MENU
  • TOP
    • 会社概要
    • 特定商取引法に基づく表記
    • お問い合わせ
  • ブルーレイとDVDの違いについて
  • 今すぐ注文する
  • Q&A(よくあるご質問)
  • 料金表
  • マイアカウント
    • 注文履歴を見る
    • カート
1枚1,500円(税抜)からオーサリング、大阪梅田なら最短当日お渡しのDVD・ブルーレイ書き込みサービスです。
ディスクメーカー
  • TOP
    • 会社概要
    • 特定商取引法に基づく表記
    • お問い合わせ
  • ブルーレイとDVDの違いについて
  • 今すぐ注文する
  • Q&A(よくあるご質問)
  • 料金表
  • マイアカウント
    • 注文履歴を見る
    • カート
  • 0
ディスクメーカー
  • TOP
    • 会社概要
    • 特定商取引法に基づく表記
    • お問い合わせ
  • ブルーレイとDVDの違いについて
  • 今すぐ注文する
  • Q&A(よくあるご質問)
  • 料金表
  • マイアカウント
    • 注文履歴を見る
    • カート
  1. ホーム
  2. 比較・選び方
  3. iPhone 17で4K 120fpsが選べない理由|4K 60fpsまでの仕様とProとの違い

iPhone 17で4K 120fpsが選べない理由|4K 60fpsまでの仕様とProとの違い

2026 9/27
iPhone 17で4K 120fpsが選べない理由|4K 60fpsまでの仕様とProとの違い

この記事の要点

  • iPhone 17の通常ビデオは4K 60fpsまで。4K 120fpsと1080p 120fpsはPro系(16 Pro以降)とDuoのFusionメインカメラだけで、設定やiOSの更新では増えない
  • 17で「120」が出るのはスローモーション撮影だけで、解像度は1080p。240fpsも選べるが、4Kのスローモーションは撮れない
  • 4K 60fpsは「高効率」でしか選べず、1分あたり約440MB(高効率+HDRオン、設定画面の目安)。計算上、5GBには約11分、25GBには約57分で届く
  • DVDは720×480・29.97fps、ブルーレイは1920×1080で作るので、120fpsで撮っても60fpsで撮ってもディスクの上では同じになる
  • Proとの差は4K 120fpsのほかにProRes・Apple Log 2・USB 3・4つのマイクなど。ディスクにするだけなら17で足りる

DVDもブルーレイも、1枚から作れます。

配る相手のプレーヤーがわからないときは、DVDプレーヤーでもブルーレイプレーヤーでも見られるDVDが安心です。

1枚1,500円(税抜)から・1枚から注文できます

ブルーレイで注文するDVDで注文する

iPhone 17に替えて、カメラアプリのビデオを開き、画面の上にある数字をタップしてみる。「4K・24」「4K・30」「4K・60」と回って、また24に戻る。120が出てこない。設定アプリの「ビデオ撮影」を開いても、4Kの行は60 fpsで終わっている。Appleの発表で見た「4K 120fps」の文字はどこにあるのか。そう思って検索した方に向けて書きます。

iPhone 17の通常のビデオは、4K 60fpsが上限です。4K 120fpsと1080p 120fpsの通常ビデオは、Pro系(iPhone 16 Pro以降のProとPro Max)とiPhone Duoの、Fusionメインカメラだけに載っている機能で、17では設定のどこを探しても出てきません。見落としでも、iOSのバージョンの問題でもありません。機種の仕様です。17で「120」という数字が出るのはスローモーション撮影だけで、そのときの解像度は1080pになります。

それでも17で撮れる範囲は広く、4K 60fps、1080p 60fps、スローモーションの1080p 240fps、シネマティックモードの4K 30fps、アクションモードの2.8K 60fpsまで使えます。しかも当社の仕事であるディスク化の側から見ると、DVDは720×480・29.97fps、ブルーレイは1920×1080で作るので、120fpsで撮った動画も60fpsで撮った動画も、ディスクの上では同じ姿になります。無いことで困る場面は、思っているより少ないはずです。

当社は大阪・梅田で、動画データを受け取ってDVDやブルーレイにする小さな店です。「Proで撮り直すべきか」と迷う方の判断が楽になるよう、機種の仕様と数値をAppleの技術仕様ページとiOSの設定画面の文言に絞って並べました。2026年9月時点の情報で、iPhone Duoは10月23日発売予定の未発売機です。

答え|iPhone 17の通常ビデオは4K 60fpsまで。4K 120fpsはPro系とDuoだけ

根拠はAppleの技術仕様ページの「ビデオ撮影」欄です。iPhone 17の欄には、4Kが24・25・30・60fps、1080pが25・30・60fps、720pが30fpsと書かれていて、120という数字はありません。25fpsはPAL方式のテレビ向けの値で、設定で「PALフォーマットを表示」をオンにしたときだけ選択肢に出ます。

同じ欄がPro系とDuoでは違います。iPhone 18 Pro・18 Pro Max、17 Pro・17 Pro Max、16 Pro・16 Pro Max、そしてiPhone Duoの4Kは24・25・30・60・100・120fpsで、100と120には「Fusionメイン」という但し書きが付きます。1080pも25・30・60・120fpsで、120にだけ同じ但し書きがあります。120fpsの通常ビデオは、Pro系とDuoのメインカメラに限った機能として仕様に書かれている、ということです。

機種ごとの上限を並べると次のようになります。「—」は仕様ページに記載が無いという意味で、当社が実機で試して確かめたものではありません。

機種 4Kの通常ビデオ 1080pの通常ビデオ 120fpsの条件
iPhone 18 Pro/18 Pro Max 24・25・30・60・100・120fps 25・30・60・120fps Fusionメインカメラのみ
iPhone Duo(10月23日発売予定) 24・25・30・60・100・120fps 25・30・60・120fps Fusionメインカメラのみ
iPhone 17 Pro/17 Pro Max 24・25・30・60・100・120fps 25・30・60・120fps Fusionメインカメラのみ
iPhone 16 Pro/16 Pro Max 24・25・30・60・100・120fps 25・30・60・120fps Fusionカメラのみ
iPhone 17 24・25・30・60fps 25・30・60fps —
iPhone Air 24・25・30・60fps 25・30・60fps —
iPhone 17e 24・25・30・60fps 25・30・60fps —
iPhone 16/16 Plus 24・25・30・60fps 25・30・60fps —
iPhone 16e 24・25・30・60fps 25・30・60fps —

表の下半分、17・Air・17e・16・16eの5機種は、通常ビデオの上限がそろって4K 60fpsです。17だけが取り残されているのではなく、Proの付かない機種はどれも同じ線で区切られています。17とPro系・Duoの動画の違いを、fps以外の項目も含めて図にまとめました。

iPhone 17、Pro系、iPhone Duoの3列で、4Kと1080pの通常ビデオの上限fps、スローモーション、シネマティック、ProRes、USB-Cの速さを並べた比べ表
4K 120fpsとProResとUSB 3が、17に無くPro系にあるもの。DuoにはProResが無い

「Fusionメイン」という但し書きの意味

Pro系には広角のメイン、超広角、望遠の3つの背面カメラがあり、4K 120fpsが使えるのはそのうちメインの「Fusionメイン」だけです。望遠や超広角に切り替えた状態では、Proでも120は選べないと読めます。仕様の但し書きは、そのことを示しています。

少しややこしいのは、iPhone 17の仕様ページにも「Fusionメイン」の名前があることです。手ぶれ補正の欄に「センサーシフト光学式(Fusionメイン)」と書かれていて、メインカメラの呼び名は同じです。それでもビデオ撮影の欄は60fpsで止まっている。名前は同じ。機能は違う。カメラの名前が同じだから同じ機能がある、という読み方はできません。120fpsを決めているのは、機種としての仕様です。

設定やiOSの更新で増えることはない

iOS 27は2026年9月14日から配信されていて、iPhone 17も対象です。ただ、iOSを上げてもビデオ撮影の選択肢に120が足されることはありません。4K 120fpsは2024年のiPhone 16 ProからPro系に載った機能で、翌年の17、今年の18 Proと世代が進んでも、Proの付かない機種には広がっていません。Appleのユーザガイドも、新しい機能の多くを「iPhone 18 Proモデルでは」のように機種で限定して書いています。

設定アプリのどこかに隠れているのでは、と探し続けるのは時間がもったいない。次の節で確かめ方を書きますが、確かめたら、17のまま別の撮り方をするか、Pro系かDuoに替えるかの二択に頭を切り替えるほうが早く着きます。

設定画面で確かめる手順(iOS 27の場合)

設定アプリを開き、「カメラ」>「ビデオ撮影」の順に進みます。iPhone 17で並ぶのは、720p HD/30 fps、1080p HD/30 fps、1080p HD/60 fps、4K/24 fps、4K/30 fps、4K/60 fpsの6つです。「PALフォーマットを表示」をオンにすると、1080p HD/25 fpsと4K/25 fpsが加わります。項目の表記はiOSのバージョンで少し変わります。当社が文言を確認できたのはiOS 18.6の設定画面までで、iOS 27の画面は未確認です。

同じ画面の下には「1分間のビデオのサイズは、およそ以下の通りです:」という見出しに続いて、設定ごとの容量の目安が並びます。この数字が、あとの節で容量を計算するときの土台になります。

一覧の中で「デフォルト」と付いているのは1080p HD/30 fpsです(iOS 18.6の文言。最新機種とiOS 27で同じかは未確認)。買ったまま一度も触っていなければ、4Kでも60fpsでもなく1080p 30fpsで撮れていることになります。「4K 120fpsが無い」と気にする前に、いま4Kで撮れているかを先に見ておくと、行事のあとで驚かずに済みます。

カメラの画面で切り替えるとき

設定アプリを開かなくても、カメラアプリのビデオモードで画面上部に出ている解像度とフレームレートの表示をタップすれば切り替えられます。タップするたびに「4K・24」「4K・30」「4K・60」と進み、解像度の側をタップすれば「HD」と「4K」が入れ替わります。この表示は画面の右上にあり、iPhone XS・XR以降の機種なら、設定で出しておく操作は要りません。撮る前にここを一目見れば、今の解像度とフレームレートが分かります。

17では、この表示をいくら回しても、通常ビデオで「120」は出ません。出ないものは出ない。Pro系ではビデオモードで「120 FPS」を選ぶとスローモーションになる、とユーザガイドに書かれていますが、17のビデオモードにはその選択肢がそもそも無い、ということです。

「PALフォーマットを表示」で増えるのは25fpsだけ

「PALフォーマットを表示」の説明文は「PALは、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、南米の多くの国で使用されているテレビのビデオフォーマットです。」で、オンにすると25fpsの選択肢が出ます。Pro系とDuoではこれに4K/100 fpsも加わりますが、17では25fpsが増えるだけです。100や120を探してここをオンにする意味はありません。増えるのは25だけです。

日本のテレビはNTSC方式で、当社のDVDも720×480・29.97fpsで作ります。25fpsで撮った動画からNTSCのDVDを作るにはフレームレートの変換が挟まるので、国内で見るディスクを作る前提なら、この項目はオフのままにしておきます。25fpsが出る仕組みと扱いはiPhoneのPALフォーマットを表示とはで別に書いています。

「互換性優先」になっていると4K 60fpsも消える

設定 >「カメラ」>「フォーマット」の「カメラ撮影」が「互換性優先」になっていると、ビデオ撮影の一覧から4K/60 fpsが消えます。互換性優先は動画をH.264で記録する設定で、説明文にも「シネマティックビデオ、4K/60 fps、1080p/240 fps、およびHDRビデオを使用するには“高効率”が必要です。」とあります。家族のWindowsで開けるようにと互換性優先に切り替えたまま忘れていると、「4K 60が無い」と「4K 120が無い」の二つの困りごとが重なって見えます。

撮りたいのが4K 60fpsなら「高効率」に戻します。高効率はHEVCという圧縮方式で、同じ画質で互換性優先より小さいファイルになります。Windowsでの再生の問題は、撮ったあとで別に解決できる話で、撮る前に画質の上限を下げる理由にはなりません。この設定で容量が2倍近く変わる話は、容量の節で数字を出します。

スローモーション撮影の項目に120と240がある

設定 >「カメラ」>「スローモーション撮影」を開くと、17では1080p HD/120 fpsと1080p HD/240 fpsの2つが並びます。ここに「120」があるので、通常ビデオでも120fpsがあると思い込みやすいのですが、これはスローモーションモード専用の設定です。4Kの行はありません。下には「1分間のスローモーションは、およそ以下の通りです:」と容量の目安が出ます。240fpsは高効率が必要で、互換性優先では選べません。

なぜiPhone 17では4K 120fpsが出てこないのか

理由として確かに言えるのは、「Appleが仕様として4K 120fpsをPro系とDuoのメインカメラに限っている」ことまでです。センサーの読み出し速度なのか、処理の負荷なのか、製品の線引きなのか、その先の理由をAppleは公表していません。根拠なく理屈を足すと、あとで違っていたときに読んだ方に迷惑がかかるので、仕様として決まっている範囲だけを書きます。

ただ、線の引かれ方には一貫性があります。iPhone 17と17 Proは同じ2025年9月19日(金)に発売され、同じiOSで動き、メインカメラの呼び名も同じ「Fusionメイン」です。それでも17 ProにはProRes、Apple Log 2、USB 3、4つのスタジオ品質のマイクが載り、17には載っていません。4K 120fpsはこの「Proにだけあるもの」の一つで、単独で切り離された機能ではありません。

16から17への世代交代でも、通常ビデオのfpsは動いていません。iPhone 16の仕様も4Kは24・25・30・60fps、1080pは25・30・60fpsで、17と同じです。17で増えたのは、前後のカメラで同時に撮るデュアルキャプチャ(最大4K・30fps)や、縦向きに持ったまま横向きの動画が撮れる18MPのセンターフレームフロントカメラといった別の項目でした。フレームレートの上限は、Proとの区別として据え置かれています。

ですから、17を買った人が「設定のどこかにある」と探すのも、「次のアップデートで来る」と待つのも、実りがありません。手元の17でできる撮り方を知って使い切るか、Proに替えるかを、用途と費用で決めるほうが前に進みます。次の節から、17でできることを数字で並べます。

17だけの話ではない。16・Air・17eも4K 60fpsまで

「17でだめならAirにすれば」「安い17eなら違うのでは」と考える方もいますが、Proの付かない機種はどれも通常ビデオの上限が4K 60fpsです。iPhone Air、iPhone 17e、iPhone 16と16 Plus、iPhone 16eの仕様ページの「ビデオ撮影」欄は、4Kが24・25・30・60fps、1080pが25・30・60fpsで、17と1文字も違いません。

違いが出るのはfps以外の項目です。Airは背面カメラが1つで、シネマティックモード、空間ビデオ、マクロビデオの記載がありません。17eはそれに加えてアクションモードとデュアルキャプチャの記載も無く、2.8K/60fpsで手ぶれを強く抑えるモードが使えません。16は17に近い構成ですが、デュアルキャプチャが無く、Appleの販売ページでは現在128GBだけの取り扱いです。

これらの機種に共通して使えるものもあります。スローモーションの1080p 120fpsと240fps、4K撮影中の8MPの静止画、空間オーディオとステレオの録音、風切り音の低減は、17・Air・17e・16・16eのどれにも載っています。fpsの上限で機種を選ぶなら、Proの付かない5機種の中に差はなく、比べるべきはカメラの数と、シネマティックやアクションモードのような撮り方の幅です。機種ごとの動画の仕様はiPhone動画の仕様一覧に1枚の表で並べてあります。

フロントカメラの上限も同じ4K 60fps

自撮りや、子どもと一緒に画面に入る動画で使うフロントカメラは、iPhone 17では18MPのセンターフレームカメラです。4Kが24・25・30・60fps、1080pが25・30・60fps、スローモーションが1080p 120fps、シネマティックモードが最大4K・30fpsで、背面と同じ4K 60fpsまで撮れます。iPhoneを縦に持ったままでも横向きの動画が撮れるのがこのカメラの特徴で、17 Proのプレスリリースにその説明があります。

フロントカメラにも120fpsの通常ビデオはありません。これはPro系も同じで、18 Proや17 Proのフロントカメラの仕様も4Kは60fpsまでです。前面で120が出るのはスローモーションの1080pだけ、と覚えておけば、自撮りの設定で迷うことはなくなります。

4K 120fpsの通常ビデオと、スローモーションの240fpsは別のもの

「120」という数字が二つの場所に出てくるので、ここを整理しておきます。Pro系とDuoの4K 120fpsは、通常のビデオモードで1秒に120コマを記録する設定です。ユーザガイドには、Pro系でビデオモードの「120 FPS」を選ぶとスローモーションになる、とあります。120コマの素材を30fpsで再生すれば4分の1の速さになり、4Kの解像度を保ったまま遅い動きを作れる。これが4K 120fpsの値打ちです。

17のスローモーション撮影は、最初からゆっくり再生されることを前提にしたモードです。1080p 120fpsか240fpsで記録し、写真アプリで再生すると、どの区間をスローにするかを撮影後に決められます。240fpsを30fpsで再生すれば8倍、120fpsなら4倍の引き伸ばしになります。解像度は1080pに固定で、4Kのスローモーションは17にはありません。Pro系とDuoには、スローモーションモードにも4K 120fpsがあります。

17ができないのは「4Kのまま遅くする」こと。それだけです。「1080pで大きく遅くする」ことは、240fpsでPro系と同じ条件でできます。子どものジャンプ、水しぶき、打ち上げ花火、ボールを蹴る瞬間のように、1秒に満たない動きを長く見せたい場面は、17でも困りません。

Pro系とDuoには、通常ビデオの1080p 120fpsもあります。1分あたり約190MB(高効率+HDRオン)で、4Kと同じく1秒に120コマを記録します。17でこれに近いのはスローモーションの1080p 120fps(高効率で約170MB)です。出来上がる映像の遅さは同じなので、「1080pで4倍」までは17でも同じ絵が作れます。

4K 60fpsを編集で半分の速さにする手もある

4Kのまま少しだけ遅くしたいなら、4K 60fpsで撮って編集ソフトで速度を50%にする方法があります。60コマを30fpsで再生するので、コマを補わずに2倍のスローになります。ダンスの振りの確認や、フォームの見直しには、この2倍で足りることが多いはずです。8倍の引き伸ばしが要る動きは1080p 240fpsに任せ、4Kの精細さと少しのスローで済む場面は4K 60fpsで撮る。この使い分けが17の答えになります。

速度を落とした分だけ、動画は長くなります。10秒の素材を50%にすれば20秒、1分の240fpsの素材を8倍に伸ばせば8分です。ディスクに入れるときは、遅くしたあとの長さで収録時間を数えます。

スローモーションの区間指定は写真アプリの中の話

写真アプリで決めたスローの区間が、ほかの編集ソフトや、共有で書き出したファイルにそのまま反映されるかは、Appleの資料で確認できていません。当社にスローモーションの動画を送るときは、意図した速度で再生される動画として編集で確定させてから送ってもらうのが確実です。「この部分をゆっくりにしたつもり」が等速のまま届くと、ディスクになったあとで気づくことになります。

17で「遅い動き」を撮るときにどの設定を選ぶかを、問いの形にしました。上から順に答えていけば、スローモーション240fps、4K 60fps、ディスク向けの設定のどれかに落ち着きます。

1秒に満たない動きか、4Kのまま少し遅くしたいか、ディスクにして配るのが目的かの順に問い、スローモーション240fps、4K 60fps、30fps系の設定へ進む判断の図
上から順に答えると、17で選ぶ設定が一つに決まる

スローモーション240fpsの容量と設定の詳しい話はiPhoneスローモーション240fpsの容量に、Pro系とDuoの4K 120fpsが実際に何に使えるかはiPhoneの4K 120fpsは何に使えるかに分けて書いています。

17で選べる設定と1分あたりの容量(早見表)

4K 120fpsが無い代わりに、17で選べるのは通常ビデオの6つと、PALの2つ、スローモーションの2つです。それぞれの1分あたりの容量は、設定 >「カメラ」>「ビデオ撮影」の画面に出る目安が根拠で、次の表はiOS 18.6の設定画面の文言を書き写したものです。iOS 27の画面では未確認で、実際のファイルは場面の動きや明るさで前後します。

容量は3通りに分かれます。「高効率」でHDRビデオがオンのとき(ドルビービジョン)。高効率でHDRがオフのとき。そして「互換性優先」のときです。同じ1080p 30fpsでも、互換性優先は高効率の2倍になります。右端のビットレートは、1分あたりの容量から計算した値(MB×8÷60、1MB=100万バイト)で、実測ではありません。

設定(画面の表記) 高効率+HDRオン 高効率・HDRオフ 互換性優先 計算上のビットレート
720p HD/30 fps(領域節約) 約45MB 約40MB 約60MB 約6.0Mbps(HDRオン)
1080p HD/30 fps(デフォルト) 約65MB 約60MB 約130MB 約8.7Mbps(HDRオン)
1080p HD/60 fps 約100MB 約90MB 約175MB 約13.3Mbps(HDRオン)
4K/24 fps 約150MB 約135MB 約270MB 約20.0Mbps(HDRオン)
4K/30 fps 約190MB 約170MB 約350MB 約25.3Mbps(HDRオン)
4K/60 fps 約440MB 約400MB 選べない 約58.7Mbps(HDRオン)
スローモーション 1080p/120 fps — 約170MB 約350MB 約22.7Mbps(高効率)
スローモーション 1080p/240 fps — 約480MB 選べない 約64.0Mbps(高効率)

「PALフォーマットを表示」で出る1080p HD/25 fpsは1080p/30 fpsと同じ目安、4K/25 fpsは4K/30 fpsと同じ目安が表示されます(4K/25 fpsの互換性優先だけ約270MB)。スローモーションの行に「高効率+HDRオン」の値が無いのは、設定画面の文言がその組み合わせを持っていないためで、当社が省いたわけではありません。

17で選べる設定の容量を棒の長さで比べると、4K 60fpsとスローモーション240fpsの2つだけが飛び抜けて大きいのが分かります。ほかの設定は1080p 30fpsの3倍以内に収まっています。

iPhone 17で選べる設定ごとに、1分あたりの容量の目安を横棒で比べた図。4K 60fpsの440MBとスローモーション240fpsの480MBが、1080p 30fpsの65MBの7倍前後に伸びている
高効率+HDRオンのときの設定画面の目安(iOS 18.6の文言)。スローは高効率の値

4K 60fpsは1080p 30fpsの約6.8倍

高効率+HDRオンの目安で比べると、4K 60fpsの約440MBは1080p 30fpsの約65MBの約6.8倍です(計算値)。10分で4.4GB、30分で13.2GB、60分で26.4GBになります。1GB=1,000MBで計算した値で、実際のファイルは場面によって前後します。同じ計算を17で選べる主な設定に当てはめたのが次の表です。

設定(1分あたりの目安) 10分 30分 60分 5GBに達する長さ 25GBに達する長さ
1080p/30fps 高効率+HDR(約65MB) 0.65GB 1.95GB 3.9GB 約77分 約6.4時間
1080p/30fps 互換性優先(約130MB) 1.3GB 3.9GB 7.8GB 約38分 約3.2時間
1080p/60fps 高効率+HDR(約100MB) 1.0GB 3.0GB 6.0GB 約50分 約4.2時間
4K/30fps 高効率+HDR(約190MB) 1.9GB 5.7GB 11.4GB 約26分 約2.2時間
4K/60fps 高効率+HDR(約440MB) 4.4GB 13.2GB 26.4GB 約11分 約57分
スローモーション 1080p/240fps(約480MB) 4.8GB 14.4GB 28.8GB 約10分 約52分

5GBと25GBの列を入れたのは、当社のエンコード手数料の境目だからです。1つの内容のデータがDVDで5GB以上、ブルーレイで25GB以上になると、内容1種類につきエンコード手数料3,000円(税抜)がかかります。4K 60fpsは11分でDVDの境目に、57分でブルーレイの境目に届くので、発表会を丸ごと4K 60fpsで撮ると、まずこの境目を越えます。境目の前にできることは、あとの節で書きます。

256GBと512GBで何時間撮れるか(計算上)

iPhone 17の容量は256GBと512GBの2つです。仮に全部を動画に使えたとして計算すると、4K 60fps(高効率+HDRオン、約440MB)で256GBは約9.7時間、512GBは約19.4時間です。4K 30fpsなら約22.5時間と約44.9時間、1080p 60fpsなら約42.7時間と約85.3時間、1080p 30fpsなら約65.6時間と約131時間になります。

実際にはここから、iOSとアプリが使う分と、すでに入っている写真やアプリの分が引かれます。Appleの仕様ページの注記(iPhone 18 Proのページで確認したもの)では、標準構成で約12GBから24GBがすでに使われているとあり、Apple Intelligenceのオンデバイスモデルが約7GBを使うとも書かれています。256GBの17で4K 60fpsを常用するなら、空きが200GBあっても約7.5時間分と見ておくのが現実的です。

互換性優先にすると容量が2倍になり、4K 60fpsそのものが消える

表の「互換性優先」の列は、1080p 30fpsで約130MB、1080p 60fpsで約175MB、4K 30fpsで約350MBと、高効率の2倍前後です。H.264はHEVCより古い圧縮方式で、同じ画質を保つのに多くのデータを使います。同じ90分の発表会を1080p 30fpsで撮っても、高効率なら約5.85GB、互換性優先なら約11.7GB。DVDのエンコード手数料の境目を大きく越えます。

しかも互換性優先では4K 60fpsとHDRビデオが選べません。「Windowsで開けるように」という理由で互換性優先にしている方は、撮影は高効率のままにして、Windows側に拡張機能を入れるか、パソコンに移したあとで必要な動画だけをH.264に変換するほうが、容量も画質の上限も守れます。撮る前に下げた上限は、あとから戻せません。

ビットレートの「計算上」の値を、ディスクの規格値と並べてみる

4K 60fps(HDRオン)の約58.7Mbpsという値は、DVDの規格値である映像最大9.8Mbps(規格上は一般に)の約6倍、ブルーレイの映像最大40Mbps(同じく規格上)の1.5倍近くです。つまり17の4K 60fpsは、ブルーレイの上限を超えるデータを1分に詰めて記録しています。もっとも、iPhoneのHEVCとブルーレイのH.264やMPEG-2は圧縮の方式が違うので、数字を並べても同じ画質の比較にはなりません。「ディスクに入れるときは、必ずデータを減らす方向の変換が入る」ことが分かれば十分です。

この節の数字は、すべて設定画面の目安からの計算値です。「iPhone 17の4K 60fpsは実測で何Mbps」と言い切れる資料は、当社の調べた範囲では見つかっていません。4K 60fpsを選んだときに起きることを容量以外の面も含めて知りたい方はiPhoneで4K 60fpsを選ぶと何が起きるかに続きがあります。

撮った動画の設定と容量を確かめる方法

設定どおりに撮れているか、1分あたりの容量が目安どおりかは、撮ったあとで確かめられます。写真アプリで動画を開き、画面を上にスワイプすると「情報」が出て、撮影したデバイス、撮影日時、レンズ、ファイルサイズなどが並びます。解像度とフレームレートもここで分かります。

ファイルサイズを長さで割れば、その動画の1分あたりの実際の容量が出ます。3分20秒の動画が1.5GBなら、1,500MB÷3.33分で1分約450MB。設定画面の目安(4K 60fps・HDRオンで約440MB)とほぼ合っています。逆に、4K 60fpsのつもりなのに1分約190MBしか無ければ、4K 30fpsで撮れていた可能性が高い。目安の数字を頭に入れておくと、「情報」の数字だけで設定の間違いに気づけます。

パソコンに移したあとなら、ファイルのプロパティや情報の表示でも解像度とフレームレートを確かめられます。当社に送る前に一度この数字を見ておくと、注文フォームの備考に書く内容も正確になります。実際の容量は場面で上下するので、目安との差が2割程度なら気にしなくて構いません。

4K 60fpsで撮った動画は、どこで再生できるか

17で4K 60fpsを選ぶと、動画はHEVC(高効率)で、初期設定のままならドルビービジョンのHDRで記録されます。iPhoneの写真アプリで見ている分には何も起きませんが、パソコンやテレビに持っていくと、再生できる環境とできない環境に分かれます。撮る前にここを知っておくと、あとで「撮り直し」を考えずに済みます。

Macでは、高効率を選ぶときにiPhoneが出す確認表示に「4K 60 fpsのビデオは、macOS High Sierra(10.13)以降でのみ再生できます。」「HDRビデオにはmacOS Catalina(10.15)以降が必要です。」とあります。ここ数年のMacなら条件を満たしますが、古いMacを家族が使っている場合は、この2つの版を目安にします。

Windowsは、HEVCの再生にMicrosoft Storeの拡張機能が要ります。入っていないと、ファイルを開いても映像が出ない、音だけ鳴る、サムネイルが真っ黒、といった症状になります。拡張機能はMicrosoft製のものと「デバイス製造元からの」と付くものの2種類があり、どちらもStoreで検索すると出てきます。Appleの案内は「互換性優先」に切り替えてH.264で撮る方法ですが、それでは4K 60fpsが撮れなくなるので、17で4K 60fpsを使うならWindows側に拡張機能を入れるほうが筋がよい。MOVがWindowsで開けないときの見分け方と変換の判断はMOVがWindowsで開けない・入稿できないにまとめています。

テレビに直接つなぐ、USBメモリで見る

iPhone 17の仕様ページには、USB-Cの映像出力(DisplayPort)の記載があります。USB-CからHDMIに変換するアダプタでテレビにつなぎ、本体で再生した動画を映す経路があります。どの解像度・フレームレートで出るかまでは仕様ページに書かれていません。同じ世代のiPhone AirとiPhone 17eの仕様ページには、この記載が無く、AirPlayの記載だけです。テレビに映す用途で17と迷っている方には、この差が効きます。

ケーブルを使わない方法としては、AirPlayでApple TVや対応するテレビに映す手があり、こちらは17・Air・17eのどの仕様ページにも記載があります。無線なので、4K 60fpsの動画が実際にどの画質で映るかはネットワークとテレビ側の対応で変わり、当社では確かめられていません。家族が集まる場で確実に映したいなら、有線のほうが迷いが少ない。

USBメモリに動画を入れてテレビのUSB端子で再生する方法は、テレビが対応する形式に左右されます。HEVCの4K 60fpsやHDRの動画を再生できるテレビは限られ、再生できても音が出ない、コマ落ちする、といったことが起きます。テレビのUSB再生で動画が映らない原因はテレビのUSB再生で動画が再生できない理由で整理してあります。テレビの機種に左右されにくい形が要るなら、ディスクという答えになります。

共有した相手にはSDRの版が届くことがある

HDRで撮った動画を共有すると、相手の機器によって受け取る版が変わります。ユーザガイドには「HDRビデオは、iOS 13.4以降、iPadOS 13.4以降、またはmacOS 10.15.4以降を搭載したデバイスで共有され、それ以外のデバイスは同じビデオのSDRバージョンを受け取ります。」とあります。相手の画面で色が違って見えるときは、この仕組みが関わっている可能性があります。

AppleのサポートページにはHEVCについて「解像度が1080p以下で、フレームレートが60 fps以下の場合は、古いデバイスにも幅広く対応できます」という記述もあります。17の4K 60fpsは、この範囲の外です。多くの人に配ることが目的なら、撮る解像度を1080p 60fpsに落とすか、4K 60fpsで撮ってディスクにするか、どちらかを最初から決めておくと迷いません。

4K 60fpsとHDRの動画を、家族や相手に渡すときの形

再生環境の話と地続きで、撮った動画を人に渡すときに何が起きるかも知っておくと、17の4K 60fpsを気持ちよく使えます。写真アプリで動画を選んで共有ボタンを押すと、画面の上部に「オプション」があり、「自動」「現在」「互換性優先」「すべての写真データ」を選べます。ユーザガイドによれば、「互換性優先」をタップするとファイルはJPEGまたはMOVに変換される可能性があり、「すべての写真データ」は元のファイルと編集履歴・メタデータを含み、AirDropでだけ使えます。

写真やビデオを共有すると、日付、時刻、場所、デバイス、キャプションなどのメタデータも一緒に渡ります。行事の動画を保護者どうしで回すときは、撮影場所の情報が付いていることを一度は意識しておきます。

AirDropで元のまま渡す

同じ場にいる相手にそのまま渡すならAirDropです。送る側と受け取る側の双方でWi-FiとBluetoothがオン、インターネット共有がオフである必要があります。連絡先にない相手には、相手側でコントロールセンターのコネクティビティを長押しして「AirDrop」>「すべての人(10分間のみ)」にしてもらいます。双方がiOS 26.2以降だとAirDropコードの入力を求められます。元の動画のまま送るには「オプション」で「すべての写真データ」をオンにします。

iOS 27では「AirDropの転送は最大80パーセント速く」とAppleのニュースルームにありますが、その条件は合計30MBの複数の写真を転送したときのもので、数十GBの動画で何割速くなるかは書かれていません。90分の4K 60fps(約39.6GB)をAirDropで渡すのは、時間の面で現実的とは言いにくい量です。

iCloud共有アルバムは、作ったiOSで画質が変わる

iCloud共有アルバムは、iOS 27以降で作ったアルバムなら動画をオリジナルの形式・フル解像度で共有できます(持ち主のiCloudストレージを使います)。iOS 26以前で作ったアルバムは、動画が最長15分・最大720pで配信されます。「共有アルバムは画質が落ちる」という話は、iOS 26以前で作ったアルバムのことで、一律には当てはまらなくなりました。既存のアルバムを使い回すと720pのままなので、4K 60fpsの動画を渡すなら、iOS 27で新しいアルバムを作ります。

iOS 27の共有アルバムには、30日後に削除される有効期限付きのアルバムや、リンクを知っている人なら誰でも参加できる設定もあり、Apple製の機器を持たない人もWebで参加できます。ただしAppleのサポートページには「共有アルバムはデータのコピーをアップロードします。ダウンロードしたコンテンツに、オリジナルと同じ情報が含まれているとは限りません。」とあるので、元の動画そのものを渡したいときの手段には向きません。

メールとメッセージの上限

メールの添付はMail Dropで最大5GBまで、受信者は30日以内にダウンロードします。17の4K 60fpsなら約11分でこの上限に届きます。メッセージについては、iOS 27で「通信速度が遅い時に大きな写真やビデオを送信しても、そのあとにテキストが送信できなくなることがなくなり」とありますが、動画の画質や上限は書かれていないので、元の動画を渡す手段としては数えません。

結局、4K 60fpsで撮った長い動画を元のまま渡す手段は、外部ストレージ、USBケーブル、ギガファイル便のようなファイル転送サービス、そしてディスクに絞られます。どの手段で何を渡すかは、相手が何で見るかで決まります。

ディスクにすると、120fpsも60fpsも残らない

ここからが当社の仕事に近い話です。Proを買うべきか迷っている方の目的がDVDやブルーレイなら、答えは先に書いたとおり。どちらで撮っても、ディスクの上では同じになります。理由は規格です。

DVD-Videoの映像は、日本のNTSC方式で720×480画素、29.97fps、圧縮はMPEG-2と決まっています。映像のビットレートは規格上(一般に)最大9.8Mbpsで、音声はAC-3かリニアPCMです。当社のDVDもこの仕様で作ります。4Kの画素数を一般的な3840×2160として計算すると約830万画素で、DVDの720×480は約35万画素。約24分の1に縮めることになります。

ブルーレイは1920×1080で作ります。4Kからは4分の1、1080pで撮った動画なら解像度はそのまま入ります。ブルーレイの規格で一般に挙げられる映像の形は1920×1080の59.94i(インターレース)や24pなどで、圧縮はH.264やMPEG-2、映像のビットレートは規格上(一般に)最大40Mbpsです。HEVCが使えるのはUltra HDブルーレイという別の規格で、書き込み型の盤の規格が無いとされているため、iPhoneのHEVCをそのまま入れる道はありません。

4K・フルHD・DVDの画素の大きさを実寸の比で並べると、DVDの枠がどれだけ小さいかが一目で分かります。4K 120fpsで撮っても4K 60fpsで撮っても、DVDに入るときはこの小さな枠に収められます。

3840×2160、1920×1080、720×480の三つの長方形を左上をそろえて重ね、DVDの枠が4Kの約24分の1、フルHDの約6分の1であることが分かる図
iPhoneの4Kを一般的な3840×2160とした場合の比。DVDはこの小さな枠に収める

フレームレートの行方

DVDは29.97fpsなので、60fpsで撮った動画はフレームレートを29.97fpsに合わせる変換が入り、計算上はコマの数が半分になります。Proの120fpsなら4分の1です。30fpsで撮った動画は29.97fpsとの差が約0.1%(計算値)で、コマの数はほぼそのまま使われます。30fpsと29.97fpsの差がどこで問題になるかは29.97fpsと30fpsの違いに書いています。

ブルーレイの1920×1080では、60コマをそのまま順次走査(60p)で入れる形が、どの規格・どの再生機で通るのかを当社は確かめられていません。当社が言い切れるのは、1920×1080で作るということまでです。「ブルーレイなら60fpsのなめらかさがそのまま残る」とは、ここでは書きません。

この前提に立つと、17で4K 60fpsを選ぶ理由は「ディスクで60fpsを残すため」にはなりません。60fpsの値打ちは、iPhoneやパソコンで元の動画を見るときと、編集で速度を落とすときにあります。ディスクだけが目的なら、4K 30fpsや1080p 30fpsで撮っても、仕上がりは変わりません。

HDRの行方

DVD-Videoにも通常のブルーレイにも、HDRの規格はありません。HDR(10ビットのドルビービジョン)で撮った動画は、ディスクにする段階でSDRの映像に直す必要があります。HDRの動画をそのままSDRの画面で見ると白っぽく、色が薄く見えることがあり、ディスクではそうならないようにHDRからSDRへの変換が要ります。

「HDRビデオ」をオフにして撮れば、1分あたりの容量が440MBから400MBに減り、SDRのまま記録されます。編集ソフトがHDRに対応していない場合や、SDRのモニターしか無い場合は、最初からオフにしておくほうが扱いやすい。iPhoneやMacで見返すときのHDRの鮮やかさを残したいなら、オンのままで撮り、ディスクの側でSDRにします。どちらで撮っても、ディスクの上の結果は同じSDRです。

音とスローモーションとシネマティック

iPhone 16以降の初期設定である空間オーディオは、ディスクではAC-3かリニアPCMの音声になります。空間オーディオの立体感はディスクの規格には入りませんが、ステレオの音として残ります。風切り音の低減は撮影時に働くので、その音がそのままファイルに残ります。

スローモーションは、先に書いたとおり、写真アプリで指定した区間がほかのソフトでどう扱われるかを確認できていません。シネマティックモードのボケも、撮影後に写真アプリで変えられますが、書き出したファイルやほかのソフトでの扱いは未確認です。当社に送る前に、意図した速度・意図したボケで再生される動画として編集で確定させておくのが、確実な手順になります。

4Kで撮る意味は、ディスクでも残る

フレームレートとHDRは残りませんが、4Kで撮った意味はブルーレイに少し残ります。4Kから1920×1080に縮めた映像は、画素を4つ寄せて1つにするので、1080pで撮った映像より細部が締まって見えることがあります。DVDの720×480ではその差はほぼ見えなくなります。

縦向きに持って撮った動画も、扱いは同じです。DVDもブルーレイも画面は横長で、縦の動画は左右に黒い帯を付けて収めるか、上下を切って横長にするかのどちらかになります。縦のまま4Kで撮っても、ディスクでは中央の細長い領域にしか映像が入りません。テレビで見せる前提なら、横向きで撮っておきます。

ディスクにしたときに消えるものを、4K・HDR・120fps・空間オーディオの順に一つずつ追ったのがiPhone動画をディスクにすると消えるものです。iPhoneの動画をDVDやブルーレイにする手順そのものはiPhoneの動画をDVD・ブルーレイに焼く方法に書いています。

17とProの違いを、動画に限って並べる

4K 120fpsのためにProへ替えるか迷っている方のために、動画に関わる項目だけを並べます。値はすべてAppleの技術仕様ページの表記です。iPhone 17 Pro・17 Pro MaxはAppleの販売ページから外れましたが、技術仕様ページは残っているので比較に入れています。

項目 iPhone 17 iPhone 17 Pro/Pro Max iPhone 18 Pro/Pro Max iPhone Duo
4Kの通常ビデオ 最大60fps 最大120fps(Fusionメイン) 最大120fps(Fusionメイン) 最大120fps(Fusionメイン)
1080pの通常ビデオ 最大60fps 最大120fps(Fusionメイン) 最大120fps(Fusionメイン) 最大120fps(Fusionメイン)
スローモーション 1080p 120/240fps 1080p最大240fps、4K最大120fps 1080p最大240fps、4K最大120fps 1080p最大240fps、4K最大120fps
シネマティックモード 最大4K・30fps 最大4K・30fps 最大4K・60fps 最大4K・60fps
アクションモード 最大2.8K・60fps 最大2.8K・60fps 最大2.8K・60fps 最大2.8K・60fps
ProRes/Log — ProRes(最大4K・120fps、外部ストレージ記録時)、ProRes RAW、Apple Log 2 同左 —
ビデオのデジタルズーム 最大6倍 最大15倍 最大24倍 最大6倍
光学ズーム(写真側の表記) 2倍の光学ズームイン、4倍の光学ズームレンジ 8倍の光学品質ズームイン、16倍の光学品質ズームレンジ 同左 2倍の光学品質ズームイン、4倍の光学品質ズームレンジ
マイク 空間オーディオとステレオ録音 4つのスタジオ品質のマイク 4つのスタジオ品質のマイク 空間オーディオとステレオ録音
USB-C USB 2(最大480Mb/s) USB 3(最大10Gb/s) USB 3(最大10Gb/s) USB 3(最大10Gb/s)
容量 256GB/512GB 256GB〜1TB(Pro Maxは2TBまで) 256GB〜2TB 256GB〜2TB
空間ビデオ 1080p・30fps 1080p・30fps 1080p・30fps 記載なし
発売 2025年9月19日 2025年9月19日 2026年9月18日 2026年10月23日予定

表を眺めると、4K 120fpsはProとの差の一つに過ぎないと分かります。効くのは、その下です。

4K 120fps以外でProにしかないもの

ProResは、編集向けの圧縮の軽い記録形式で、設定画面の説明では10ビットHDR ProResの1分あたりの容量が1080p/30 fpsで約1.7GB、4K/30 fpsで約6GBです。HEVCの最大30倍の大きさになるとAppleのサポートページにあり、4K 60fps以上のProResは外部ストレージへの記録が条件です。Apple Log 2は色の調整を前提にした平坦な記録で、調整前は灰色っぽく見えます。ProRes RAWは17 Proと18 Proに載り、対応するアプリが要ります。

これらは映像制作の現場で使う機能で、家族の記録や行事の撮影で使う場面はまずありません。ProResやLogで撮った動画をそのままディスクにすると、容量とビットレートの面でエンコード手数料の境目をすぐに越え、Logなら色が薄いまま焼き上がるので、送る前に色を戻した動画に書き出しておく必要があります。

USB 3の10Gb/sは、動画をパソコンに移す時間に効きます。理論上の上限で比べると、USB 2の480Mb/sは毎秒60MB、USB 3の10Gb/sは毎秒1,250MB(どちらも計算値。実際の転送速度はこれより遅く、実測は未確認)。60分の4K 60fpsの動画(約26.4GB)をUSB 2で移すと、理論上の上限で計算しても7分以上かかります。17でパソコンに移す回数が多い方は、この差を覚えておくと予定が立てやすい。10Gb/sを出すにはUSB 3(10Gb/s)対応のケーブルが要り、同梱ケーブルの速度は仕様ページに書かれていません。

4つのスタジオ品質のマイク、望遠を含む8倍の光学品質ズーム、2TBの容量も、Pro系だけの項目です。発表会を後ろの席から撮る方にとっては、4K 120fpsより望遠のほうが仕上がりに効きます。Proと非Proの動画の違いはiPhone Proと非Proの動画の違いにまとめてあります。

18 Proで増えたもの

2026年9月18日(金)に発売されたiPhone 18 Pro・18 Pro Maxは、17 Proに対して、シネマティックモードの4K・60fpsと1080p・60fps、通常のビデオモードで撮った動画に撮影後にシネマティックのボケを足す「ビデオのシネマティックモードエフェクト」、4Kのタイムラプス、ƒ/1.48からƒ/4.0まで変えられる可変絞りのメインカメラ、ビデオのデジタルズーム最大24倍が加わりました。iOS 27のユーザガイドには、18 Proでは4Kで録画するときにもFPS自動調整が動作する、とあります。

仕様ページには「改良された低照度ビデオ(1080p)」「スマートフォーカストラッキング」の記載も18 ProとDuoにだけあります。4K 120fpsそのものは17 Proから変わっていません。「4K 120fpsのために18 Proを」と考えるなら、17 Proの中古や在庫でも同じ仕様です。ただし17 ProはAppleの販売ページから外れているので、入手の経路は通信会社や中古に限られます。

Duoは4K 120fpsに対応するが、ProResは無い

10月23日(金)発売予定のiPhone Duoは、折りたたみの機種で、通常ビデオの4Kは24・25・30・60・100・120fps、スローモーションも4K最大120fps、シネマティックは最大4K・60fpsと、fpsの面ではPro系と同じ仕様です。一方でProRes、Log、ProRes RAWの記載は無く、ビデオのデジタルズームは最大6倍、光学は2倍と、この点は17に近い構成です。空間ビデオの記載もありません。

「4K 120fpsは欲しいが、ProResやLogは使わない」という方には、Duoが合う可能性があります。ただ、この記事を書いている時点で未発売で、Appleのサポートの技術仕様一覧にもまだ掲載されていません。実機で確かめようがないので、仕様ページの記載以上のことは書けません。

Proに替えても4K 120fpsが出ない場面

Proを買ったのに120が出ない、という相談も起こりえます。仕様の但し書きどおりなら、超広角や望遠に切り替えていると120は選べないと読めます。「互換性優先」にしていると、Proでも4K 60fps以上が消えます。ProResで4K 120fpsを撮るには、exFATでフォーマットした外部ストレージと10Gbit/秒以上のUSB 3ケーブルが要り、書き込み速度は毎秒440MB以上、しかも録画セッションごとに再フォーマットが必要と、Appleのサポートページにあります。

そして、通常ビデオの4K 120fpsは1分あたり約800MB(高効率+HDRオン、設定画面の目安)です。10分で8GB、60分で48GB。5GBには約6分で届きます。Proに替えて4K 120fpsを常用すると、容量と転送の負担が17の4K 60fpsのさらに2倍近くになることは、替える前に知っておくべき数字です。

17で4K 60fpsを撮るときの設定と、撮る前に見る項目

4K 120fpsを諦めて4K 60fpsで撮ると決めたら、設定を一度そろえておきます。行事の朝に画面を回して探す時間は、たいてい無いものです。ここではiOS 27の場合の場所を書きますが、項目の表記はバージョンで少し異なります。

順番は、設定 >「カメラ」>「フォーマット」で「カメラ撮影」を「高効率」にする。次に設定 >「カメラ」>「ビデオ撮影」で「4K/60 fps」を選ぶ。カメラアプリを開き、ビデオモードの画面上部が「4K・60」になっていることを見る。この3つで、4K 60fpsの撮影は始められます。残りは細かい項目です。ただ、仕上がりを左右します。

FPS自動調整をどうするか

設定 >「カメラ」>「ビデオ撮影」の中に「FPS自動調整」があり、「オフ」「30 fpsを自動調整」「30 fpsと60 fpsを自動調整」から選びます。説明文は「“FPS自動調整”は、低照度のビデオを見やすくするためにフレームレートを24 fpsに落とし、シーンの動きに基づいて60 fpsのビデオのフレームレートを最適化します。」です。つまり、暗い体育館では60fpsで撮っているつもりでも24fpsに落ち、明るくても動きに応じてフレームレートが撮影中に変わることがあります。

家の中で子どもを撮るだけなら、オンのままで困りません。発表会や式典のように、暗い会場で長く撮り、あとで編集やディスク化をする動画では、オフにしておくほうが素材の素性が安定します。撮影中にフレームレートが変わる動画は、編集ソフトやディスクへの変換で扱いにくくなることがあるからです。オフにする判断の細かい条件はiPhoneのFPS自動調整とはに分けて書きました。

HDRビデオを残すか、切るか

「HDRビデオ」は同じ画面にあり、17の説明文は「ドルビービジョンを含む、10ビットのハイダイナミックレンジで最高60 fpsのビデオを撮影します。」です。オンなら4K 60fpsで1分約440MB、オフなら約400MB。iPhoneやMacで見返すときの鮮やかさを取るならオン、編集ソフトやモニターがHDRに対応していないならオフ。ディスクにする前提なら、どちらで撮っても結果はSDRになるので、撮影後の自分の環境で決めます。

手ぶれ補正(拡張)、カメラをロック、サウンド収録

「手ぶれ補正(拡張)」は「ビデオとシネマティックモードでは、わずかにズームインすることにより、ビデオの手ぶれを補正します。」という機能で、初期設定はオンです。三脚に載せて舞台の端から端まで入れたいときは、わずかなズームインが画角を削るので、オフにする選択もあります。手持ちならオンのままが無難です。

「カメラをロック」は「ビデオ録画中は自動的にカメラを切り替えません。」という設定で、初期設定はオフです。17は背面に2つのカメラがあり、ズームの操作で切り替わることがあります。切り替わりの瞬間に画角や色がわずかに変わるのが気になるなら、オンにします。「ホワイトバランスをロック」も同じ画面にあり、照明が変わる舞台で色が途中で動くのを抑えられます。

音は設定 >「カメラ」>「サウンド収録」で「空間オーディオ」「ステレオ」「モノ」から選びます。iPhone 16以降の初期設定は空間オーディオです。「風切り音の低減」は空間オーディオかステレオで撮るとき自動で働き、オフにもできます。見落としやすいのが「オーディオ再生を許可」で、説明文に「iPhoneのスピーカーを使用してオーディオ再生している場合、オーディオはモノラルで録音されます。」とあります。音楽を流しながら撮る場面では、この一文を覚えておきます。

空き容量と、iCloud写真の「ストレージを最適化」

4K 60fpsは1分約440MBなので、撮る時間に440MBを掛け、余裕を足した空きが要ります。90分の発表会なら約39.6GB。前日の夜に設定 >「一般」>「iPhoneストレージ」で空きを見て、足りなければ動画をパソコンや外部ストレージに逃がします。

iCloud写真を使っていて「ストレージを最適化」がオンの場合、本体には省スペース版が置かれ、元の動画はiCloud側にあります。空きが足りなくなると、見る機会の少ないものから自動で最適化されます。あとでパソコンに取り込むときは、元の動画を本体に戻しておく必要があり、iOS 27では設定 > 自分の名前 >「iCloud」>「写真」>「iPhoneストレージ」>「オリジナルをダウンロード」で切り替えます。Appleのサポートページにも、Windowsに読み込む前にフル解像度の写真をiPhoneにダウンロードしておく必要がある、と明記されています。

ここまでの項目を、行事の前日に見る順で表にしました。カメラを開いてから慌てないための一覧です。

高効率、4K/60 fps、FPS自動調整、HDRビデオ、PAL表示、サウンド収録、空き容量、カメラ画面の表示、iCloud写真の最適化の9項目を並べた確認表
行事の前日に上から順に見る。当日はカメラ画面の表示だけを見直す

録画の始め方と、4K撮影中の静止画

録画は、音量ボタンでも開始と停止ができます。写真モードでシャッターを長押しするとQuickTakeビデオになり、17の説明文では「QuickTakeビデオでは、HDRで最大4K 60 fpsまで現在のビデオ設定で撮影します。」なので、ビデオ撮影を4K/60 fpsにしてあればQuickTakeも4K 60fpsで記録されます。4Kで撮影中に8MPの静止画を撮れるのも、17の仕様にある機能です。動画から切り出すより、この静止画のほうが扱いやすい場面があります。

「設定を保持」で、次に開いたときも同じにする

設定 >「カメラ」>「設定を保持」には、「カメラモード」や「アクションモード」など、カメラを閉じてもそのままにしておく項目が並びます(18 Proでは「レンズ絞り」も)。「カメラモード」をオンにしておくと、最後に使ったビデオモードのままカメラが開くので、写真モードに戻っていて撮り始めが遅れることが減ります。ビデオ撮影の解像度とフレームレートは設定アプリの値がそのまま使われるので通常は保たれますが、家族で1台を使う家では、前日に誰かが変えていることがあります。当日の朝にもう一度、上部表示を見ます。

場面別に、4K 60fps・4K 30fps・1080p 60fps・スローモーションをどう使い分けるか

17で選べる設定を、撮る場面と、そのあと何をするかで振り分けると次のようになります。1分あたりの容量は高効率+HDRオンの目安です。

場面 向いている設定 1分あたりの目安 理由
運動会のかけっこ・リレー(1本ずつ短い) 4K 60fps 約440MB 短いので容量の心配が小さく、編集で2倍のスローにもできる
ジャンプ・水しぶき・花火の一瞬 スローモーション 1080p 240fps 約480MB 8倍の引き伸ばしで動きが見える。4Kは要らない
発表会・卒園式の通し(60〜120分) 1080p 60fpsか4K 30fps 約100MB/約190MB 4K 60fpsだと容量と転送の負担が大きい。ディスクにするなら差が出ない
ダンスの振りやフォームの確認 4K 60fps 約440MB 編集で50%にすると30fpsの2倍スロー。細部も残る
子どもの日常を毎日少しずつ 1080p 30fps(初期設定) 約65MB 容量が小さく、どの機器でも扱いやすい
DVDにして祖父母や車で見せる 1080p 30fpsか4K 30fps 約65MB/約190MB DVDは720×480・29.97fps。60fpsもHDRも残らない
ブルーレイで細部まで残す 4K 30fpsか4K 60fps 約190MB/約440MB 4Kから1920×1080への縮小で細部が締まる。fpsの差は残らない
子どもの発表と自分の反応を同時に デュアルキャプチャ(最大4K・30fps) —(目安の記載なし) 前後のカメラで同時に撮る。17の仕様にある機能

表の中で迷いやすいのは、発表会の通し撮りです。通しを4K 60fpsで90分撮ると約39.6GB。パソコンへの転送も、ギガファイル便へのアップロードも、時間がかかります。ディスクにする目的なら1080p 60fpsで約9GB、4K 30fpsで約17.1GBに収まり、DVDの仕上がりは変わりません。「4Kで撮っておけば安心」は、容量と転送の負担と引き換えです。

ディスクにする前提なら、30fps系が素直

DVDは29.97fpsなので、30fpsで撮った動画はコマの数をほぼそのまま使えます。60fpsの動画は半分のコマを使う変換が入り、結果は同じ29.97fpsです。ブルーレイでも、当社が言い切れるのは1920×1080で作るということまでで、60fpsの動きのなめらかさが残るかは書けません。ディスクだけが目的なら、4K 30fpsか1080p 30fpsで撮り、60fpsはiPhoneやパソコンで見返すための選択と割り切るのが、容量と手間の面で楽になります。

4K 30fpsと1080p 30fpsのどちらかは、ブルーレイにするかDVDだけかで決めます。ブルーレイなら4Kからの縮小で細部が締まる分、4K 30fpsに意味があります。DVDだけなら720×480に縮めるので、1080p 30fpsで足ります。両方作るなら4K 30fpsで撮っておけば、どちらにも使えます。

運動会の1日を17で撮り切る容量の計算

短い動画を何本も撮る運動会は、通し撮りとは計算の仕方が変わります。かけっこや玉入れなど、2分の動画を4K 60fpsで20本撮ると、440MB×2分×20本で約17.6GB。決めの一瞬をスローモーション1080p 240fpsで1分ずつ5本撮ると、480MB×5本で約2.4GB。合わせて約20GBが、その日の動画の容量になります。256GBの17なら、前夜に30GBほど空けておけば足ります。

DVDにするなら、この20GBは5GBの境目を大きく越えています。4K 30fpsで撮っても約7.6GBにスローの約2.4GBが乗って約10GBで、境目の内側には入りません。運動会の動画をディスクにするときは、境目を越える前提でエンコード手数料込みで頼むか、わが子の出番だけを残して外す本を決めるか、の二択になります。撮る前にこの計算をしておけば、当日は迷わず4K 60fpsで撮り、あとで整理する判断ができます。

長時間の行事は、容量の境目から逆算する

当社のエンコード手数料は、1つの内容がDVDで5GB以上、ブルーレイで25GB以上のときにかかります。90分の発表会を設定ごとに計算すると、4K 60fpsで約39.6GB、4K 30fpsで約17.1GB、1080p 60fpsで約9GB、1080p 30fpsで約5.85GB(いずれも高効率+HDRオンの目安から)。DVDを作るなら、1080p 30fpsでも90分は5GBを少し越えます。ブルーレイなら4K 30fpsまで25GBの内側です。

境目の手前に収めたいときにできることは、撮る設定を落とすことと、要らない部分を切ることの二つです。開演前の待ち時間、演目の間の転換、撮り終わりの余白を切るだけで、通し撮りの長さは2〜3割減ることが珍しくありません。手数料を払って大容量のまま頼むか、切ってから送るかは、編集に使える時間で決めればよい話で、どちらでも当社は受け付けます。

失敗の型|「4K 60で撮ったつもり」「120で撮ったつもり」がそうなっていなかったとき

4K 120fpsが撮れないことを知ったうえで17を使っていても、撮ったあとで「思っていた設定と違う」と気づくことがあります。よくある型を、症状、原因、確かめ方、直し方の順に並べます。確かめ方の多くは、写真アプリで動画を開いて上にスワイプすると出る「情報」で済みます。撮影した機種、日時、解像度やフレームレート、ファイルサイズがそこに出ます。

4K 60fpsを選んだのに、1080pで撮れていた

症状は、パソコンに移して確かめたら1920×1080だった、というものです。原因として多いのは、ビデオモードではなくシネマティックモードやスローモーションで撮っていたことです。シネマティックの初期設定は1080p HD(30fps)で、スローモーションは17では1080p固定です。ビデオモードの上部表示が「4K・60」でも、モードを横に滑らせて別のモードに入っていれば、その設定は別の項目に従います。確かめ方は「情報」の解像度と、カメラを開いたときに下に出ているモード名。直し方は、ビデオモードに戻して上部の表示を見てから録画することです。

暗い会場で、動きがカクついたり眠く見えたりする

60fpsで撮ったのに、なめらかさが無い。「情報」を見ると24fpsに近い数字が出ている。これは「FPS自動調整」が暗さに反応して24fpsに落とした型です。設定の説明文どおりの動作なので、故障でも設定ミスでもありませんが、行事の動画では意図と違います。直し方は「FPS自動調整」を「オフ」にして撮り直すことです。撮り直せない動画は、そのまま使うしかありません。ディスクにする場合、24fpsの動画は29.97fpsへの変換が入ります。映像が消えるわけではありません。

「4K/60 fps」の項目が一覧に無い

設定 >「カメラ」>「ビデオ撮影」を開いても4K/60 fpsが見当たらない。原因は「互換性優先」です。設定 >「カメラ」>「フォーマット」で「高効率」に戻すと、一覧に4K/60 fpsとHDRビデオの項目が現れます。Windowsのために互換性優先にしていた方は、撮影は高効率で行い、Windowsで開けない問題は別に解く、と分けて考えます。

Windowsで開けない、音だけ鳴る、色が白っぽい

高効率で撮った4K 60fpsの動画をWindowsに移したときの型です。映像が出ない・音だけ鳴るのはHEVCの拡張機能が入っていないため、色が白っぽく薄いのはHDRの動画をSDRのモニターでそのまま見ているためです。確かめ方は、同じ動画を別のアプリやiPhone本体で再生して差を見ること。直し方は、Microsoft Storeで「HEVC ビデオ拡張機能」を入れる、またはMacがあればQuickTime Playerの「ファイル」>「書き出す」で「互換性重視(H.264)」を選んで変換することです。iPhoneの共有シートの「オプション」で「互換性優先」を選んで送ると、JPEGまたはMOVに変換される可能性がある、とユーザガイドにあります。

AirDropで送ったら、小さくなった・HDRが消えた

AirDropで送った動画が、受け手の側で解像度や形式が変わっている型です。AppleのサポートページにはHEVCについて、受け手が対応していなければJPEGやH.264など互換性の高い形式で送られる可能性がある、とあります。元のまま送りたいときは、写真アプリの共有ボタン >「オプション」>「すべての写真データ」をオンにしてからAirDropします。この項目はAirDropでだけ使えます。AirDropで動画が送れない・失敗する原因はAirDropで動画が送れないときにまとめています。

パソコンに取り込んだら、元の動画が本体に無かった

iCloud写真の「ストレージを最適化」がオンで、本体には省スペース版しか残っていない型です。取り込みに時間がかかる、取り込んだ動画が小さい、というのが症状です。確かめ方は、iPhoneで動画を開いたときに読み込みの表示が出るかどうか。直し方は、Wi-Fiにつないで「オリジナルをダウンロード」に切り替え、元の動画が戻ってから取り込むことです。iOS 27には、写真アプリの「コレクション」からiCloudの同期を優先させる「すぐに同期」(1日後に自動でオフ。表記は「今すぐ同期」の場合もあります)もあります。

音がモノラルで録れていた

再生すると音が片寄っている、広がりが無い、という型です。原因の一つが「オーディオ再生を許可」で、設定の説明文に「iPhoneのスピーカーを使用してオーディオ再生している場合、オーディオはモノラルで録音されます。」とあります。音楽を流しながら撮っていたときに起きます。確かめ方は、ヘッドホンで左右を聞き比べること。直し方は、撮影中はiPhoneのスピーカーで音を流さないか、この設定をオフにすることです。撮った動画の音はモノラルのままなので、撮り直しになります。

25fpsで撮っていた

海外に住む親族に合わせて「PALフォーマットを表示」をオンにし、そのまま日本で撮り続けていた型です。「情報」のフレームレートが25に近い数字なら、これに当たります。日本のテレビ向けのDVDは29.97fpsなので、変換が入ります。直し方は、設定で「PALフォーマットを表示」をオフにし、ビデオ撮影を30fpsか60fpsに戻すこと。撮ってしまった動画は、そのまま送ってもらって構いません。DVDの規格に合わせる変換の一部として扱います。

スローモーションの区間が、等速で届いた

写真アプリではゆっくり再生されていたのに、パソコンに移したら等速だった、ディスクにしたら等速だった、という型です。写真アプリで決めた区間がほかのソフトや書き出したファイルにどう反映されるかは確認できていないので、編集ソフトで速度を確定させた動画として送ってもらうのが確実です。撮り直しは要りません。240fpsの素材はそのまま残っているので、編集で8倍に伸ばせば同じ結果が得られます。

Proから乗り換えて、4K 120fpsのつもりで撮っていた

16 Proや17 Proから17に替えた方に起きる型です。以前の癖で上部表示を「120」まで回そうとしても止まらず、60で撮っている。症状というより気づきの問題です。直し方は、この記事の最初に戻ること。4Kのまま遅くしたい動きは4K 60fpsで撮って編集で50%に、大きく遅くしたい一瞬は1080p 240fpsに任せます。

4K 120fpsは本当に必要か。17で足りる場面と、Proに替える場面

ここまで読んで、それでも4K 120fpsが要るかどうかを、用途で分けて書きます。当社はiPhoneを売る側ではないので、どちらを買うべきかを勧める立場にありませんが、動画をディスクにする仕事の側から見える線はあります。

4K 120fpsが要るのは、4Kの解像度を保ったまま4分の1の速さのスローが要る場面です。商品や料理の動きを寄りで見せる映像、スポーツのフォームを4Kの精細さで止めて見たい解析、映像制作で納品先から4K 120fpsの素材を指定されている仕事。それから、120コマの素材を編集ソフトで好きな速さに変える作業を日常的にする人です。これらは17ではできません。

17で足りるのは、家族や行事の記録、SNSやYouTubeに上げる動画、そしてディスクにして配る動画です。1080p 240fpsのスローは17にもあり、4K 60fpsを編集で50%にすれば4Kの2倍スローも作れます。ディスクにする場合は、4K 120fpsで撮ってもDVDでは720×480・29.97fpsに、ブルーレイでは1920×1080になり、Proとの差は残りません。

SNSや動画サイトに上げる動画なら

SNSや動画サイトに上げる動画も、17で足ります。多くのサービスはアップロードされた動画を自分たちの形式に再圧縮するので、元が4K 120fpsでも4K 60fpsでも、見る人の画面に届く画質はサービス側の処理で決まります。スローの見せ場は1080p 240fpsで撮って編集で伸ばせば、視聴者には同じに見えます。縦向きで撮ることが多い人には、17のフロントカメラが縦に持ったまま横向きの動画も撮れることのほうが、日々の使い勝手に効きます。

Proに替えるなら、4K 120fps以外の項目で決める

4K 120fpsだけを理由にProへ替えると、使わない機能に費用を払うことになりがちです。替えて効く可能性が高いのは、発表会を後ろから撮る人にとっての望遠(8倍の光学品質ズームイン)、パソコンへの転送が多い人にとってのUSB 3、音を重く見る人にとっての4つのスタジオ品質のマイク、編集を仕事にする人にとってのProResとApple Log 2です。この4つに心当たりが無ければ、17のままで困る場面は少ないはずです。

Duoは4K 120fpsを持ちながらProResとLogが無く、ズームも17に近い構成なので、「4K 120fpsだけが欲しい」という人には合う可能性がありますが、10月23日発売予定でまだ実機がありません。18 Proは17 Proに対して4K 120fpsそのものは変わらず、シネマティックの4K 60fpsや可変絞りが加わった機種です。「4K 120fpsのため」だけなら、Appleの販売ページから外れた17 Proを通信会社や中古で探す手もあります。

4K 120fpsの動画を受け取る側の負担

Proに替えて4K 120fpsを常用すると、1分あたり約800MB、60分で48GBになります。パソコンへの転送、クラウドへのアップロード、ディスクにするときのエンコード手数料の境目、どれも17の4K 60fpsの2倍近い負担です。ディスクに入る姿は同じなので、この負担は再生する側には何も返ってきません。撮る目的が記録と配布なら、この数字がProを選ばない十分な理由になります。

発表会の日から逆算する、17で4K 60fpsを使う段取り

4K 60fpsで行事を撮ってディスクにするまでを、日付から逆に並べます。設定と容量の準備は前日までに終える。当日は表示を見るだけ。これが失敗を減らす順番です。

1週間前。空き容量を確保します。撮る時間に440MBを掛け、予備の撮影分を足した空きが要ります。90分の発表会なら約40GBに、開演前や休憩中に撮る分を見込んで50GB程度。設定 >「一般」>「iPhoneストレージ」で空きを見て、足りなければ過去の動画をパソコンや外部ストレージに移します。iCloud写真の「ストレージを最適化」がオンなら、当日撮った動画が自動で最適化されても困らないよう、撮ったあとの取り出しの手順まで決めておきます。

前日。設定をそろえます。「高効率」、「4K/60 fps」、「FPS自動調整」はオフ、「HDRビデオ」は自分の編集環境で決める、「PALフォーマットを表示」はオフ、「サウンド収録」は空間オーディオかステレオ。舞台の照明が変わる会場なら「ホワイトバランスをロック」も検討します。充電も前日です。

当日。カメラを開き、ビデオモードの上部表示が「4K・60」になっていることを見ます。録画の開始と停止は音量ボタンでもできるので、画面を見ずに操作したい席では便利です。4Kで撮影中に8MPの静止画が撮れるので、印象的な瞬間はシャッターも押しておきます。

翌日。写真アプリの「情報」で解像度とフレームレートを確かめ、元の動画のままパソコンか外部ストレージに移します。USBケーブルでパソコンに移すなら、設定 >「アプリ」>「写真」の「MacまたはPCに転送」を「元のフォーマットのまま」にしてからつなぎます。17はUSB 2なので、90分の4K 60fps(約39.6GB)を移すと、理論上の上限で計算しても11分以上、実際にはもっとかかります。

2〜3日後。要らない部分を切り、順番を決め、ファイル名の頭に「01_」「02_」と番号を付けます。そのまま共有URLを注文フォームに貼れば入稿です。ここまでの流れを時系列の図にしました。

1週間前の空き容量の確保から、前日の設定、当日の録画、翌日の取り出し、2〜3日後の整理、入稿までを時系列に並べた図
容量と設定は前日までに済ませ、当日はカメラ画面の表示を見るだけにする

入稿後の当社の流れは、通常便で受付から5営業日で発送、お届けは発送から2〜3日です。15時以降の注文は翌営業日の受付になり、土日祝の注文と入稿は翌営業日からの作業になります。短納期は特急お届けやお急ぎお届けのオプションで、発送までの日数は営業日で数えます。渡す日が決まっている行事なら、この日数を撮影日からの逆算に足しておきます。

17の4K 60fpsの動画をディスクにする、入稿までの手順

最後に、撮った動画を当社に送ってディスクにするまでを、17の事情に合わせて書きます。17で4K 60fpsとHDRで撮った動画は、そのまま送ってもらって構いません。DVDにするときは720×480・29.97fps・MPEG-2に、ブルーレイにするときは1920×1080に、当社側で変換します。自分で1080pや30fpsに変換してから送る必要はなく、縮小や変換を二重に挟まないほうが仕上がりは素直です。

元の動画のまま取り出す3つの方法

一つ目は、iPhoneから直接、共有URLで送る方法です。写真アプリで動画を選び、共有からギガファイル便などのアップロードに進めば、パソコンを経由せずに済みます。ギガファイル便の保持期限は3・5・7・14・30・60・100日から選び、初期値は5日です。アップロードしたあとで期限は延ばせないので、長く置きたいときはアップロードの前に期限を選びます。1ファイル300GBまで入り、個数に上限はありません。スマホからの手順はギガファイル便でのデータ入稿手順にあります。

二つ目は、USBメモリやSSDなどの外部ストレージに書き出す方法です。写真アプリで動画を選び、共有ボタン >「未編集のオリジナルを書き出す」>「場所」でストレージを選んで「保存」します。編集済みの動画でも、未編集のオリジナルが書き出されます。ストレージはexFATやFAT32、APFSなどでフォーマットされていて、パーティションが1つであることが条件です。外付けHDDは外部電源が要ることが多いので、USBメモリかSSDが扱いやすい。

三つ目は、USBケーブルでパソコンに読み込む方法です。「MacまたはPCに転送」を「元のフォーマットのまま」にしておかないと、互換性のある形式に変換されて取り込まれることがあります。iCloud写真の最適化がオンなら、先に「オリジナルをダウンロード」で元の動画を本体に戻しておきます。Windowsには、Microsoft Storeの「Appleデバイス」アプリを入れて接続し、「このコンピュータを信頼しますか?」で「信頼」を選びます。

注文フォームに書いておくと早いこと

共有URLを注文フォームに貼るとき、備考に「iPhone 17・4K/60 fps・高効率・HDRオン・FPS自動調整オフ」のように、機種と設定を一行で書いてもらえると、変換の前提を確かめる往復が減ります。複数のファイルは、ファイル名の頭の「01_」「02_」で収録順を指定します。スローモーションの動画は、意図した速度で再生される形に編集で確定させてから送ります。

DVDにするかブルーレイにするかは、見る機器で決めます。祖父母の家のプレーヤーや車で見るならDVD、ブルーレイのレコーダーやプレーヤーがある家で細部まで見せたいならブルーレイ。当社の基本料金はDVDもブルーレイも1枚1,500円で、オーサリングと書き込みとケース入れ込みが含まれます。同じ内容の2枚目からは追加コピーで1枚あたり1,000円です。90分を超える4K 60fpsのような大きなデータは、先に書いたエンコード手数料の境目を越えることが多いので、境目の内側に収めたいときは要らない部分を切ってから送ります。

受け取ったあとの当社の流れは、動画データをプレーヤーで再生できる形に組み立てるオーサリング、書き込み、実際のプレーヤーでの再生確認、ケースに入れて発送または店舗でのお渡し、の順です。17で撮った4K 60fpsの動画がディスクになるまでを、一枚の流れにしました。

撮影、取り出し、入稿、変換と組み立て、書き込み、再生確認、発送の7つの工程が左から右へつながり、変換の段階でDVDは720×480、ブルーレイは1920×1080になることを示した図
60fpsとHDRは変換の段階でディスクの規格に合わせて置き換わる

4K 120fpsが撮れないことは、ディスクにする限り何の不利にもなりません。17で4K 60fpsか30fpsで撮り、元の動画のまま送ってもらえれば、DVDでもブルーレイでも、家庭用のプレーヤーで再生できる形にして返します。注文はDVD書き込みの注文ページかブルーレイ書き込みの注文ページから、共有URLを貼るだけで始められます。

よくある質問

Q. iPhone 17で4K 120fpsを設定で出す方法はありますか
A. ありません。iPhone 17の技術仕様ページの「ビデオ撮影」欄は4Kが24・25・30・60fpsまでで、120fpsの通常ビデオはPro系(iPhone 16 Pro以降)とiPhone DuoのFusionメインカメラだけに書かれています。設定 >「カメラ」>「ビデオ撮影」の一覧にも、カメラ画面の上部表示にも、17では120が出てきません。

Q. iOS 27にアップデートすれば17でも4K 120fpsが撮れますか
A. 撮れません。iOS 27は2026年9月14日から配信されていてiPhone 17も対象ですが、ビデオ撮影の選択肢に120が足されることはありません。4K 120fpsは2024年のiPhone 16 Pro以降のPro系に載る仕様で、iOSの更新でProの付かない機種に広がった記載は無く、Appleのユーザガイドも新機能を機種で限定して書いています。

Q. iPhone 17で120fpsが選べるのはどのモードですか
A. スローモーション撮影だけです。設定 >「カメラ」>「スローモーション撮影」に1080p HD/120 fpsと1080p HD/240 fpsが並び、解像度は1080pに固定されます。4Kのスローモーションは17にはありません。フロントカメラのスローモーションは1080p 120fpsです。240fpsは「高効率」が必要で、互換性優先では選べません。

Q. 17の設定に「4K/60 fps」が見当たりません
A. 設定 >「カメラ」>「フォーマット」の「カメラ撮影」が「互換性優先」になっていると、4K/60 fpsとHDRビデオが一覧から消えます。「高効率」に戻すと現れます。説明文にも「シネマティックビデオ、4K/60 fps、1080p/240 fps、およびHDRビデオを使用するには“高効率”が必要です。」とあります。

Q. iPhone 17の4K 60fpsは1分で何MBですか
A. 設定画面の目安で、高効率でHDRビデオがオンのとき約440MB、HDRがオフのとき約400MBです。互換性優先では4K 60fpsそのものが選べません。iOS 18.6の設定画面の文言で確認した値で、iOS 27の画面は未確認です。動きの多い場面や明るさで前後するので、目安として見てください。

Q. 256GBのiPhone 17で4K 60fpsは何時間撮れますか
A. 全部を動画に使えたとして計算すると、1分約440MB(高効率+HDRオン)で約9.7時間、512GBなら約19.4時間です。実際にはiOSとアプリが使う分と、入っている写真やアプリの分が引かれるので、空きの容量を440MBで割った分数が撮れる時間になります。空きが200GBなら約7.5時間です。

Q. 4K 120fpsで撮ればDVDやブルーレイの画質は上がりますか
A. 上がりません。DVDは720×480・29.97fps、ブルーレイは1920×1080で作るので、120fpsで撮っても60fpsで撮っても、ディスクの上では同じ解像度・同じフレームレートになります。HDRもディスクの規格には無く、SDRの映像になります。ディスクが目的なら、17の4K 30fpsや1080p 30fpsで撮っても仕上がりは変わりません。

Q. スローモーションで撮った動画はディスクでもゆっくり再生されますか
A. 写真アプリで指定したスローの区間が、ほかのソフトや書き出したファイルにどう反映されるかは、Appleの資料で確認できていません。等速のまま届く可能性があるので、編集ソフトで意図した速度に確定させた動画にしてから送るのが確実です。240fpsの素材はそのまま残っているので、撮り直しは要りません。

Q. iPhone 17と17 Proの動画の違いは4K 120fpsだけですか
A. 違います。17 ProにはProRes(外部ストレージ記録時に最大4K 120fps)、ProRes RAW、Apple Log 2、4つのスタジオ品質のマイク、8倍の光学品質ズームイン、ビデオのデジタルズーム最大15倍、USB 3(最大10Gb/s)が載り、17にはありません。行事を後ろから撮る人には、4K 120fpsより望遠のほうが仕上がりに効きます。

Q. iPhone Duoなら4K 120fpsで撮れますか
A. 仕様ページでは、通常ビデオの4Kが24・25・30・60・100・120fps(Fusionメイン)で、Pro系と同じです。一方でProRes、Log、ProRes RAWの記載は無く、ビデオのデジタルズームは最大6倍です。2026年10月23日発売予定でまだ実機が無く、Appleのサポートの技術仕様一覧にも掲載されていないため、仕様ページの記載以上のことは分かりません。

Q. 17で撮った4K 60fpsの動画がWindowsで再生できません
A. 高効率(HEVC)の動画には、Microsoft Storeの「HEVC ビデオ拡張機能」が要ります。入っていないと映像が出ない、音だけ鳴る、といった症状になります。色が白っぽいのはHDRの動画をSDRのモニターで見ているためです。MacがあればQuickTime Playerの「書き出す」で「互換性重視(H.264)」を選んで変換する方法もあります。

Q. 4K 60fpsとHDRで撮った動画をディスクにすると何が変わりますか
A. DVDでは720×480・29.97fpsに縮み、60fpsは29.97fpsに(計算上はコマの数が半分)、HDRはSDRに変わります。ブルーレイでは1920×1080に縮み、HDRはSDRになります。空間オーディオはAC-3かリニアPCMのステレオの音になります。4Kで撮った意味は、ブルーレイへの縮小で細部が締まる分だけ残ります。

Q. iPhone 16やAirも4K 120fpsは撮れませんか
A. 撮れません。iPhone 16・16 Plus・16e・Air・17eの仕様ページの「ビデオ撮影」欄は、4Kが24・25・30・60fps、1080pが25・30・60fpsで、17と同じです。Proの付かない機種はどれも通常ビデオの上限が4K 60fpsで、120fpsが出るのはスローモーションの1080pだけです。

「比較・選び方」の記事

  • 白盤とシルバー盤で色が変わる|盤面デザイン前に決める下地の選び方
  • 盤面印刷の三方式|インクジェット・シルク・オフセットの選び方
  • クラウド共有とディスク納品の使い分け|期限と手間で判断する
  • 写真スキャンの解像度の決め方|用途別のdpiと保存形式の選び方
  • 監査で提出を求められる記録|電子データの扱いと媒体の選び方
  • 動画を配るならUSBメモリとDVDのどっち?|受け取る人の機器・画質・枚数で選ぶ

DVDとブルーレイの違いを知りたい方へ

  • DVDとブルーレイの違い|画質・容量・再生機器と、どっちがいいか
  • 配るDVDを、どの家のプレーヤーでも見られるように作るには|形式・ディスク・確認

ディスクの作り方・依頼先を調べている方へ

  • オーサリングとは?DVD・ブルーレイを再生できる形にまとめる作業と手順
  • CD・DVDのプレスとコピーの違い|枚数・納期・再生の相性でどっちを選ぶか

動画データからディスクを制作します1枚1,500円〜・1枚から注文できます

DVDで注文するBlu-rayで注文する

料金表を見る 仕様や納期を相談する

比較・選び方
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • 1歳の誕生日を動画で残す|一升餅・選び取りの撮り方と編集の順番
  • 部活の卒部記念ディスク|3年生に贈る動画の中身と6週間の段取り
  • TOP
  • Q&A(よくあるご質問)
  • 特定商取引法に基づく表記
  • お問い合わせ
  • 会社概要
  • アイテムメーカー(オリジナルグッズ制作)
  • メディア掲載

© ディスクメーカー

よく読まれているガイド

  • DVDとブルーレイの違い
  • CD・DVD・ブルーレイの寿命
  • MOVとMP4の違い
  • パソコンでDVDを見る方法
  • ファイナライズとは
  • オーサリングとは
  • 動画をブルーレイに焼く方法
  • ブルーレイ書き込みソフト比較
  • ギガファイル便の保存期間
  • ギガファイル便がつながらない時
  • M-DISCとは
  • ギガファイル便の動画が見れない時
  • ギガファイル便の障害の確かめ方
  • HDD・SSD・光ディスクの寿命

新しいガイド

  • 電子帳簿保存法と光ディスク
  • 総合型選抜に出す活動映像の作り方
  • iPhoneのFPS自動調整とは
  • 巣立つ日に渡す成長記録
  • 劇団の公演記録をDVDにする
  • AI生成画像を映像に使うときの整理
  • iPhoneのPALフォーマットを表示とは
  • 白盤とシルバー盤で色が変わる

最近書き直したガイド

  • iPhone 18 Proの動画新機能
  • iPhone動画の仕様一覧
  • 結婚式ムービーをDVDに焼く方法
  • メールで動画が送れない原因と送る方法
  • CD・DVDの捨て方
  • H.264とH.265の違い
  • DVDをパソコンに取り込む方法
  • スマホ動画の横向き・逆さまを直す方法
  • 機種変更で動画を消さないために
  • カセットテープの寿命と劣化
  • 結婚式の余興ムービーをDVDで持ち込むとき
  • ギガファイル便の代わりに使えるファイル転送サービス
  • DVD・ブルーレイ用の書き出し設定
  • 配信のアーカイブを保存する方法
  • 結婚式ムービーのBGMに要る手続き
  • DVD-RとDVD-RWの違い
  • 車で子どもにDVDを見せる方法
  • DDPとは
  • 結婚式ムービーのBGMと著作権
  • 29.97fpsと30fpsの違い
  • テレビで動画を見る方法
  • MTSファイルとは
  • 部活動の引退ムービーをDVD・ブルーレイにする方法
  • NTSCとPALの違い

記事カテゴリ

  • 制作技術・ノウハウ44
  • ディスク制作ガイド42
  • 家族の記録30
  • 保存とトラブル対策27
  • 推し活・同人22
  • 比較・選び方21
  • 法人・ビジネス19
  • 学校・教育17
  • ギガファイル便ガイド10
  • 公共・団体9
  • 保育園・幼稚園8
  • 依頼ガイド5
  • 権利・法務4
  • 季節・イベント3
  • コラム2
  • プレスリリース1

DVDもブルーレイも1枚から1枚1,500円〜

DVDで注文 Blu-rayで注文