この記事の要点
- 2層式(DL)は、片面に記録する層を2つ持つディスクです。DVD(DVD-R DL・DVD+R DL)は8.5GB、ブルーレイ(BD-R DL)は50GBで、1層のほぼ2倍入ります。
- 入る時間の目安は、DVD-R DLがレコーダーのSP相当(約5Mbps)で約3時間45分、BD-R DLがBS放送と同じ24Mbpsで約4時間40分です。
- 2層に対応していない機器もあります。見る機器の説明書で「再生できるディスク」の欄を開き、DVD-R DL(2層)やBD-R DL(2層)の行を探します。
- 2層は、層が切り替わるところで映像や音声が一瞬途切れることがあります。自分で焼くなら、ドライブの2層への対応と、ディスクの倍速も確かめます。
- 1層か2層かは、長さと見る機器で決めます。DVDで110分を超え、相手の機器が2層に対応していれば2層、分からなければ1層のディスク2枚に分けます。
発表会の映像が2時間40分になり、DVDに焼こうとしたら1枚に入りきらない。店に行くと、「2層」「DL」「8.5GB」と書かれたディスクが並んでいます。これを使えば1枚に収まるのか、家のDVDプレーヤーで映るのか。気になるのは、この2点です。
2層式は、ディスクの片面に記録する層を2つ重ねた種類で、「DL」(Dual Layer)とも書きます。容量は、DVDが1層の4.7GBに対して2層(DVD-R DL・DVD+R DL)が8.5GB、ブルーレイが25GBに対して2層(BD-R DL)が50GB。DVDプレーヤーで見る形にするなら、レコーダーのSPモードと同じくらいの画質で、1層の約2時間に対して2層は約3時間45分入ります。2時間40分の発表会も、2層のDVDなら1枚に収まる計算です。
ただし、2層のディスクはどの機器でも使えるわけではありません。マクセルは一部メーカーのレコーダーではDVD-R DLを使えないと案内していて、ソニーの2024年のレコーダーも、DVD-R DLを再生はできますが、ダビングはできません。
2層式ディスクとは?DVDは8.5GB、ブルーレイは50GB
DVDやブルーレイには、データを書き込む記録層があります。この層が片面に1つのものが1層、2つのものが2層です。マクセルは「DVDの記録材料が片面にひとつの層になっているものが片面1層品、二つの層があるものが片面2層品」と説明し、片面2層のDVDをDVD-R DLと表記すること、DLはDual Layerの略であることを案内しています。
作りは、パイオニアの解説によると、片面2層のDVDは不透明な反射膜と半透明の反射膜を貼り合わせたものです。1層との違いは、この半透明の反射膜と、間に挟む透明な膜があるかどうかが基本だとしています。ブルーレイについてはソニーが、2層のディスクは記録面に2つの独立した層を使って記録するため、単層の2倍のデータや映像を記録できると説明しています。
| ディスク |
1層 |
2層 |
| DVD |
4.7GB |
8.5GB |
| ブルーレイ |
25GB |
50GB |
増え方はDVDとブルーレイで少し違います。DVDは4.7GBから8.5GBで約1.8倍、ブルーレイは25GBから50GBでちょうど2倍。ブルーレイの規格団体であるBlu-ray Disc Associationも、ブルーレイには1層25GBと2層50GBのディスクがあるとしています。
書き込み用の2層ディスクは4種類
自分で記録するための2層のディスクには、次の4つがあります。容量はVerbatimの製品の仕様、記録のしかたはソニーとパイオニアの説明によるものです。
| 種類 |
容量と特徴 |
| DVD-R DL |
8.5GB。1回だけ 記録できる |
| DVD+R DL |
8.5GB。1回だけ 記録できる |
| BD-R DL |
50GB。追記型で、 書き換えはできない |
| BD-RE DL |
50GB。書き換え型で、 繰り返し記録できる |
DVDの「-」と「+」は、規格を決めた団体の違いです。マクセルによれば、DVD-R・DVD-RWはDVDフォーラム、DVD+R・DVD+RWはDVD+RWアライアンスが規格化したもので、記録については互換性がありません。2層のDVD-R DLとDVD+R DLも別の種類なので、書き込む機器が対応しているほうを選びます。
「2層」と「両面」は別のもの
片面に層が2つある「2層」と、ディスクの表と裏の両方に記録面がある「両面」は、別のものです。マクセルは、両面仕様のDVDの容量を、片面4.7GBの倍の9.4GBとしています。パッケージに「DL」「2層」とあれば、片面2層の8.5GBのほうです。
パッケージに「DL」「2層」とあれば、片面2層の8.5GBのほう
市販の映画などに使われる再生専用のブルーレイ(BD-ROM)にも、単層と2層があります(ソニー)。さらに3層100GB・4層128GBのBDXLというディスクもありますが、BDXLを読むにはBDXLに対応したドライブや機器が要ります(バッファロー)。
2層に何時間入る?1層と並べた早見表
DVDプレーヤーやブルーレイの機器で見る映像ディスクにするとき、入る時間を決めるのはビットレート(映像1秒に使うデータの量)です。計算の式は「収録できる時間(分)=容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60」。下の2つの表は、この式で出した目安です。
| 画質 |
1層 4.7GB |
2層 8.5GB |
約9Mbps 上限近く |
70分 |
2時間5分 |
約6Mbps 高画質 |
1時間45分 |
3時間10分 |
約5Mbps SP相当 |
2時間5分 |
3時間45分 |
約3.5Mbps 長時間 |
3時間 |
5時間25分 |
約2.5Mbps LP相当 |
4時間10分 |
7時間30分 |
ブルーレイは次のとおりです。
| 画質 |
1層 25GB |
2層 50GB |
約40Mbps 上限近く |
1時間25分 |
2時間45分 |
約24Mbps BS相当 |
2時間20分 |
4時間40分 |
約16Mbps XR相当 |
3時間30分 |
7時間 |
約8Mbps SR相当 |
7時間 |
14時間 |
XR・SRは、ソニーのレコーダーの録画モード(16Mbps・8Mbps)を指します。ブルーレイの2層は1層のちょうど2倍なので、どの画質でも入る時間は倍になります。
計算の目安は実物と少しずれるので、1割の余裕を見ておきます。DVDなら、1層で合計110分あたりを超えたら、2層かブルーレイを考える頃合いです。GBと分を行き来する計算や、レコーダーの録画モード別の時間は、DVDに何分入る?ブルーレイに何時間入る?|容量・画質別の早見表と計算式にまとめました。
長い映像を2層に入れたときの画質は、ビットレートで決まる
ディスクの容量は決まっているので、長く入れるほど、1秒あたりに使えるデータは減っていきます。2層にすると、同じ長さのまま使えるビットレートがほぼ倍になる。画質の面での違いは、ここにあります。2時間30分の映像をDVDに入れるなら、1層では約4.2Mbpsまで絞ることになり、2層なら約7.6Mbps使えます。
同じ長さなら、2層は1層のほぼ倍のビットレートを使える
ブルーレイも同じ関係です。3時間の映像なら、平均で25GBは約18.5Mbps、50GBは約37.0Mbps。4時間になると約13.9Mbpsと約27.8Mbpsで、1層ではレコーダーのXRモード(16Mbps)を下回ります。運動会の徒競走やダンスの群舞のように画面全体が動く場面は、ビットレートが足りないとブロック状のノイズが出やすいところです。
反対に、短い映像では2層にしても画質は変わりません。ビットレートには規格の上限があり、DVDは約9.8Mbps、ブルーレイは映像だけで40Mbps。1時間ほどの映像なら、1層でも上限近くまで使えるからです。解像度もDVDは720×480、ブルーレイは1920×1080のままで、2層にして細かさが増えるわけではありません。
平均と最大の違いや、音声の分を差し引いた映像のビットレートの出し方は、ビットレートとは|意味・目安と、ブルーレイの画質との関係で説明しています。
2層のディスクを再生できる機器か、説明書のどこで確かめるか
2層のディスクは、2層に対応した機器でないと使えません。マクセルは、ブルーレイの2層(DL)について「同規格対応の機器でのみご使用いただけます」とし、DVD-R DLについても、一部メーカーのレコーダーでは使えないと案内しています。確かめる場所は、機器の説明書や仕様表にある「再生できるディスク」(再生可能メディア)の欄です。
公式の仕様や説明書では、2層の扱いが次のように書かれています。
| 機器 |
2層の扱い |
ソニー BDP-S1700/K |
BD-R DL・ DVD-R(2層)を 再生できる |
パナソニック DMP-BD90 |
DVD-R DL・+R DLを 再生できる (ファイナライズ済み) |
パナソニック ディーガ DMR-2W203 など |
DVD-R DLに 録画も再生もできる |
ソニーの レコーダー (2024年) |
DVD-R DLは再生だけ。 ダビングはできない |
| PS5・PS4 |
公式の一覧に 2層の記載はない |
同じ家庭用のレコーダーでも、メーカーによって扱いが違います。パナソニックのディーガにはDVD-R DLに録画できる機種がある一方、ソニーの2024年モデルの説明書は、DVD-R DL(2層)とDVD+R DL(2層)を「コピーできないディスク」に挙げています。
もう一つ気をつけたいのは、市販のDVDソフトが映る機器なら書き込み用の2層も映る、とは限らないことです。説明書の一覧では、市販の「DVDビデオ」と、書き込み用の「DVD-R DL(2層)」は別の行に書かれています。ソニーの説明書にも、記録済みのDVD-Rなどは、記録状態や記録した機器・ソフトの特性で再生できないことがあると注意書きがあります。
一覧に2層の行が見当たらない機器や、説明書が手元にない古い機器・車の機器で見るときは、先に1枚だけ作り、実際に映るかを試してから枚数をそろえます。
市販のDVDが映る機器でも、書き込み用の2層が映るとは限らない
レコーダーで作った2層のDVDは、ファイナライズが要る
レコーダーで録画やダビングをしたDVD-R DLを、ほかの機器で見るには、1層のDVD-Rと同じくファイナライズが要ります。ソニーの説明書によると、他の機器で記録したDVD-R DL(2層)を再生するには、記録した機器でのファイナライズ処理が必要です。ブルーレイは、マクセルの案内ではファイナライズしなくても対応機器で再生できますが、一部の機器では記録形式などの互換性の関係で再生できない場合もあるそうです。メーカー別の手順はファイナライズとは|DVDを他の機器で再生するための処理・やり方・できない原因にまとめています。
層が切り替わるところで、一瞬途切れることがある
2層のディスクを再生していると、途中で映像や音声が一瞬途切れることがあります。ソニーの説明書には「2層など複数レイヤー(層)のBD/DVDを再生する場合、レイヤー(層)が切り換わるときに映像・音声が一瞬途切れることがあります」とあります。演奏や話の途中で途切れるのが気になるなら、区切りのよいところで1層のディスク2枚に分ける方法もあります。
自分で2層に焼くなら、ドライブの対応と書き込みの速さを確かめる
パソコンで2層のディスクを作るときは、まずドライブが2層の書き込みに対応しているかを仕様で確かめます。パイオニアの外付けブルーレイドライブBDR-XD08MB-Sの仕様では、記録できるディスクにBD-R DL・DVD-R DL・DVD+R DLが並んでいます。
古いドライブは、機種によって2層への対応が違います。パイオニアは、2006年に出したブルーレイドライブのBDR-101Aと、後のBDC-S02Jとの違いとして、後者が「BDの2層も再生対応」していることを挙げています。手持ちのドライブを使うときは、型番で仕様を確かめてください。
書き込みの速さも、1層と2層で違うことがあります。BDR-XD08MB-Sの書き込みの最大速度は次のとおりで、2層の列はDVD-R DL・DVD+R DL・BD-R DLの値です。
| ディスク |
1層 |
2層 |
| DVD-R |
8倍速 |
6倍速 |
| DVD+R |
8倍速 |
6倍速 |
| BD-R |
6倍速 |
6倍速 |
DVDでは2層のほうが最大速度が低く、ブルーレイは1層も2層も同じです。仕様には、高い倍速で書くには高倍速の記録に対応したディスクを使うよう注記もあります。
ディスクの箱の倍速の表記も見ておきます。VerbatimのDVD-R DLは2〜8倍速、DVD+R DLは2.4〜8倍速で「8倍速DVD+R DLに対応した機器でお使いください」と注意書きがあり、BD-R DLは1〜6倍速です。レコーダーにも使えるディスクの倍速の決まりがあり、ソニーの2024年モデルは、1層・2層のBD-Rなら6倍速のディスクまでです。なお、この倍速は書き込みの速さのことで、マクセルが説明しているとおり、入る時間とは関係がありません。
まずドライブとディスクが2層に対応しているかを確かめてから書き込む
パソコンでの書き込みの手順はWindowsでブルーレイに書き込む方法に、うまく焼けないときの確かめ方はブルーレイの書き込みに失敗する原因に書きました。
1層と2層のどちらを選ぶか|入る時間・再生できる機器・料金の差
1層にするか2層にするかは、入る時間、見る機器、料金の3つで決まります。
| 長さと見る機器 |
選び方 |
DVDで 110分まで |
1層で足りる |
DVDで 110分を超え、 見る機器が 2層に対応 |
2層のDVD-R DL。 SP相当で 約3時間45分まで |
DVDで 110分を超え、 見る機器が 分からない |
1層のDVDを 2枚に分ける |
ブルーレイで 2時間ほど |
1層の25GBで 足りる |
ブルーレイで 3〜4時間、 フルHDの 画質を保つ |
2層の50GB |
入る時間で選ぶ
DVDプレーヤーで見るDVDなら、SP相当の画質で1層に入るのは約2時間です。1割の余裕を見て、合計110分あたりまでなら1層で足ります。それを超えたら、2層(SP相当で約3時間45分)にするか、2枚に分けるか、ブルーレイにします。ビットレートを下げて1層に詰める方法もありますが、下げた画質はあとから戻せないので、最後の手段です。
ブルーレイは、1層の25GBでも、2時間ならBS放送(24Mbps)を上回るビットレートを使えます。3時間で地上デジタル放送(17Mbps)を少し上回るくらい、4時間ではXRモード(16Mbps)を下回るので、フルHDのまま3〜4時間を残すなら2層の50GBが向いています。DVDとブルーレイのどちらにするかは、DVDとブルーレイの違いで見る機器・画質・長さ・渡す相手から比べています。
再生できる機器で選ぶ
2層は、見る機器が2層に対応していることが条件です。配る相手が多くて全員の機器を確かめきれないときや、説明書が見つからないときは、1層のディスク2枚に分けると、2層に対応しているかを確かめる手間がいりません。第1部・第2部のように区切りのよいところで分ければ、層の切り替わりで途切れることもありません。
1枚に長く入れるときは、チャプターを入れておくと、見たい場面へすぐ飛べます。付け方と数の目安はチャプター分けとは?DVD・ブルーレイの章の付け方と数の目安にまとめました。
料金の差(当社の場合)
当社の料金では、1層は基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)、基本料金(Blu-ray・1枚あたり)1,500円です。2層ディスク(1枚目)は2,500円で、2層ディスクの基本料金との差額+1,000円は全枚数にかかります。同じ内容の2枚目からは、追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)1,000円に、この差額が加わります。なお、2枚に分ける場合は、第1部と第2部は内容が違うディスクなので、料金はそれぞれ1枚目から数えます。
当社に2層ディスクで頼むとき
当社(ディスクメーカー)は、大阪・梅田にあるDVD・ブルーレイの書き込み代行の小さな店で、1枚から注文できます。長い映像は、2層ディスクで作ることもできます。料金は、前の節の「料金の差」のとおりです。
注文では、動画の共有URL(ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox、OneDrive、WeTransfer、firestorage など)を注文フォームに貼っていただきます。スマホからも入稿できます。長い行事をいくつかのファイルに分けて送るときは、ファイル名の頭に「01_」「02_」と付けていただくと、その順で収録します。入稿の手順はギガファイル便でのデータ入稿手順にまとめています。
受け取った動画は、こちらでプレーヤーで再生できる形に組み立て(オーサリング)、書き込んだあと、実際のプレーヤーで再生を確かめます。仕上がったディスクはケースに入れて発送するか、店舗でお渡しします。仕上がりは、DVDが720×480(NTSC 29.97fps・MPEG-2)、ブルーレイが1920×1080です。
通常便は受付から5営業日で発送し、お届けは発送から2〜3日です。15時以降のご注文は、翌営業日の受付になります。本番の日が迫っているときは、特急お届け(平日15時までの注文・入稿で翌日発送)などの短納期のオプションがあります。配る相手の再生機器などの希望は注文フォームの備考欄に、2層にするか2枚に分けるかなど、注文の前に確かめたいことは相談・問い合わせフォームからお知らせください。
よくある質問
Q1. 2層式のDVDとは何ですか?
ディスクの片面に記録する層を2つ持つDVDで、DVD-R DL・DVD+R DLと表記します。DLはDual Layerの略です(マクセル)。容量は8.5GBで、1層の4.7GBの約1.8倍。レコーダーのSP相当の画質なら、1層の約2時間に対して約3時間45分入ります。表と裏の両面に記録する9.4GBのDVDとは別のものです。
Q2. 2層のブルーレイ(BD-R DL)には何時間入りますか?
BS放送と同じ24Mbpsで約4時間40分、ソニーのレコーダーのSRモードにあたる8Mbpsなら約14時間、上限近くの40Mbpsでも約2時間45分が目安です。1層の25GBのちょうど2倍で、式は「容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60」。実物とは少しずれるので、1割の余裕を見ておきます。
Q3. 1層と2層は、どちらを選べばいいですか?
長さと見る機器で決めます。DVDで110分あたりまでなら1層で足ります。それを超え、見る機器の説明書で2層に対応していると分かれば2層、分からなければ1層のディスク2枚に分けます。フルHDの画質のまま3〜4時間を残すなら、ブルーレイの2層(50GB)が向いています。当社の2層は、1枚ごとに基本料金との差額がかかります。
Q4. 2層のDVDは、どのDVDプレーヤーでも再生できますか?
2層に対応していない機器では使えません。説明書の「再生できるディスク」の欄に、DVD-R DL(2層)などの行があるかを確かめます。ソニーのBDP-S1700/Kやパナソニックの DMP-BD90は、一覧に2層があります。行が見当たらない機器や説明書が見つからない機器では、1枚作って試してから枚数をそろえます。
Q5. 2層にすると画質は良くなりますか?
長い映像なら、同じ長さで使えるビットレートがほぼ倍になるので、画質を保ちやすくなります。2時間30分をDVDに入れると、1層では約4.2Mbps、2層なら約7.6Mbpsです。ただ、1時間ほどの映像は1層でも規格の上限近くまで使えるため、2層にしても変わりません。解像度もDVDは720×480のままです。
Q6. DVD-R DLとDVD+R DLは、どちらを選べばいいですか?
書き込む機器が対応しているほうです。「-」と「+」は規格を決めた団体が違い、マクセルによれば記録については互換性がありません。パイオニアの外付けドライブBDR-XD08MB-Sのように両方に書ける機種もあれば、ソニーの2024年のレコーダーのように、どちらの2層にもダビングできない機種もあります。
Q7. 2層のディスクもファイナライズが必要ですか?
レコーダーで作ったDVD-R DLは、1層のDVD-Rと同じく必要です。ソニーの説明書は、他の機器で記録したDVD-R DL(2層)を再生するには、記録した機器でのファイナライズ処理が必要としています。ブルーレイはファイナライズ不要ですが、マクセルは、一部の機器では記録形式などの互換性の関係で再生できない場合もあるとしています。
Q8. 2層のディスクを再生すると、途中で一瞬止まるのはなぜですか?
層が切り替わるところで起きることがあります。ソニーの説明書には、2層など複数の層のBD・DVDを再生すると、層が切り換わるときに映像・音声が一瞬途切れることがあると書かれています。演奏や話の途中で途切れるのを避けたいときは、区切りのよいところで1層のディスク2枚に分ける方法もあります。
Q9. 2層のディスクに、パソコンのデータは何GBまで入りますか?
パソコンの表示では、8.5GBのDVDは約7.9GB、50GBのブルーレイは約46.6GBが上限の目安です。ディスクの表記は10進法の1K=1,000で数え、パソコンは2進法の1K=1,024で数えるため、同じ量が約7%小さく表示されます(マクセルの説明)。書き込むドライブが2層に対応しているかも確かめてください。
参考にした公式の情報
出典の一覧(28件)を開く
機器の仕様や対応するディスクは、機種や発売時期で変わります。この記事は、2026年9月25日時点の各社の公式ページの記載をもとにしたものです。
ディスクメーカーへのご依頼・お見積りは以下からどうぞ。