この記事の要点
BDXLは、記録層を3層・4層に重ねて1枚に100GB・128GBを記録できるブルーレイの規格です。1回だけ記録するBD-R XL(100GB・128GB)と、書き換えられるBD-RE XL(100GB)があります。
読み書きには、BDXLに対応したドライブやレコーダー、プレーヤーが要ります。対応していない機器では、ディスクを入れても認識されません。
PS5とPS4は、PlayStationの公式の案内でBD-R XL・BD-RE XLを再生できません。市販の4K映画に使われる3層100GBのディスクは、別の規格です。
100GBに、4K放送なら約6時間10分、地デジなら約12時間入ります(ディーガの仕様表)。4K放送のダビングや、パソコンの大きなデータの保存に向く容量です。
人に配るなら、25GB・50GBのブルーレイのほうが見られる機器は多くなります。確かめたプレーヤー4機種の仕様表は、どれも2層まででした。
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BDXLは、ブルーレイの記録層を3層・4層に増やして、1枚に100GBか128GBを記録できるようにした規格です。ブルーレイの規格団体であるBlu-ray Disc Association(BDA)が、2010年6月に定めました。1回だけ記録するBD-R XL(100GB・128GB)と、書き換えられるBD-RE XL(100GB)の2種類があり、容量は1層のブルーレイ(25GB)の4倍と約5倍です。
ただし、読み書きできるのはBDXLに対応した機器だけです。バッファローは、BDXLで記録したデータは、対応していない機器では認識されないと説明しています。PS5とPS4も、PlayStationの公式の案内でBD-R XL・BD-RE XLを再生できません。4K放送のダビングや大きなデータの保存には便利ですが、人に配るディスクなら、25GB・50GBのブルーレイのほうが見られる機器は多くなります。
BDXLとは?3層100GB・4層128GBの記録用ブルーレイ
ブルーレイは、記録層を重ねるほど1枚に多く入ります。1層で25GB、2層で50GB(BDA)。BDXLはこれを3層・4層に増やした記録用のディスクで、バッファローの説明では、記録層が従来の最大2層から3〜4層になり、2倍以上のデータを保存できるようになりました。
種類
層と容量
BD-R
1層・25GB
BD-R DL
2層・50GB
BD-R XL
3層・100GB、4層・128GB
BD-RE
1層・25GB
BD-RE DL
2層・50GB
BD-RE XL
3層・100GB
表のうち、XLの付く2種類がBDXLです。BD-Rは1回だけ記録できるディスクで、空きがあれば追記できます。BD-REは、繰り返し記録できるディスクです(マクセル)。BDAの規格の説明では、BD-R XLが100GBと128GB、BD-RE XLは100GBで、4層の128GBはBD-R XLにしかありません。書き込みの速さは、規格で2倍速と4倍速が決められています。
大きさは直径12cm・厚さ1.2mmで、1層・2層のブルーレイと同じです(VerbatimのBD-R XLの仕様)。1層あたりに直すと、3層の100GBは約33GB、4層の128GBは32GBで、1層のBD-Rの25GBより多く記録する計算になります。層の数は製品の表示で見分けるもので、見方は後の節にまとめました。
市販の4K映画の「3層100GB」とは別のもの
100GBのディスクは、市販の4K映画にもあります。BDAの発表では、Ultra HD ブルーレイのディスクは2層で66GB、3層で100GB。ただ、こちらは市販のソフトに使う再生専用のディスク(BD-ROM)で、自分で記録するBD-R XL・BD-RE XLとは別の規格です。PS5はUltra HD ブルーレイを再生できますが、BDXLは再生できません。同じ3層100GBでも、機器の扱いは分かれます。
PS5・PS4ではBDXLを再生できない
PlayStationの公式サイトの「ディスクやPlayStationのUSBドライブからビデオや音楽を再生する方法」には、PS5とPS4で再生できないディスクとして「Blu-ray Disc-R/RE XL」が挙がっています。同じ一覧に並ぶのは、CD、BD-REのバージョン1.0、ファイナライズされていないDVDです。
再生できるディスクは、PS5がUltra HD ブルーレイ、ブルーレイ(BD-ROM)、BD-R・BD-RE(BDAV・BDMV)、DVD-ROM、DVD-R/RW(ビデオモード・VRモード)、DVD+R/RW。PS4は、このうちUltra HD ブルーレイを除いた形です。BD-R・BD-REの層の数は書かれていないので、2層の50GBを再生できるかまでは、公式の案内では確かめられません。
BDXLに入れた番組や動画は、BDXLに対応したレコーダーか、BDXLに対応したドライブのあるパソコンで見ます。なお、PS5のデジタル・エディションのうち、CFI-1000のモデルグループはディスクのゲームやメディアに対応していません。CFI-2000のモデルグループのデジタル・エディションとCFI-7000のモデルグループは、別売りのディスクドライブ(CFI-ZDD1シリーズ)を付けるとディスクを使えます。
BDXLに対応している機器|レコーダー・プレーヤー・パソコン
BDXLを使えるかどうかは、機種ごとに仕様表や説明書で確かめます。2026年9月25日に各社の公式ページで確かめた機種は、次のとおりです。
機種
BDXLの扱い
パナソニック ディーガ DMR-2W203 DMR-2X603 DMR-4T403
録画・再生とも、BD-Rは4層128GB、BD-REは3層100GB まで使える
ソニー BDZ-FBT4200 BDZ-FBT2200 BDZ-FBW2200
BD-R XL(3層・4層)とBD-RE XL(3層)に録画・ダビングできる
ソニー BDP-S1700/K UBP-X700/K
再生できる一覧は、BD-R・BD-REの1層・2層まで
パナソニック DMP-BD90 DP-UB45
同じく1層・2層まで。DP-UB45の「片面3層」はUltra HD ブルーレイ など市販ソフトの行
PS5・PS4
再生できない(PlayStationの公式の案内)
パソコンのドライブ
機種しだい。BDR-XD08MB-S、BRP-UC6Z/H、BRXL-PTV6U3-BKBは読み書きできる
レコーダーは、確かめた機種がどれもBDXLに対応
パナソニックのディーガは、DMR-2W203・DMR-2X603・DMR-4T403の仕様表で、録画メディアと再生メディアの両方の欄に「BD-R ○(片面1層/2層/3層/4層、25GB~128GB…)」「BD-RE ○(片面1層/2層/3層、25GB~100GB…)」とあります。4Kチューナーを積んだDMR-4T403なら、4K放送の番組も100GB・128GBに記録できる仕様です。
ソニーのBDZ-FBT4200・BDZ-FBT2200・BDZ-FBW2200(2023年発売)の説明書では、BD-Rは3層・4層の4倍速のディスクまで、BD-REは3層の2倍速のディスクまで、録画とダビングに使えます。BDXLに記録したディスクは「BD-RE XL(3層)/BD-R XL(3層/4層)に対応したBD機器で再生できます」とも書かれています。なお、ソニーは2026年2月以降、ブルーレイレコーダー全モデルの出荷を順次終えると発表していて、この3機種もその対象です。
プレーヤーの仕様表は、2層まで
再生専用のプレーヤーは、事情が違います。ソニーのBDP-S1700/K・UBP-X700/K、パナソニックのDMP-BD90・DP-UB45は、仕様表の「再生可能メディア」に並ぶBD-R・BD-REが1層と2層まででした。「XL」「3層」「4層」「100GB」「128GB」といった書き方でも探しましたが、BDXLにあたる行は見当たりません。DP-UB45にある「片面3層」は、Ultra HD ブルーレイなど市販のソフト(BD-ROM)の行でした。
パソコンは、ドライブしだい
パソコンのドライブも、機種で違います。パイオニアのBDR-XD08MB-S、アイオーデータ(2026年7月にアイ・オー・データ機器から社名を変更)のBRP-UC6Z/H、バッファローのBRXL-PTV6U3-BKBは、どれも仕様表にBDXLの読み書きの行がありました。バッファローは、BDXLで作ったディスクは、BDXLに対応したドライブを積んだ家電やパソコンでのみ再生できると説明しています。アイオーデータのVerbatimの解説によれば、BDXLは比較的新しい規格なので、古いドライブでは読み書きできない場合があります。
ディスクとドライブの「BDXL」の表示の見方
BDXLかどうかを見分ける場所は、ディスクなら製品の表示、機器なら仕様表の使えるディスクの欄です。書き方はメーカーごとに違い、「BDXL」という言葉が出てこない仕様表もあります。
書き方の例
意味・使っている会社
BD-R XL BD-RE XL
BDXLのディスク。ソニー・バッファローの仕様の書き方
3層(BDXL)4層(BDXL)
アイオーデータのドライブの仕様表
片面3層/4層25GB~128GB
ディーガの仕様表。3層・4層がBDXL
BD-R TL BD-R QL BD-RE TL
パイオニアの仕様表。TLが3層、QLが4層
BDXL対応
バッファローの製品ページの特長の欄
BD-R DL BD-RE DL
2層の50GB。BDXLではない
BD-ROM TL BD-ROMの片面3層
市販のUltra HD ブルーレイ。BDXLではない
パイオニアの仕様表は、同じ表の中でUltra HD ブルーレイの2層・3層のディスクを「BD-ROM DL」「BD-ROM TL」と書いていて、TLが3層を指すと分かります。同社のドライブの対応表では「BD-R XL」の見出しの下にBD-R(TL)とBD-R(QL)が並び、BD-R XLには3層と4層しかないので、QLが4層です。
ディスクを選ぶときは、種類(BD-R XL・BD-RE XL)、容量(100GB・128GB)、層の数(3層・4層)、倍速を確かめます。Verbatimの録画用BD-R XL(VBR520YP1D4)なら、「BDXL規格に準拠した、容量100GB」の「録画用3層ブルーレイディスク」で、記録速度は2-4倍速です。
盤面の表示は、製品によって違います。マクセルは自社のディスクについて、レーベル面の外周に仕様を明記していると案内しています。一方、印刷できる白いレーベルのVBR520YP1D4は、仕様表でレーベル面が「ブランド仕様表記なし」です。盤面に何も書かれていないディスクは、ケースやインデックスカードに「BD-R XL 100GB」と書いておくと、あとで見分けがつきます。
機器は、仕様表や説明書の「録画メディア」「再生メディア」「対応メディア」などの欄を見ます。「BD-R」とだけあって層の数が書かれていないときは、説明書の使えるディスクの一覧まで確かめてください。ブルーレイ対応とあるだけでは、BDXLに対応しているとは限りません。
BDXLに何時間入る?100GB・128GBの早見表
入る時間は、容量とビットレート(1秒の映像に使うデータの量)で決まります。収録できる時間(分)=容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60 。DVDに何分入る?ブルーレイに何時間入る?|容量・画質別の早見表と計算式 と同じ式で、100GBと128GBを出すと次のとおりです。
画質
100GB(3層)
128GB(4層)
約33Mbps 4K放送
6時間45分
8時間35分
約24Mbps BS放送
9時間15分
11時間50分
約17Mbps 地デジ
13時間5分
16時間45分
約8Mbps SR相当
27時間45分
35時間35分
表の33Mbps・24Mbps・17Mbpsは、ソニーのレコーダーが4K放送、BS放送、地上デジタル放送をそのままの画質(DR)で記録するときに、計算のもとにしている値。8Mbpsは、同じくソニーのSRモードのビットレートにあたります。
レコーダーの仕様表の数字とも比べます。パナソニックのDMR-4T403は、放送をそのままの画質で記録すると、100GBに4K放送が約6時間10分、BSデジタル放送が約8時間40分、地上デジタル放送が約12時間。128GBなら約8時間、約11時間10分、約15時間30分です。ソニーの説明書でも、100GBに4K放送が約6時間20分、128GBで約8時間5分となっています。
式で出した時間より、1割弱短い数字です。計算はあくまで目安なので、1割の余裕を見ておくと実物とずれません。パソコンでデータとして入れる場合は、GBの数え方の違いで表示が小さくなり、100GBは約93GB、128GBは約119GBが上限の目安です。
BDXLが役に立つのは、4K放送のダビングと大きなデータの保存
4K放送の番組を4K画質のまま残す
4K放送は、放送そのままの画質(4KDR・33Mbps)だと、25GBのブルーレイに約1時間30分しか入りません(DMR-4T403の仕様表)。100GBなら約6時間10分、128GBなら約8時間で、続きものの番組もまとめやすくなります。パナソニックによれば、4K放送の番組を4K画質のままダビングできるディスクは、BD-RとBD-REだけです。
ソニーのレコーダーは、4K放送の番組をBDに直接は録画できません(説明書)。ハードディスクに録画してから、BDにダビングします。60分の4K放送の番組(DR)なら、4倍速のディスクで約13分45秒、2倍速のディスクで約27分30秒が目安。Verbatim Japanは、4倍速に対応した100GBのディスク(録画用のM-DISC)なら、100GBでも約1時間33分でダビングできると案内しています。
見る機器にも条件があります。ソニーの説明書によると、4K放送の番組をダビングしたBDを再生できるのは、4K放送のタイトルに対応したBD機器です。パナソニックも、4KDRモードの番組をダビングしたブルーレイは、ほかの機器では正しく再生・編集・消去できない場合があるとしています。BDXLに4K放送を入れたら、BDXLと4K放送の両方に対応したレコーダーで見るものと考えておきます。
録画した番組は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断で使えません(Verbatim Japanの注意書き)。家で見るためのダビングと、人に渡すこととの違いはテレビ番組の録画をDVDにできるか で説明しています。当社も、テレビ番組の録画など、他人の著作物の複製はお引き受けしていません。
パソコンの大きなデータをまとめる
写真や動画のファイルを、そのままデータとして書き込む使い方もあります。パソコン上で100GBのBD-R XLに入るのは約93GBで、25GBのBD-R(約23.3GB)の4枚分を1枚にまとめられる計算です。4Kで撮った動画も、ファイルのままなら4Kの細かさが残ります。ただ、データのディスクはプレーヤーでは映像のディスクとして読まれず、開くのはBDXLに対応したドライブのあるパソコンです。テレビで見るディスクとの分け方は4K動画をブルーレイに収める方法 に書きました。
人に配るなら、25GB・50GBのほうが見られる機器が多い
BDXLは、渡した先の機器が対応していなければ、ディスクとして認識されません。対応機器の表のとおり、確かめたプレーヤー4機種の仕様表は2層まで、PS5とPS4はBDXLを再生できません。一方、1層のBD-Rと2層のBD-R DLは、この4機種の一覧にも、ディーガやソニーのレコーダーの一覧にも入っています。発表会や式典の映像のように何人かに配るなら、25GBか50GBのブルーレイに分けたほうが、見られる機器は多くなります。
分けるときは、行事ごと、年ごと、第1部・第2部のように、見返す単位で区切るのが扱いやすい分け方です。2層の50GBも、2層に対応した機器でしか使えません(マクセル)。2層の扱いと、再生できる機器の確かめ方は2層式DVD・ブルーレイの解説 にまとめました。
相手の家にDVDプレーヤーしかないなら、ブルーレイは見られません。DVDとブルーレイのどちらにするかはDVDとブルーレイの違い で比べています。どの形にしても、配る前に1枚作り、相手と同じような機器で試してから枚数をそろえると安心です。
M-DISCとの違い|容量の規格と、長く残すためのディスク
BDXLが1枚に入る量を増やした規格なのに対して、M-DISCは長く残すことを狙ったディスクです。有機色素を使わない無機の記録層に、レーザーで小さな穴を開けて記録します。開発したのは米国のMillenniata社で、種類はDVD(4.7GB)とブルーレイ(25GB・50GB・100GB)。書き込みには、M-DISCに対応したドライブを使います。
2つが重なるのが、M-DISCの100GBです。これは3層のBD-R XLなので、書き込むにも読むにも、BDXLに対応した機器が要ります。M-DISCの一覧にあるのは3層の100GBまでで、4層の128GBはありません。寿命の根拠や対応ドライブ、書き込みの手順はM-DISCとは にまとめました。
BDXLそのものが何年もつかは、カナダ保存研究所(CCI)の目安の表に3層・4層の区分がなく、確かめられませんでした。同じ表で、1層・2層のBD-Rは5〜10年です。1枚に多く入るほど、その1枚が読めなくなったときに失うものも大きくなるので、元のデータはハードディスクやクラウドなど別の場所にも残してください。種類ごとの目安はCD・DVD・ブルーレイの寿命は何年か に書きました。
パソコンでBDXLに書き込むときに確かめること
パソコンでBDXLに書き込むなら、始める前に次の5つを確かめます。
ドライブがBDXLの書き込みに対応しているか。仕様表で、BD-R XL(3層・4層)、BD-RE XL(3層)の行を探します。パイオニアの仕様表なら、TL・QLの行です
ディスクの倍速が、ドライブの対応の範囲に入っているか。BDXLの規格の速さは2倍速と4倍速で、ソニーのレコーダーやバッファローのドライブの仕様も、BD-R XLは4倍速、BD-RE XLは2倍速までです
ドライブのメーカーが公開している対応メディアの一覧に、使うディスクが載っているか。パイオニアのBDR-XS08の一覧では、一覧にない識別番号(メディアID)のBDXLのディスクには書き込めないとしています
パソコンの空き容量。バッファローのBRXL-PTV6U3-BKBの動作環境には、BDXLに書き込むときは、書き込む容量以上のハードディスクの空きが要るとあります
入れる量。パソコンの表示では、100GBは約93GB、128GBは約119GBまでです
書き込みが途中で止まる、焼けたのに読めない、といったときの確かめ方はブルーレイの書き込みに失敗する原因 にまとめています。
BDXLにするか、25GB・50GBで作るかの決め方
見る機器を確かめる。自分のレコーダーやパソコンで見るだけなら、仕様表にBDXLの行があるかどうか。人に渡すなら、相手の機器まで確かめます
入れたい長さと容量を出す。4K放送なら100GBに約6時間が目安で、ブルーレイの映像ならビットレートから、早見表の節の式で見当をつけます
BDXLに対応していない機器で見るなら、1層・2層のブルーレイに分ける。配るディスクも同じです
どの形にしても、元のデータを別の場所に残す
自分で撮った動画を、家のプレーヤーで見られるブルーレイにする作業は、当社でもお引き受けしています。動画の共有URL(ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox など)を注文フォームに貼っていただくと、こちらでプレーヤーで再生できる形に組み立て(オーサリング)、書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、大阪・梅田の店舗でお渡しします。仕上がりのブルーレイは1920×1080。長い映像は、2層ディスクで1枚に通しで入れる方法もあります。
料金は、基本料金(Blu-ray・1枚あたり)1,500円(税抜)、2層ディスク(1枚目)2,500円で、基本料金との差額は同じ内容の2枚目以降にもかかります。1つの内容のデータがBlu-rayで25GB以上のときは、エンコード手数料(大容量データ・内容1種類につき)3,000円です(同じ内容の焼き増し分にはかかりません)。入稿の手順はギガファイル便でのデータ入稿手順 にまとめています。
よくある質問
Q1. BDXLはPS5やPS4で再生できますか?
できません。PlayStationの公式の案内で、PS5とPS4が再生できないディスクに「Blu-ray Disc-R/RE XL」が挙がっています。PS5で再生できるのは、Ultra HD ブルーレイ、ブルーレイ(BD-ROM)、BD-R・BD-RE(BDAV・BDMV)、DVDなどです。市販の4K映画の3層100GBのディスクは再生専用のUltra HD ブルーレイで、BDXLとは別のものです。
Q2. BDXLは普通のブルーレイレコーダーやプレーヤーで見られますか?
BDXLに対応した機器なら見られます。パナソニックのディーガ(DMR-2W203・DMR-2X603・DMR-4T403)や、ソニーのBDZ-FBT4200などは、BD-R XL・BD-RE XLに録画も再生もできます。一方、ソニーのBDP-S1700/KやパナソニックのDMP-BD90などのプレーヤーは、仕様表の一覧が1層・2層まででした。見る機器の型番で、使えるディスクの欄を確かめてください。
Q3. 自分のレコーダーやドライブがBDXLに対応しているか、どこを見ればわかりますか?
取扱説明書や仕様表の、録画・再生できるディスク(対応メディア)の欄を見ます。BD-R・BD-REの行に「XL」「3層」「4層」「100GB」「128GB」のどれかがあれば、BDXLに対応した機種です。パイオニアのドライブは3層を「TL」、4層を「QL」と書きます。BD-ROMの行の「3層」は市販のソフト(Ultra HD ブルーレイ)の話で、「BD-R DL」は2層の50GB。どちらもBDXLではありません。
Q4. BDXLの100GBには何時間入りますか?
放送をそのままの画質で記録すると、4K放送が約6時間10分、BSデジタル放送が約8時間40分、地上デジタル放送が約12時間です(パナソニックのDMR-4T403の仕様表)。128GBなら、それぞれ約8時間、約11時間10分、約15時間30分。ビットレートから出すなら、容量(GB)×8,000÷ビットレート(Mbps)÷60で、24Mbpsなら100GBに約9時間15分です。
Q5. BD-R XLとBD-RE XLは、何が違いますか?
BD-R XLは1回だけ記録できるディスクで、空きがあれば追記できます。容量は3層の100GBと4層の128GBです。BD-RE XLは繰り返し記録できるディスクで、3層の100GBだけ(BDAの規格の説明)。手元に残しておく番組やデータにはBD-R XL、録っては消す使い方にはBD-RE XLが向いています。
Q6. BDXLとBD-R DLは、どう違いますか?
BD-R DLは記録層が2層の50GBのディスクで、BDXLは3層・4層の100GB・128GBです。確かめたプレーヤー4機種(ソニーのBDP-S1700/K・UBP-X700/K、パナソニックのDMP-BD90・DP-UB45)は、どれもBD-R DLは再生できる一覧に入っていましたが、BDXLの行はありませんでした。見る機器が決まっていないなら、50GBまでにしておくほうが無難です。
Q7. 4K放送をBDXLにダビングしたディスクは、ほかの機器でも見られますか?
限られた機器でしか見られません。ソニーの説明書では、4K放送の番組をダビングしたBDは、4K放送のタイトルに対応したBD機器で再生できるとしています。パナソニックは、4KDRモードの番組をダビングしたブルーレイは、ほかの機器では正しく再生できない場合があるとしています。BDXLに入れた場合は、BDXLへの対応も必要です。
Q8. BDXLのディスクは、今も買えますか?
2026年9月25日にアイオーデータのVerbatimの商品一覧を見たところ、BDXLは100GB(3層)のBD-R XLが載っていました(録画用とM-DISC)。128GBとBD-RE XLは、この一覧にはありません。ソニーは2025年2月で、記録用ブルーレイの全モデルの生産を終えています。買う前に、使う機器が対応する種類と倍速を確かめてください。
Q9. BDXLは、普通のBD-Rより長く残せますか?
BDXLは容量の規格なので、長く残せるかどうかとは別の話です。カナダ保存研究所(CCI)の目安の表では、1層・2層のBD-Rは5〜10年で、3層・4層の区分はありません。長く残すことを狙ったディスクにはM-DISCがあり、その100GBはBD-R XLです。どのディスクでも、元のデータは別の場所にも残しておきます。
Q10. パソコンでBDXLに書き込むには、何が必要ですか?
要るのは、BDXLの書き込みに対応したドライブです。仕様表でBD-R XL・BD-RE XL(パイオニアはTL・QL)の行と倍速を確かめ、メーカーが公開している対応メディアの一覧も見ておきます。バッファローのBRXL-PTV6U3-BKBの動作環境には、書き込む容量以上のハードディスクの空きが要るとあります。読む側のパソコンにも、BDXLに対応したドライブが必要です。
参考にした公式の情報
機器の仕様や使えるディスクは、機種や発売時期で変わります。この記事は、2026年9月25日時点の各社の公式ページの記載をもとにしたものです。
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