この記事の要点
15GBに入る写真は1枚の大きさで決まり、計算上は1枚2MBで約7,500枚、3MBで約5,000枚、5MBで約3,000枚。1枚の大きさは写真の情報の[詳細]で見られます。
無料の15GBはGmail・Google ドライブ・Googleフォトで共有する容量です。動画は大きく、iPhoneの初期設定(1分約65MB)なら15GBで計算上約3時間50分。
空けるなら[ストレージを管理]で大きな動画などを消し、ゴミ箱を空にします。[このデバイスの空き容量を増やす]は、スマホ本体の容量を空ける機能です。
容量を超えるとバックアップが止まり、超えたまま2年以上たつと写真などが削除されることがあります。Google Oneの100GBは月額290円(2026年9月24日)。
消さずに残すならGoogleテイクアウトで書き出し(アーカイブは7日程度で期限切れ)、外付けHDDとBD-Rなど、種類の違う媒体に分けて置きます。
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1枚1,500円(税抜)から・ 1枚から注文できます
Googleフォトから保存容量の通知が届き、無料の15GBにあと何枚入るのかが気になったら、答えは写真1枚の大きさで決まります。15GBを15,000MBとして割ると、1枚2MBなら約7,500枚、3MBなら約5,000枚、5MBなら約3,000枚。どれも計算上の数字で、1枚の大きさは機種や設定、写っているものによって変わります。自分の写真の大きさは、Googleフォトで写真を開いて情報を表示すれば確かめられます。
ただし、この15GBは写真だけのものではありません。Gmail・Google ドライブ・Googleフォトで共有する容量なので、メールの添付ファイルやドライブのファイルが多いほど、写真に使える分は減ります。動画はさらに大きく、iPhoneの初期設定(1080p・30fps)でも1分あたり約65MB。1枚3MBの写真に直すと、1分の動画で約22枚分です。
いっぱいになったときに取れる道は、消して空ける、Google Oneで容量を増やす、書き出して別の場所に残す、の3つです。容量を超えたまま2年たつと、写真を含むコンテンツが削除されることもあります。通知が出たら放っておかず、3つのどれかで手を打っておきます。
この記事の目次見出しを押すと、その場所へ移ります
15GBに写真は何枚入る?1枚の大きさで決まる 15GBに数えられるもの、数えられないもの いっぱいになったときの3つの選択肢 Googleフォトの容量を空ける方法 Google Oneで容量を増やす場合の料金と、払い続けた場合の計算 容量を超えたまま2年たつと、写真が削除されることがある Googleテイクアウトで写真を書き出す手順 書き出した写真の置き場所|外付けHDD・別のクラウド・BD-R・M-DISC 残りの3項目を見る 持ち主が亡くなったら、写真はどうなるか 容量の通知が出たら、この順で進める よくある質問 撮った動画は、1枚1,500円(税抜)からDVD・ブルーレイにできます。料金を見る
15GBに写真は何枚入る?1枚の大きさで決まる
写真の枚数は、15GBを1枚の大きさで割れば出ます。
1枚の大きさ
15GBに入る枚数(計算)
1MB
約15,000枚
2MB
約7,500枚
3MB
約5,000枚
4MB
約3,750枚
5MB
約3,000枚
8MB
約1,900枚
10MB
約1,500枚
表は15GBをすべて写真に使った場合の数字です。実際には、同じスマホで撮った写真でも1枚ごとに大きさが違い、枚数は前後します。GmailとGoogle ドライブで合わせて3GBを使っていれば、写真に使えるのは残りの12GBで、1枚3MBなら約4,000枚です。
自分の写真の大きさを確かめる
1枚の大きさは、Googleフォトで確かめられます。パソコンなら写真を開いて情報アイコンをクリック、スマホのアプリなら写真を開いて上にスワイプし、[詳細]を見ます。バックアップの画質とサイズはここで確認できる、というのがGoogleのヘルプの案内です。iPhoneの写真アプリでも、写真を開いて上にスワイプすると、ファイルサイズが表示されます(Appleのユーザガイド)。
何枚か見てだいたいの大きさをつかみ、上の表に当てはめるのが近道です。保存容量の節約画質でバックアップした写真は、容量を節約するために圧縮して保存されるので(16MPを超えるものは16MPに縮小)、スマホにある元の写真より小さく出ることがあります。iPhoneのLive Photosは、[デバイス上]に出るサイズが実際の使用容量の一部を反映しないことがあり、バックアップのサイズとも一致しないことがある、とヘルプは注記しています。
15GBに動画は何分入るか
動画は、写真よりずっと大きくなります。iPhoneの「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」の画面に出る1分あたりの目安(iOS 18.6の表示)をもとに、15GBに入る長さを計算すると次のとおりです。
撮影の設定
1分あたりの容量と15GBに入る長さ(計算)
iPhone 1080p・30fps(初期設定)
1分で約65MB(高効率でHDRオン)15GBで約3時間50分
iPhone 1080p・30fps(互換性優先)
1分で約130MB 15GBで約1時間55分
iPhone 4K・30fps
1分で約190MB(高効率でHDRオン)15GBで約1時間20分
iPhone 4K・60fps
1分で約440MB(高効率でHDRオン)15GBで約34分
1分の動画を1枚3MBの写真に直すと、初期設定で約22枚分、4K・60fpsなら約147枚分です。写真を何百枚も消すより、長い動画を何本か見直すほうが、容量は早く空きます。Androidのスマホは機種と設定で差が大きいので、実物のファイルの大きさを見るのが確かです。容量と長さの計算のしかたは動画の容量とディスクの収録時間の計算方法 にまとめました。
1枚3MBの写真に直した計算。長い動画を見直すほうが容量は早く空く
15GBに数えられるもの、数えられないもの
無料の15GBは、Gmail・Google ドライブ・Googleフォトで共有する容量です。Googleのヘルプが容量に数えられるものとして挙げているのは、主に次のものです。
Googleフォトに元の画質でバックアップした写真と動画
2021年6月1日以降に、保存容量の節約画質(旧称「高画質」)などでバックアップした写真と動画
Gmailのメールと添付ファイル(迷惑メールとゴミ箱の中も含む)
Google ドライブのファイル(写真や動画、PDFなど)
AndroidのWhatsAppのバックアップと、Androidのバックアップ(通話履歴や設定など)
反対に、2021年6月1日より前に高画質(いまの節約画質)でバックアップした写真と動画は数えられません。そのころの写真をたくさん消しても空きが増えないのは、このためです。一部のGoogle Pixelから特定の画質で上げた写真と動画、パートナーとの共有で保存した写真と動画(相手が共有を続けているもの)も、数えない扱いになっています。
Google ドライブに置いたファイルも、同じ15GBを使います。人に動画を渡すためにドライブへ上げると、そのぶん写真の空きが減るわけです。ドライブと、期限つきで預けるギガファイル便との使い分けはギガファイル便とGoogle ドライブの違い で比べています。
Googleフォトでアーカイブしても、アルバムから外しても、容量は減らない
写真を[フォト]の一覧に出さないようにするアーカイブは、写真を消すわけではありません。Googleのヘルプにも、アーカイブした写真は保存容量にカウントされると書かれています。アルバムから写真を外しても、アルバムそのものを削除しても、写真はライブラリに残るので、こちらも容量は変わりません。家族から共有された写真は、保存するとライブラリにコピーが入り、そのぶん自分の容量に数えられます(パートナーとの共有は除く)。
いま何GB使っているかを確かめる
スマホのGoogleフォトのアプリでは、上のプロフィール写真(またはイニシャル)をタップして[フォトの設定]に進みます(iPhoneは設定のアイコン)。続けて[バックアップ]→[ストレージを管理]を開くと、使用状況の概要が出ます。パソコンなら、photos.google.comの左下の[保存容量]からです。
GmailやGoogle ドライブを含めた保存容量は、Google Oneのストレージ管理ツール(one.google.com/storage/management)でも確かめられます。このツールには、いまのペースだと何日で容量を使い切るかの予測も出ます(最近バックアップしていない場合などは出ない)。
いっぱいになったときの3つの選択肢
消して空ける。大きな動画やスクリーンショット、Gmailの大きな添付ファイルなど、要らないものを消す。お金はかからないが、撮るペースが変わらなければ、また埋まる
Google Oneで容量を増やす。消さずに済み、スマホのバックアップも続く。そのかわり、払っているあいだは料金がかかり続ける
書き出して別の場所に残す。Googleテイクアウトで書き出して外付けHDDやBD-Rなどに移し、それからGoogleフォトの側を整理する
3つは組み合わせられます。まず要らない動画を消して時間を稼ぎ、そのあいだに古い年の写真を書き出して手元に残し、Googleフォトには最近の写真を置く、という分け方です。ゴミ箱から消えた写真は戻せません。残したい写真があるなら、書き出しを先に済ませてから消します。
Googleフォトの容量を空ける方法
お金をかけずに空けるなら、容量を多く使っているものから手を付けます。
[ストレージを管理]で、大きい動画やスクリーンショットを選ぶ
Googleフォトには、消してもよさそうなものを見つけるストレージ管理ツールがあります。アプリでプロフィール写真→[フォトの設定]→[バックアップ]→[ストレージを管理]と進むと、使用状況の概要の下に、サイズの大きい写真や動画などのカテゴリが並びます。[選択]をタップして消すものを選び、ゴミ箱に移す流れです。候補の例としてGoogleのヘルプが挙げているのは、不鮮明な写真、スクリーンショット、サイズの大きい動画です。
パソコンなら、Google Oneの[ストレージ]→[アカウントの空き容量を増やす]から、削除候補のアイテムや、サービス別の候補を見られます。Googleフォトの写真は、消す前にその画面の[ダウンロード]で手元に保存できます。
Gmailとドライブを見直すと、写真を消さずに空くこともあります。Gmailの検索欄に「has:attachment larger:10M」と入れると、10MBを超える添付ファイルのあるメールが出てきます。Google ドライブなら、左のメニューの[ストレージ]でファイルがサイズの大きい順に並ぶので、上から見ていくのが早道です。
削除した写真はゴミ箱に30日。すぐ空けたいならゴミ箱を空にする
Googleフォトで削除した写真や動画は、ゴミ箱に30日間残ってから消えます。Google ドライブのヘルプ(ドライブ、Gmail、フォトの保存容量を管理する)によると、ゴミ箱の中のものは、消えるまで保存容量に数えられます。すぐに空きを増やしたいときに使うのが、ゴミ箱を空にする操作です。
Androidのアプリは[コレクション]→[ゴミ箱]→その他アイコン→[ゴミ箱を空にする]、パソコンはphotos.google.comのゴミ箱アイコン→[ゴミ箱を空にする]。iPhoneのアプリでは、[コレクション]→[ゴミ箱]→[選択]で選んだものを削除します。
たくさん消した直後は、容量の表示が変わるまで時間がかかります。Googleによると、反映には通常48〜72時間ほど。消したのに数字が減らないときは、数日待ってから見直します。
隠す・外す・スマホから消すだけでは15GBは空かない。ゴミ箱を空にして数日待つ
[このデバイスの空き容量を増やす]は、スマホ本体の容量を空ける機能
アプリのプロフィール写真から開ける[このデバイスの空き容量を増やす]は、Googleフォトにバックアップ済みの写真と動画を、スマホの中から消す機能です。空くのはスマホ本体の容量で、Googleアカウントの15GBの使用量は減りません。消したあとも、写真はアプリやphotos.google.comで見られます。iPhoneでは、続けて写真アプリの[最近削除した項目]からも同じ写真と動画を削除するよう、ヘルプは案内しています。
反対の操作には注意が要ります。Googleフォトのアプリで写真を削除すると、バックアップがオンになっているスマホからも同じ写真が消えるからです。Googleフォトの側だけを消したいときは、先にスマホのバックアップをオフにする手順がヘルプに載っています。スマホ本体の容量が足りないときの対処は、スマホの容量不足を、写真を守りながら解消する方法 にまとめました。
元の画質の写真を、節約画質に変換する
元の画質で保存してきた写真と動画は、保存容量の節約画質(旧称「高画質」)に変換すると小さくなります。節約画質での上限は、写真が16MP、動画が1080pです。これを超えるものは、その大きさまで縮められます。変換はパソコンで行い、photos.google.comの設定アイコン→[ストレージを管理]→[空き容量を増やす]の[既存の写真と動画を保存容量の節約画質に変換]を選びます。
変換できるのは1日1回で、これから上げる写真の画質は変わりません。今後も節約画質で保存するなら、アプリのプロフィール写真→[フォトの設定]→[バックアップ]→[写真と動画の画質]で選び直します(空き容量がないと変更できない)。変換した写真と動画は縮めた状態で保存されるので、4Kの動画を4Kのまま、写真を元の細かさのまま残したいときは、変換の前に書き出しておきます。
Google Oneで容量を増やす場合の料金と、払い続けた場合の計算
消さずに容量を増やすなら、有料のGoogle Oneに入ります。日本向けの公式のプランページで、2026年9月24日に確かめた料金は次のとおりです。
プラン
料金
無料(15GB)
かからない
Basic (100GB)
月額290円 年額2,900円
Google AI Plus(2TB)
月額1,450円 年額14,500円
Google AI Pro(5TB)
月額2,900円 年額29,000円
Google Oneのプランの容量には、無料の15GBも含まれます。100GBのプランなら、使えるのはGmail・ドライブ・フォトを合わせて100GBで、115GBにはなりません。プランの容量は最大5人と共有でき、年単位で払うと月単位より安くなります。2TBと5TBのプランは、Geminiの機能などを含むGoogle AIのプランです。料金は地域と時期で変わるので、申し込む前にプランのページで確かめてください。
払い続けた場合の計算
写真の置き場所として使う以上、Google Oneは続けるほど支払いが積み上がります。上の料金のまま払い続けた場合を計算すると、次のようになります。
100GBは、月額なら1年で3,480円、10年(120か月)で34,800円、年額なら10年で29,000円
2TBは、月額で10年174,000円、年額で10年145,000円
どれも2026年9月24日の料金をもとにした月額×月数(年額×年数)の計算で、将来の改定は含んでいません。
Google Oneのメンバーシップに期限はなく、解約しない限り自動で更新されます。撮る量が増えれば、上のプランへの切り替えも考えることになります。プランを上げ続けないための手が、何年分をクラウドに置き、何年分を手元に移すかを先に決めておくことです。
解約すると、使える容量は15GBに戻る
解約した場合も、請求期間の終わりまでは今の容量のままです。そのあとは無料の15GBに戻り、15GBを超えていれば、Googleフォトのバックアップが止まり、Gmailでメールの送受信ができなくなります。写真がすぐに消えるわけではありません。ただ、超えた状態が2年以上続けば、削除の対象になりえます。解約を考えるなら、先に写真を書き出すか、15GBに収まるまで整理しておきます。
容量を超えたまま2年たつと、写真が削除されることがある
容量を超えると、新しい写真と動画がGoogleフォトにバックアップされなくなり、Google ドライブにファイルを上げられず、Gmailのメールの送受信にも影響が出ます。それまでの写真はそのまま残り、アカウントへのログインもできます。
気をつけたいのは、その状態を放っておいた場合です。容量を超えた状態が2年以上続くと、Gmail・Googleフォト・Google ドライブのコンテンツが削除されることがあります。削除の対象になる3か月以上前に、Googleのサービス内の通知かメールで知らせが届き、削除を避ける方法と、コンテンツをダウンロードする機会が示されます。
使わない状態が2年続いた場合の決まりもあります。Googleは、2年のあいだ使われていないGoogleアカウントを無効とみなし、そのデータを削除できるとしています。その前の通知の宛先は、Googleアカウントのメールと、登録していれば再設定用のメールアドレスです。
Googleフォトにも同じような決まりがあり、2年以上使っていないと写真や動画が削除されることがあります。削除の少なくとも3か月前にメールが届き、Google Oneのメンバーでアカウントが良好な状態なら削除されない、というのがヘルプの説明です。
Googleテイクアウトで写真を書き出す手順
消さずに手元へ残すなら、Googleテイクアウト(ヘルプでの呼び名は「Google データ エクスポート」)で書き出します。Googleフォトの写真と動画をまとめてダウンロードできる、Googleの公式の機能です。書き出してもGoogleのサーバーからは消えないので、整理は書き出したあとに行います。ヘルプは、ダウンロードと表示にはスマホではなくパソコンを使うよう勧めています。
パソコンでGoogleアカウントにログインし、Google データ エクスポートのページ(takeout.google.com)を開く。データのあるサービスが、最初から選ばれている
Googleフォトだけにするため、ほかのサービスのチェックボックスをオフにする。Googleフォトの一部だけにしたいときは、「すべてのデータが含まれます」のようなボタンを選び、外すもののチェックをオフにする
[次のステップ]を選ぶ
配信方法で[ダウンロード リンクをメールで送信]を選ぶ
エクスポート タイプ(1回限りか定期的か)、ファイル形式、アーカイブのサイズを選び、[エクスポートを作成]を選ぶ
届いたメールの[アーカイブをダウンロード]から、ファイルをパソコンに保存する
項目
選べるものと注意
配信方法
ダウンロード リンクをメールで送信 Google ドライブ・Dropbox・OneDrive・Boxに追加 ドライブに追加するとその分の容量を使う
エクスポート タイプ
1回限りのアーカイブ 定期的なエクスポート(1年間、2か月ごと)
ファイル形式
.zip:ほとんどのパソコンで開ける.tgz:Windowsでは別のソフトが要ることがある
アーカイブのサイズ
上限を選び、超える分は複数のファイルに分かれる50GBを選ぶと分かれにくい
ヘルプによると、書き出しにはデータの量に応じて数分から数日かかり、ほとんどはその日のうちにリンクが届きます。アーカイブは7日程度で期限切れになり、1つのアーカイブをダウンロードできるのは5回まで。期限が切れたり回数を使い切ったりしたら、新しく作り直します。
リンクが届いたら7日程度のうちに、パソコンでダウンロードする
書き出すデータの期間は指定できません。頼んだあとに加えた写真やアルバムの変更も、含まれないことがあります。ファイル形式や開き方の説明は、アーカイブの中の archive_browser.html というファイルで読めます。
容量がいっぱいで困っているときに選ぶのは、メールでリンクを受け取る方法です。配信方法でGoogle ドライブを選ぶと、書き出したデータがドライブに置かれ、そのぶん保存容量を使うからです。
定期的なエクスポートで、2か月ごとに書き出す
エクスポート タイプで「定期的なエクスポート」を選ぶと、1年間、2か月ごとにアーカイブが自動で作られます(最初の1回はすぐ)。Googleフォトだけを選んだ場合は、新しく増えたデータと更新されたデータを書き出すスケジュールにできる、とヘルプにあります。届いたアーカイブも7日程度で期限が切れるので、メールが来たらその週のうちにダウンロードします。
数本だけなら[ダウンロード]で
必要な写真や動画が数本なら、1つずつダウンロードするほうが早く済みます。パソコンならphotos.google.comで写真や動画を選び、その他アイコン→[ダウンロード]。スマホのアプリも、その他アイコン→[ダウンロード]です。パソコンやスマホのOSが、ダウンロードした時刻をファイルの日時として付けることがあります。撮った日時などの情報は、ファイルの詳細で確かめられます。
書き出した写真の置き場所|外付けHDD・別のクラウド・BD-R・M-DISC
書き出したファイルを、ダウンロードしたパソコンに置いたままにすると、そのパソコンが使えなくなったときに一緒に失います。
置き場所
寿命の目安と注意
外付け HDD
年数の公表値はないデータセンターでも1年に1.36%が故障(Backblaze・2025年)
別のクラウド
契約とアカウントの状態で残るかが決まる容量を超えたときや解約したときの扱いを先に確かめる
BD-R
5〜10年カナダ保存研究所の平均の目安 ブルーレイに書き込めるドライブが要る
M-DISC
開発元の公称は1,000年以上M-DISC対応のドライブが要る
HDDには、何年もつかの公表値がありません。BD-Rの5〜10年はカナダ保存研究所の資料にある平均の目安で、同じ種類でも製品と置き場所で差が出ます。どれか1つに任せると、その1つが駄目になったときに全部を失います。米国の政府機関US-CERT向けにまとめられた手引きが勧めるのは、大事なファイルは元と2つのバックアップで3つ持ち、2種類の違う媒体に分け、1つは家の外に置く「3-2-1」です。
家族の写真なら、Googleフォトに最近の分、外付けHDDに全部、BD-Rに残したい年の分、という組み方ができます。媒体ごとの寿命の比べ方はHDD・SSD・USBメモリ・光ディスクの寿命比較 、組み合わせ方は写真・動画の長期保存はクラウドとDVDのどっち?|3-2-1バックアップの組み方 で説明しています。
1か所に任せず、種類の違う媒体に分けてから、Googleフォトの側を整理する
写真のデータをBD-Rに書き込むには
BD-Rは1層で25GB(パソコンの画面では約23.3GB)あり、無料の15GBぶんの写真なら1枚に収まる量です。書き込むには、ブルーレイに書き込めるドライブとBD-Rが要ります。テイクアウトのzipは、パソコンで開いて中の写真や動画を確かめてから書き込むと、あとで開くときに迷いません。
Windowsは、エクスプローラーでディスクにファイルを書き込めます。Microsoftの開発者向けの説明によれば、BD-R・BD-REへの書き込みの仕組みが含まれたのはWindows 7からです。
Microsoftが示す流れ(Windows 8の例)では、空のディスクを入れてファイルの書き込みを選び、CD/DVDプレーヤーで使う形式を選びます。そのあと、開いたウインドウにファイルを入れて、ディスクへの書き込みを始める順番です。ファイルのコピーが終わる前に書き込みを始めるとエラーになるので、コピーが終わるのを待ちます。
Macは、外付けの光学式ドライブをつなぎ、空のディスクを入れて「Finderを開く」を選び、ディスクのウインドウにファイルを入れてから「ファイル」>「ディスクを作成」で書き込みます。ただ、Appleのガイドが案内しているのはCDとDVDで、ブルーレイについての記載はありません。どちらの場合も、書き込んだディスクが別のパソコンで開けるかを確かめておきます。画面ごとの手順はWindowsでブルーレイに書き込む方法 とMacでブルーレイに書き込む方法 にまとめました。
M-DISCと、ディスクの置き場所
M-DISCは、長く残すために作られた記録型のディスクです。書き込みにはM-DISCに対応したドライブが要り、ロゴか仕様表で対応を確かめます。書いたディスクは普通のドライブでも読めます(100GBはBDXLに対応した機器が必要)。「1,000年」は開発元がうたう数字で、根拠と使いどころはM-DISCとは で説明しています。
ディスクはケースに入れて本のように立て、温度10〜25℃・湿度40〜60%(JIS Z 6017など)の暗い場所に置きます。夏の車内や日の当たる窓際は避けます。BD-Rの寿命と劣化のサインはCD・DVD・ブルーレイの寿命は何年か に、置き場所の決め方はDVD・CDの正しい保管方法|温度・湿度・置き方と、やってはいけないこと に書きました。
持ち主が亡くなったら、写真はどうなるか
自分のアカウントについては、Googleのアカウント無効化管理ツールで、一定の期間使わなかったときにデータを受け取る人(10人まで)と、共有するデータの種類を前もって決めておけます。期間の長さを決めるのも、このツールです。ただしGoogleは、このツールの設定が、使わない状態が続いたアカウントや容量超過についての決まりより優先されるわけではない、と注記しています。容量を超えたままにしない備えは、別に要ります。
家族が亡くなった場合は、Googleの「故人のアカウントに関するリクエストを送信する」のページから、アカウントの閉鎖やデータの取得を申し出られます。Googleは、家族や代理人と連絡を取り、適切と判断した場合にアカウントを閉鎖し、場合によってはコンテンツを提供するとしています。パスワードなどのログイン情報は教えてもらえません。応じるかどうかも、慎重な審査で決まります。
容量の通知が出たら、この順で進める
[ストレージを管理]で、何にどれだけ使っているかを見る。GmailとGoogle ドライブの使用量も見る
残したい写真と動画を、Googleテイクアウトで書き出す。配信方法はメールのリンクにする
書き出したファイルを開いて確かめ、外付けHDDと、BD-Rなど種類の違う媒体に分けて置く
置いた先で開けるのを確かめてから、Googleフォトの大きな動画や要らない写真を消し、ゴミ箱を空にする
撮るペースに合わせて、Google Oneに入るか、定期的な書き出しを続けるかを決める
Googleフォトの動画をテレビで見たいときは、ダウンロードした動画からDVDやブルーレイを作れます。当社(ディスクメーカー)に頼む場合は、動画をギガファイル便にアップロードし、共有URLを注文フォームに貼ってください。プレーヤーで再生できる形に組み立てて書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、大阪・梅田の店舗でお渡しします。注文は1枚からです。
よくある質問
Q1. Googleフォトの15GBに、写真は何枚入りますか? 1枚の大きさで決まります。15GBを15,000MBとして割ると、1枚2MBなら約7,500枚、3MBなら約5,000枚、5MBなら約3,000枚が計算上の枚数です。ただし15GBはGmail・Google ドライブと共有なので、メールやファイルで使っている分だけ減ります。自分の写真の大きさは、写真を開いて情報(スマホは上にスワイプ)の[詳細]で確かめられます。
Q2. 15GBに動画は何分入りますか? iPhoneの初期設定(1080p・30fps、高効率でHDRオン)は1分あたり約65MBなので、15GBで約3時間50分です。4K・30fpsなら約1時間20分、4K・60fpsなら約34分。どれもiPhoneの設定画面に出る目安(iOS 18.6の表示)から計算した値で、実際の大きさは撮る場面によって変わります。
Q3. Googleフォトでアーカイブすると、容量は空きますか? 空きません。アーカイブは写真を[フォト]の一覧から隠す機能で、Googleのヘルプにも、アーカイブした写真は保存容量にカウントされると書かれています。アルバムから外したり、アルバムを削除したりしても、写真はライブラリに残るので容量は変わりません。空けるには、写真を削除してゴミ箱を空にします。
Q4. [このデバイスの空き容量を増やす]を使うと、Googleフォトの写真も消えますか? 消えません。スマホの中にあるバックアップ済みの写真と動画を消して、スマホ本体の空きを増やす機能です。写真はGoogleフォトのアプリやphotos.google.comで引き続き見られます。そのかわり、Googleアカウントの15GBの使用量は減りません。バックアップが済んでいるかを確かめてから使います。
Q5. 写真を削除したのに、容量が空かないのはなぜですか? 削除した写真はゴミ箱に30日間残り、そのあいだは容量に数えられます。すぐ空けたいときの手は、ゴミ箱を空にすることです。たくさん消した直後は、表示が変わるまで通常48〜72時間ほどかかります。2021年6月1日より前に高画質(いまの節約画質)でバックアップした写真は、もともと容量に数えられていないので、消しても空きは増えません。
Q6. 容量がいっぱいのまま放っておくと、写真は消えますか? すぐには消えません。新しい写真のバックアップが止まり、Gmailの送受信などにも影響が出ますが、それまでの写真は残ります。ただ、容量を超えた状態が2年以上続くと、Gmail・Googleフォト・Google ドライブのコンテンツが削除されることがある、というのがGoogleの決まりです。その3か月以上前に、Googleのサービス内の通知かメールで知らせが届きます。
Q7. Google Oneを解約すると、写真はどうなりますか? 請求期間の終わりまでは今の容量を使え、そのあとは無料の15GBに戻ります。15GBを超えていると、Googleフォトのバックアップは止まり、Gmailでメールの送受信もできない状態です。超えた状態が2年以上続けば削除の対象になりうるので、解約の前に写真を書き出すか、15GBに収まるまで整理しておきます。
Q8. Googleテイクアウトの書き出しには、どれくらいかかりますか? データの量に応じて数分から数日かかり、ほとんどはその日のうちにダウンロードのリンクが届く、とGoogleは案内しています。アーカイブは7日程度で期限切れになり、1つのアーカイブをダウンロードできるのは5回までです。量が多いときは、リンクが届いたら早めにパソコンでダウンロードします。
Q9. 節約画質に変換すると、画質はどれくらい変わりますか? 縮められるのは、16MPを超える写真と1080pを超える動画で、それぞれ16MPと1080pになります。16MPの写真で高画質に印刷できる大きさは、Googleのヘルプでは約61.0cm×40.6cmまでです。4Kの動画を4Kのまま残したいときや、元のファイルが必要なときは、変換の前に書き出しておきます。変換できるのは1日1回です。
Q10. 亡くなった家族のGoogleフォトの写真を、受け取ることはできますか? Googleの「故人のアカウントに関するリクエストを送信する」のページから、データの取得を申し出られます。Googleは家族や代理人と連絡を取り、場合によっては故人のアカウントのコンテンツを提供するとしていますが、応じるかどうかは慎重な審査で決まり、パスワードは教えてもらえません。自分の分は、アカウント無効化管理ツールで受け取る人を前もって決めておけます。
参考にした公式の情報
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サービスの画面や料金は変わることがあります。この記事は、2026年9月24日時点の各社・各機関の公式ページの記載をもとにしたものです。
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