この記事の要点
盤面に題名や写真を入れるには、印刷できる面(プリンタブル)のディスクにプリンターで刷る、店に盤面印刷を頼む、工場でプレスして刷る、の方法があります。数枚の題名なら手書きもできます。
方式で向く絵柄と枚数が違います。インクジェットは写真やグラデーション、工場のスクリーン(シルク)印刷は色番号で指定したインクのロゴや文字、オフセット印刷はCMYKの4色の絵柄。プリンターは1枚から刷れ、プレスには最少の枚数があります。
どの方法でも、画像は中心に穴のあいた輪の形で作り、文字や顔を中心の穴と外周の縁から離します。文字は実寸で読める大きさに。印刷できる範囲は製品と頼む先で違います。
盤面にシールは貼りません。マクセルは、反りや重心への影響で、機器がディスクを認識できない、再生できないといった不具合のおそれがあるとしています。
当社では、DVD・ブルーレイの注文に盤面レーベル印刷を付けられます。選ぶと開く欄に画像をアップロードするか、ギガファイル便のURLを入れて入稿します。
自分で 焼く 手間も、 失敗の 心配も なく。
動画ファイルを 送るだけで、 家の プレーヤーで 見られる ディスクに してお届けします。
1枚1,500円(税抜)から・ 1枚から注文できます
DVD・ブルーレイ・CDの盤面(レーベル面)に題名や写真を入れる方法は、大きく3つです。印刷できる面(プリンタブル)のディスクにプリンターで刷るか、ディスクを作る店や業者に盤面印刷を頼むか、工場でプレスして盤ごと刷るか。数枚に題名を入れるだけなら、ペン先のやわらかいペンで書く手もあります。どれにするかは、作る枚数と、入れたい絵柄で決まります。
どの方法でも、画像は中心に穴のあいた輪の形で作り、文字や顔を穴のまわりと外周の縁から離します。範囲は製品と頼む先で違い、マクセルの録画用DVD-Rは内径21mmから外径118mmまで。盤面にシールは貼りません。
この記事の目次見出しを押すと、その場所へ移ります
DVD・CDの盤面に題名や写真を入れる4つの方法 盤面印刷の種類|インクジェット・サーマル・シルクスクリーン・オフセットの違い 印刷できるディスクの選び方|「インクジェットプリンター対応」と印刷範囲を見る 家庭のプリンターで盤面に刷る手順 盤面の画像データの作り方|寸法・解像度・塗り足し デザインは、載せる情報を決めてから穴と縁をよけて置く 用途別のデザインの例|結婚式・卒業・発表会・家族・会社 写真・名前・フォント・素材を使う前に確かめること 残りの3項目を見る 盤面にシールを貼らないのはなぜか 当社で盤面レーベル印刷を付けるときの頼み方と数え方 よくある質問 撮った動画は、1枚1,500円(税抜)からDVD・ブルーレイにできます。料金を見る
DVD・CDの盤面に題名や写真を入れる4つの方法
最後の行のシールは、入れ方の候補から外すものとして載せています。
入れ方
向く枚数と絵柄、確かめること
家庭のプリンター
1枚から刷れる。写真も入る。印刷できるディスクと対応のプリンターが要る。
店・業者に頼む
ディスクの作成と一緒に頼む。方式と見本の有無は店ごとに確かめる。
工場のプレス
盤そのものを作る。最少の枚数がある。スクリーン印刷かオフセット印刷。
手書き
数枚の題名に。ペン先のやわらかいペンで書く。
シール
貼らない(マクセル)。
家庭で刷るには、ディスクとプリンターの両方が盤面の印刷に対応している必要があります。そろえば、1枚から、思い立った日に刷れます。
工場のプレスは、原盤から作った型で盤そのものを作る方法で、盤面も工場の印刷機で刷ります。受け付ける最少の枚数(最小ロット)があるので、作る枚数によっては、記録用のディスクに書き込んで刷る方法(コピー)と見積もりを比べます。詳しくはCD・DVDのプレスとコピーの違い にまとめました。
手で書くなら、ペン先のやわらかいフェルトペンを使います。マクセルは、DVDのレーベル面にはペン先の柔らかいフェルトペンで書けると答えています。CDは記録層がレーベル面のすぐ下にあるので、ボールペンや先のとがったペンは使いません。長く残すなら、盤面用のペンで、データの入っていない中心の透明な部分に書きます。この書く場所は、NISTとCCIの勧めです。
作る枚数と道具で決まる。どの方法でも盤面にシールは貼らない
店や業者に頼むときに確かめること
見積もりの前に次の点を聞いておくと、仕上がりの行き違いを防げます。
盤面は印刷か、シールか。印刷なら、どの方式で刷るか
印刷できる範囲(内径・外径)とテンプレート、受け付ける画像の形式と解像度
仕上がりの見本や試し刷りを見られるか
盤面の印刷が1枚ごとにかかるか、ほかの料金に含まれるか
印刷だけの依頼や、持ち込みのディスクへの印刷を受けるか。受けるなら、ディスクの条件(印刷に対応した製品か、未使用か)
総額のそろえ方など、業者の見積もりの比べ方はDVD・ブルーレイ作成を業者に頼むとき に書きました。
盤面印刷の種類|インクジェット・サーマル・シルクスクリーン・オフセットの違い
プリンターで刷る方式がインクジェットとサーマル、工場でプレスの盤に刷る方式がスクリーン(シルク)とオフセットです。工場の例には、メモリーテックの手引きを使いました。
方式
仕組みと、向く絵柄
インクジェット
家庭用と同じ方式のプリンターで刷る。写真やグラデーションに向く。インクジェット対応のディスクを使う。
サーマル(熱転写)
リボンを使い、熱で刷る。単色を速く刷る機種と、フルカラーの機種がある(Rimage)。機械に合わせたディスクを使う。
スクリーン(シルク)
工場の印刷機で、色番号で指定したインク(特色)で刷る。写真はグレースケールかダブルトーン。
オフセット
工場の印刷機で、CMYKの4色で刷る。白の下地を指定できる。ブルーレイの盤はこの方式だけ。
インクジェットは、写真やグラデーションを1枚から
インクジェットは、家庭のプリンターと同じ方式です。エプソンのカラリオ EP-887A は、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックに淡いシアンとマゼンタを加えた6色のインクで刷る機種。キヤノンのアプリ Easy-PhotoPrint Editor も、お気に入りの写真でディスクレーベルを作って印刷できると案内しています。
書き込みと印刷を続けて行う業務用の機械もあります。エプソンのディスクデュプリケーター PP-100Ⅲ は、CD・DVD・ブルーレイを最大100枚まとめて作れる機種で、6色インクがなめらかなグラデーションを表すと同社は説明しています。仕様には「インクジェットプリンタブルディスクをお使いください」とあり、使うディスクは家庭の機械と同じく、インクジェットで刷れるものです。
サーマルは、リボンと熱で刷る業務用の機械
サーマル(熱転写)は、インクの代わりにリボンを使い、熱で色を盤面に移す方式です。業務用のディスクのプリンターを作る Rimage は、方式として再転写(thermal retransfer)、ダイレクトサーマル(direct thermal)、インクジェットの3つを挙げています。同社の Prism III は、黒などの単色の盤面を5秒以下で刷るダイレクトサーマルの機種。Everest Encore は再転写の機種で、600dpiのフルカラーか単色で、写真のような仕上がりに刷れるとしています。
ディスクも機械に合わせます。Rimage は、Everest 用のディスクには同社の機械に合わせた上塗りがあり、Prism 用はラッカーの表面のディスクだとしています。
スクリーン印刷とオフセット印刷は、工場でプレスの盤に刷る
プレスの盤は、工場の印刷機で刷ります。印刷工場のメモリーテックの手引きでは、CDとDVDの盤面は、UVインクのスクリーン印刷(アルミの地の色に2色までが原則)か、4色のオフセット印刷(白の下地を指定できる)で、ブルーレイはオフセット印刷だけです。
同社の入稿の案内によると、スクリーン(シルク)印刷は、色番号で指定したインク(特色)でデザインを表す方式で、写真はグレースケールかダブルトーンで作ります。決まった色のロゴや文字を刷るのに合う方式です。写真をカラーで入れるなら、通常の印刷物と同じくCMYKだけで作るオフセット印刷になります。印刷できる範囲は、品名によって内径23mmか46mmから外径116mmまでで、データはAdobe Illustratorのai形式で入稿します。
印刷できるディスクの選び方|「インクジェットプリンター対応」と印刷範囲を見る
家庭のプリンターや店のインクジェットの機械で刷るなら、ディスクは「インクジェットプリンター対応」の製品を選びます。マクセルの答えでは、インクジェットプリンター対応のディスクを「プリンタブル」とも呼んでいます。アイオーデータ(2026年7月にアイ・オー・データ機器から社名を変更)の仕様表では、「レーベル対応」の欄の「インクジェットプリンタ対応」か「非対応」かが目印です。
表記・欄
意味(確かめた製品)
インクジェット プリンター対応
レーベル面にプリンターで直接 刷れる(マクセル)。
ワイドプリント
中心の近くまで刷れる。例はマクセルのDVD-R(内径21mmから)。
ホワイト
白いレーベル面。確かめた製品では、インクジェット対応はどれもホワイト。
シルバー・カラー
印刷に対応しない製品の例。確かめたCD-R・DVD-Rはインクジェット非対応。
ブランド 仕様表記
盤面に銘柄や仕様の文字が入るか。「なし」の製品は入らない。
「ワイド」は、中心の近くまで刷れることを指します。マクセルの録画用DVD-R(DRD120WPE)は「ひろびろワイドレーベル」で外径118mmから内径21mmまで、録画用BD-R(BRV25WPE)は内径22mmまで。アイオーデータのデータ用BD-R(DBR25RPP10)も「内径22mmワイドプリント仕様」です。同じ印刷用のCD-Rでも、内径23mmからの製品(SR80FP50V2)と41mmからの製品(SR80PP50)があるので、中心の近くまで絵柄を入れたいなら、この数字で選びます。
同じ印刷用でも、刷れる範囲は製品で違う。内径の数字で選ぶ
レーベル面の色も手がかりになります。確かめたアイオーデータの製品では、インクジェットプリンタ対応の製品はレーベル仕様が「ホワイト」でした。非対応の製品には、題名を書くスペースを取った「シルバー」のCD-R(SR80FC50V1)や、色で分けて管理する「カラーミックス」のDVD-R(DHR47JM10V1)があります。仕様表の「ブランド仕様表記(レーベル面)」の欄が「なし」の製品は、盤面に銘柄や仕様の文字が入らないので、全面を自分の絵柄で埋められます。
サーマルの機械で刷るなら、ディスクは機械のメーカーの指定に合わせます。Rimage は白と銀のディスクを用意していて、再転写で刷ったディスクは傷や水、色あせに強く、紫外線からも守られると説明しています。インクジェットで刷った面が水にどこまで耐えるかは、使うディスクとプリンターの説明で確かめてください。
家庭のプリンターで盤面に刷る手順
自宅で刷るときに要るのは、ディスクレーベルの印刷に対応したプリンター、インクジェットプリンター対応のディスク、画像を読み込んで刷るアプリの3つです。エプソンのカラリオ EP-887A は、12cmのディスクを載せるトレイで、ブルーレイ・DVD・CDのレーベル面に直接刷れる機種です。キヤノンの Easy-PhotoPrint Editor は、ディスクレーベルの印刷を対応機種に限っています。
プリンターの説明書で、ディスクレーベルの印刷に対応しているかと、使えるディスクを確かめる
「インクジェットプリンター対応」の表記があるディスクを用意し、製品の説明で印刷範囲(内径・外径)を見る
アプリで画像を読み込む。キヤノンの Easy-PhotoPrint Editor が読み込めるのは JPEG と PNG
アプリの設定で、印刷する内径と外径をディスクの範囲に合わせる
メディアの種類で、ディスク用の設定を選ぶ(キヤノンのアプリの macOS 版では[プリンタブルディスク]など)
普通紙に等倍で試し刷りして切り抜き、ディスクに重ねて位置と文字の大きさを確かめる
ディスクに1枚刷って仕上がりを見てから、残りを刷る
範囲の設定は見落としやすいところです。マクセルは、CD-Rのひろびろレーベルで内周まで刷れないという問いに、レーベル面の印刷範囲はパソコンやプリンターで設定されるので、その設定を確かめるよう答えています。範囲の広いディスクを選んでも、アプリの範囲が狭いままなら、狭い範囲にしか刷られません。
エプソンは、レーベル面に大量に刷る場合は、先に印刷の状態を確かめてから使うよう勧めています。DVDなら、刷る範囲にも気を配りたいところです。DVDはCDより回転の釣り合いのずれに敏感で、インクはディスクの平らさと釣り合いに影響します。そのためNISTは、印刷するなら一部だけより全面に印刷する方がよいとしています。
盤面の画像データの作り方|寸法・解像度・塗り足し
盤面の画像は、印刷できる範囲の外側の円(外径)と内側の円(内径)にはさまれた、輪の形で作ります。外径の円が収まる正方形で作ると扱いやすく、外径118mmのディスクなら118mm四方です。範囲は製品と頼む先で違い、マクセルの録画用DVD-Rは内径21mm〜外径118mm、同社の録画用BD-Rは内径22mm〜外径118mm、メモリーテックがプレスで作る盤は、品名によって内径23mmか46mmから外径116mmまでです。
解像度は、頼む先が示す値で作ります。メモリーテックの盤面の指定は、画像が350dpi以上。外径118mmを350dpiで作ると約1,626ピクセル四方で、ピクセル数は「mm÷25.4×解像度」で出せます。アドビは、高品質のプリントの解像度として300ppiを挙げ、インクジェットプリンターで写真を刷るときは最低でも220ppiが要るとしています。
塗り足しの扱いは、盤面とジャケットで逆になることがあります。メモリーテックの手引きでは、盤面は「塗り足しは必要ありません。サイズ内に作成ください」という指定です。ケースに入れる紙のジャケットは、仕上がりの寸法の外側に塗り足しを付けて作り、アドビは印刷用の塗り足しを3mm以上としています。ジャケットの寸法は、CDジャケットのサイズ に部品ごとにまとめました。
ファイルの形式も、頼む先で違います。メモリーテックはIllustratorのデータで受け、使ったフォントは必ずアウトラインにするよう求めています。家庭のプリンターのアプリなら、キヤノンの Easy-PhotoPrint Editor は JPEG と PNG です。色の形式(RGBかCMYKか)、線の太さ、内径と外径の中心の合わせ方まで含めた手順は、DVD・CDのレーベルとジャケットの入稿データの作り方 に書きました。
範囲・解像度・塗り足し・形式は、頼む先の指定に合わせる
デザインは、載せる情報を決めてから穴と縁をよけて置く
盤面は、ケースから出したディスクの中身を見分けるための面です。作り始める前に、載せる情報を書き出します。題名、日付や年度、名前、何枚組の何枚目か、DVDかブルーレイか。ここまで決まれば、あとは主役の選び方と配置です。
主役は1つにする。写真・ロゴ・題名のどれかを大きく、ほかは脇に回します
文字や顔は、中心の穴のまわりと外周の縁から離し、輪の幅のなかほどに置きます。穴のまわりに顔がかかると、穴で顔が欠けて見えます
写真を全面に敷くなら、主役の顔や人の並びは、輪の上半分か下半分に寄せます
写真に文字を重ねるときは、文字の下の写真を薄くするか、太めの書体にします
細い線や細い書体は避けます。メモリーテックは、0.5pt(約0.18mm)より細い線は再現できない場合があるとしています
ケースのジャケットや背表紙と、題名・日付の書き方をそろえます
文字の大きさは、画面で拡大して見るだけでは決められません。できた画像を普通紙に等倍で刷って切り抜き、ディスクに重ねると、実物の大きさで読めるかが分かります。名前の一覧や曲目のように、盤面では小さくなりすぎる情報は、ケースの紙に移すのが無理のない分け方です。ケースの種類と、入る紙の大きさは、CD・DVDケースの種類と選び方 で比べています。
色は、画面と印刷で同じに出るとは限りません。アドビは、モニターは常にRGBで色を表示し、印刷で出せる色の範囲は印刷機や印刷の条件で多少違うと説明しています。確かめたエプソンの機種のインクは6色で、金や銀の光沢を出すインクは入っていません。金色に見える画像を刷っても金属の光沢は出ないので、光沢が欲しいときは頼む先に使える色を聞きます。
用途別のデザインの例|結婚式・卒業・発表会・家族・会社
用途ごとに、盤面に入れる情報の例を表にしました。この情報に、主役の写真やロゴを1つ足すのが組み立ての基本です。
用途
盤面に入れる情報の例
結婚式
二人の名前かイニシャル、日付。上映用か記念用か。
卒園・ 卒業
園や学校の名前、年度、行事の名前。
発表会・ 舞台
公演の名前、日付、何枚目かの番号。
家族の記録
名前と年齢、日付、行事や旅の名前。
会社・ 研修
会社の名前とロゴ、講座の名前、日付、版の番号。
結婚式のディスク
二人の名前かイニシャルと、式の日付が基本の情報です。招待状や席次表で使った書体と色を盤面にも使うと、紙のアイテムと並べたときにそろって見えます。前撮りの写真を全面に敷き、白抜きの文字を重ねるなら、文字の下を暗めにしておくのが、読みやすくするこつです。式場で上映するディスクと記念に配るディスクを作るなら、「上映用」のように用途を盤面に入れておくと、会場で取り違えにくくなります。
卒園・卒業のディスク
園や学校の名前、年度、行事の名前は、何年たっても棚で探せるようにするための基本の情報です。スクールカラーを差し色にする、子どもたちの描いた絵を取り込む、集合写真を全面に敷く、といった組み立て方があります。クラス全員の名前を外周に沿って並べる案は、人数が多いと文字が小さくなります。実寸で読めるかを確かめ、読めなければケースの紙に移してください。
発表会・舞台のディスク
公演の名前と日付に加え、2枚組なら何枚目かの番号を大きく入れます。同じ公演をDVDとブルーレイの両方で作るなら、どちらの形式かも盤面で分かるようにしておくと安心です。教室や団体のロゴ、トウシューズや楽器、音符のような、その活動を思わせる絵を1つ添えると、題名を読む前に中身が伝わります。
家族の記録のディスク
「◯歳のお誕生日」「◯年の運動会」のように、名前と年齢、日付を入れておくと、何年分もたまったときに並べやすくなります。1年分の写真から月ごとに1枚ずつ選んで12枚を輪に沿って並べる、七五三や入学のような節目の日は当日の衣装の写真を主役にする、旅行なら行き先の景色を敷く、といった作り方があります。
会社・研修・セミナーのディスク
会社の名前とロゴ、講座の名前、開催日に、改訂したときに見分けられる版の番号を入れます。回ごとに分かれたシリーズは、配置をそろえて回の番号と題名だけを変えると、並べたときに順番が分かります。資料のページへのQRコードを入れるなら、刷った状態でスマホで読めるかを確かめてください。講師の写真や肩書きを載せるときは、講師の了解を取っておきます。社内だけで使うディスクは、その旨を盤面に入れておくと扱いを間違えにくくなります。
写真・名前・フォント・素材を使う前に確かめること
人が写った写真や名前を盤面に載せるときは、載せてよいかを本人や保護者、関係者に確かめます。盤面は、ディスクを渡した先で誰の目にも触れる面です。園や学校の行事の写真と名前の了解の取り方は、園の動画・写真を配るときの同意書 に文例と一緒にまとめました。同じ記事では、配るディスクの盤面やケースに、家庭で見る範囲で使ってほしいといったお願いの一文を入れておく方法にも触れています。
フォントと素材にも、それぞれ利用条件があります。パソコンに入っている書体や無料で配られている書体、フリー素材の写真やイラストでも、商用利用やクレジットの表記、加工してよいかは、書体や素材ごとに違います。園・学校・会社のロゴは、持ち主に使ってよいかを確かめてから入れてください。フォントと素材の確かめ方は、CDジャケットのサイズ のフォントと素材の節に書きました。
盤面は渡した先で誰の目にも触れる面。載せてよいかを先に確かめる
盤面にシールを貼らないのはなぜか
紙のラベルシールを盤面に貼って題名を入れる方法は、避けてください。マクセルは、ディスクにラベルや保護シートを貼ると、反りや重心に影響して、機器がディスクを認識できない、再生できない、映像にブロックノイズが入る、といった不具合のおそれがあるとしています。ブルーレイについても、シールを貼ると反りや回転不良の原因になり、使えなくなることがある、という答えです。
CDも同じで、マクセルは、ラベルの収縮でディスクが反ったり、回転不良やはがれで事故の原因になったりするおそれを挙げています。題名はケースのジャケットや背表紙に書き、盤面に入れたいときは印刷できるディスクに刷るか、ペン先のやわらかいペンで書きます。すでにシールを貼ってしまったディスクの扱いと、ペンの選び方は、DVD・CDの正しい保管方法 に書きました。
印刷した面の丈夫さと、記録が読める年数は別
盤面の印刷は、中身を見分けるための仕上げです。刷った面の丈夫さは方式と製品で違い、エプソンは、プリンターでディスクのレーベル面に刷った面は、同社の純正のプリンター用紙と同じほどの保存性はないと書いています。再転写の機械のメーカーの Rimage は、専用のディスクに刷った面は傷や水、色あせに強いとしています。
ディスクの種類ごとの寿命の目安は、CD・DVD・ブルーレイの寿命は何年か にまとめました。刷ったディスクも、ケースに入れて、涼しく乾いた暗い場所に立てて保管するのが基本です。
当社で盤面レーベル印刷を付けるときの頼み方と数え方
当社(ディスクメーカー)は、大阪市北区・梅田にある、DVD・ブルーレイの書き込み代行の小さな店です。受け付けるのは完成した動画のデータで、注文は1枚から承ります。動画をプレーヤーで再生できる形に組み立て(オーサリング)、書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、店舗でお渡しします。お引き受けできるのは、撮った本人か権利者の許可がある動画です。
DVD・ブルーレイの注文には、盤面レーベル印刷(1枚あたり)+1,000円(税抜)をオプションで付けられます。基本料金に含まれないオプションで、付けた枚数分かかります。盤面の画像の入稿が必要で、頼むときの流れは次のとおりです。
盤面の画像を、中心の穴と外周の縁をよけた輪の形で作る
DVDかブルーレイの注文ページで、盤面レーベル印刷を選ぶ
開いた欄に、画像をアップロードするか、ギガファイル便のURLを入れる
動画の共有URL(ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox、OneDrive など)を注文フォームに貼る。スマホからでも入稿できます
配る相手の再生機器や配布日など、ほかの希望は注文フォームの備考欄に書く
ギガファイル便の使い方は、ギガファイル便でのデータ入稿手順 に書いています。画像の寸法や形式を注文の前に確かめたいときは、お問い合わせ のページの相談・問い合わせフォームからお知らせください。
ディスクの数え方は、料金表のとおりです。1枚目は基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円、または基本料金(Blu-ray・1枚あたり)1,500円で、同じ内容の2枚目からは追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)1,000円です。内容が違うディスクと、DVD・ブルーレイの組み合わせは、それぞれ1枚目から数えます。後日に追加で頼む分も、新しい注文の1枚目からです。
たとえば、同じ内容のDVDを10枚作り、10枚とも盤面に刷るなら、税抜の小計は20,500円 です。内訳は、1枚目、同じ内容の2枚目からの9枚、盤面の印刷の10枚分です。
ケースに入れる紙も刷るなら、ケース+背表紙印刷(1枚あたり)+1,500円を選び、ジャケットの画像を入稿します。盤面とジャケットで題名や日付の書き方をそろえておくと、ディスクとケースの組み合わせを取り違えにくくなります。
ディスクの印刷だけの依頼、持ち込みのディスクへの印刷、CDへの印刷、印刷の方式の指定については、注文の前に相談・問い合わせフォームで確かめてください。何枚かだけに刷りたいときや、同じ内容のディスクで絵柄を変えたいときも同じです。料金の項目は料金表 に載せています。
よくある質問
Q1. DVDの盤面印刷には、どんな方法がありますか? 印刷できる面(プリンタブル)のディスクにプリンターで刷る、ディスクを作る店や業者に盤面印刷を頼む、工場でプレスして盤ごと刷る、の3つが主な方法です。数枚の題名だけなら、ペン先のやわらかいペンで書く手もあります。枚数が少ないならプリンターか店、多いならプレスも候補に入れて見積もりを比べます。
Q2. インクジェットとサーマル(熱転写)の違いは何ですか? インクジェットは家庭のプリンターと同じ方式で、写真やグラデーションを刷れます。サーマルはリボンを使って熱で刷る業務用の機械で、Rimage は単色を5秒以下で刷る機種と、600dpiのフルカラーで刷る再転写の機種を出しています。どちらの方式でも、使うのは機械に合う印刷用のディスクです。
Q3. 家庭のプリンターで盤面に印刷するには、何が要りますか? ディスクレーベルの印刷に対応したプリンター(エプソンのカラリオ EP-887A など)と、「インクジェットプリンター対応」の表記があるディスク、画像を読み込むアプリです。アプリで印刷する内径と外径をディスクの範囲に合わせ、大量に刷る前に1枚で仕上がりを確かめてください。
Q4. 盤面レーベル印刷は、文字だけの盤面でも1枚ごとにかかりますか? かかります。当社の盤面レーベル印刷は、付けた枚数分かかるオプションで、文字だけでも写真入りでも同じです。画像の入稿が必要なので、題名や日付を入れた画像を作って入稿してください。同じ内容のDVDを10枚作り、10枚とも刷るなら、盤面の印刷は10枚分。ディスク自体は、1枚目と、同じ内容の2枚目からの追加コピーで数えます。
Q5. 用途ごとの盤面のデザインの例はありますか? 結婚式なら二人の名前かイニシャルと日付、卒園・卒業なら園や学校の名前と年度と行事の名前、発表会なら公演の名前と日付と何枚目かの番号、会社の研修なら講座の名前と日付と版の番号が基本の情報です。そのうえで、写真やロゴ、道具の絵などから主役を1つ選びます。名前の一覧のような細かな情報は、ケースの紙に移します。
Q6. 印刷した盤面の色は、画面で見た色と同じになりますか? 同じになるとは限りません。アドビは、モニターは常にRGBで色を表示し、印刷で出せる色の範囲は印刷機や印刷の条件で多少違うと説明しています。確かめたエプソンの機種のインクは6色で、金や銀の光沢を出すインクは入っていません。色を合わせたいときは、1枚刷って確かめるか、頼む先に見本を見られるかを聞きます。
Q7. 盤面にシールを貼ってはいけないのはなぜですか? マクセルは、ディスクにラベルや保護シートを貼ると、反りや重心に影響して、機器がディスクを認識できない、再生できない、映像にブロックノイズが入るといった不具合のおそれがあるとしています。ブルーレイでは反りや回転不良、CDではラベルの収縮による反りやはがれを挙げています。題名は、ケースの紙か、印刷できるディスクに入れてください。
Q8. 手持ちのディスクに、盤面の印刷だけを頼めますか? 頼む先によって違います。ディスクの製品名と、印刷に対応した製品か、未使用か記録済みか、枚数、画像の形式を伝えて確かめます。インクジェットで刷るなら、「インクジェットプリンター対応」の製品であることが前提です(マクセル)。当社については、ディスクの印刷だけの依頼や持ち込みのディスクへの印刷は、注文の前に相談・問い合わせフォームで確かめてください。
Q9. CDの盤面にも印刷できますか? インクジェットプリンター対応のCD-Rなら、家庭のプリンターでも刷れます。アイオーデータのデータ用CD-Rには、印刷範囲が内径23mmから外径118mmの製品(SR80FP50V2)と、41mmからの製品(SR80PP50)があります。工場でプレスするCDは、スクリーン印刷かオフセット印刷です(メモリーテック)。CDについて当社に頼みたいときは、相談・問い合わせフォームで確かめてください。
参考にした公式の情報
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製品の仕様や入稿の指定は、製品や時期、頼む先で変わります。この記事は、2026年9月28日時点の各社の公式ページと公開の資料の記載をもとにしたものです。
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