この記事の要点
- 受け取る人がテレビで見るならDVDです。DVDプレーヤーでもブルーレイの機器でも見られることが多く、ブルーレイは、ブルーレイを再生できる機器がある人にだけ渡します。
- パソコンやスマホで見る人、動画を編集して使う人には、USBメモリかURL。元のファイルのまま渡せます。DVDは720×480、ブルーレイは1920×1080に作り直されます。
- テレビのUSB端子で動画を見られるかは機種で違い、説明書の「再生できるファイル形式」の表で決まります。表にある形式でも再生できないファイルがある、とソニーは注意しています。
- 枚数が多いときの費用は、本体、印刷、コピーや書き込みの作業、入れ物、発送まで同じ条件にそろえて、見積もりを比べます。
- 長く残したい、書き換えられたくないなら、1回だけ記録できるDVD-R・BD-Rのディスク。ディスクにも寿命があるので、元の動画ファイルは別の場所に残します。
発表会や運動会の動画を、出演した家庭や親族に配ることになった。USBメモリに入れて渡すか、DVDにするかで迷ったら、まず受け取る人が何で見るかを考えます。テレビで見る人にはDVD、パソコンやスマホで見る人や、動画を編集して使う人にはUSBメモリか、ギガファイル便などのURLが向いています。
テレビにもUSB端子はありますが、USBメモリの動画が映るかは機種しだいです。説明書の「再生できるファイル形式」の表に、その動画の形式が載っているかで決まります。DVDなら、見る人はプレーヤーに入れて再生ボタンを押すだけです。DVDプレーヤーでもブルーレイの機器でも見られることが多くあります。そのかわり画質は、DVDが720×480、ブルーレイが1920×1080に作り直され、USBメモリなら元のファイルのままです。
ほかに決め手になるのは、枚数と、渡したあとのことです。枚数が多いときの費用は、同じ枚数・同じ条件で見積もりをそろえて比べます。受け取った人に中身を書き換えられたくない、長く残してほしいという映像なら、1回だけ記録できるDVD-R・BD-Rのディスクが向いています。どちらで配る場合も、元の動画ファイルは、配る側が別の場所に残しておきます。
USBメモリとDVD・ブルーレイの違いを一覧で比べる
受け取る人の機器、画質、書き換え、残り方、作る手間で並べると、次のようになります。
| 比べる点 |
USBメモリ |
DVD・ ブルーレイ |
テレビで 見る |
機種の 対応形式 しだい |
プレーヤーに 入れて 再生する |
パソコンで 見る |
USB端子に 差す |
ドライブと ソフトが 要る |
スマホで 見る |
アダプタが 要ることも |
そのままでは 見られない |
| 画質 |
元の ファイルの まま |
DVDは 720×480、 ブルーレイは 1920×1080 |
| 書き換え |
消すことも、 書き換えも できる |
DVD-R・ BD-Rは できない |
| 長く残す |
長く 放置すると 消えることも |
DVD-Rで 10〜20年、 BD-Rで 5〜10年 |
| 作る手間 |
1本ずつ コピー |
再生用に 組み立て、 1枚ずつ 書き込む |
差が大きいのは、テレビで見るとき、画質、書き換えの3つです。テレビで見てもらうならDVD、元の画質のまま渡すならUSBメモリ、受け取った人に中身を変えられたくないならDVD-R・BD-Rのディスク。これが大まかな分かれ目になります。
「長く残す」の行のディスクの年数は、カナダ保存研究所の資料にある平均の目安で、あとの節で説明します。USBメモリには、確かめたメーカーの範囲では、何年もつかの公表値がありません。
見る機器で決める|テレビならDVD、パソコンやスマホならUSBメモリかURL
どちらにするかを最初に決めるのは、受け取る人が何で見るかです。費用や画質を比べる前に、ここを決めます。配った相手が再生できなければ、ほかの条件がそろっていても役に立たないからです。
テレビで見る人にはDVD、ブルーレイは機器がある人にだけ
テレビで見る人に渡すなら、DVDが基本です。受け取った人は、ディスクをプレーヤーに入れて再生ボタンを押すだけで見られ、Wi-Fiもスマホの操作も要りません。ブルーレイのプレーヤーやレコーダーの多くはDVDも再生できるので、DVDプレーヤーの家にも、ブルーレイの機器の家にも同じディスクを渡せます。
ブルーレイは、ブルーレイを再生できる機器がある人にだけ渡します。DVDプレーヤーの赤色のレーザーではブルーレイの細かな記録を読めず、DVDプレーヤーでは再生できないからです(ソニー)。相手の機器が分からないときや、大勢に配るときはDVD。フルHDの細かさで大きなテレビに映したい家庭にだけ、ブルーレイも作るという分け方もできます。選び方はDVDとブルーレイの違い|画質・容量・再生機器と、どっちがいいかにまとめています。
配るDVDは、動画をDVDプレーヤー用の形(DVD-Video)に組み立ててから書き込みます。パソコン内の動画をそのままDVDに書き込んでも、一般的な家庭用DVDプレーヤーでは再生できない、とパナソニックは説明しています。
ディスクはDVD-Rの1層を選びます。カナダ保存研究所(CCI)は、DVD-RはDVD+Rより、とくに古い機器での互換性がよく、1層は2層より互換性がよいとしています。それでも、記録したディスクは記録状態や記録した機器・ソフトの特性で再生できないことがある、とソニーのレコーダーの説明書にあるので、配る前に何台かの機器で最後まで再生しておきます。作り方と確かめ方は配るDVDを、どの家のプレーヤーでも見られるように作るには|形式・ディスク・確認に書きました。
パソコンで見る人、編集する人にはUSBメモリかURL
パソコンで見る人には、USBメモリかURLが手軽です。USBメモリはパソコンのUSB端子に差して中の動画ファイルを開き、URLはダウンロードしてから開きます。ディスクをパソコンで見るには、ディスクのドライブと再生ソフトがそろっている必要があります。ドライブのないパソコンでの見方はパソコンでDVDを見る方法|ドライブがないPCは外付けドライブと無料ソフトでにあります。
動画を編集して使う人や、記録や広報の担当者に素材として渡すときも、USBメモリかURLです。映像のDVDやブルーレイは、プレーヤーで見るために動画を作り直した複製で、元の動画ファイルの代わりにはなりません。ギガファイル便は、ファイルを転送するだけでデータの加工や圧縮はしていないと公式FAQで答えていて、撮ったときのファイルのまま渡せます。
スマホで見る人には、URLが渡しやすい
スマホで見る人には、USBメモリよりURLのほうが渡しやすい場面が多くなります。AppleのiPhoneユーザガイドによると、iPhoneでUSBメモリなどの外部ストレージを読むには、端子の形が合わなければ別売りのアダプタが要り、USBメモリのフォーマットもexFATやFAT32など決まった形式である必要があります。URLをLINEで送るときは、LINEのアプリの中のブラウザでは画像以外のファイルをダウンロードできないので、既定のブラウザで開き直してもらいます(ギガファイル便の公式FAQ)。
USBメモリの動画はテレビで見られる?再生できる形式は機種で違う
テレビのUSB端子にUSBメモリを差すと、中の動画を再生できる機種があります。ソニーのBRAVIA 9 II・7 IIの説明書では、ホームボタンを押して[アプリ]から[メディアプレーヤー]を選び、USB機器の名前、フォルダー、ファイルの順に選んで再生します。受け取った人は、この操作をテレビのリモコンで行うことになります。メニューの名前は、メーカーや機種で違います。
映るかどうかは「再生できるファイル形式」の表で決まる
映るかどうかを決めるのは、テレビの説明書にある「再生できるファイル形式」の表です。表は、拡張子(MP4・MOVなどの入れ物)と、中の映像の形式(H.264・H.265などの圧縮方式)の両方で書かれています。ソニーのBRAVIA 9 II・7 IIの表では、MP4ならH.264もH.265も3840×2160まで載っていますが、MOVはH.264の1920×1080までで、H.265の行はありません。iPhoneのビデオは、設定の「フォーマット」が「高効率」ならH.265(HEVC)、「互換性優先」ならH.264で記録されます(Apple)。
表にある形式でも、ファイルによっては再生できない場合がある、とソニーは注意しています。USBメモリのフォーマットにも機種ごとの対応があり、ソニーのこの2機種はFAT16・FAT32・exFAT・NTFS、シャープのAQUOS(4T-X9A・4T-X7A)はFAT・FAT32・exFATです。拡張子と中の形式の見分け方や、表にない動画を変える方法はテレビで動画を見る方法|HDMI・キャスト・USB・ディスクの使い分けで説明しています。
録画用の端子でも、動画を再生できる機種がある
テレビによっては、USB端子の一つが、録画用のハードディスクをつなぐための端子になっています。確かめたソニーのBRAVIA 9 II・7 IIでは、その「USB HDD録画端子」も、もう一つの「USB端子」も、USB機器をつないで写真・音楽・ビデオを楽しめる、と説明書に書かれています。録画専用になるのは、録画用に登録したUSBハードディスクのほうです。写真や動画の保存や閲覧には、別のUSB機器を使うよう案内されています。端子の数や役割は機種で違うので、ほかのメーカーのテレビは、説明書の端子の説明で確かめます。
大勢に配るなら、先に1本を試してもらう
配る相手が多いと、全員のテレビの機種までは確かめきれません。USBメモリで配るなら、何人かにテレビのメーカーと型番を聞いて説明書の表と照らすか、先に1本を渡して、最後まで再生できるかを試してもらいます。テレビで見る人が多いなら、その人たちにはDVDで配り、USBメモリやURLはパソコン・スマホで見る人に回すほうが、確かめる相手を減らせます。
画質の違い|USBメモリは元のまま、DVDは720×480、ブルーレイは1920×1080
USBメモリやURLで渡すと、動画は元のファイルのままです。4Kで撮った動画は4Kのまま、H.265で記録した動画はH.265のまま届きます。ただし、テレビで見られるかは前の節の表しだいで、ソニーの表でもMOVの欄は1920×1080までです。
DVDとブルーレイは、プレーヤーで見るための形に作り直します。DVDは720×480(約35万画素)、ブルーレイは1920×1080(約207万画素)で、1枚の絵を描く点の数が6倍違います。4Kで撮った動画も、ふつうのブルーレイでは1920×1080になります。差がはっきり見えるのは、フルHD以上で撮った動画を大きなテレビで見るときです。
長さにも違いが出ます。1層のDVD-Rに無理なく入るのは約2時間で、それを超える舞台や式典は、DVDなら2枚に分けるか、ブルーレイにします。USBメモリは、容量が足りれば長さで分ける必要はありません。
元の画質を保つことと、誰でも見られることは、同じ方法では両立しにくいところがあります。画質を保つならUSBメモリかURL、テレビで見てもらうことを優先するならDVD、フルHDで見られる機器がある相手にはブルーレイ、と相手ごとに分けて考えます。
大人数に配るときは、同じ条件で見積もりをそろえて比べる
費用は、枚数と、何を付けるかで変わります。USBメモリは本数分の本体と、1本ずつのコピーが要ります。DVDやブルーレイは、内容1つにつき1回、動画をプレーヤー用の形に組み立て(オーサリング)、ディスクに1枚ずつ書き込みます。どちらも、名前の印刷や入れ物、郵送の費用が本数分かかります。
比べるときは、同じ枚数・同じ条件で見積もりをそろえます。片方だけ印刷込み、片方だけ送料別という並べ方では、安いほうを取り違えます。そろえるのは次の項目です。
- 本数・枚数と、予備の数
- 本体(USBメモリの容量、ディスクの種類。DVDかブルーレイか、1層か2層か)
- 印刷(USBメモリの名入れ、ディスクの盤面、ケースの表と背)
- 入れ物(袋、ケース)
- コピー・書き込み・オーサリングの作業が料金に入っているか
- 最低の注文数と、あとから足すときの料金
- 納期と、発送の方法(1件ずつ送るか、まとめて受け取るか)
見積もりの取り方と、業者に頼むときに確かめることはDVD・ブルーレイ作成を業者に頼むとき|選び方と見積もり、1枚からの注文で詳しく書きました。
URLなら、アップロードは1回で済む
人数が多いときに作業が少ないのは、URLで配る方法です。ギガファイル便は、ファイルの保持期間内なら、URLを共有した人数とダウンロードの回数に制限をかけていないと公式FAQで答えていて、1つのURLを全員に配れます。そのかわり、受け取る人が期限までに自分で保存する必要があります。USBメモリは本数分のコピー、ディスクは枚数分の書き込みが要り、配る数が増えるほど作業も増えます。
郵送するときは、厚さと重さで区分が変わる
配る相手に郵送するなら、送料も件数分かかります。封筒で送る定形郵便・定形外郵便の料金は、重さと、大きさ・厚さの区分で決まります。定形郵便は厚さ1cm・重さ50gまでで、超えると定形外郵便(規格内は長い辺34cm・短い辺25cm・厚さ3cm・重さ1kgまで)です。USBメモリは本体に厚みがあり、キオクシアのTransMemory U301はキャップを含めて8.4mmあります。ケースや緩衝材で包むと、定形郵便の1cmには収まりにくくなります。ディスクも、ケースの厚さと重さで区分が変わります。料金は改定もあるので、梱包を決めたら厚さと重さを量り、日本郵便の料金のページで確かめてください。
追跡できる方法には、レターパックやクリックポストがあります。どちらも配送の途中の事故に損害賠償はありません。補償が要るなら、定形外郵便などに書留を付けます。ただ、賠償はお金で、中の動画は戻りません。クリックポストは、日本郵便の発表では2026年10月1日から運賃が240円になり、大きさと重さの決まりも変わります。送り方の比べ方はUSBメモリを郵送する方法|レターパック・封筒の送り方と、ネット転送との比べ方にまとめています。
なくしたとき・消えたとき|USBメモリは書き換えられ、DVD-Rは書き換えられない
渡したあとに起きることも、USBメモリとディスクで違います。USBメモリは、書き込みも消去もできる記録媒体です。受け取った人がほかのファイルの置き場所に使い、動画を消したりフォーマットしたりすれば、それきりです。
DVD-RとBD-Rは、1回だけ記録できるディスクです(マクセル。BD-Rは空きがあれば追記はできます)。米国の政府機関US-CERT向けにまとめられたバックアップの手引きも、書き換えのできないディスクのデータは誤って消されることがない、と説明しています。受け取った人に中身を変えられたくない記念の映像なら、ディスクが向いています。配るディスクは、書き換えや消去ができるDVD-RWやBD-REではなく、DVD-R・BD-Rで作ります。
物としてなくしたら、元のファイルから作り直す
USBメモリもディスクも、物としてなくすことはあります。USBメモリは小さく、外から見ても何が入っているか分かりません。ディスクは盤面やケースの背に題名を印刷しておけば、棚に並べても見分けられます。どちらも、なくしたと言われたら作り直して渡すことになるので、元の動画ファイルは配る側の手元に残しておきます。
拾った人に中を見られないようにするには
なくしたUSBメモリやディスクを拾った人は、中の動画を見られます。中を見られたくない動画なら、パスワードを入れないと中を読めないUSBメモリを使う方法があります(アイオーデータ。2026年7月にアイ・オー・データ機器から社名を変更)。URLで配るなら、ダウンロードパスワードを付けられますが、URLとパスワードが一緒に伝われば誰でも開けます。パスワードは、URLとは別の連絡で伝えます。
長く残すならディスク、元の動画ファイルは別に残す
何年も手元に残してほしい映像なら、ディスクが向いています。USBメモリのようなフラッシュメモリーは書き込みの回数に限りがあり、長い間放置するとデータが消えることがある、とバッファローは説明しています。確かめたメーカーの範囲では、USBメモリが何年もつかの公表値はなく、保証もキオクシアは購入から1年、サムスンは5年と、期間だけの約束です。
ディスクにも寿命はありますが、目安の年数が公表されています。カナダ政府の保存研究機関であるカナダ保存研究所(CCI)の資料では、平均の寿命の目安が、一般的なDVD-R(銀合金の反射層)で10〜20年、BD-Rで5〜10年です。温度と湿度の影響だけをもとにした値で、製品と置き場所で差が出ます。受け取った人には、ケースに入れて、涼しく乾いた暗い場所に置いてもらうよう添えておくと親切です。
どちらも永久にはもたないので、配ったディスクやUSBメモリとは別に、元の動画ファイルを種類の違う2か所以上に残します。US-CERT向けの手引きが勧める「3-2-1」(元のデータと2つのバックアップで3つ持ち、2種類の媒体に分け、1つは別の場所に置く)の考え方です。組み方は写真・動画の長期保存はクラウドとDVDのどっち?|3-2-1バックアップの組み方に、媒体ごとの寿命はHDD・SSD・USBメモリ・光ディスクの寿命比較|何年もつかと保存先の選び方にまとめました。
場面別の選び方|迷ったら全員にDVD、データが欲しい人にはURL
1つの方法で全員に合わせようとすると、どこかに無理が出ます。テレビで見る人にはDVD、パソコンやスマホで見たい人や元のファイルが欲しい人にはURL、と分けて配ることもできます。配布の希望をとるときに、ディスクとデータのどちらがよいかを選んでもらえば、作る枚数も決めやすくなります。
| 場面 |
向く渡し方 |
園・学校の 行事を 保護者に配る |
全員にDVD。 データが欲しい家庭には URLも渡す。 |
祖父母や 親族に送る |
DVDを郵送する。 プレーヤーに入れて 再生ボタンを押すだけ。 |
2時間を 超える 舞台や式典 |
DVDなら2枚に分ける。 機器がある家には ブルーレイ。 |
会社の研修や 会議の記録 |
パソコンで見るなら URLかUSBメモリ。 USBメモリは、 職場の決まりを 先に確かめる。 |
編集する人に 素材を渡す |
USBメモリかURLで、 元のファイルを渡す。 |
4Kのまま 見てほしい |
USBメモリかURL。 テレビで見るなら、 対応形式を確かめる。 |
相手の機器が 分からない |
DVD。 データはURLで添える。 |
会社や学校のパソコンで見てもらうときは、USBメモリをつないでよいかを、相手の職場の決まりで先に確かめておきます。つなげない決まりなら、URLで渡します。
URLで配るなら、期限に気をつけます。ギガファイル便の保持期限は3・5・7・14・30・60・100日から選び、何も変えなければ5日で、アップロードしたあとでは延ばせません。全員が受け取れる日数を選び、期限を案内に書き添えます。期限が切れると開けなくなるので、ディスクのジャケットにURLを刷っておくような使い方には向きません。保持期限の選び方はギガファイル便の保存期間は何日?期限切れの復元と、延長できないときの対処に書きました。
園や学校の行事の動画を保護者に配る流れと、配布の希望のとり方は園行事の動画はLINEとDVDのどちらで配る?|5つの方法と配る前に確かめることにまとめています。
配る前に決めることと、DVD・ブルーレイを当社に頼むとき
USBメモリで配るにしても、ディスクで配るにしても、次の順に決めておくと、作り直しが減ります。
- 受け取る人が何で見るかを聞く(テレビ、パソコン、スマホ)。分からない人にはDVD
- ほかの家の子が写る動画は、園・学校の決まりと、写っている家庭の了解を確かめる。市販の曲が入っているなら、配る前に曲の手続きを済ませる
- 動画の長さを出す。1層のDVD-Rに無理なく入るのは約2時間
- DVD、ブルーレイ、USBメモリ、URLのそれぞれで、配る数と予備を数える
- 配る前に試す。DVDは何台かの機器で最後まで、USBメモリは受け取る人のテレビで1本
- 元の動画ファイルを、種類の違う2か所以上に残す
当社(ディスクメーカー)は、大阪・梅田にある、DVD・ブルーレイの書き込み代行の小さな店です。動画の共有URL(ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox、OneDrive、WeTransfer、firestorage など)を注文フォームに貼っていただければ、スマホからも入稿できます。複数の動画は、ファイル名の頭に「01_」「02_」を付けると収録の順番になります。
入稿いただいた動画は、プレーヤーで再生できる形に組み立て(オーサリング)、書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、店舗でお渡しします。仕上がりはDVDが720×480、ブルーレイが1920×1080で、注文は1枚から。通常便は受付から5営業日で発送します(お届けは発送から2〜3日)。お引き受けできるのは、撮った本人か権利者の許可がある動画です。
料金は、基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)、基本料金(Blu-ray・1枚あたり)1,500円で、同じ内容の2枚目からは追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)1,000円です。DVDとブルーレイの両方を作るときと、後日に追加で頼むときは、それぞれ新しく1枚目から数えます。盤面に題名を入れる盤面レーベル印刷(1枚あたり)+1,000円と、ケースの表と背に印刷するケース+背表紙印刷(1枚あたり)+1,500円は、付けた枚数分かかります。枚数は配布の希望をとってから決めると、あとからの追加を減らせます。
よくある質問
Q1. 動画を配るなら、USBメモリとDVDのどちらがいいですか?
受け取る人が何で見るかで決めます。テレビで見る人にはDVD、パソコンやスマホで見る人や、動画を編集して使う人にはUSBメモリかURLです。テレビのUSB端子で動画を見られるかは機種ごとの対応形式しだいなので、テレビで見る人が多いならDVDで配り、データが欲しい人にはURLを添える形もあります。
Q2. USBメモリに入れた動画は、テレビで見られますか?
見られる機種があります。映るかどうかは、テレビの説明書の「再生できるファイル形式」の表に、拡張子(MP4・MOVなど)と中の映像の形式(H.264・H.265など)の組み合わせが載っているかで決まります。ソニーのBRAVIA 9 II・7 IIでは、MP4はH.265も表にありますが、MOVにはありません。表にある形式でも再生できないファイルがある、とソニーは注意しています。
Q3. テレビの録画用のUSB端子に差しても、動画は再生できますか?
機種によります。ソニーのBRAVIA 9 II・7 IIでは、「USB HDD録画端子」も「USB端子」も、USB機器の写真・音楽・ビデオを楽しめると説明書にあります。録画専用になるのは録画用に登録したUSBハードディスクで、写真や動画の保存・閲覧には別のUSB機器を使うよう案内されています。ほかの機種は、説明書の端子の説明で確かめます。
Q4. 4Kで撮った動画を渡すなら、USBメモリとブルーレイのどちらがいいですか?
4Kのまま渡すならUSBメモリかURLです。ふつうのブルーレイは1920×1080までなので、4Kの動画はフルHDになります。ただ、USBメモリの4K動画がテレビで映るかは機種しだいで、ソニーのBRAVIA 9 II・7 IIの表では、MP4は3840×2160まで、MOVは1920×1080までです。テレビで見てもらうことを優先するなら、ブルーレイの機器がある人にはブルーレイ、ない人にはDVDにして、元のファイルは別に残します。
Q5. 大人数に配るとき、USBメモリとDVDはどちらが安いですか?
枚数と、何を付けるかしだいです。本数と予備、本体、印刷、入れ物、コピーや書き込みの作業、最低の注文数、発送の方法を同じ条件にそろえて、見積もりを並べます。片方だけ印刷込み、片方だけ送料別では比べられません。受け取る人が全員スマホかパソコンで見るなら、1つのURLを全員に配る方法もあり、ギガファイル便は保持期間内ならダウンロードの人数と回数に制限をかけていません。
Q6. USBメモリで渡した動画は、何年くらい残りますか?
確かめたメーカーの範囲では、何年もつかは公表されていません。バッファローは、USBメモリなどのフラッシュメモリーは長い間放置するとデータが消えることがあるとしています。保証もキオクシアは1年、サムスンは5年と期間だけの約束です。受け取った人が書き換えたり消したりすることもあるので、長く残したい映像はディスクにし、元のファイルは配る側でも残します。
Q7. DVDで配ると、パソコンやスマホで見たい人はどうすればいいですか?
データでも受け取れるようにしておきます。ギガファイル便などのURLで元の動画を渡せば、スマホやパソコンで見られます。ディスクをパソコンで見るには、ディスクのドライブと再生ソフトが要ります。配布の希望をとるときに、ディスクとデータのどちらがよいかを選んでもらうと、作る枚数も決めやすくなります。
Q8. USBメモリやDVDを郵送するときは、どう送ればいいですか?
厚さと重さで郵便の区分が変わるので、梱包してから量ります。定形郵便は厚さ1cm・50gまでで、USBメモリをケースや緩衝材で包むと収まりにくく、定形外郵便(規格内は厚さ3cm・1kgまで)になりやすくなります。追跡できるレターパックやクリックポストには損害賠償がなく、書留の賠償もお金で、中の動画は戻りません。送るのは、元のファイルを手元に残したうえでの複製にします。
Q9. ディスクとURLを両方配ってもいいですか?
両方配る形は、受け取る人の機器がばらばらなときに向いています。テレビで見る人にはDVD、データが欲しい人にはURLを渡します。ギガファイル便の保持期限は3〜100日の7種類から選び、初期値は5日で、アップロードしたあとでは延ばせません。全員が受け取れる日数を選び、期限を案内に書き添えます。
Q10. MP4のファイルをそのままDVDに書き込めば、プレーヤーで見られますか?
多くのプレーヤーでは見られません。パナソニックは、パソコン内の動画をそのままDVDに書き込んでも、一般的な家庭用DVDプレーヤーでは再生できないと説明しています。プレーヤーで見るDVDは、動画をDVD-Videoという形に組み立ててから書き込みます(オーサリング)。配るなら、DVD-Rの1層にしてファイナライズまで済ませ、何台かの機器で試します。
参考にした公式の情報
機器の仕様や、郵便の料金・条件は変わることがあります。この記事は、2026年9月26日時点の各社の公式ページの記載をもとにしたものです。
ディスクメーカーへのご依頼・お見積りは以下からどうぞ。