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  3. スマホの容量不足を解消する方法|写真と動画を消さずに空ける手順

スマホの容量不足を解消する方法|写真と動画を消さずに空ける手順

2026 10/21
スマホの容量不足を解消する方法(何が容量を使っているかの確かめ方と、写真・動画を移して確かめてから消す手順)

この記事の要点

  • 容量不足は、まず何が容量を使っているかを設定の画面で確かめます。iPhoneは「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」、Androidは設定アプリの[ストレージ]です。
  • 写真と動画は、消す前にパソコンや外付けのドライブへ移し、移した先で開けるのを確かめてから消します。消したものは「最近削除した項目」やゴミ箱に30日間残ります。
  • iCloud写真の「iPhoneのストレージを最適化」とGoogleフォトの[このデバイスの空き容量を増やす]は、スマホ本体の容量を空ける機能です。iCloudやGoogleアカウントの容量は減らず、元の写真はクラウドにある状態になります。
  • 写真を消さずに空く所もあります。メッセージの添付ファイル、見終わったダウンロードの動画、使っていないアプリ(iPhoneの「アプリを取り除く」はデータを残します)です。
  • 動画は大きく、iPhoneの初期設定(1080p・30fps)で1分約65MB、高効率でHDRオンの4K・60fpsで約440MB(設定画面の目安)。移した先も1か所に頼らず、種類の違う媒体に分けて置きます。

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「ストレージの空き領域がありません」と表示されて、撮った動画も、LINEで届いた動画も保存できない。そんな容量不足のときは、目についた写真を消す前に、何が容量を使っているかを設定の画面で確かめます。iPhoneは「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」、Androidは設定アプリの[ストレージ]です。アプリや種類ごとの使用量が並ぶので、どこから空けるとよいかが分かります。

容量の大半が写真と動画なら、残したいものをパソコンや外付けのドライブに移し、移した先で開けるのを確かめてから消します。iCloud写真の「iPhoneのストレージを最適化」や、Googleフォトの[このデバイスの空き容量を増やす]で空くのは、スマホの中だけです。iCloudやGoogleアカウントの容量は減らず、元の写真と動画は、クラウドにある状態になります。

写真を1枚も消さずに空けられる所もあります。メッセージの添付ファイル、見終わった配信アプリのダウンロード、しばらく使っていないアプリです。iPhoneの「アプリを取り除く」なら、アプリの書類やデータを残したまま、アプリ本体の分だけ空けられます。

この記事の目次見出しを押すと、その場所へ移ります

  1. 容量不足で動画を保存できなかったときは
  2. まず、何が容量を使っているかを確かめる
  3. 写真と動画は、移して、開けるのを確かめてから消す
  4. 写真と動画をパソコンに移す手順
  5. パソコンがなければ、外付けのドライブに書き出す
  6. 「最適化」「空き容量を増やす」で空くのはスマホ本体だけ
  7. iPhoneの容量を空ける4つの手順
  8. Androidの容量を空ける手順
残りの4項目を見る
  1. 動画は1分で何MB?撮る設定で変わる容量
  2. 移した写真と動画の置き場所と寿命
  3. 容量の警告が出たら、この順で進める
  4. よくある質問

撮った動画は、1枚1,500円(税抜)からDVD・ブルーレイにできます。料金を見る

容量不足で動画を保存できなかったときは

保存できなかった動画を入れ直すには、まず、その動画が入るだけの空きを作ります。Appleは、iPhoneに「ストレージの空き領域がありません」という警告が出たら、ストレージの「おすすめ」を確かめるか、ビデオやアプリなどを削除するよう案内しています。iPhoneの初期設定の動画でも1分で約65MBあるので、10分の動画なら約650MBの空きが要る計算です。

LINEで受け取った動画なら、LINEのヘルプも、端末の空き容量がないとトークの画像や動画を再生・閲覧できないことがあるとして、本体の空きを確保するよう案内しています。トークの画像や動画がLINEのサーバーに保存されるのは一定の期間だけで、その期間は公表されていません。過ぎると再生できなくなるので、空きを作ったら早めに保存し直します。

容量を空けるつもりでLINEのキャッシュを消すのは、動画を保存してからにします。LINEの[設定]のデータの削除などでキャッシュを消すと、アプリ内に保存していた画像や動画が見られなくなる場合がある、とヘルプにあるからです。LINEで受け取る動画の画質と保存期間はLINEで動画の画質が落ちる理由と、元の画質で受け取る方法で説明しています。

容量不足で保存できなかった動画を入れ直す順番。まず、その動画が入るだけの空きを作る(iPhoneの初期設定でも1分約65MB)。LINEのトークの動画はサーバーに一定の期間しか残らないので、早めに保存し直す。キャッシュを消すなら、動画を保存したあとにする
LINEのキャッシュを消すのは、動画を保存してから

写真アプリの「最近削除した項目」やGoogleフォトのゴミ箱に入るのは、いったん保存してから削除した写真や動画です。保存できなかった動画を探しても、そこにはありません。運動会や発表会のように長く撮る日は、前の日までに空きを作っておきます。

まず、何が容量を使っているかを確かめる

iPhoneで開く順は、次のとおりです。

  1. 設定アプリを開き、「一般」をタップする
  2. 「iPhoneストレージ」をタップする。空き領域が画面の上に表示され、アプリごとの使用量の一覧も並ぶ
  3. アプリの名前をタップすると、使用量の内訳が出る。この画面で「アプリを取り除く」「アプリを削除」も選べる

画面に「おすすめ」が出ていれば、説明を読んで「使用」をタップすると、その方法で空けられます。写真アプリの写真とビデオは「写真」、メッセージとその添付ファイルは「メッセージ」の項目です。「その他」は、Siriの音声、フォント、辞書、消せないログやキャッシュなどが中心です。「システム」は、iOSそのものが使っている容量です。キャッシュや一時ファイルは空きが必要になると自動で消されるので、手で消す必要はない、とAppleは説明しています。

Androidは、設定アプリを開いて[ストレージ]をタップし、カテゴリを選ぶと中身が見られます。Googleのヘルプの手順で、一部はAndroid 14以上が対象です。画面の表記は、機種によって違うことがあります。

スマホ本体の容量と、クラウドの容量は別のものです。「本体がいっぱい」と「iCloudがいっぱい」を確かめる画面も、次の表のとおり別々です。

見る容量 開く画面
iPhone
本体
「設定」>「一般」>
「iPhoneストレージ」
iCloud 「設定」>自分の名前>
「iCloud」
Android
本体
設定アプリの
[ストレージ]
Google
アカウント
Googleフォトの
プロフィール写真>
[フォトの設定]>
[バックアップ]>
[ストレージを管理]

写真と動画は、移して、開けるのを確かめてから消す

容量の大半が写真と動画なら、消す前に順番を決めておきます。iCloud写真を使っていると、1台で写真やビデオを削除すれば、iCloud写真を使っているすべてのデバイスから削除されます。Googleフォトのアプリで削除した場合も、スマホの中の同じ写真と、バックアップがオンになっているほかの端末の分まで消える仕組みです。消したものを戻せるのは、「最近削除した項目」やゴミ箱に残る30日のあいだだけです(Apple、Google)。

  1. 残したい写真と動画を決める。容量が大きいのは長い動画なので、動画から見る
  2. パソコンや外付けのドライブに移す(手順は次の2つの節)
  3. 移した先で、本数や枚数がそろっているかを見て、動画は何本かを最後まで再生する
  4. 確かめた分だけを、スマホから消す
  5. すぐに空きを作りたいときは、「最近削除した項目」やゴミ箱からも消す

移した先で開けるのを確かめるまでは、スマホから消さないでください。コピーが途中で止まっていても、スマホの側からは分かりません。移した先で実際に開いてみれば、最後まで写せたかが分かります。

写真と動画を消す前から30日後までの流れ。消す前に移した先で開けるかを確かめる。削除するとiCloud写真やバックアップがオンのほかの端末からも消える。30日間は「最近削除した項目」やGoogleフォトのゴミ箱に残って戻せる。30日後にiPhoneとiCloudから消える
消したあと戻せるのは30日。消す前に、移した先で開けるかを確かめる

写真と動画をパソコンに移す手順

パソコンへは、ファイルを転送できるUSBケーブルで移します。Microsoftによると、スマホがロックされているとパソコンからは見つけられません。ケーブルによってはファイルを転送できないものもあるので、つながらないときは別のケーブルを試します。

iPhoneからMacへ(写真アプリ)

  1. iPhoneとMacをUSBケーブルでつなぐ。アクセサリの接続を許可するか確かめるメッセージが出たら、「許可」をクリックする
  2. Macで写真アプリを開く。「読み込み」画面が出ないときは、サイドバーでiPhoneの名前をクリックする
  3. iPhoneのロックを解除し、「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら「信頼」をタップする
  4. 読み込み先のアルバムを選び、「選択項目を読み込む」か「すべての新しい項目を読み込む」をクリックする
  5. 読み込みが終わるのを待ってから、ケーブルを外す

iPhoneからWindowsへ(Appleデバイスとフォト)

  1. Microsoft Storeで「Appleデバイス」アプリを入れる
  2. iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、iPhoneのロックを解除する
  3. 「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら、「信頼」(または「許可」)をタップする
  4. パソコンで「フォト」アプリを開き、[インポート]を選んで、接続されているデバイスを選ぶ
  5. 取り込む写真や動画と、保存する場所を選ぶ

取り込む前に、iPhoneの「設定」>「アプリ」>「写真」で「MacまたはPCに転送」を「元のフォーマットのまま」にしておきます。こうすると、高効率(HEVC)の動画がH.264などに変えられずに移ります。Macの写真アプリで読み込むときも同じです(Apple)。

Androidからパソコンへ

  1. Androidのロックを解除し、USBケーブルでパソコンにつなぐ
  2. Androidに出る[このデバイスをUSBで充電中]の通知をタップする
  3. [USBの使用]で[ファイル転送]を選ぶ
  4. パソコンにファイル転送のウィンドウが開いたら、写真や動画をパソコンへドラッグする
  5. 終わったら、パソコンの側で接続を解除してからケーブルを抜く

これはGoogleが案内しているWindowsの手順です。Windowsの「フォト」アプリの[インポート]からも取り込めます(Microsoft)。

「iPhoneのストレージを最適化」がオンのとき

iCloud写真で「iPhoneのストレージを最適化」がオンだと、iPhoneの中にあるのは容量を節約した版で、元のファイルはiCloudにあります。Appleは、Windowsパソコンに読み込む前に、元の写真をiPhoneにダウンロードしておく必要があるとしています。iCloudにあってiPhoneにない写真や動画はダウンロードできない場合がある、というのがMicrosoftの説明です。

ただ、元のファイルをiPhoneに戻せば、そのぶん本体の空きが必要です。空きが足りないときは、パソコンのブラウザでiCloud.com/photosにサインインしてダウンロードします。1回に選べるのは1,000個までで、「その他のダウンロードオプション」から「未編集のオリジナル」を選ぶと、撮ったときのままの形式で保存できます。

同じApple AccountでiCloud写真をオンにしたMacなら、ライブラリ全体を元の画質で取り込めます。写真アプリの設定の「iCloud」で「オリジナルをこのMacにダウンロード」を選びます(Apple)。

WindowsとMacでの移し方と、移した動画をディスクにするときの注意は、iPhoneの動画をDVD・ブルーレイに焼く方法でも説明しています。

あわせて読みたい

LINEで動画の画質が落ちる?オリジナル画質と元の画質で渡す方法

パソコンがなければ、外付けのドライブに書き出す

iPhoneは、USBメモリやSSDなどのストレージデバイスをつなぐと、写真アプリから直接書き出せます。

  1. iPhoneのUSB-CかLightningのコネクタに、ストレージデバイスをつなぐ(別売りのアダプタが要ることがある)
  2. 写真アプリで、書き出したい写真とビデオを選ぶ
  3. 共有ボタンをタップし、「未編集のオリジナルを書き出す」をタップする
  4. 「場所」の下でストレージデバイスをタップし、「保存」をタップする

使えるのは、データパーティションが1つで、APFS、macOS拡張(HFS+)、exFAT、FAT32などでフォーマットされたデバイスです。外付けのハードドライブは、多くの場合、別の電源が要ります。編集した写真やビデオは、編集前のオリジナルが書き出されます。ロックされた「非表示」アルバムの写真とビデオは転送されません(Apple)。

Androidは、SDカードが使える機種なら、Files by Googleで写真や動画をSDカードに移動・コピーできます。ただ、USBメモリやSDカードは、長く放置するとデータが消えることがある媒体です(バッファロー)。運ぶための中継と考えて、パソコンや外付けのHDDにも移しておきます。

iPhoneからUSBメモリやSSDに書き出すときに確かめること。別売りのアダプタ、データパーティションが1つ、APFSやexFATなどのフォーマット、外付けHDDの電源、編集前のオリジナルが出ること、非表示アルバムは出ないこと、USBメモリやSDカードは中継と考えること
書き出せる条件と、書き出されないものを先に確かめる

「最適化」「空き容量を増やす」で空くのはスマホ本体だけ

iCloud写真の「iPhoneのストレージを最適化」と、Googleフォトの[このデバイスの空き容量を増やす]は、どちらもスマホ本体の容量を空ける機能です。写真と動画をクラウドに預けたまま、スマホの中を軽くします。クラウドの側の使用量は減りません。

機能 空く所と元の写真
iCloud写真の
最適化
iPhone本体が空く。
元のファイルは
iCloudに残り、
iCloudの容量を使う
Googleフォト
空き容量を
増やす
スマホ本体が空く。
写真と動画は
Googleフォトに残り、
Googleアカウントの
容量は減らない
Androidの
スマート
ストレージ
空きが少ないとき、
バックアップ済みの
写真や動画を
自動で消す

iCloud写真に保存した写真とビデオは、iCloudストレージとiPhone本体のストレージの両方を使います。最適化をオンにすると、iPhoneには容量を節約した版が残り、元の写真とビデオはiCloudに保管されます。本体の空きが少なくなると、見る回数の少ないものから順に最適化される仕組みです(Apple)。

元のファイルがiCloudにしかない状態になることには、注意が要ります。iCloud写真は同期の仕組みなので、iPhoneで消せばiCloudからも消えます。Appleも、iCloud写真はiCloudバックアップで二重に保存されないとして、ライブラリのバックアップのコピーを別にとっておくよう勧めています。iCloudの無料の容量は5GBで、足りなくなると、新しい写真やビデオはiCloud写真にアップロードされず、iPhoneのiCloudバックアップも作られなくなります。

Googleフォトの[このデバイスの空き容量を増やす]も、バックアップ済みの写真と動画をスマホから消す機能です。消したあともGoogleフォトのアプリやphotos.google.comで見られますが、スマホに入っているギャラリーのアプリや、オフラインでは見られません。

Googleアカウントの保存容量(無料は15GBで、Gmail・Google ドライブと共有)の使用量は変わらないので、クラウドの側がいっぱいのときは別の手当てが要ります。その考え方はGoogleフォトの15GBに写真は何枚かにまとめました。

iPhoneの容量を空ける4つの手順

写真と動画をパソコンなどに移したら、次の4つで本体を空けます。手順はiOS 27のユーザガイドの表記で、iOSのバージョンによって画面の名前が少し違います。

iCloud写真の「iPhoneのストレージを最適化」をオンにする

iCloud写真を使っていれば、初めからオンになっている設定です。オフになっていたら、次の順にオンにします。

  1. 設定アプリを開き、自分の名前をタップしてから、「iCloud」をタップする
  2. 「iCloudに保存する項目」の下にある「写真」をタップする
  3. 「iPhoneストレージ」をタップし、「ストレージを最適化」を選ぶ。iOS 26以前は、「写真」の画面で「ストレージを最適化」を選ぶ

オンにする前に、残したい写真と動画をパソコンなどにも移しておきます。iCloudの空きも見ておくと安心です。写真アプリの「コレクション」の右上に同期の状況が出て、黄色の警告アイコンはiCloudストレージがほぼ満杯、赤い感嘆符は満杯の印です(Apple)。

「最近削除した項目」から削除する

写真アプリで削除した写真やビデオは、「最近削除した項目」に30日間残り、そのあいだは戻せます。すぐに空きを作りたいときは、ここからも削除します。Googleフォトのヘルプも、[このデバイスの空き容量を増やす]を使ったあとは、iPhoneの写真アプリの「最近削除した項目」から同じ写真と動画を削除するよう案内しています。

  1. 写真アプリを開き、「コレクション」をタップする
  2. 「ユーティリティ」の下の「最近削除した項目」をタップし、「アルバムを表示」をタップして、Face IDなどでロックを解除する
  3. 「選択」をタップして、削除する写真やビデオを選ぶ
  4. 画面のボタンから「削除」をタップする

ここで削除したものは戻せません。iCloudストレージの上限を超えているときは、削除した写真やビデオがすぐにデバイスから消され、「最近削除した項目」からも戻せなくなる、とAppleは注意しています。

メッセージの添付ファイルを消す

メッセージアプリで送り合った写真や動画は、「iPhoneストレージ」の画面では「メッセージ」の分です。チャットごとに、添付ファイルだけを選んで消せます。

  1. メッセージアプリでチャットを開き、上にある連絡先かグループのアイコンをタップする
  2. 「写真」などのカテゴリをタップする
  3. 「編集」をタップしてから「選択」をタップし、消す添付ファイルを選んで削除する

削除したメッセージと添付ファイルも、「最近削除した項目」に最長30日間残ります。チャットリストから「最近削除した項目」を開けば、30日を待たずに削除することも可能です。iCloudの「メッセージ」を使っていれば、それがオンになっているほかのデバイスからも消えるので気をつけてください。

古いやり取りを自動で消す設定もあります。「設定」>「アプリ」>「メッセージ」の「メッセージ履歴」にある「メッセージを保存」で30日か1年を選ぶと、それより古いチャットとすべての添付ファイルが自動で削除されます。古いチャットに残したい写真や動画があるなら、先に保存してから選んでください。

使っていないアプリを取り除く

アプリは、「取り除く」と「削除」で残るものが違います。取り除くと、アプリ本体が使っていた分が空き、書類やデータは残ります。削除すると、アプリとそのデータがiPhoneから消えます(Apple)。

  1. 「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で、使っていないアプリの名前をタップする
  2. 「アプリを取り除く」をタップする

空きが少なくなったときに自動で取り除くには、「設定」>「アプリ」>「App Store」で「非使用のアプリを取り除く」をオンにします。iOS 18では、「iPhoneストレージ」の画面にある「非使用のアプリを取り除く」の「有効にする」からです。取り除かれたアプリはクラウドの印の付いたアイコンでホーム画面に残り、タップすると入れ直せます。TVアプリなどでオフラインで見るためにダウンロードした動画も、見終わったものから消して構いません。

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Googleフォトの15GBに写真は何枚?|容量の空け方と消さずに残す方法

Androidの容量を空ける手順

Androidの空け方としてGoogleのヘルプが案内しているのは、Googleフォト、Files by Google、設定アプリの[ストレージ]の3つです。画面の名前は、機種によって違うことがあります。

Googleフォトの[このデバイスの空き容量を増やす]

Googleフォトにバックアップ済みの写真と動画を、スマホの中から消す機能です。使う前に確かめたいのは、バックアップが終わっているかどうかです。

  1. Googleフォトのアプリを開き、右上のプロフィール写真(またはイニシャル)をタップする
  2. 「バックアップが完了しました」と出ているかを見る。「バックアップがオフになっています」なら、バックアップをオンにして、終わるのを待つ
  3. [このデバイスの空き容量を増やす]をタップする
  4. 増える空き容量が表示されるので、[空き容量を [x] 増やす]をタップする

過去30日以内にスマホに保存した写真や動画は、スマホに残される場合があります。1本ずつ確かめるなら、動画を開いてその他アイコン>[概要]と進み、[詳細]の[バックアップ済み]にサイズが出ているかを見ます。Googleフォトにバックアップできる動画は1本10GBまでなので、それより大きな動画はパソコンなどに移しておきます。

反対に、Googleフォトのアプリの中で写真や動画を削除すると、スマホの中の同じ写真も、バックアップがオンになっているほかの端末の分も消えます(Google)。本体を空けたいだけなら、削除ではなく[このデバイスの空き容量を増やす]を使います。機種によっては、[スマート ストレージ]という設定があります。設定アプリの[ストレージ]>[空き容量を増やす]のメニューにある[設定]でオンにすると、空きが少なくなったときにバックアップ済みの写真や動画が自動で消されます。

Files by Googleで空き容量を増やす

Files by Googleは、空き容量を増やしたり、ファイルを見たり共有したりするGoogleのアプリで、Android 8.0以降で使えます。

  1. Files by Googleを開き、メニューのアイコンから削除のアイコンをタップする
  2. [ジャンク ファイル]のカードで[xx MB を消去]をタップし、確認の画面で[削除]をタップする
  3. 大きな動画を探すなら、[サイズの大きいファイルの削除]のカードで[ファイルを選択]をタップし、消すファイルを選んで[x 件のファイルをゴミ箱に移動]をタップする

ジャンク ファイルは、アプリが保存する一時ファイルです。消してもアプリの設定には影響しませんが、ゴミ箱を通らずにそのまま消えます。ゴミ箱に移したファイルは30日間残り、そのあいだは左上のメニューの[ゴミ箱]から戻すことも、すぐ消して空きを作ることもできます(Google)。

設定アプリの[ストレージ]と、アプリのキャッシュ

設定アプリの[ストレージ]>[空き容量を増やす]からも、最近使っていない写真、動画、アプリの一覧を選び、[ファイルをゴミ箱に移動]で消せます。アプリごとには、通常、設定アプリで[キャッシュを削除]と[ストレージを消去]を選べます(画面は機種によって違います)。キャッシュの削除は一時データを消す操作で、ストレージの消去はそのアプリのデータをすべて消す操作です。写真や動画をしまっているアプリでは、ストレージの消去を選ばないでください。

しばらく使わないアプリは、Android 15以降ならアーカイブできます。[設定]>[アプリ]でアプリを選んで[アーカイブ]をタップすると、アプリのソフトウェアや一時ファイルは消え、アイコンとデータは残ります(Google)。

iPhoneの「アプリを取り除く」「アプリを削除」と、Android 15以降の「アーカイブ」で、アプリ本体と書類やデータがどうなるかを並べた表。どれもアプリ本体は消えるが、取り除くとアーカイブでは書類やデータが残り、削除ではデータも消える
空きを作るだけなら、データが残る「取り除く」「アーカイブ」を選ぶ

動画は1分で何MB?撮る設定で変わる容量

容量を大きく使うのは動画です。iPhoneの「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」の画面には、1分あたりの容量の目安が出ます。下の表は、その画面の表示(iOS 18.6)です。

撮る設定 1分あたりの目安
1080p・30fps
(初期設定)
約65MB
(高効率でHDRオン)
HDRなしは約60MB
1080p・30fps
(互換性優先)
約130MB
4K・30fps 約190MB
(高効率でHDRオン)
4K・60fps 約440MB
(高効率でHDRオン)

1時間に直すと、初期設定で約3.9GB、4K・60fpsなら約26GB。4K・60fpsの動画は、同じ長さで初期設定の約6.8倍の容量を使います(計算上)。4Kで撮るのは残したい場面だけにする、という使い分けもできます。

「高効率」はHEVC(H.265)、「互換性優先」はH.264で撮る設定で、互換性優先にすると、1080p・30fpsの1分あたりの容量は約2倍になります。4K・60fpsとHDRビデオは、高効率でないと撮れません。フォーマットは「設定」>「カメラ」>「フォーマット」で選び、形式の違いはH.264とH.265の違いで説明しています。

手元の動画の大きさは、iPhoneなら写真アプリで動画を開いて上にスワイプすると、ファイルサイズが表示されます。Androidは機種と設定で差が大きいので、実物のファイルの大きさで確かめます。容量と長さの計算のしかたは動画の容量とディスクの収録時間の計算方法にまとめました。機種と設定ごとの1分あたりの容量は、iPhone動画の1分あたり容量|720p〜4K120fps・HDR・互換性優先の設定別早見表で一覧にしています。

移した写真と動画の置き場所と寿命

移した先が1台だけでは、その1台が使えなくなったときに全部を失います。置き場所ごとの寿命の目安と注意は、次のとおりです。

置き場所 寿命の目安と注意
外付け
HDD
年数の公表値はない
データセンターでも
1年に1.36%が故障
(Backblaze・2025年)
USBメモリ・
SDカード
長く放置すると
データが消えることも
運ぶための中継に
クラウド 契約とアカウントの
状態で残るかが決まる
同期なので削除も
ほかの機器に伝わる
DVD-R 10〜20年
一般的な銀合金の
反射層のもの
BD-R 5〜10年

HDDには、何年もつかの公表値がありません。DVD-RとBD-Rの年数はカナダ保存研究所の資料にある平均の目安で、温度と湿度の影響だけをもとにした値です。同じ種類でも、製品と置き場所で差が出ます。媒体ごとの比べ方はHDD・SSD・USBメモリ・光ディスクの寿命比較に、ディスクの劣化のサインと保管のしかたはCD・DVD・ブルーレイの寿命は何年かに書きました。

米国の政府機関US-CERT向けにまとめられたバックアップの手引きは、大事なファイルについて、次の「3-2-1」を勧めています。

  • 元のデータと2つのバックアップで、3つ持つ
  • 2種類の違う媒体に分ける
  • 1つは家の外に置く

家族の写真と動画なら、たとえばパソコンに全部、外付けHDDにその複製、クラウドか実家に置いた複製の3つです。具体的な組み方は写真・動画の長期保存はクラウドとDVDのどっち?|3-2-1バックアップの組み方で紹介しています。

容量の警告が出たら、この順で進める

  1. 「iPhoneストレージ」やAndroidの[ストレージ]で、何が容量を使っているかを見る
  2. 写真を消さずに空く所から手を付ける(メッセージの添付ファイル、見終わったダウンロード、使っていないアプリ)
  3. 残したい写真と動画をパソコンや外付けのドライブに移し、移した先で開けるのを確かめる
  4. 確かめた分をスマホから消し、「最近削除した項目」やゴミ箱からも消す
  5. クラウドの最適化や[このデバイスの空き容量を増やす]を使うなら、クラウドの容量と同期の状況も見ておく

警告をくり返さないためには、長い動画を撮った行事のあとに、その日の分を移しておきます。そうすれば、たまる前に片づきます。メッセージの「メッセージを保存」を1年にしておけば、添付ファイルがたまり続けることもありません。

運動会や発表会など長く撮る日の前後にすること。前の日までに撮る長さぶんの空きを作り(iPhoneの初期設定で1時間約3.9GB)、撮る日は4Kを残したい場面だけにし、行事のあとにその日の分を移し、移した先で開けるのを確かめてからスマホから消す
行事の前に空きを作り、あとでその日の分を移すと、警告をくり返さない

テレビで家族と見返したい動画は、DVDやブルーレイにする方法もあります。当社(ディスクメーカー)へは、スマホで撮った動画をギガファイル便にアップロードし、その共有URLを注文フォームに貼っていただければ、スマホからでも入稿できます。プレーヤーで再生できる形に組み立てて書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、大阪・梅田の店舗でお渡しします。注文は1枚からです。スマホからの送り方はスマホでギガファイル便に動画を送る手順にまとめています。

よくある質問

Q1. 容量不足で保存できなかった動画は、あとから取り戻せますか?

写真アプリの「最近削除した項目」やGoogleフォトのゴミ箱に入るのは、いったん保存してから削除したものなので、保存できなかった動画はそこにはありません。LINEなどで受け取った動画なら、送ってくれた人やアプリの側に元があるうちに、空きを作って保存し直します。

Q2. 「最近削除した項目」から消すと、iPhoneの空きは増えますか?

写真アプリで削除した写真やビデオは、「最近削除した項目」に30日間保管され、そのあとiPhoneとiCloudから消されます。すぐに空きを作りたいときは、ここからも削除します。Googleフォトのヘルプも、[このデバイスの空き容量を増やす]のあとで、同じ写真と動画をここから削除するよう案内しています。ここから消したものは戻せません。

Q3. 「iPhoneのストレージを最適化」をオンにすると、画質は落ちますか?

iPhoneに残るのは容量を節約した版ですが、元の写真とビデオはiCloudに保管され、Wi-Fiかモバイル通信でダウンロードできます(Apple)。ただし、元のファイルはiCloudにしかない状態です。パソコンに読み込むときは元のファイルをiPhoneにダウンロードしておくか、iCloud.com/photosから「未編集のオリジナル」をダウンロードします。

Q4. Googleフォトの[このデバイスの空き容量を増やす]を使うと、Googleフォトの写真も消えますか?

消えません。スマホの中にあるバックアップ済みの写真と動画を消して、スマホ本体の空きを増やす機能です。写真はGoogleフォトのアプリやphotos.google.comで引き続き見られます。そのかわり、Googleアカウントの保存容量の使用量は減りません。バックアップが済んでいるかを確かめてから使います。

Q5. iPhoneの「アプリを取り除く」と「アプリを削除」は、何が違いますか?

取り除くと、アプリ本体が使っていた分のストレージが空き、書類やデータは残ります。削除すると、アプリ本体と関連データがiPhoneから消えます(Apple)。アプリのデータがiCloudに保存されている場合は、アプリを削除してもそのデータは消えません。書類やデータを残したいアプリは、取り除くほうを選びます。

Q6. iPhoneストレージの「その他」や「システム」は消せますか?

Appleの説明では、「その他」はSiriの音声、フォント、辞書、消せないログやキャッシュ、Spotlightのインデックスなどで、「システム」はiOSが使っている容量です。キャッシュや一時ファイルは、空きが必要になると自動で消されるので、手で消す必要はないとされています。空けるなら、写真や動画、メッセージ、アプリなど、消せる所から手を付けます。

Q7. パソコンがなくても、写真と動画を移せますか?

iPhoneは、USBメモリやSSDなどをつなぎ、写真アプリの共有ボタンから「未編集のオリジナルを書き出す」で保存できます。exFATなどAppleが挙げる形式でフォーマットされていることが条件で、外付けのハードドライブは別の電源が要ることが多いです。AndroidはSDカードが使える機種ならFiles by Googleでコピーできますが、SDカードは長く放置するとデータが消えることがあるので、中継と考えます。

Q8. LINEのキャッシュを削除しても大丈夫ですか?

LINEのヘルプによると、LINEの[設定]のデータの削除や、他社のキャッシュ削除アプリでキャッシュを消すと、アプリ内に保存していた画像や動画が見られなくなる場合があります。トークの画像や動画がLINEのサーバーに保存されるのも、一定の期間だけです。残したい動画は、キャッシュを消す前にスマホに保存しておきます。

Q9. 撮影の途中で容量が足りなくならないようにするには、どうすればいいですか?

撮る前に、撮る長さに見合う空きがあるかを確かめます。iPhoneの初期設定(1080p・30fps)なら1分約65MBで1時間約3.9GB、高効率でHDRオンの4K・60fpsなら1分約440MBで1時間約26GBが目安です(設定画面の表示から計算)。足りなければ、前の行事の動画をパソコンなどに移して空けておくか、解像度を下げて撮ります。

Q10. 機種変更の前にも、同じ順番で整理したほうがいいですか?

同じ順番です。古い端末を下取りに出したり初期化したりする前に、残したい動画を新しい端末やパソコンに移し、移した先で開けるのを確かめます。iCloud写真やGoogleフォトへのアップロードが容量不足で止まっていると、止まったあとに撮った動画は端末の中にしかありません。確かめる場所は機種変更で動画を消さないためのチェックリストにまとめました。

参考にした公式の情報

出典の一覧(35件)を開く
  • Apple:iPhoneやiPadのストレージを確認する方法(「iPhoneストレージ」・「おすすめ」・アプリを取り除く・「その他」と「システム」)
  • Apple:iPhoneやiPadにおけるiCloudストレージとデバイスストレージの違い
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneでストレージを管理する」(非使用のアプリを取り除く)
  • Apple:iCloud写真を設定・使用する(ストレージを最適化・削除と30日)
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iCloudを使って写真やビデオをバックアップする/同期する」
  • Apple:Apple製デバイスでiCloudストレージを管理する(5GB・容量不足のとき・「最近削除した項目」)
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneで写真やビデオを削除する/非表示にする」
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneの「メッセージ」でメッセージと添付ファイルを削除する」
  • Apple:iPhoneユーザガイド「アプリをiPhoneから削除する」
  • Apple:iPhoneやiPadからMacやWindowsパソコンに写真やビデオを転送する
  • Apple:iCloudの写真やビデオをダウンロードする
  • Apple:Apple製のデバイスでHEIF/HEVCメディアを扱う(高効率・互換性優先・元のフォーマットのまま)
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneで写真やビデオを読み込む/書き出す」
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneに外部ストレージデバイスを接続する」
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneで写真やビデオの情報を表示する」
  • Apple:iPhoneユーザガイド「iPhoneのビデオ撮影設定を変更する」
  • Microsoft:スマートフォンから PC に写真とビデオをインポートする
  • Android ヘルプ:Android デバイスの空き容量を増やす
  • Android ヘルプ:パソコンと Android デバイス間でファイルを転送する
  • Android ヘルプ:Android で使用していないアプリをアーカイブする
  • Google フォト ヘルプ:デバイスの空き容量を増やす(Android)
  • Google フォト ヘルプ:デバイスの空き容量を増やす(iPhone)
  • Google フォト ヘルプ:写真や動画をバックアップする
  • Google フォト ヘルプ:写真や動画を削除する
  • Google フォト ヘルプ:ストレージを管理する
  • Google One ヘルプ:Google のストレージの動作について(15GB)
  • Files by Google ヘルプ:Files by Google の使い方
  • Files by Google ヘルプ:ジャンク ファイルを削除する
  • Files by Google ヘルプ:サイズの大きいファイルの削除
  • Files by Google ヘルプ:ファイルをゴミ箱に移動する、ゴミ箱からファイルを復元する
  • LINEヘルプセンター:画像・動画・ボイスメッセージを送信・受信・再生できない
  • Backblaze:Backblaze Drive Stats for 2025
  • バッファロー:ご存知ですか?ハードディスクは壊れます(フラッシュメモリーの注意)
  • Canadian Conservation Institute:Longevity of Recordable CDs, DVDs and Blu-rays
  • US-CERT(CISA掲載):Data Backup Options(3-2-1)

スマホとアプリの画面は、OSやアプリのバージョンで変わります。この記事は、2026年9月25日時点の各社・各機関の公式ページの記載をもとにしたものです。iPhoneの1分あたりの容量は、iOS 18.6の設定画面の表示です。

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この記事の目次

  1. 容量不足で動画を保存できなかったときは
  2. まず、何が容量を使っているかを確かめる
  3. 写真と動画は、移して、開けるのを確かめてから消す
  4. 写真と動画をパソコンに移す手順
  5. パソコンがなければ、外付けのドライブに書き出す
  6. 「最適化」「空き容量を増やす」で空くのはスマホ本体だけ
  7. iPhoneの容量を空ける4つの手順
  8. Androidの容量を空ける手順
  9. 動画は1分で何MB?撮る設定で変わる容量
  10. 移した写真と動画の置き場所と寿命
  11. 容量の警告が出たら、この順で進める
  12. よくある質問

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