風を送る)
  • ジッパー付きの袋(雨や水辺で、本体とバッテリーを入れる)
  • 予備の機器(家族のスマホ。電池を温存しておく)
  • 旅行なら、60W以上に対応したアダプタ(宿で短い時間に充電する)

屋内の発表会なら上の三つと予備の機器、夏の屋外の運動会なら日差しと雨の備えも加える、という選び方になります。荷物を減らしたいなら、ワイヤレスで付けられるモバイルバッテリーにすると、ケーブルを1本減らせます。ただし撮りながら背面に付けると熱が重なるので、使うのは録画を止めた合間です。三脚を持っていけない会場なら、手で持つ時間が長くなるぶん、本体とバッテリーの合計の重さも考えて選びます。どの道具を持っていくかは、家の試し撮りで当日と同じ組み合わせを試してから決めると、余計な荷物が減ります。

暗い客席でかばんの中を探さなくてすむように、バッテリーとケーブルは一つの袋にまとめ、すぐ出せるところに入れておきます。外したケースやケーブルを席に置き忘れないよう、帰る前に足元と座席のまわりを見回しておきます。

Duoと18 Proを家族で持つなら、ケーブルと充電器は両機種で共通なので、1組を家族で回せます。同時に2台を充電したいときは、モバイルバッテリーの端子の数と、2台につないだときの出力も見ておきます。

電池と熱から見ると、Duoと18 Proはどちらが合うか

電池と熱の面に限って比べると、差が数字に出ているのは三つです。ビデオ再生はDuoが外側使用で44時間と長く、内側使用で31時間と短い。有線で50%までの充電は、Duoが約20分で18 Proの約15分より5分長い。そして18 Pro Maxは、どの電池の値でも一番長いか、それに並びます。熱は直接比べた値が無いので、選ぶ理由にはなりません。

Duoが合う使い方

閉じて外側の画面で撮る時間を長くできるなら、公表の再生時間から見て、Duoは18 Proより電池に余裕のある使い方ができると見込めます。撮影は外側の画面、見返しは家で内側の大きな画面、と分けられる人には、二つの画面の使い分けがそのまま電池の使い分けになります。そのうえで大きな画面を開いて見たい理由があるなら、Duoを選ぶ意味ははっきりしています。

18 Proが合う使い方

本体の軽さ(211g)と、有線で少し速い充電を取るなら18 Proです。画面が一つなので、画面の選び方で迷うことも、うっかり開いたまま撮り続けることもありません。遠い舞台を大きく撮る望遠や、ProResで撮る機能が要る人も18 Proになり、電池の持ちは記録の設定と画面の明るさで調整します。

電池を一番に考えるなら18 Pro Max

ビデオ再生45時間、通常使用30時間と、電池の値が一番長いのは18 Pro Maxです。カメラは18 Proと同じで、重さは249gとDuoとほぼ同じです。折りたたみの大きな画面が要らず、長い行事を1台で撮り切る余裕を一番に考えるなら、18 Pro Maxが素直な選び方です。

17 Proや17 Pro Maxから替える場合

18 Pro Maxの資料には、iPhone 17 Pro Maxよりビデオ再生が最大6時間長いとあります。計算上は、17 Pro Maxのビデオ再生は39時間ほどだったことになります。17 Pro Maxから18 Pro Maxに替えると電池の値が延び、Duoの外側使用の44時間に近い値になります。

17 Proと18 Proの電池の差は、この記事で使った資料では確かめられていません。放熱については、18 ProもDuoも17 Proより持続性能が上がったという説明があります。17 Proで夏の屋外の撮影が止まりやすかった人には、どちらに替えても放熱の作りは新しくなります。ただし、止まりにくさが撮影で何分違うかは公表されていません。

家族で1台ずつ持つなら

家族の一人がDuo、もう一人が18 Proを持つなら、行事の日は、望遠のある18 Proに遠い場面と長い演目を任せ、Duoは近くの場面と、撮られる人に画面を見せたい場面を受け持つ、という分け方ができます。Duoは閉じて撮る時間を長くし、18 Proは記録の設定を軽めにする、とそれぞれに電池の守り方を決めておけば、2台とも最後まで撮れる見込みが立ちます。

発売後のレビューを読むときに見るところ

Duoが発売されると、撮影で何時間持ったか、どのくらいで熱くなったかを測ったレビューも出てくるはずです。読むときは、記録の設定(4Kか1080pか、fps、HDRビデオ)、閉じて撮ったか開いて撮ったか、画面の明るさ、部屋の温度、充電しながらかどうかを確かめます。条件が書かれていない時間の数字は、自分の行事に当てはめにくいので、参考の程度にとどめます。

二つの機種を同じ条件で並べた比べ方なら、機種の差を見る材料になります。カメラ、画面、本体の大きさまで含めた全体の違いはiPhone Duoと18 Proの違いを全項目で比べた記事に、撮るものと使い方から機種を決める判断はiPhone Duoと18 Pro、どっちを選ぶかの判断表にまとめています。

長く撮った動画を家族に渡す、ディスクにする

休憩で分けて撮った発表会は、前半と後半の2本の動画になります。家族に渡すときもディスクにするときも、どちらが先かが分かるように、ファイル名の頭に「01_」「02_」と番号を付けておきます。当社に入稿する場合も、この番号の順に収録します。熱や電池で途中に止まり、3本、4本と分かれた場合も、撮った順に「03_」「04_」と続けて付けておけば、順番を取り違えません。

ファイルの大きさと、ディスクの容量

2時間を4Kで撮ると、計算上は4K/30fpsで約22.8GB、4K/60fpsで約52.8GBになります。ブルーレイは1層で25GB、DVDは1層で4.7GBなので、長い行事の4Kの映像は、元のファイルの大きさがディスク1枚の容量を超えることがあります。

当社では、1つの内容のデータがDVDで5GB以上、ブルーレイで25GB以上のとき、エンコード手数料(大容量データ・内容1種類につき)の3,000円(税抜)がかかります。ディスクにする前提なら、1080pで撮っておくと容量の面でも扱いやすくなります。

大きな動画をiPhoneから送るときは、アップロードにも時間と電池を使います。ギガファイル便やGoogle ドライブなどで共有URLを作るなら、家のWi-Fiにつなぎ、充電をつないだまま送ると、途中で電池が足りなくなる心配がありません。iPhoneからディスクにするまでの手順はiPhoneの動画をDVD・ブルーレイに焼く方法にまとめています。

DVDにするかブルーレイにするかは、見る機器と画の細かさで選びます。当社が作るブルーレイは1920×1080なので、1080pや4Kで撮った映像の細かさを残しやすい形です。DVDは720×480になるかわりに、DVDプレーヤーしか無い家でも見られることが多い形です。祖父母の家にどちらの機器があるかを先に確かめておくと、作る枚数と種類が決まります。

当社に頼むとき

当社は、動画のデータからDVD・ブルーレイを作る書き込み代行の店です。基本料金(DVD・1枚あたり)は1,500円、基本料金(Blu-ray・1枚あたり)も1,500円です。祖父母や親戚の家にも同じ発表会を配るなら、2枚目からは追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)の1,000円になります。

注文はブルーレイの注文ページから、共有URLを貼って入稿できます。スマホからも入稿できるので、iPhoneで撮った動画をパソコンに移さずに頼めます。前半と後半を1枚に収めるか2枚に分けるかで迷うときは、注文の前に相談・問い合わせフォームで確かめてください。

よくある質問

Q. iPhone Duoのバッテリーは18 Proより長持ちするのか?

A. 公表のビデオ再生では、閉じて外側の画面を使うDuoが最大44時間で、18 Proの36時間より長く、開いて内側の画面を使うと最大31時間で短くなります。通常使用はどちらも最大24時間です。撮影し続けたときの時間はどちらも公表されていないので、行事と同じ設定で家で試し撮りをして、減り方を測るのが確かです。

Q. iPhone Duoで2時間の発表会を撮り切れるか?

A. 撮影で何時間持つかはAppleが公表しておらず、記録の設定や画面の使い方で変わるため、言い切れません。家で同じ設定のまま10分撮り、減った割合を12倍すると2時間の見込みになります。休憩で録画を分け、その間にモバイルバッテリーで充電すると、電池と熱の両方に余裕が出ます。

Q. Duoは閉じて撮るほうが電池が持つのか?

A. 撮影の公式の値はありませんが、ビデオ再生では内側使用の31時間が外側使用の44時間の約7割です。同じ傾向が撮影にもあるなら、閉じて外側の画面で撮るほうが減りは少ないと見込めます。録画しながら開閉したときの動きは発売前で確かめられないので、届いたら家で試してください。

Q. Duoのデュアルバッテリーとはどういうものか?

A. 仕様ページの表記は「デュアルリチャージャブルリチウムイオンバッテリー」で、発表資料によると本体の左右に一つずつ入っています。電池の容量や、二つの電池をどう使い分けて充電するかは公表されていません。電池が二つだから倍持つという意味ではなく、持ちは仕様ページの時間で比べます。

Q. 18 ProとDuoは何分で50%まで充電できるか?

A. 有線の高速充電で、18 Proと18 Pro Maxは約15分、Duoは約20分で最大50%です。別売りの60W以上に対応したアダプタとUSB-C充電ケーブルを使ったときの値で、Duoの試験は開いた状態で行われています。MagSafeでは、両機種とも30分ほどで最大50%です。

Q. ワイヤレス充電の速さはDuoと18 Proで違うか?

A. MagSafeとQi2の最大は、どちらの機種も25Wで同じです。MagSafeの高速充電は、別売りの35W以上のアダプタとMagSafe充電器を使って30分ほどで最大50%です。ワイヤレスのモバイルバッテリーで同じ速さになるとは限らず、実際の速さはバッテリー側の出力によります。

Q. Duoは18 Proより熱くなりやすいのか?

A. 公表されているのは、18 Proが表面積3倍のベイパーチャンバーで持続性能最大40%向上、Duoがチップをベイパーチャンバーに直接つなぐ作りで最大35%向上という説明で、どちらもiPhone 17 Proとの比較です。2機種を直接比べた値は無いので、Duoのほうが熱に弱いとは言えません。

Q. 熱で録画が止まったらどうすればいいか?

A. 写真アプリで止まる直前までが保存されているかを確かめ、日陰に移し、ケースと充電を外して画面を消し、冷めるのを待ちます。温度の警告が出たときは電源を切ります。冷蔵庫や保冷剤で急に冷やすのは結露のおそれがあるので避けます。再開するときは、4K/60fpsを1080pに下げるなど、記録の設定を一段下げます。

Q. 充電しながら撮影しても問題ないか?

A. できますが、撮影の熱に充電の熱が重なります。冷房の入った屋内で1080pの軽い設定なら困らないことも多い一方、夏の屋外で4K/60fpsを給電しながら撮り続けるのは、熱の面で厳しい組み合わせです。暑い日は、給電を休憩の間にまとめるほうが、止まる心配を減らせます。

Q. 4Kで撮ると電池の減りは早くなるか?

A. 電池の減り方の公式の値はありませんが、1分あたりの容量の目安は1080p/30fpsが約65MB、4K/60fpsが約440MBで、計算上は約6.8倍のデータを作ります。処理と書き込みの量が増えるので、長い行事ほど設定の差が電池と熱に表れると見込めます。ディスクにするなら1080pで足りる場面も多くあります。

Q. 18 Pro Maxは電池でどれだけ有利か?

A. ビデオ再生は最大45時間、ストリーミングは最大40時間、通常使用は最大30時間で、3機種の中で一番長いか、外側使用のDuoと並ぶ値です。5分の有線充電で約7時間のビデオ再生ができるとも発表されています。カメラは18 Proと同じで、重さは249gとDuoとほぼ同じです。

Q. 雨の運動会でモバイルバッテリーをつないでいいか?

A. 両機種ともIP68の耐水・防塵ですが、仕様ページには濡れたまま充電しないという注があり、液体による損傷は保証の対象外とされています。本体や端子が濡れているときはケーブルを挿さず、拭いて乾いてから充電します。ワイヤレスで充電するときも、濡れていないことを確かめてからにします。

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  • プレスリリース1

この記事の目次

  1. 公表の時間で比べると、電池の持ちは閉じたDuoが18 Proより長い
  2. 仕様ページの電池の時間は、どんな条件で測った数字か
  3. 撮影中のiPhoneは、どこで電気を使っているか
  4. Duoは、閉じて撮るほうが電池の減りが少ない見込み
  5. 18 Pro Maxは、カメラが同じで電池が長い
  6. 充電の速さ|有線で50%までは18 Proが約15分、Duoが約20分
  7. 熱について公表されているのは、17 Proと比べた説明だけ
  8. 撮影中に本体が熱くなりやすい条件
  9. 熱で録画が止まったら、その場でやること
  10. 2時間の発表会を撮る日の電池の段取り
  11. 撮る前と撮ったあとにも、電池は減っている
  12. 運動会は、撮る時間を足し算して考える
  13. 旅行の日は、撮影以外の使い方と合わせて一日の電池を考える
  14. モバイルバッテリーとケーブルの選び方と使い方
  15. 18 ProでProResを外付けSSDに撮る日は、電池の見込みが変わる
  16. 記録の設定ごとに、増えるものを並べる
  17. Duoは、演目ごとに開くか閉じるかを決めておく
  18. 電池と熱でよく起きる困りごと
  19. 届いたら、最初の行事の前に家で測っておくこと
  20. 行事の日の持ち物
  21. 電池と熱から見ると、Duoと18 Proはどちらが合うか
  22. 長く撮った動画を家族に渡す、ディスクにする
  23. よくある質問

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