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  3. 254gのiPhone Duoは重いか|18 Proと大きさ・素材・丈夫さを比べる

254gのiPhone Duoは重いか|18 Proと大きさ・素材・丈夫さを比べる

2026 10/11
254gのiPhone Duoは重いか|18 Proと大きさ・素材・丈夫さを比べる

この記事の要点

  • iPhone Duoは254g。計算上は18 Pro(211g)より43g、約2割重く、18 Pro Max(249g)とは5gしか違わない
  • 閉じたDuoは高さ117.8mmで18 Proより32.2mm低いが、幅84.1mm・厚さ11.3mmで、幅も厚さも18 Proを上回る
  • 重さの差が出やすいのは、腕を伸ばして片手で撮り続ける時間と、首からさげて一日歩く時間。開いたDuoは両手で持つ
  • 耐水・防塵のIP68、前面のCeramic Shield 2と背面のCeramic Shieldは同じ。フレームはチタニウムとアルミニウムで違う
  • ヒンジの開閉の耐久回数、途中の角度で止まるか、落としたときの強さは、Appleの公式の記載が無い

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運動会のトラックの外側で、スマホを両手で持ち上げたまま、わが子の走る順番を待つ。発表会の客席で、幕が開いてから自分の子の出番が終わるまで、腕を上げて構え続ける。行事をスマホで撮る人にとって、本体の重さは仕様表の一行で終わる話ではありません。腕と首に何時間もかかる重さです。10月23日に発売予定の折りたたみのiPhone Duoを候補にしている人の多くが、まず254gという数字で迷うはずです。

Appleの仕様ページの値で比べると、iPhone Duoの重さは254g、iPhone 18 Proは211g、iPhone 18 Pro Maxは249gです。計算上は、Duoは18 Proより43g(約2割)重く、18 Pro Maxとは5gしか違いません。閉じたDuoは高さ117.8mmで18 Proより32.2mm低いかわりに、厚さは11.3mmで2.55mm厚くなります。重さの差を感じやすいのは、腕を伸ばして片手で撮り続けるときと、首からさげて一日歩くときです。

丈夫さに関わる仕様は、同じところが多くあります。耐水・防塵は両方ともIP68で、前面のCeramic Shield 2と背面のCeramic Shieldも共通です。違うのはフレームの素材で、Duoはチタニウム、18 Proはアルミニウムです。ヒンジを何回開け閉めできるか、落としたときにどこまで耐えるかは、Appleの公式の記載がありません。

ここに書くのは2026年10月時点の情報です。Duoは発売前のため、仕様ページと発表資料から分かる範囲で比べています。発表会場で短く触れた記事はあっても、実機を使い込んだレビューはまだ無いので、数字と、その数字が行事の場面で何を意味するかに絞りました。当社は大阪・梅田でDVDとブルーレイの書き込み代行をしている店で、撮った動画を家族に渡すところまでを考えて書いています。カメラや画面を含めた全体の比べ方はiPhone Duoと18 Proの違いにまとめました。

この記事の目次見出しを押すと、その場所へ移ります

  1. iPhone Duoの重さと大きさを、仕様ページの数字で並べる
  2. 発売前のDuoについて、数字で言えることと言えないこと
  3. 43gの差は、どの持ち方で感じやすいか
  4. 閉じたDuoは背が低く、18 Proより厚い。開くと幅は倍近くになる
  5. 発売前でも、厚紙と小銭で大きさと重さを試せる
  6. 片手で撮るなら、閉じたDuoは幅84.1mm。開いたら両手で持つ
  7. 腕を上げたまま撮り続けると、重さの差が積み重なる
  8. 行事の日に一日持ち歩くとき
残りの15項目を見る
  1. 首からさげる、肩からかける。254gを体のどこで受けるか
  2. 素材で比べる。Duoはチタニウム、18 Proはアルミニウム
  3. 水とほこりはどちらもIP68。条件つきの数字として読む
  4. ヒンジについて、Appleが書いていることと書いていないこと
  5. 落としたときの強さは、どちらの機種も数字が出ていない
  6. ケースと保護フィルムは、発売後に本体に合わせて選ぶ
  7. 三脚・一脚・ジンバルのホルダーに挟めるか
  8. 顔で開けるか、指で開けるか。ボタンの違いも持ち方に関わる
  9. 買ってから困りやすいこと。症状から原因を見分ける
  10. 子どもに持たせる、祖父母に撮ってもらうとき
  11. 場面ごとの扱いやすさを、一つの表で見る
  12. 重さと丈夫さで選ぶなら、持ち方と行事の長さで決める
  13. 撮った動画を残す、家族に渡す、ディスクにする
  14. 買う前の今日と、届いた日にすること
  15. よくある質問

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iPhone Duoの重さと大きさを、仕様ページの数字で並べる

Duoは閉じたときと開いたときで寸法が二通りあり、重さはどちらも254gです。18 Proと18 Pro Maxはカメラが同じで、違うのは画面の大きさ、寸法、重さ、電池の時間です。以下で「18 Pro」と書くところは、断りが無ければ18 Pro Maxにも当てはまる話として読んでください。

項目 iPhone 18 Pro iPhone 18 Pro Max iPhone Duo
重さ 211g 249g 254g
幅 71.9mm 78.0mm 閉じて84.1mm・開いて164.6mm
高さ 150.0mm 163.4mm 117.8mm(開閉とも同じ)
厚さ 8.75mm 8.75mm 閉じて11.3mm・開いて5.2mm
フレーム アルミニウムUnibody アルミニウムUnibody グレード5チタニウムの折りたためるデザイン
前面・背面 Ceramic Shield 2の前面、Ceramic Shieldの背面 同じ 同じ
耐水・防塵 IP68(最大水深6メートルで最大30分間) 同じ 同じ
ロックの解除 Face ID Face ID Touch ID(サイドボタンに内蔵)
アクションボタン あり あり 仕様ページに記載なし

重さを割合で比べると、計算上はDuoが18 Proの約1.2倍で、18 Pro Maxとの差は約2%です。Appleは開いたDuoを「史上最薄のiPhone」と紹介していますが、重さについてほかの機種と比べた文言はありません。重さの差はこの記事で引き算した値で、Appleが示した比較とは違う点に気をつけてください。

Appleの仕様ページの重さを横棒で比べた図。iPhone Duoが254g、iPhone 18 Pro Maxが249g、iPhone 18 Proが211gで、Duoと18 Pro Maxがほぼ同じ長さに並ぶ
計算上、Duoは18 Proより43g、18 Pro Maxより5g重い。開いても閉じても重さは同じ

3機種のうち18 Proだけが200g台の前半で、18 Pro MaxとDuoは250g前後に並びます。いま18 Pro Maxを使っている人にとって、Duoの重さは今の手の感覚とほとんど変わりません。18 Proと比べて迷っている人は、43gが一日じゅう手に加わると考えることになります。どちらの側にいるかで、254gの受け取り方は大きく変わります。

発売前のDuoについて、数字で言えることと言えないこと

重さ・幅・高さ・厚さ・フレームの素材・耐水の等級・ボタンの構成は、仕様ページに載っている公式の値です。発売前でもはっきり比べられ、数字が同じものは同じ、違うものは違う、と言い切れます。この記事では、公式の値はそのまま書き、引き算や割り算をした値には「計算上は」と添えます。

手に持ったときの感じ方、ケースを付けたあとの重さ、ヒンジの丈夫さは、数字が無いか、実機が出回るまで確かめようがないものです。Appleの資料で確かめられなかったのは、次の項目です。どれも「書かれていない」ので、良いとも悪いとも言えません。発売後にAppleのサポートページや、実機を使ったレビューで確かめるまでは、買うかどうかの決め手にしないほうが安全です。

  • ヒンジを開け閉めできる回数(耐久回数)
  • 途中の角度で開いたまま止められるか
  • 落としたとき、ぶつけたときの強さ
  • 内側の画面の折り目の深さや見え方の数値
  • 重さが本体の左右にどう分かれているか(電池は左右に1つずつと発表されています)
  • ケースを付けたときの重さと厚さ(ケースは製品ごとに違います)

43gの差は、どの持ち方で感じやすいか

43gの差が出てくるのは、手に持っている時間、とくに腕を体から離して構える時間です。行事の撮影は、この持ち方が長く続く場面の代表です。机に置いて画面を見ている間は、重さの差は関係がありません。

腕を伸ばすほど、同じ重さでも重く感じる

スマホを胸の前で両手に包むように持つと、重さは手首と肘で受け止められます。同じスマホを顔の高さまで上げ、腕を前に伸ばして構えると、肩で支える距離が長くなり、同じ254gでも疲れ方が違ってきます。人垣の後ろから撮るために頭の上へ掲げる持ち方は、さらに腕に負担がかかります。徒競走や発表会の一場面を撮るたびにこの姿勢をとるなら、43gの差は回数と時間のぶんだけ積み重なります。

反対に、席に座って肘を膝や体に付けて構えられる場面では、重さの差はあまり問題になりません。腕の重さを体で受けられるからです。自分がよく撮る行事が、立って腕を伸ばす撮り方か、座って構える撮り方かを思い出すと、43gをどれだけ気にするべきかの見当が付きます。

18 Pro Maxから見ると、差は5gしかない

18 Pro Maxの249gとDuoの254gを比べると、差は5gで、割合にして約2%にとどまります。18 Pro Maxを片手で問題なく使えている人なら、重さだけでDuoをあきらめる理由はほとんどありません。同じ重さでも、形は違います。高さは閉じたDuoが117.8mmで、18 Pro Maxの163.4mmより45.6mm低く、幅は84.1mmで6.1mm広くなります。背の低い厚い板に、18 Pro Maxと同じだけの重さが入っていると考えると分かりやすいはずです。

大きい画面がほしくて、Duoと18 Pro Maxのどちらにするかで迷っている人もいるでしょう。画面の大きさ、電池の時間、カメラまで含めた二つの比べ方は、iPhone Duoと18 Pro Maxの違いで扱っています。

正面の面積あたりで比べると、閉じたDuoは詰まっている

幅と高さを掛けると、閉じたDuoの正面の面積は計算上は約99.1cm²です。18 Proは約107.9cm²、18 Pro Maxは約127.5cm²なので、閉じたDuoがいちばん小さくなります。重さを正面の面積で割ると、閉じたDuoは1cm²あたり約2.6g、18 Proと18 Pro Maxはどちらも約2.0gです。角の丸みを無視した計算なので目安ですが、見た目の大きさのわりに重い組み合わせであることは数字から読み取れます。

持ったときの感覚は、この数字だけでは決まりません。手のひらに当たる面の広さ、角の形、指のかかり方でも変わります。それでも、18 Proより小さく見えるから軽いだろうと思って持つと、予想より重く感じる可能性はあります。店頭に実機が並んだら、閉じた状態で一度持ち上げてみると、数字と手の感覚を結び付けやすくなります。

ケースを付けた重さで比べる

実際に持ち歩くときは、ほとんどの人がケースを付けます。ケースの重さは製品ごとに違うので、43gという差は、ケースを付けたあとには大きくも小さくもなります。折りたたみのスマホのケースには、左右の二つの部品に分けて付けるものや、ヒンジの部分まで覆うものなど、いくつかの形があります。Duoに合うケースがどんな形で出てくるかは、発売前の時点ではまだ分かりません。

比べるときは、家庭のキッチンスケールを使うと手軽です。いま使っているスマホをケースごと量り、その数字を基準にします。Duoを買ったら、ケースを付けた状態でもう一度量り、差が何gになったかを見ます。差が分かると、首からさげるストラップや三脚のホルダーを選ぶときに、どれくらいの重さに備えればよいかがはっきりします。

閉じたDuoは背が低く、18 Proより厚い。開くと幅は倍近くになる

Duoの大きさは、閉じた形と開いた形の二つで考えます。高さは開閉どちらでも117.8mmで変わりません。変わるのは幅と厚さで、閉じると幅84.1mm・厚さ11.3mm、開くと幅164.6mm・厚さ5.2mmになります。計算上は、開くと幅が約2倍になり、厚さは閉じたときの半分より少し薄くなります。

横向きに構えたときの大きさ

行事の動画をテレビやディスクで見るつもりなら、横向きに構えて撮る場面が多くなります。横向きにしたときの横幅は、18 Proが150.0mm、18 Pro Maxが163.4mm、閉じたDuoが117.8mm、開いたDuoが164.6mmです。18 Pro Maxを横にしたときと比べると、開いたDuoの横幅は1.2mm広いだけで、ほぼ同じです。そのかわり縦の長さが117.8mmあり、18 Pro Maxの78.0mmより39.8mm長くなります。

横向きにした本体を同じ縮尺の長方形で並べた図。開いたDuoは横164.6mm・縦117.8mm、18 Pro Maxは163.4mm・78.0mm、18 Proは150.0mm・71.9mm、閉じたDuoは117.8mm・84.1mm
開いたDuoの横幅は18 Pro Maxを横にしたときとほぼ同じで、縦が39.8mm長い

開いたDuoは、18 Pro Maxを横にした大きさに縦の幅を足した形です。両手で左右の端を持つとき、手と手の間隔は18 Pro Maxを横にしたときとほとんど同じで、持つ面が縦に広くなります。一方で閉じたDuoを横にすると、両手の間隔は117.8mmで、18 Proを横にした150.0mmより32.2mm狭くなります。両手の指が画面の端にかかりやすくなるので、構えたときに指の位置を一度確かめておくと安心です。

横から見た厚さ

厚さは、閉じたDuoが11.3mmです。18 Proと18 Pro Maxの8.75mmより2.55mm厚く、計算上は約1.3倍になります。開くと5.2mmで、18 Proより3.55mm薄く、約6割の厚さです。閉じると18 Proより厚く、開くと18 Proよりずっと薄い、という両極端の形を一台で持つことになります。

本体を横から見た形を同じ縮尺の細長い長方形で並べた図。18 Pro Maxは厚さ8.75mm・高さ163.4mm、閉じたDuoは11.3mm・117.8mm、18 Proは8.75mm・150.0mm、開いたDuoは5.2mm・117.8mm
閉じたDuoは18 Proより2.55mm厚く、開くと3.55mm薄くなる

厚さの差が表に出るのは、ポケットに入れたときと、三脚のホルダーで挟むときです。11.3mmの厚さは、ケースを付けるとさらに増します。5.2mmのほうは、手に持つと薄い板です。その形のまま片手でつまんで持ち歩くより、両手で左右を持つほうが安定します。

箱に見立てた体積

角の丸みやカメラの出っ張りを無視して、幅×高さ×厚さで体積を出すと、計算上は閉じたDuoが約111.9cm³、18 Pro Maxが約111.5cm³、18 Proが約94.4cm³です。体積で見ると、閉じたDuoは18 Pro Maxとほぼ同じ大きさを、背の低い厚い形にまとめた機種です。重さもほぼ同じなので、かばんの中で占める場所と重さは、18 Pro Maxを一台入れるのと大きく変わりません。

ポケット、ポーチ、かばんの内ポケット

高さ117.8mmは、18 Proの150.0mmより32.2mm低い数字です。浅いポケットでも頭が出にくくなります。上着の胸ポケットや、小さなショルダーバッグにも収めやすい高さです。そのかわり幅84.1mmは、18 Proの71.9mmより12.2mm、18 Pro Maxの78.0mmより6.1mm広くなります。

困りやすいのは、スマホの大きさに合わせて作られた細身のポーチや、かばんの内側にあるスマホ用のポケットです。18 Proがちょうど入る幅のポケットに、ケースを付けた閉じたDuoが入らないことは十分ありえます。いま使っているポーチやポケットの内側の幅を定規で測り、84.1mmにケースの厚みを足した幅が入るかを見ておくと、発売日に慌てずに済みます。

発売前でも、厚紙と小銭で大きさと重さを試せる

Duoは発売前なので、店頭で手に取れるようになるまでは、数字から想像するしかありません。それでも、寸法と重さは分かっています。家にあるもので形と重さを再現すれば、ポーチに入るか、ホルダーに挟めるか、5分構えていられるかの見当は、実機が無くても付けられます。

厚紙で、閉じた形と開いた形を作る

厚紙を幅84.1mm・高さ117.8mmに切ると、閉じたDuoの正面の大きさになります。もう1枚を幅164.6mm・高さ117.8mmに切れば、開いた形です。閉じた形は、厚紙を何枚か重ねて厚さを11.3mmにすると、ポーチやポケットに入れて試せます。ケースを付けたときの目安がほしいなら、少し大きめに切ったものも作っておきます。

作った厚紙を、いつものポーチ、かばんの内ポケット、ズボンのポケットに入れてみます。三脚のホルダーにも挟んでみると、対応幅に収まるか、爪がどこに当たるかが分かります。角が四角いぶん実物より少しかさばりますが、入るか入らないかの見当を付けるには十分です。

今のスマホに重さを足して、5分構えてみる

重さは、今のスマホをケースごとキッチンスケールで量り、254gとの差を足して再現します。たとえば今のスマホがケース込みで220gなら、足りないのは34gです。小銭や消しゴムなどを量って34gにそろえ、小さな袋に入れてスマホの背面に輪ゴムで留めます。1円玉は1枚1gなので、数えるだけで重さを合わせられます。

重さをそろえたら、本番と同じ持ち方で5分ほど構えます。腕を伸ばした姿勢、両肘を体に付けた姿勢、頭の上に掲げる姿勢を順に試すと、どの持ち方なら254gでも続けられるかが分かります。重さを足す前の今のスマホでも、同じことをして比べてください。43gや5gの差が自分の腕にとってどれくらいかを、体で確かめられます。

この試し方で分からないこともあります。実物の角の丸み、ボタンの位置、開け閉めの手ごたえ、重さが左右にどう分かれるかは再現できません。厚紙と小銭で分かるのは、大きさと重さの見当までです。残りは、発売後に店頭で実機を手に取って確かめます。

片手で撮るなら、閉じたDuoは幅84.1mm。開いたら両手で持つ

片手で構えられるのは、18 Proと、閉じた状態のDuoです。幅が164.6mmある開いたDuoは、片手で支えて撮る形には向きません。撮影の場では、片方の手がふさがっていることがよくあります。下の子と手をつないでいる、プログラムや日傘を持っている、人混みで手すりにつかまっている。Duoを買うなら、片手で撮る場面は閉じたまま、両手が使える場面だけ開く、と決めておくと迷いが減ります。

Duoで撮るときの持ち方を7項目で並べた図。片手で撮るのは閉じた形で短い場面だけ、長く撮るときは空いた手を添える、録画は音量ボタンで始めて止める、開いたら左右の端を両手で持つ、開け閉めは撮る前に両手で、ズームで寄る場面と1分を超える場面は両手、テレビで見るなら横向き
片手で撮るのは閉じた形で短い場面だけ。開いたら左右の端を両手で持つ

閉じたまま片手で撮る

閉じているときは、外側の5.4インチの画面を見ながら背面のカメラで撮ります。Appleの日本語版の発表文では、外側の画面は18 Proの「スクリーン領域の90パーセントの広さ」と説明されています。画面の大きさはほぼ18 Proに近く、本体は18 Proより背が低く幅が広い形になります。縦向きに片手で持つと、親指を横に動かす距離は18 Proより長くなり、縦に動かす距離は短くなります。

手で包む周りの長さも変わります。片手で持つとき、指は本体の背面を回り込んで反対側の縁にかかります。幅84.1mm・厚さ11.3mmの閉じたDuoは、18 Proの幅71.9mm・厚さ8.75mmより、幅も厚さも大きくなります。手の小さい人ほど、反対側の縁に指が届きにくくなるはずです。届くかどうかは数字だけでは分からないので、実機に触れられるようになったら、閉じたままケースを付けた状態を想定して握ってみるのが確実です。

片手で撮るときは、本体の下の端を小指で支え、親指で画面を操作する持ち方になりがちです。この持ち方では小指の一点に本体の重さがかかるので、254gなら211gより小指への負担も大きくなります。片手で撮るのは短い場面だけにして、長く撮る場面では空いた手を添えると、手の疲れと揺れの両方が減ります。

録画の開始と停止は、音量ボタンでもできる

片手で撮るときに困るのが、画面の録画ボタンを押す瞬間の揺れです。iPhoneは音量ボタンで録画を始めたり止めたりでき、「写真」モードでも音量ボタンを長く押すと録画が始まります。両機種とも音量を上げる・下げるボタンがあるので、この操作はどちらでも使えます。画面に指を伸ばさずに済むので、持ち替えずに撮り始められます。

両機種にはカメラコントロールもあり、仕様ページに書かれた働きは「露出、被写界深度、ズーム、カメラ、スタイル、トーン」で同じです。ズームや露出を画面に触れずに変えられるので、片手で構えたまま倍率を決めるときに役立ちます。Duoの音量ボタンとカメラコントロールが、閉じた形と開いた形のそれぞれでどの指の届く位置に来るかは、実機で確かめるまで分かりません。

開いて撮るなら、本を持つように両手で

開いたDuoは幅164.6mm・高さ117.8mm・厚さ5.2mmで、内側の7.6インチの画面で、撮っている映像を大きく見られます。子どもの表情やピントを大きな画面で確かめながら撮れるのは、開いたDuoならではの使い方です。持つときは、開いた本を読むように左右の端を両手で持ち、親指を画面の縁に置きます。片手で端を持って腕を伸ばすと、持っていない側が垂れて画面が傾きやすくなります。

Duoには、背面のカメラで撮るときに外側の画面にライブプレビューを出す「Duo Preview」があります。撮られる人が自分の写り方やポーズを外側の画面で確かめられる機能で、家族写真を撮るときに役立ちます。大きな画面が撮影や見返しにどう役立つかは、iPhone Duoと18 Proの画面の比較で詳しく比べています。

片手で開け閉めしない

Duoは、内蔵のマグネットアレイの働きで閉じます。開けるときにどれくらいの力が要るのか、片手で開けられるのかは、Appleの資料に書かれていません。行事の場で、片手に荷物を持ったまま、もう一方の手だけで開け閉めしようとすると、本体が手から滑りやすくなります。とくに体育館の観覧席や2階席の手すりの近くでは、落とすと拾えない場所に入り込むことがあります。

開け閉めは、撮る場面の少し前に、両手で、膝の上やレジャーシートの上など落としても受け止められる高さで済ませておくのが安全です。運動会なら競技と競技のあいだ、発表会なら演目の転換のあいだが、その時間になります。撮りたい瞬間に開け閉めが重なると、構えるのが遅れるうえに落とす心配も増えるので、どちらの形で撮るかは前の演目のうちに決めておきます。

縦に撮るか、横に撮るか

撮った動画をテレビやDVDで見るなら、横向きに撮っておくと画面いっぱいに映ります。縦向きの動画をテレビで流すと、左右に黒い帯が入って小さく映ります。SNSに載せるだけなら縦でもかまいませんが、祖父母と一緒にテレビで見る予定があるなら、横向きを基本にしてください。

横向きに構えると、片手では持ちにくくなります。両手の間隔は、閉じた形なら18 Proを横にしたときより狭く、開いた形なら18 Pro Maxを横にしたときとほぼ同じです。横向きで撮る時間が長い人ほど、閉じて撮るか開いて撮るかで手の置き場所が変わることを覚えておくと戸惑いません。

片手で済ませてよい場面、両手にしたい場面

片手で足りるのは、写真を数枚撮る、手を振る子どもを数秒だけ動画に残す、といった短い場面です。この程度なら、18 Proと閉じたDuoの差は、握ったときの幅の違いくらいに収まります。重さの差が問題になるほど長くは持たないからです。

両手にしたいのは、ズームで寄る場面と、1分を超えて撮り続ける場面です。ズームで画面を大きくすると、手の揺れも同じ倍率で大きく写ります。Duoは光学品質で寄れるのが2倍までで、そこから先はデジタルズーム(ビデオは最大6倍)になるので、寄るほど揺れが目立ちます。客席から舞台を撮るときの倍率と持ち方は、望遠が無いiPhone Duoで舞台は撮れるかで距離ごとに比べています。

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iPhone Duoと18 Proの違い|画質・カメラ・画面・本体を全項目で比べる

腕を上げたまま撮り続けると、重さの差が積み重なる

発表会のダンスや合唱は、一つの演目が数分続きます。劇なら、わが子の出る場面だけでも十分以上かかることがあります。その間ずっと腕を上げて構えていると、254gでも211gでも腕は疲れてきます。疲れてくると構えた位置が少しずつ下がり、画面の中で子どもの位置がずれていきます。重さの差は、こうした長い撮影の後半に出てきます。

体で支える持ち方

腕だけで支えずに、体に重さを預けると長く持てます。立って撮るなら、両肘を脇腹に付け、本体を両手で挟むように持ちます。肩の力が抜けて、上下の揺れも小さくなります。座って撮るなら、肘を膝に乗せると支えが一つ増えます。前の座席の背もたれに手を置くのは、前の人に揺れが伝わるので避けてください。

開いたDuoを使うなら、左右の端を両手で持ち、肘を体に付けた姿勢をとります。横に広い形なので、両肘を体に付けると両手の間隔とちょうど合いやすくなります。閉じたDuoや18 Proでは小さいぶん、両手で持つと指どうしが近づくので、片手で本体を持ち、もう一方の手を下から添える持ち方のほうが楽な人もいるはずです。どちらが楽かは人によるので、家で5分ほど構えて試しておくと当日に迷いません。

撮る区間を決めて、腕を下ろす時間をつくる

行事のはじめから終わりまで撮り続けると、腕を上げている時間がそのまま長くなります。プログラムを見て、わが子が出る演目、出る場面だけを撮ると決めておくと、そのあいだは腕を下ろして休めます。撮る時間が短くなれば、動画のファイルも小さくなり、あとで見返すのも楽になります。

運動会なら、徒競走は自分の子の組がスタートラインに並んでから、ゴールの少し先までに絞れます。発表会なら、出番の一つ前の演目が終わったところで構え、出番が終わったら録画を止めます。撮り始めの合図を自分で決めておくと、慌てて構えて最初の数秒を撮り逃すことも減ります。

頭の上に掲げると、後ろの人の視界をふさぐ

人垣の後ろから撮ろうとして本体を頭の上に掲げると、腕が疲れるうえに、後ろの人の視界もふさぎます。ふさぐ広さは、構えた本体の大きさで変わります。横向きに構えたときの正面の面積は、計算上は18 Proが約107.9cm²、開いたDuoが約193.9cm²で、約1.8倍です。閉じたまま構えれば約99.1cm²で、18 Proより少し小さくなります。

大きな画面は、後ろの席からもよく見えます。暗い客席では、明るい画面が後ろの人の目に入り続けることになります。高く掲げて撮る場面では閉じて構える、開いて撮るなら胸の高さで構える、と決めておくと、周りへの迷惑と腕の疲れの両方を減らせます。撮る位置や高さについて会場の決まりがあるなら、そちらが先です。

三脚に任せる演目と、手で持つ演目を分ける

三脚を使える会場なら、重さの悩みはほとんど無くなります。本体の重さを三脚が支えるからです。全体を引いて撮る長い演目は三脚に任せ、寄って撮りたい短い場面だけ手で持つ、と分けると、腕を上げる時間が大きく減ります。三脚を立ててよい場所や高さは会場ごとの決まりで変わるので、発表会の三脚はどこに置くかを読んで、主催者の案内と合わせて確かめておいてください。

三脚を立てられない会場では、一脚を使う方法もあります。一脚は脚が1本なので場所をとらず、本体の重さを床に預けられます。もっとも、一脚も三脚と同じく、会場によっては使えません。持ち込む前に、使ってよいかを主催者に確かめてください。どちらも使えないなら、体で支える持ち方と、撮る区間を絞る工夫で乗り切ります。

行事の日に一日持ち歩くとき

行事の日は、撮っている時間よりも、ポケットやかばんに入れて持ち歩いている時間のほうがずっと長くなります。朝に家を出てから帰るまで、スマホは何度も出し入れされ、地図を見たり、連絡を取ったり、写真を撮ったりします。重さと大きさの差は、この出し入れのたびに少しずつ表れます。

行事ごとに、その日の特徴とDuoで気をつける点を並べた表。運動会は外で立つ時間が長くポケットが膨らむ、発表会や式は閉じて場所をとらない、入学式や卒業式はバッグの内ポケットの幅、遠足や旅行は立ち止まってから開く、車や自転車はホルダーの幅と重さの上限
行事によって長く続くことが違い、Duoで気をつける点も変わる

運動会は、外で立っている時間が長い

運動会は、朝の場所取りから閉会まで、屋外で立ったり座ったりをくり返します。水筒、タオル、レジャーシート、日よけ、子どもの着替えと、持ち物も多くなります。スマホをズボンのポケットに入れて動き回るなら、閉じたDuoは背が低いぶん収まりやすく、厚さ11.3mmのぶんポケットは膨らみます。かばんに入れるなら、ポケットの幅に加えて、すぐに取り出せる位置に入れられるかを見ておきます。

競技のたびに撮るなら、スマホはすぐ手に取れる場所に置きたくなります。首からさげる、肩にかけるポーチに入れる、上着のポケットに入れる、の三つが主な置き場所で、それぞれの注意は次の節にまとめました。種目ごとの撮る場所や設定は運動会の撮影のコツにあるので、そちらと合わせて当日の動き方を決めておくと、出し入れの回数も減らせます。

発表会や式は、座って構える時間が長い

発表会、入学式、卒業式は、席に座っている時間が長く、持ち歩く距離は短くなります。そのかわり、膝の上やかばんの中でスマホを待たせておき、出番が来たら構える、をくり返します。閉じておけば、膝の上でも場所をとりません。開いて膝に置くと幅が164.6mmあり、隣の席との間に収まりにくくなるので、待っているあいだは閉じておくほうが扱いやすいはずです。

暗いホールでは、画面の明るさにも気をつけます。7.6インチの内側の画面は大きいぶん、暗い客席では周りから目立ちます。撮る直前まで閉じておき、撮るときだけ開く、あるいは閉じたまま外側の画面で撮る、という使い分けが考えられます。画面の明るさは周りの人の見え方にも関わるので、明るさを下げる操作も行事の前に確かめておくと安心です。

入学式や卒業式の服装は、ポケットが少ない

入学式や卒業式では、スーツやワンピースなど、ふだんと違う服で出かける人が多いでしょう。こうした服はポケットが小さいか、ポケットが無いこともあります。スマホは小さなハンドバッグに入れることになり、その内ポケットはスマホ1台がやっと入る幅に作られていることがあります。閉じたDuoの幅84.1mmとケースの厚みが入るかを、前日までに確かめておきます。

上着の内ポケットに入れるなら、閉じたDuoの高さ117.8mmは18 Proより収まりやすい一方、厚さ11.3mmのぶん胸のあたりが膨らみます。式の写真に自分も写る日は、その膨らみが気になる人もいるはずです。式のあいだはバッグに入れ、撮る場面の前に取り出す、という流れにしておくと、服の形も崩れません。

遠足や旅行の付き添いは、出し入れの回数が多い

遠足の付き添いや家族旅行では、歩きながら撮る、立ち止まって撮る、地図を見る、をくり返します。子どもと手をつないでいる時間も長いので、片手で取り出して片手で撮る場面が増えます。閉じたDuoなら18 Proと同じように片手で扱えますが、開くには両手が要ります。歩きながら開け閉めするのは避けて、撮る場所で立ち止まってから開く習慣にしておくと、落とす心配が減ります。

車や自転車で会場へ向かう日

会場まで車で向かい、スマホを車のホルダーに付けて地図を見る人もいるでしょう。車のホルダーにも、挟める幅の範囲があります。18 Proに合わせたホルダーだと、閉じたDuoの幅84.1mmが入らないことがあります。開いた形で地図を大きく映したいなら、幅164.6mmを挟めるかも確かめます。運転中にスマホを操作しないのは、どの機種でも同じです。

自転車のハンドルに付けるホルダーも、考え方は同じです。挟めるかどうかに加えて、段差を越えたときの揺れで本体が外れないかが大切になります。重い本体ほど、揺れたときにホルダーにかかる力も大きくなります。254gにケースを足した重さで、ホルダーの説明書にある載せられる重さを確かめてください。

電池を足すと、持ち歩く重さも増える

一日じゅう撮るなら、モバイルバッテリーを持っていく人も多いはずです。両機種ともMagSafeとQi2のワイヤレス充電に対応していて、仕様ページの値はどちらも最大25Wです。磁石で背面に付けるバッテリーを使うと、その重さがそのまま手に加わります。Duoのどの面にどう付くかは、発売後の情報を待つことになります。かばんに入れたバッテリーからケーブルでつなぐなら、手に持つ重さは増えません。

電池がどれだけ持つかは、Duoでは使う画面で変わります。ビデオ再生の最大時間は、外側の画面を使うと44時間、内側を使うと31時間で、18 Proは36時間です。これは再生の時間です。撮影できる時間は、どの機種も公表されていません。行事が長い日の電池の段取りは、iPhone Duoの電池は18 Proより持つかにまとめています。

首からさげる、肩からかける。254gを体のどこで受けるか

運動会や遠足では、スマホを首からさげて歩く人をよく見かけます。すぐに撮れて、手を離しても落ちない、という二つの利点があるからです。そのかわり、本体とケースとストラップの重さが、一日じゅう首と肩にかかります。Duoにするなら、この重さを体のどこで受けるかを先に考えておくと楽になります。

首からさげると、重さは首の後ろにかかる

首からさげたスマホの重さは、ストラップを通して首の後ろにかかります。立っているだけなら気にならなくても、半日さげていると、43gの差に気づく人もいるはずです。ケースとストラップの重さも加わるので、手に持ったときより重く感じることもあります。

首からさげたまま動くと、本体は胸の前で揺れます。ゴールの近くへ小走りで移動する、子どもの目の高さで撮ろうとしゃがむ、レジャーシートの荷物を取ろうと前かがみになる。そのたびに本体が振り子のように前へ出て、膝や地面、椅子の背にぶつかることがあります。重い本体ほど揺れの勢いも大きくなるので、ストラップを短めにして胸の高さで止まるようにすると、ぶつかりにくくなります。

首への負担が気になるなら、肩から斜めにかける長いストラップにする方法があります。重さが肩と背中に分かれ、本体は腰のあたりに収まります。撮るときは本体を持ち上げる距離が長くなりますが、長い一日を考えると、首にかけるより楽だと感じる人もいるでしょう。

首からさげる持ち方と肩から斜めにかける持ち方を比べた表。重さは首の後ろにかかるか肩と背中に分かれるか、本体は胸の前で揺れるか腰のあたりに収まるか、首からさげればすぐに撮れ、斜めがけは持ち上げる距離が長い。しゃがむ日と抱っこする日の違いも並べた
首からさげればすぐに撮れるが、重さは首にかかり、しゃがむとぶつかることがある

小さな子どもを抱っこする日は、首からさげない

下の子を抱っこひもで抱えて行事に出る日は、首からさげたスマホが子どもの顔のすぐ前で揺れることになります。かがんだときや子どもが身をよじったときに、本体の角が子どもの頭や顔に当たるおそれがあります。254gの本体にケースが加われば、当たったときの重さも相応にあります。

抱っこする日は、スマホを肩から斜めにかけて背中側や腰の横に回すか、上着のポケットやポーチに入れておきます。撮るときだけ取り出せば、子どもの顔の前で本体が揺れることはありません。首からさげる便利さより、子どもの安全を先に考えてください。

ストラップは、ケースに付けるのが一般的

スマホを首からさげるには、ストラップを付けられる穴のあるケースを使うか、ケースと本体のあいだに挟む薄い部品にストラップを付ける方法が一般的です。18 Proはすでに発売されているので、こうしたケースや部品を本体に合わせて選べます。Duoは発売前で、合うものがどんな形で出てくるかはまだ分かりません。

折りたたみのDuoでは、ストラップが本体のどこに付くかで使い勝手が変わります。ケースが左右の二つの部品に分かれる形なら、ストラップの付いた側を首からさげたまま、もう一方を開くことになります。開いたときに本体がどちらへ傾くのか、ストラップが画面やカメラの前にかからないかは、ケースの形しだいです。買う前に、ストラップを付けたまま開け閉めできる作りかを確かめてください。

首からさげたまま撮らない

首にかけたまま撮ると、ストラップの長さのぶんしか腕を伸ばせません。横向きに構えるとストラップが画面の前を横切りやすく、ストラップに引っ張られて本体が揺れることもあります。撮るときは首から外して手首に巻く、金具でストラップを外せる作りのものを選ぶ、といった工夫で、撮る姿勢を自由にしておくと揺れが減ります。

開いたDuoで撮るときは、ストラップが付いたままだと左右の重さの釣り合いが変わります。ストラップの付いた側が下に引かれ、画面が傾いて写ることがあります。開いて撮る場面が多い人ほど、撮るときはストラップを外せる作りにしておくと安心です。

肩からかけるポーチに入れる

首にかけるのが苦手なら、肩からかける小さなポーチに入れておく方法があります。高さが117.8mmなので、閉じたDuoは背の低いポーチにも収まりやすくなります。気をつけるのは幅と厚さで、幅84.1mm・厚さ11.3mmにケースの厚みを足した大きさが、ポーチの内寸に入るかを確かめます。18 Pro用に買ったポーチは、幅が足りないことがあります。

ポーチから出して撮るときは、閉じたまま取り出し、撮る場所で開きます。ポーチの口が狭いと、取り出すときに指が本体の縁にしかかからず、滑りやすくなります。口が大きく開くポーチなら、本体をしっかりつかんでから引き出せます。撮るたびに出し入れする日は、ポーチの口の開き方も選ぶときの目安になります。

素材で比べる。Duoはチタニウム、18 Proはアルミニウム

本体の枠になるフレームは、18 Proが「アルミニウムUnibodyのデザイン」、Duoが「チタニウムの折りたためるデザイン」と仕様ページに書かれています。Duoのチタニウムは、発表文でグレード5のチタニウムと説明されています。前面と背面のガラスは、どちらもCeramic Shield 2の前面とCeramic Shieldの背面で、名前は同じです。

iPhone 18 ProとiPhone Duoを、フレーム、前面、背面、耐水・防塵、ロックの解除、アクションボタン、ヒンジの7項目で並べた表。ガラスと耐水は同じで、フレームと認証が違う
ガラスの名前と耐水の等級は同じ。違うのはフレームの素材と、ヒンジ・認証・ボタン

ガラスと耐水の等級は同じで、フレームの素材、ロックの解除の方法、アクションボタンの有無、ヒンジの有無が違います。丈夫さを比べたくなる項目のうち、数字で比べられるのは耐水・防塵の等級だけです。フレームの素材とヒンジは、名前と作りの説明はあっても、強さを示す数字はありません。

素材の名前から読み取れないこと

チタニウムとアルミニウムという名前を見ると、どちらが丈夫か、どちらが軽いかを比べたくなります。ただ、Appleは両機種のフレームについて、落としたときや曲げたときの強さを比べた数字を出していません。素材の名前だけで「Duoのほうが丈夫」「18 Proのほうが傷に弱い」とは決められません。

重さの差についても同じです。Duoには、100を超える部品でできたヒンジ、内側と外側の二つの画面、左右に1つずつの電池が入っています。43gの差がフレームの素材から来ているのか、ほかの部品から来ているのかは、Appleの資料からは分かりません。素材の違いは、重さの理由としてではなく、作りの違いの一つとして受け取っておくのが確かです。

前面のガラスは、どちらもCeramic Shield 2

18 Proの前面のCeramic Shield 2について、Appleは「iPhone 16 Proの3倍の耐擦傷性能」と説明しています。Duoの外側の画面のCeramic Shield 2も、前の世代の3倍の耐擦傷性能で、映り込みも抑えると発表されています。背面は両機種ともCeramic Shieldです。

ここで言う耐擦傷性能は、こすれによる傷の付きにくさの話です。落としたときに割れにくいかどうかとは別の性質で、Appleはこの数字で落下の強さを示してはいません。ポケットの中の鍵や小銭による細かな傷を気にする人には意味のある数字ですが、運動会の観覧席から落としたときの備えにはなりません。

内側の画面は、ガラスとポリマーを重ねた作り

Duoの内側の画面は、折りたためる作りのために、外側の画面とは違う層でできています。発表文によると、折りたたみのパネルの上下に高強度のガラスがあり、層どうしは本のページのようにすべる独自の接着剤でつながっています。そのうえに耐擦傷性のコーティングと、独自のポリマー製のNano-textureのカバー層が重なっています。このポリマーについて、Appleは業界のほかの素材より最大40%剛性が高いと説明しています。底部にはチタニウムのプレートがあります。開いたときは、ヒンジが画面の中央を支えて平らに保ちます。

Nano-textureの仕上げは、映り込みと反射を抑え、折り目を目立ちにくくするマットな表面です。ただし、Appleも「折り目が無い」とは書いていません。指で触れる表面が、外側の画面や18 Proの画面とは違う素材であることは覚えておいてください。拭き方や保護フィルムの扱いなど、内側の画面の手入れは、発売後にAppleの案内を確かめてから決めるのが安全です。

色は18 Proが4色、Duoが2色

色の選択肢は、18 Proと18 Pro Maxがブラック、シルバー、グレイシャー、バーガンディの4色、Duoがナイトスカイとスターホワイトの2色です。ケースを付けて使うなら本体の色はあまり見えませんが、透明なケースを選ぶなら、傷の目立ち方も含めて色を選ぶことになります。色によって傷の見え方がどう違うかは、Appleの資料にはありません。

水とほこりはどちらもIP68。条件つきの数字として読む

耐水・防塵は、18 Pro・18 Pro Max・Duoの3機種とも「IEC規格60529にもとづくIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)」と仕様ページに書かれています。IPに続く二つの数字は、1桁目がほこりへの、2桁目が水への守りの等級を表します。折りたたみのDuoも、ヒンジのある作りでありながら、板状の18 Proと同じ等級です。

この数字には、各仕様ページで次の注が付いています。

  • 実験室の管理された条件での試験の結果で、性能は永続せず、通常の使用で低下することがある
  • 濡れたまま充電しない
  • 液体による損傷は保証の対象外

三つとも、3機種で同じ書き方です。IP68は、水に濡れても使えなくなりにくいことの目安です。水に入れて使ってよいという約束とは違います。

雨の日の屋外の行事

雨の中の運動会や、小雨の降る遠足では、本体に水滴が付いたまま撮ることがあります。IP68の等級があれば、雨に当たってすぐに使えなくなる心配は小さくなります。それでも、濡れた指では画面の反応が乱れやすく、濡れた本体は手から滑りやすくなります。タオルを一枚、すぐ出せる場所に入れておくと、撮る前に本体と手を拭けます。

Duoは、閉じたときに内側の画面が向かい合う作りです。濡れた手で開け閉めすると、内側の画面に水滴が付いたまま閉じることになります。開ける前に本体の外側と手の水を拭き、屋根の下に入ってから開くと、内側の画面を濡らさずに済みます。

運動会の砂ぼこり

校庭の運動会では、風が吹くと砂ぼこりが舞います。IPの1桁目の6は、ほこりに対していちばん高い守りの等級です。ただ、砂が本体の表面に付いたまま指でこすると、画面やフレームに細かな傷が付くことがあります。レジャーシートの上に本体を直に置かず、ポーチやかばんの中に入れておくと、砂が付きにくくなります。

開け閉めするDuoでは、砂の付いた手で内側の画面に触れないことも大切です。開く前に手の砂を払う、ウェットティッシュで指を拭く、といった一手間で、内側の画面に砂を持ち込まずに済みます。ヒンジのまわりに砂が入ったときにどうなるかは、Appleの資料に書かれていません。

夏の行事の汗

夏の屋外の行事では、手のひらの汗で本体が滑りやすくなります。左右の端だけを持つ開いたDuoでは、汗で指が滑ると支えが減ります。撮る前に手と本体をハンカチで拭き、汗をかいた手で内側の画面に長く触れないようにします。汗で濡れるくらいの場面なら、IP68の等級があるので心配は小さくなります。それでも、各仕様ページの注のとおり、性能は使ううちに低下することがあります。

プールや水遊びの付き添い

夏のプールの見学や、川や海での水遊びの付き添いでは、水しぶきを浴びる場面が増えます。IP68の注にあるとおり、耐水の性能は試験の条件での結果で、水の中での撮影を勧めるものではありません。水辺で撮るときの守り方や、砂と水からデータを守る段取りは、海・プール・水遊びの動画を残すにまとめています。

濡れたら、乾くまで充電しない

「濡れたまま充電しない」は、3機種の仕様ページに共通する注です。雨や水しぶきで濡れた日は、帰宅してすぐにケーブルをつなぎたくなりますが、本体と端子が乾くまで待ちます。ワイヤレス充電の台に置くときも、本体が濡れていないかを先に確かめてください。翌日に動画をパソコンへ移すつもりなら、その前に充電しておく時間も段取りに入れておくと慌てません。

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ヒンジについて、Appleが書いていることと書いていないこと

Duoの丈夫さでいちばん気になるのは、開け閉めをくり返すヒンジでしょう。仕様ページには、3Dプリントされたヒンジカバーに100パーセント再生チタニウムを使っているという1行しかなく、それ以外は発表文と製品ページの説明です。Appleの発表文に書かれているヒンジの説明は、次のとおりです。

  • 100を超える部品でできている
  • 開いたときに画面の中央を支えて、平らに保つ
  • 内蔵のマグネットアレイで閉じる
  • 内部に補強のリブがあり、アンテナの分割部にセラミックファイバーの挿入材が入っている
  • ヒンジカバーは3Dプリントで作られ、100パーセント再生チタニウムをマイクロブラストで仕上げている

開け閉めの耐久回数は、公表されていない

何回開け閉めしても使えるのか、という耐久回数は、Appleの資料にありません。他社の折りたたみスマホと比べようとしても、Duoの側に数字が無いので比べられません。「100を超える部品」「補強のリブ」という説明は、作りの手の込み方を示すもので、回数の保証とは違います。

耐久回数が分からない以上、開け閉めの多い使い方をするかどうかを、自分の暮らしから考えておくことになります。通知を見る、メッセージに返事をする、写真をさっと撮る、といった短い用事は、閉じたまま外側の5.4インチの画面で済ませられます。動画を見る、撮ったものを大きく確かめる、といった用事のときだけ開く使い方なら、開け閉めの回数はそれほど増えません。

途中の角度で止まるかは、Appleの記載が無い

開きかけの角度で止められれば、机の上に立てて置き、三脚の代わりにして撮る使い方ができます。発表会場で触れた記事には、途中の角度で止められるとするものがあります(週刊アスキー、2026年9月11日)。ただ、Appleの資料にはその記述がありません。どの角度で止まるのか、止まった角度がどれくらい保たれるのかも、分かっていません。

この使い方を当てにして撮影を計画するのは、発売後の情報が出そろってからにしてください。机に立てて撮るつもりで三脚を持たずに出かけ、会場で思うように立たなかったら、撮る手段がなくなります。発売直後の行事では、三脚や手持ちで撮れる準備をしたうえで、止まるなら使う、くらいの扱いにしておくと安全です。

閉じる前に、あいだに何も挟まっていないか見る

閉じる前に、内側の画面のあいだにストラップのひも、充電のケーブル、レシートや砂粒が挟まっていないかを見てください。硬いものを挟んだまま閉じると、内側の画面に押し当てることになります。

会場では、プログラムの紙を手に持ったまま閉じる、膝の上のハンカチを巻き込む、といったことが起きやすくなります。閉じるときは画面のあいだを一度見てから閉じる。数秒の確認ですが、内側の画面を傷から守る手間としては小さなものです。

保証と修理の条件を、買う前に読む

開け閉めの回数が多くなる使い方をする人や、子どもに触らせる機会が多い家庭ほど、保証や修理の条件を買う前に確かめておく意味があります。仕様ページの注にあるとおり、液体による損傷は保証の対象外です。画面やヒンジを修理するときの扱いや期間は、Duoの発売後にAppleのサポートページで案内が出たら、届いた日に一度目を通しておくと安心です。

通信会社や販売店で買うなら、その店の補償の内容も合わせて読みます。どこで買うかによって、窓口や手続きが違うことがあります。行事の直前に画面が割れると、修理の期間中は撮る手段がなくなるので、予備に古いスマホを残しておくかどうかも、このときに決めておくと慌てません。

落としたときの強さは、どちらの機種も数字が出ていない

丈夫さと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、落としたときに割れないか、でしょう。この点については、18 ProにもDuoにも、Appleの公式の記載がありません。Ceramic Shield 2の説明は傷の付きにくさの数字で、IP68は水とほこりの等級です。どちらも、落としたときの強さを表すものではありません。

そのため、「折りたたみだから落とすと弱い」「チタニウムだから落としても平気」のどちらも、資料からは言えません。閉じた形で落ちたときと開いた形で落ちたときで違いがあるのかも、分かっていません。分からないことを前提に、落とさない持ち方と、落としても困らない準備を考えておくのが現実的です。

行事の場で、落としやすいところ

スマホを落としやすい場所は、会場の中にいくつもあります。体育館の2階のギャラリーや観覧席の手すりから腕を出して撮ると、手から離れたスマホは下の階まで落ちます。階段状の観覧席では、座席と座席のすき間に滑り込み、拾うのに時間がかかります。運動会のゴール前の人垣では、後ろから押されて手から離れることがあります。

膝の上に置いたまま立ち上がる、子どもを抱き上げようとして手を離す、開け閉めの途中で人にぶつかる、といった、撮っていないときの落下もよくある型です。Duoは開け閉めの動作があるぶん、18 Proより手の中で本体を動かす回数が多くなります。開け閉めは落としても受け止められる高さで済ませる、という習慣が、ここでも役に立ちます。

持ち歩くときは、閉じておく

Duoを閉じると、内側の画面は内に向き合い、外に出るのは外側の画面と背面になります。かばんの中の鍵やポーチの金具に、内側の画面がこすれることはありません。開いたままかばんに入れる、開いたまま膝に置いて立ち上がる、といった扱いをすると、内側の画面がものに当たる機会が増えます。撮り終えたら閉じる。この習慣で内側の画面を守れます。

落としにくくする持ち方と道具

手すりや人垣の上に腕を出して撮るときは、手首にストラップをかけておくと、手から離れても下までは落ちません。手首にかけるストラップは、首からさげるストラップと同じく、ケースに付けるのが一般的です。指をかける輪やベルトの付いたケースを使う方法もあります。どれもケースの形に左右されるので、Duoでは発売後に合うものを選ぶことになります。

道具がなくても、持ち方で減らせる落下はあります。手すりの外へ腕を出さない、観覧席では本体の下に手のひらを添える、人の多い場所では両手で持つ。人の多い場所では、横に広い開いた形より、閉じて構えるほうが安全です。撮れる範囲は少し狭くなっても、落として撮れなくなるよりはずっとよいはずです。

落としたら確かめること、落とす前にしておくこと

落としてしまったら、画面にひびが無いか、Duoなら内側と外側の両方の画面を確かめます。開け閉めの動きがいつもと違わないか、カメラが起動して映るか、録画が始まるかも見ておきます。ひびのある画面で使い続けると、指をけがしたり、割れが広がったりすることがあるので、修理の窓口に相談してください。

落とす前にしておけることもあります。撮りためた写真と動画を、パソコンや外付けSSD、iCloud写真などに移しておくことです。本体が使えなくなっても、データが別の場所にあれば、行事の記録は残ります。前日の夜に、前回の行事の動画がまだ本体にしか無いなら、そのときに移しておくと、当日に何かあっても失うものが少なくなります。

ケースと保護フィルムは、発売後に本体に合わせて選ぶ

ケースは落としたときの備えになり、ストラップや指かけを付ける場所にもなります。そのかわり、本体の重さと厚さに上乗せされます。18 Proはすでに発売されていて本体に合わせてケースを選べますが、Duoのケースは発売前で、合うものの形もまだ分かりません。Duoのケースは、次の点を確かめて選んでください。

Duoのケースで確かめる点

  • ケースを付けたまま、最後まで開いて、ぴったり閉じられるか
  • サイドボタンのTouch IDに、指がそのまま触れられるか
  • カメラコントロールと音量ボタンを、ケースの上から押せるか
  • 背面のカメラのまわりに、ケースの縁がかからないか
  • ストラップや指かけを付けられるか、付けても開け閉めの邪魔にならないか
  • ケースを付けたまま、MagSafeやQi2のワイヤレス充電ができるか

このうち、Touch IDに指が触れられるかは、ロックの解除に直接かかわります。ケースがサイドボタンを覆う作りだと、指が届いても読み取れないことがあります。開け閉めのしやすさは、ケースの部品がヒンジのまわりをどう覆うかで変わります。店頭で試せるなら、閉じた形と開いた形の両方で、ボタンとTouch IDを一通り操作してから決めると失敗が減ります。

保護フィルムは、外側と内側で分けて考える

外側の画面はCeramic Shield 2で、18 Proの前面と同じ名前のガラスです。保護フィルムを貼るかどうかは、18 Proと同じ考え方で決められます。気をつけたいのは内側の画面で、表面は独自のポリマー製のNano-textureのカバー層です。フィルムを貼ってよいか、どんなものなら合うかは、発売後にAppleの案内を確かめてから決めてください。

内側の画面にフィルムを貼ると、指が触れるのはフィルムの表面になります。映り込みを抑えて折り目を目立ちにくくするNano-textureの仕上げの見え方が、フィルムを貼ったあとも同じに保たれるとは限りません。内側の画面の見え方を目当てにDuoを選ぶ人ほど、フィルムは急いで貼らず、情報が出そろうのを待つほうが確かです。

ケースを付けたら、もう一度寸法と重さを測る

ケースを付けると、閉じたときの幅と厚さ、開いたときの幅が変わります。三脚のホルダー、ポーチ、かばんのポケットに入るかは、ケースを付けたあとの寸法で決まります。仕様ページの数字は本体だけの値なので、ケースを付けたら定規で幅と厚さを測り、キッチンスケールで重さを量っておきます。この三つの数字を控えておけば、あとで道具を選ぶときに、売り場で迷わずに済みます。

今の道具のうち、Duoで使えなくなるかもしれないもの

いま板状のiPhoneを使っていてDuoに替えるなら、手元の道具を一度見直しておくと、発売日に慌てずに済みます。今のケースはそのまま使えません。細身のポーチ、かばんのスマホ用ポケット、三脚や車のホルダーは、幅が足りないことがあります。磁石で背面に付けるグリップやスタンド、バッテリーは、Duoのどの面にどう付くかが分かるまで、使えるとは言えません。

道具ではありませんが、手の動きの習慣も変わります。Face IDで画面を見るだけで開けていた人は、サイドボタンに指を当てる動きに替わります。アクションボタンに機能を割り当てていた人は、別の呼び出し方に慣れることになります。買い替えの前に、使えなくなるかもしれない道具と習慣を書き出しておくと、届いてから買い足すものがはっきりします。

三脚・一脚・ジンバルのホルダーに挟めるか

スマホを三脚や一脚、ジンバルに付けるホルダーには、挟める幅と厚さの範囲があります。製品の箱や説明書に「対応幅」などの形で書かれていることが多いので、その数字を本体の寸法と比べます。比べる数字は、18 Proが幅71.9mm・厚さ8.75mm、18 Pro Maxが幅78.0mm・厚さ8.75mmです。Duoは閉じて幅84.1mm・厚さ11.3mm、開いて幅164.6mm・厚さ5.2mmで、どれにもケースの厚みを足して考えます。

閉じた形で挟む

いちばん使いやすいのは、閉じたDuoを挟む形でしょう。幅84.1mmは18 Proより12.2mm、18 Pro Maxより6.1mm広いので、18 Proに合わせて買ったホルダーだと、対応幅の上限を超えることがあります。厚さも11.3mmにケースが加わるので、薄いスマホ向けのホルダーでは挟めないことがあります。

挟むときは、ホルダーの爪がボタンにかからない位置を探します。サイドボタンを押さえてしまうと、挟んだだけで画面が消えることがあり、音量ボタンを押さえると音量が変わったり、カメラが動いているときは録画が始まったりすることもあります。Duoのボタンが閉じた形でどの辺に並ぶかは、実機で確かめてから挟む位置を決めてください。

開いた形で挟む

内側の7.6インチの画面で確かめながら三脚で撮りたいなら、開いた形で挟むことになります。幅164.6mmは、スマホ用のホルダーの対応幅を超えることがあります。超えるなら、もっと広く挟めるタブレット用などのホルダーを探すことになります。厚さは5.2mmと薄いので、薄いものをしっかり挟める作りかどうかも確かめます。

開いたDuoをホルダーでどう挟んでよいかについて、Appleの資料には何も書かれていません。目安は、爪が画面の上にかからないこと、閉じる向きの力がかからないこと、ヒンジのまわりを強く押さえないことです。家で一度付けて、傾かないか、レンズにホルダーがかからないかを試しておくと安心です。発表会の前日に初めて付けるのは避けてください。

ジンバルは、載せられる重さと釣り合いを見る

手持ちのジンバルには、載せられる重さの上限があります。Duoの254gにケースの重さを足した値が、その上限に収まるかを確かめます。18 Pro Maxが載せられるジンバルなら重さの点ではほぼ足りるはずですが、ケースが重いと上限に近づきます。

ジンバルは、本体の重さの釣り合いを合わせてから使います。Duoは閉じた形と開いた形で重さの分かれ方が変わるので、閉じて合わせた釣り合いのまま開くと、合わなくなると考えられます。電池が左右に1つずつ入っていることは発表されていますが、重さが左右にどう分かれるかは公表されていません。ジンバルのメーカーが発売後に対応の情報を出すことがあるので、それを待ってから選ぶのが確かです。

三脚で撮るときは、画面に触れずに録画を始める

三脚に付けたスマホの画面を指で押すと、そのたびに本体が揺れ、録画の最初と最後が揺れた映像になります。音量ボタンで録画を始めれば、画面を押すより揺れは小さくなります。Apple Watchを持っているなら、「カメラリモート」でビデオを撮ることもできます。手元で始めて止められるので、三脚から離れた席でも操作できます。

ホルダーに挟む前に確かめることは、どれも買う前か、届いた日にできることばかりです。

三脚やジンバルのホルダーにDuoを付ける前に確かめる8項目を並べた図。対応幅、開いた幅、厚さ、ボタンと画面にかかる爪、載せられる重さ、Touch ID、家での試し撮り
どれも買う前か届いた日にできる。数字はケースを付けたあとの寸法で比べる

三脚を持って行くかどうかは、会場の決まりで決まります。持って行けない会場なら、ホルダーの相性よりも、体で支える持ち方と撮る区間の絞り方を先に練習しておくほうが役に立ちます。持って行ける会場なら、家で一度、本番と同じ形で付けて、録画を始めてから止めるまでを通しておくと、当日の手順が体に入ります。

顔で開けるか、指で開けるか。ボタンの違いも持ち方に関わる

18 ProはFace ID、DuoはTouch IDでロックを解除します。DuoのTouch IDはサイドボタンに入っていて、開いていても閉じていても認証できると英語版の発表文にあります。ボタンの構成も少し違い、18 Proにあるアクションボタンは、Duoの仕様ページに記載がありません。どちらも撮影そのものの差ではありませんが、行事の場での持ち方と操作の順番に関わります。

Face IDとTouch IDで、構える前の動きが変わる

Face IDは、画面を顔に向けると解除されます。ポケットから出して顔の前に持ってくる動きの中で解除が済むので、構える前の動きが少なくて済みます。Touch IDは、サイドボタンに指を当てて解除します。ポケットから出しながらボタンに指を当てれば、画面を見る前に解除できます。どちらが速いかは慣れしだいで、乗り換えた最初の数日は、もたつくことがあります。

三脚に付けたまま操作するときは、違いがもう少しはっきりします。Face IDなら、三脚の前に顔を出せば解除されます。Touch IDなら、サイドボタンに指を当てる必要があり、ホルダーの爪がサイドボタンの近くにあると指が届きにくくなります。三脚で使うことが多いなら、サイドボタンを避けて挟める位置を探しておくことが、ここでも大切です。

Touch IDは、両手の指を登録しておく

Touch IDを使うこれまでのiPhoneでは、指を複数登録できました。Duoでも同じかは、届いたら設定の画面で確かめてください。右手の親指だけを登録していると、左手で持ったときや、右手に荷物を持っているときに解除しにくくなります。複数の指を登録できるなら、両手の指を登録しておくと、どちらの手で持っても解除できます。行事の前に、片手で持つ持ち方と両手で持つ持ち方の両方で、解除を試しておいてください。

家族に撮ってもらうときは、ロックを解除してカメラを開いた状態で渡すと、相手が慣れない機種でも戸惑いません。

アクションボタンの記載が無いDuoで、変わること

18 Proのアクションボタンに、よく使う機能を割り当てている人は、Duoではその呼び出し方が使えないと考えておくのが無難です。仕様ページにアクションボタンの記載が無いからです。カメラの操作については、両機種ともカメラコントロールがあり、仕様ページに書かれた働きは同じです。ほかの機能は、画面の操作など別の呼び出し方に慣れておくことになります。

音量ボタンは両機種にあり、録画の開始と停止に使えます。行事の撮影で使うボタンは、音量ボタンとカメラコントロールでほぼ足ります。アクションボタンが無いことが撮影に困る場面は少ないはずですが、いまアクションボタンで録画を始めている人は、音量ボタンで始める手順に切り替えて、行事の前に練習しておくと安心です。

買ってから困りやすいこと。症状から原因を見分ける

重さと大きさの差は、買う前にはあまり気にならず、使い始めてから気づくことが多いものです。よく起きそうな困りごとを、症状、原因、確かめ方、直し方の順に並べました。どれもDuoの寸法と重さから考えられることで、発売後に実際の使い方で確かめていくことになります。

いつものポーチやかばんのポケットに入らない

症状は、ポーチのファスナーが閉まらない、ポケットに斜めにしか入らない、といった形で出ます。原因はたいてい幅で、閉じたDuoの84.1mmにケースの厚みを足すと、18 Proの71.9mmに合わせたポーチの内寸を超えます。高さは18 Proより32.2mm低いので、縦が足りなくなることはまずありません。

確かめるには、ポーチの内側の幅を定規で測り、ケースを付けたDuoの幅と比べます。足りなければ、内寸の幅が広いポーチに替えるか、かばんの別のポケットに入れます。閉じたDuoは背が低いので、ズボンの前のポケットや上着の胸ポケットに入る場合もあり、置き場所を替えるだけで済むこともあります。

三脚のホルダーで挟めない、挟むと画面が消える

挟めないときは、本体の幅がホルダーの対応幅を超えています。挟めるのに画面が消える、音量が変わる、という症状なら、ホルダーの爪がサイドボタンや音量ボタンを押さえています。

確かめるには、ホルダーの箱や説明書で対応幅の数字を見て、挟んだ状態で爪がどのボタンに当たっているかを目で確かめます。直すには、挟む位置を上下にずらしてボタンを避けるか、対応幅の広いホルダーに替えます。ケースを外せば挟める場合もありますが、行事の日にケースを外して付け直すのは手間なので、ケースを付けたまま挟めるホルダーを選んでおくほうが楽です。

開いたまま片手で持って、画面が傾く・落としそうになる

片手で開いたDuoを持つと、持っていない側の重さを支えきれず、画面が傾いたり、手首がねじれたりします。原因は、幅164.6mmの板の片側だけを持っていることです。開いた形の重さは254gで閉じたときと同じですが、手から遠いところにも本体の重さがあるので、手首にかかる力は閉じたときより大きくなりやすいのです。

直し方は単純です。片手で持つ場面では閉じる。開いたら両手で持つ。撮っている途中で片手を離す必要が出たら、いったん録画を止めて閉じるか、両手を離さずに済むよう、周りの人に荷物を持ってもらいます。撮影中に片手で開け閉めしないことも、同じ考え方から来ています。

三脚に付けた開いたDuoが、少しずつ傾く

開いたDuoを三脚のホルダーに挟んで撮っていたら、録画の途中で画面が少しずつ傾いていた、という症状です。原因として考えられるのは、ホルダーが左右の片側だけを強く挟んでいて、もう片側の重さを支えきれていないことです。重さが左右にどう分かれるかが公表されていない以上、挟む位置は実物で試して決めるしかありません。

確かめるには、家で開いた形のまま挟み、10分ほど置いて傾きが出ないかを見ます。傾くなら、挟む位置をずらすか、より広く挟めるホルダーに替えます。それでも落ち着かないなら、三脚では閉じた形で撮り、内側の画面で確かめるのは撮る前と撮ったあとだけにする、という分け方にします。

ケースを付けたら、開け閉めが固くなった

ケースを付ける前は軽く開いたのに、付けたあとは開け閉めに力が要る、最後まで閉じきらない、という症状です。原因として考えられるのは、ヒンジの近くでケースの部品どうしが当たっている、ケースが本体にきちんとはまっていない、といったケースの側の問題です。

確かめるには、ケースを外して開け閉めし、外したときだけ軽く動くかを見ます。ケースを付け直しても固いなら、そのケースはDuoの開け閉めと相性がよくありません。閉じきらないまま持ち歩くと、内側の画面のあいだにものが入りやすくなるので、別の作りのケースに替えてください。

ケースを付けたら、Touch IDで解除しにくくなった

ケースなしでは一度で解除できたのに、ケースを付けたら何度も失敗する、という症状です。原因として考えられるのは、ケースの縁が厚くてサイドボタンに指が深く届かない、サイドボタンの部分がケースで覆われている、といったケースの作りです。確かめるには、ケースを外した状態と付けた状態で、同じ指で解除を試します。

ケースを外せば解除できるなら、原因はケースです。サイドボタンの部分が開いている作りのケースに替えると直ります。ケースを外しても解除しにくいなら、指の登録のしかたや、指の乾燥や汚れなど、ケース以外の原因を疑います。前日にケースを替えると、慣れないまま当日を迎えるので、替えるなら数日前までに済ませてください。

首からさげたら、しゃがむたびに本体がぶつかる

子どもの目の高さで撮ろうとしゃがむたびに、首からさげた本体が膝や地面に当たる、という症状です。原因はストラップの長さで、本体が胸より下で揺れていると、前かがみになったときに振り子のように前へ出ます。

直し方は、ストラップを短くして胸の高さで止める、肩から斜めにかけて腰の横に収める、しゃがむ前に片手で本体を押さえる、の三つです。運動会のように立ったりしゃがんだりをくり返す日は、首からさげるより、腰の横に収まる斜めがけのほうが合う人もいるはずです。

長い演目の後半で、子どもが画面の上のほうへずれていく

撮った動画を見返すと、演目の前半は子どもが画面の中央にいるのに、後半になるほど画面の上のほうへ寄っていく。腕が疲れて本体の向きが少しずつ下がった印です。重い本体ほど、この下がり方は早く出やすくなります。

確かめるには、家で5分ほど、本番と同じ持ち方で壁の時計などを撮り続け、最初と最後の画面を比べます。直すには、両肘を体に付ける持ち方に変える、座って膝に肘を乗せる、撮る区間を短く区切る、三脚に任せる、のどれかを選びます。次の行事の前に一度試しておくと、本番の映像の後半がずれにくくなります。

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iPhone Duoと18 Pro Maxの違い|大きい画面がほしい人の選び方

子どもに持たせる、祖父母に撮ってもらうとき

家族で使うスマホは、自分だけが持つとは限りません。子どもが写真を見たがって手に取る、祖父母に「撮っておいて」と預ける、といった場面があります。重さと開け閉めのあるDuoは、ほかの人の手に渡ったときにも、18 Proとは違う気配りが要ります。

子どもが手に取るとき

小さな子どもの手には、254gの本体は重く、開いたDuoの幅164.6mmは両手を広げても持ちにくい大きさです。子どもが開け閉めをくり返すと、ヒンジの開け閉めの回数も増えます。耐久回数がAppleの資料に無い以上、子どもに開け閉めを任せるのは控えめにしておくほうが安心です。撮った写真を子どもに見せるなら、大人が開いて両手で持ち、子どもには画面だけ見せる形にすると、落とす心配もありません。

子どもを撮るときには、Duoならではの使い方もあります。外側の画面にピーナッツのアニメーションを出して子どもの視線をカメラに向けさせる「キッズキュー」は、外側の前面カメラで撮るときの機能です。撮られる人がポーズや構図を確かめられる「Duo Preview」と合わせて、撮られる側が外側の画面を見る使い方が前提になっています。どちらを使うときも、大人がしっかり持つことは変わりません。

祖父母に撮ってもらうとき

祖父母にスマホを預けて撮ってもらうなら、慣れない機種の開け閉めまでは任せないほうが安全です。慣れていない人に開け閉めまで任せると、落とす心配が増えるからです。閉じた形で撮るか開いた形で撮るかを先に決め、ロックを解除してカメラを開き、横向きに構えた状態で渡します。音量ボタンで録画を始めて止められることを伝えておくと、画面のボタンを探さずに済みます。

254gを長く持ってもらうのが心配なら、椅子に座って膝に肘を乗せる持ち方を伝えるか、三脚に付けたまま預けます。祖父母が自分のスマホに慣れているなら、そのスマホで撮ってもらい、あとで動画を受け取る方法もあります。何台かで撮った映像をあとで一本にまとめる段取りは、運動会を2台で撮るが参考になります。

場面ごとの扱いやすさを、一つの表で見る

ここまでの数字を、行事の場面ごとに並べ直しました。それぞれの欄は仕様ページの値と、そこから計算した値です。どれが「よい」かは場面と人で変わるので、表の中には良し悪しを書かず、比べるための数字と、Duoで気をつける点だけを入れています。

場面 iPhone 18 Pro iPhone 18 Pro Max iPhone Duo
片手で写真を数枚撮る 幅71.9mm 幅78.0mm 閉じれば片手で撮れる。幅84.1mm
腕を伸ばして長く撮る 211g 249g 254g。開いたら両手で持つ
横向きに両手で構える 横幅150.0mm 横幅163.4mm 閉じて117.8mm、開いて164.6mm
首からさげて一日歩く 211g 249g 254g。ストラップの位置と開け閉めを確かめる
ポーチやポケットに入れる 高さ150.0mm・厚さ8.75mm 高さ163.4mm・厚さ8.75mm 高さ117.8mm・幅84.1mm・厚さ11.3mm(閉じて)
三脚のホルダーに挟む 幅71.9mm・厚さ8.75mm 幅78.0mm・厚さ8.75mm 閉じて84.1mm・11.3mm、開いて164.6mm・5.2mm
客席で高く構える(横向きの正面の面積) 約107.9cm² 約127.5cm² 閉じて約99.1cm²、開いて約193.9cm²

表を縦に読んでください。Duoは、場面によって数字の並び方が入れ替わる機種です。重さでは3機種のうちいちばん重く、高さと横向きの正面の面積では、閉じればいちばん小さくなります。開けば、横幅は18 Pro Maxと並び、正面の面積はほかの2機種よりずっと大きくなります。

18 Proはどの行でも、極端に大きい数字も小さい数字もありません。18 Pro Maxは重さと高さで大きい側に立ち、厚さは18 Proと同じです。Duoを選ぶなら、閉じて小さく使う場面と、開いて大きく使う場面を、自分の行事の中で切り分けられるかどうかが、扱いやすさを決めます。

重さと丈夫さで選ぶなら、持ち方と行事の長さで決める

ここまでの話を、重さと丈夫さの面から一つの道すじにまとめました。カメラの差や画面の差は、ほかの記事で比べているので、この図では入れていません。質問に上から答えていくと、重さと形の点でどちらが合うかの見当が付きます。

片手で腕を伸ばして撮るか、首からさげて一日歩くか、18 Pro Maxの重さに慣れているか、大きな画面や撮られる人への表示を使いたいか、の順に答えて機種を決める図
カメラと画面の差は入れていない。重さと持ち方の面だけで見た道すじ

最初の二つの質問で「はい」になる人は、43gの差が毎回の撮影と一日の持ち歩きにかかるので、18 Proのほうが楽に扱えるはずです。18 Pro Maxを不満なく使っている人は、重さの点ではDuoでもほぼ同じです。最後の質問は、重さを引き受けてでもDuoを選ぶ理由があるかどうかを問うもので、大きな画面で見返したい、撮られる人に構図を見せたい、という人なら、重さは道具と持ち方で補えます。

18 Proを選ぶと楽な人

立ったまま腕を伸ばして撮ることが多い人、首からさげて一日歩く人、片手で撮る場面が多い人は、18 Proの211gが楽です。ケースやホルダーを今のものから選び直さずに済む場合が多いのも、18 Proの利点です。丈夫さの面では、ヒンジが無いぶん、開け閉めの耐久回数を気にする必要がありません。

Duoを選んでも、重さで困りにくい人

18 Pro Maxや、それと同じくらいの重さの機種を使い慣れている人、行事では座って撮ることが多い人、三脚や一脚を使える会場で撮ることが多い人は、Duoを選んでも重さで困る場面は少ないはずです。閉じれば背が低く、ポケットに収まりやすい形なので、持ち歩く場面ではむしろ扱いやすく感じる人もいるでしょう。

家族で2台持つなら、重さで役割を分ける

家族の一人が18 Pro、もう一人がDuoを持つなら、重さと形で撮る役割を分ける方法があります。軽い18 Proは、立って腕を伸ばして撮る役と、望遠で寄る役に回します。Duoは三脚に付けて全体を引いて撮る役、撮ったものをその場で大きな画面に映して確かめる役に向きます。どちらが一日首からさげるかも重さで決めておけば、帰り道に腕が上がらない人が出にくくなります。

重さ以外の理由も含めて、撮るものと使い方からどちらを選ぶかを決めたいなら、iPhone Duoと18 Pro、どっちを選ぶの判断表が役に立ちます。望遠の有無や暗い場所での写り、電池の持ちまで並べて比べられます。

撮った動画を残す、家族に渡す、ディスクにする

Duoと18 Proは、動画の上限がどちらも4K 120fps(Fusionメイン)で、普段の行事の撮影なら同じ設定で撮れます。違うのは、18 ProにあるProResやApple Log 2がDuoの仕様ページに無いことなどで、詳しい差はiPhone Duoの動画性能にあります。機種ごとの動画の仕様を一枚で見たいときは、iPhone動画の仕様一覧が便利です。

落としたときの強さが分からない以上、撮った動画を本体だけに置いておかないことが、いちばん確かな備えになります。行事が終わったら、その週のうちに元の動画をパソコンや外付けSSDに移し、本体と別の場所にも置いておきます。両機種ともUSB 3(最大10Gb/s)に対応していて、その速さで移すには10Gb/sのUSB 3ケーブルが要ります。

容量の選び方は、どちらの機種も同じ

ストレージの容量は、18 ProもDuoも256GB・512GB・1TB・2TBの4つから選びます。どちらも標準構成で約12〜24GBがすでに使われていると、各仕様ページの注にあります。撮る長さと設定ごとに要る容量は機種で変わらないので、容量の選び方は重さとは別に決められます。設定ごとの1分あたりの容量は、iPhone動画の1分あたり容量に一覧があります。

家族のテレビで見るなら、DVDかブルーレイに

祖父母の家のテレビで見てもらうなら、DVDやブルーレイにする方法があります。DVDは720×480の映像なので、4Kで撮った動画もDVDの画質になります。ブルーレイは1920×1080で、DVDより細かく映ります。iPhoneのHDRの動画は、ディスクにする前にSDRに書き出して色を確かめておくと、テレビで見たときに色が変わって驚くことが減ります。ディスクにすると何が残り何が消えるかは、iPhone動画をディスクにすると消えるものにまとめています。

当社に頼むとき

当社が受け付けるのは、完成した動画のデータです。MP4やMOVなど一般的な形式なら、Duoで撮った動画も18 Proで撮った動画も同じように扱えます。料金は基本料金(DVD・1枚あたり)が1,500円(税抜)で、オーサリングと書き込み、ケースへの入れ込みが含まれます。

祖父母と親戚に同じ内容を何枚か配るなら、2枚目からは追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)の1,000円で作れます。1つの内容のデータがDVDで5GB以上、ブルーレイで25GB以上になると、エンコード手数料(大容量データ・内容1種類につき)の3,000円がかかります。

4K/60fps・HDRオンで撮った動画は、計算上は約11分で5GBに届きます(iPhoneの設定画面に出る1分あたり約440MBの目安から計算。iOS 27の画面では確かめていません)。ブルーレイの料金を含む一覧は料金表で確かめられます。

お引き受けできるのは、自分で撮影した動画と、権利者の許可がある動画です。運動会や発表会の映像にほかの子どもが写っている場合は、配る範囲を園や学校、主催者の決まりで確かめてから注文してください。

買う前の今日と、届いた日にすること

重さと大きさの差は、数字が分かっているぶん、発売前から備えられます。今日できるのは、いま使っているポーチやかばんのポケットの内寸と、三脚のホルダーの対応幅を測っておくことです。ヒンジの丈夫さや途中の角度で止まるかは、発売後に実機の情報が出るのを待ちます。

今日から帰宅後までの8つの段取りを時間の順に並べた図。寸法を測る、発売後の情報を確かめる、ケース込みで量る、指の登録、持ち方を試す、充電と動画の移動、持ち方を決める、動画を移す
発売前にできるのは寸法を測ること。ヒンジの情報は発売後に確かめる

届いた日には、ケースを付けた重さと寸法を控え、Touch IDの登録と、音量ボタンで録画を始める操作を試します。行事の1週間前には、本番と同じ持ち方で5分ほど構え、三脚を使うならホルダーに付けて録画の開始から停止までを通しておきます。前日には、前回の行事の動画を本体の外に移しておくと、当日に何かあっても困りません。

撮った動画をDVDにして家族に渡すなら、DVDの注文ページで注文し、動画をギガファイル便やGoogle ドライブなどの共有URLにして注文フォームに貼ってください。スマホからも入稿できます。複数のファイルを入れるときは、ファイル名の頭に「01_」「02_」と番号を付けると、その順に収録します。配る相手の再生機器や配る日は注文フォームの備考欄に、注文の前に確かめたいことは相談・問い合わせフォームに書いてください。

よくある質問

Q. iPhone Duoは18 Proと比べてどれくらい重いですか?

A. Appleの仕様ページの値は、iPhone Duoが254g、iPhone 18 Proが211g、iPhone 18 Pro Maxが249gです。計算上は、Duoは18 Proより43g(約2割)重く、18 Pro Maxとは5gしか違いません。Duoの重さは、閉じても開いても同じ254gです。腕を伸ばして撮る時間が長い人ほど、差を感じやすくなります。

Q. 閉じたiPhone Duoの大きさは18 Proとどう違いますか?

A. 閉じたDuoは幅84.1mm・高さ117.8mm・厚さ11.3mm、18 Proは幅71.9mm・高さ150.0mm・厚さ8.75mmです。計算上、Duoは32.2mm低く、12.2mm広く、2.55mm厚い形です。浅いポケットには収まりやすい一方、18 Proに合わせた細身のポーチやホルダーには入らないことがあります。

Q. 開いたiPhone Duoの厚さと幅はどれくらいですか?

A. 開いたDuoは厚さ5.2mm、幅164.6mm、高さ117.8mmです。厚さは18 Proの8.75mmより3.55mm薄く、Appleは「史上最薄のiPhone」と紹介しています。幅は18 Pro Maxを横にしたときとほぼ同じなので、開いた形では片手ではなく両手で持って撮るのが安全です。

Q. iPhone Duoは片手で撮影できますか?

A. 閉じた形なら、外側の5.4インチの画面を見ながら片手で撮れます。幅は84.1mmで18 Proより広いので、握ったときの感じは変わります。開いた形は幅164.6mmあり、両手で持つほうが安定します。録画は音量ボタンでも始めて止められるので、片手で撮るときは画面に触れずに済みます。

Q. iPhone Duoの防水性能は18 Proと同じですか?

A. 同じです。3機種ともIP68(IEC規格60529)で、最大水深6メートルで最大30分間と仕様ページにあります。ただし実験室の管理された条件での結果で、性能は通常の使用で低下することがあり、濡れたまま充電しないこと、液体による損傷は保証の対象外であることも、各仕様ページに注として書かれています。

Q. iPhone Duoのヒンジは何回開け閉めできますか?

A. 開け閉めの耐久回数は、Appleの公式の記載がありません。発表文にあるのは、100を超える部品でできていること、開いたときに画面の中央を支えて平らに保つこと、マグネットアレイで閉じること、3Dプリントのヒンジカバーに100パーセント再生チタニウムを使っていることなどです。保証の条件は買う前に確かめてください。

Q. iPhone Duoは途中の角度で開いたまま止まりますか?

A. Appleの資料には記載がありません。発表会場で触れた記事には、途中の角度で止められるとするもの(週刊アスキー、2026年9月11日)がありますが、公式の説明ではありません。机に立てて撮る使い方を行事の計画に入れるのは、発売後に実機の情報で確かめてからにしてください。

Q. iPhone Duoは落としても割れにくいですか?

A. 落としたときの強さは、Duoにも18 Proにも公式の記載がありません。Ceramic Shield 2について書かれている「3倍」は傷の付きにくさの数字で、落下への強さを示すものではありません。手すりの外へ腕を出さない、手首にストラップをかける、ケースを付けるといった備えで、落とす場面そのものを減らすのが確かです。

Q. チタニウムのiPhone Duoはアルミの18 Proより丈夫ですか?

A. 素材の名前だけでは決められません。Appleは、Duoのグレード5チタニウムと18 ProのアルミニウムUnibodyのフレームについて、落としたときや曲げたときの強さを比べた数字を出していません。前面のCeramic Shield 2、背面のCeramic Shield、耐水・防塵のIP68は両機種で同じです。

Q. 今使っている三脚のホルダーでiPhone Duoを挟めますか?

A. ホルダーの対応幅と、Duoの寸法にケースの厚みを足した値を比べてください。閉じたDuoは幅84.1mm・厚さ11.3mm、開いたDuoは幅164.6mm・厚さ5.2mmです。18 Proの幅71.9mmに合わせたホルダーだと、閉じたDuoでも入らないことがあります。挟んだときに爪がボタンにかからないかも確かめます。

Q. iPhone Duoにアクションボタンはありますか?

A. Duoの仕様ページにはアクションボタンの記載がありません。仕様ページに載っているボタンは、音量を上げる・下げるボタン、カメラコントロール、Touch IDを内蔵したサイドボタンです。カメラコントロールの働き(露出、被写界深度、ズーム、カメラ、スタイル、トーン)は18 Proと同じで、録画は音量ボタンでも始められます。

Q. 18 Pro MaxとiPhone Duoの重さはどれくらい違いますか?

A. 18 Pro Maxは249g、Duoは254gで、計算上の差は5g、割合にして約2%です。角の丸みを無視して体積を出すと、閉じたDuoは約111.9cm³、18 Pro Maxは約111.5cm³でほぼ同じです。形は違い、閉じたDuoは18 Pro Maxより45.6mm低く、6.1mm広く、2.55mm厚くなります。

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この記事の目次

  1. iPhone Duoの重さと大きさを、仕様ページの数字で並べる
  2. 発売前のDuoについて、数字で言えることと言えないこと
  3. 43gの差は、どの持ち方で感じやすいか
  4. 閉じたDuoは背が低く、18 Proより厚い。開くと幅は倍近くになる
  5. 発売前でも、厚紙と小銭で大きさと重さを試せる
  6. 片手で撮るなら、閉じたDuoは幅84.1mm。開いたら両手で持つ
  7. 腕を上げたまま撮り続けると、重さの差が積み重なる
  8. 行事の日に一日持ち歩くとき
  9. 首からさげる、肩からかける。254gを体のどこで受けるか
  10. 素材で比べる。Duoはチタニウム、18 Proはアルミニウム
  11. 水とほこりはどちらもIP68。条件つきの数字として読む
  12. ヒンジについて、Appleが書いていることと書いていないこと
  13. 落としたときの強さは、どちらの機種も数字が出ていない
  14. ケースと保護フィルムは、発売後に本体に合わせて選ぶ
  15. 三脚・一脚・ジンバルのホルダーに挟めるか
  16. 顔で開けるか、指で開けるか。ボタンの違いも持ち方に関わる
  17. 買ってから困りやすいこと。症状から原因を見分ける
  18. 子どもに持たせる、祖父母に撮ってもらうとき
  19. 場面ごとの扱いやすさを、一つの表で見る
  20. 重さと丈夫さで選ぶなら、持ち方と行事の長さで決める
  21. 撮った動画を残す、家族に渡す、ディスクにする
  22. 買う前の今日と、届いた日にすること
  23. よくある質問

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