この記事の要点
無料で足りるのは、データのDVD(Windows・Macの標準機能)と、ISOイメージの書き込み(Windows 11の標準機能・ImgBurn・BurnAware Free)までです。
テレビのDVDプレーヤーで見るDVD(DVD-Video)には、動画を組み立てるオーサリングソフトが要ります。MP4をそのまま焼いたDVDは、多くのプレーヤーで映りません。
無料でメニュー付きのDVD-Videoを作れて、2026年9月に公式サイトから入手できると確かめたのは、DVDStyler(Windows・Mac・Linux)、Mac用のBurn、Windows用のDVD Flickの3つです。DVD Flickは最終版が2009年で、対応OSの表示はWindows 7までです。
更新が止まったソフトは、公式の配布元と最終版の日付、対応OSを確かめてから入れます。ImgBurnの最終版(2013年)は、インストール中にほかの製品の提供があると、公式の変更履歴に書かれています。
iPhoneの「高効率」で撮ったHEVCの動画は、無料ソフトの公式の対応形式に記載がありません。H.264で書き出してから読み込み、焼いたらファイナライズと、実際のプレーヤーでの再生を確かめます。
スマホやビデオカメラで撮った動画をDVDにして、実家のテレビで見てもらいたい。無料のソフトを探すと、名前の挙がるソフトの中に何年も更新のないものが混ざっていて、どれが今のパソコンで使えるのかが分かりません。「書き込みソフト」と「オーサリングソフト」という呼び名が入り交じっているのも、選びにくさの元です。
無料で足りるかどうかは、目的で決まります。写真や動画のファイルをそのまま入れておくデータのDVDなら、WindowsとMacの標準機能で焼けます。ISOイメージをDVDにするのも、Windows 11の標準機能か、ImgBurn・BurnAware Freeといった無料の書き込みソフトで足ります。テレビのDVDプレーヤーで見るDVD(DVD-Video)は別の作業で、動画をプレーヤーが読める形に組み立てるオーサリングソフトが要ります。こちらは、無料で今も公式サイトから入手できるものが限られます。
2026年9月26日に各ソフトの公式サイトで確かめると、無料でメニュー付きのDVD-Videoを作れて、今も公式から入手できるソフトは3つでした。Windows・Mac・Linuxで使えるDVDStyler(安定版3.2.1は2021年11月の公開)、Mac用のBurn(3.1.9は2026年2月の公開)、Windows用のDVD Flickです。DVD Flickの最終版は2009年の公開で、対応OSの表示はWindows 7までです。更新が止まったソフトは、公式の配布元と最終版の日付、対応OSを確かめてから使ってください。ブルーレイのソフトはブルーレイ書き込みソフト・オーサリングソフト比較 で扱っているので、この記事はDVDに絞ります。
データを焼くのか、テレビで見るDVDを作るのかで、要るソフトが変わる
同じDVD-Rでも、焼き方で中身は2つに分かれます。MP4などのファイルをそのまま書き込んだのがデータのDVDで、パソコンでは開けても、テレビにつなぐDVDプレーヤーの多くは映像として再生しません。パナソニックも、パソコン内の動画をそのままDVDに書き込んでも、一般的な家庭用DVDプレーヤーでは再生できないと説明しています。
プレーヤーで見るDVDは、動画をDVD-Videoという規格の形に組み立ててから書き込みます。この組み立てがオーサリングです。日本向けのDVD-Videoは、画面が720×480、1秒29.97コマのNTSCで、パソコンで開くとVIDEO_TSというフォルダがあります。見分け方と作り直し方はデータDVDと映像DVDの違い に、組み立てで決める項目はオーサリングとは にまとめました。
やりたいことごとに、無料で使えるものを並べると次のとおりです。
やりたいこと
無料で使えるもの
データを保存する
Windowsのエクスプローラー、MacのFinder、ImgBurn、BurnAware Free
ISOを焼く
Windows 11の標準機能、ImgBurn、BurnAware Free。MacのFinderは.dmgの説明だけ
VIDEO_TSを焼く
ImgBurn、 BurnAware Free
動画からDVD-Videoを作る
DVDStyler、Burn(Mac)。DVD Flickは対応OSの表示がWindows 7まで
メニューを付ける
DVDStyler、 Burn、DVD Flick
ImgBurnとBurnAware Freeでできるのは、別のソフトで組み立てたVIDEO_TSフォルダを盤に焼くところまでです。MP4からDVD-Videoを組み立てる機能は、ImgBurnにはなく、BurnAwareでは有料版(Premium・Professional)にだけあります。BurnAwareのFAQも、DVDプレーヤーがデータのDVDに対応していなければ、DVDオーサリングソフトでVIDEO_TSフォルダを作り、「Burn VIDEO_TS」で焼くよう案内しています。
無料のDVDオーサリングソフト・書き込みソフトを比べる(2026年9月)
2026年9月26日に、各ソフトの開発元の公式サイトで、最終版と公開日、対応OS、DVD-Videoを作れるか、メニュー、読み込める形式、インストーラーに入るほかのソフト、制限を確かめました。公開日が公式サイトに無いものは、公式サイトがリンクしている配布元(SourceForge)の日付です。公式の説明に無いことは「記載はない」と書いています。
DVDStyler(Windows・Mac・Linux)
無料でメニュー付きのDVD-Videoを作れる、オープンソースのオーサリングソフトです。公式サイトには「対話的メニュー付きの DVD ビデオの作成と焼付け」とあり、メニューは用意された雛形から選ぶことも、自分で作ることもできます。
項目
公式の表示
最終版
安定版は3.2.1(2021年11月2日)。試験版の3.3b3も配布(2022年10月)
対応OS
Windows・Mac・Linux。Macは10.15以降。Windowsは版の記載がなく、Windows 11の記載もない
DVD-Video
作れる
メニュー
作れる。雛形から選ぶか、自分で作る
読める形式
AVI・MOV・MP4・MPEG・WMVなど。HEVCの記載はない
同梱ソフト
記載はない。入手のリンク先は別のサイト(dappcdn.com)
制限
無料(GPL)。透かしなどの制限の記載はない
WindowsとMacの両方で使えるので、手順を1つ覚えれば済みます。映像形式は、公式の手引きにあるとおり、日本向けならNTSCを選びます。公式の変更履歴の最新の記載は2024年5月の試験版(3.3 beta 4)で、こちらはダウンロードのページには出ていません。Windows 11での動作は公式に明記されていないので、本番の前に短い動画で1枚作ってみてください。画面の項目名に沿った手順は結婚式ムービーをDVDに焼く方法 に書きました。
DVD Flick(Windows)
動画を読み込み、メニュー付きのDVD-Videoにして焼くまでを1本で行うソフトです。公式サイトには、メニューのほかに音声トラックや字幕も足せること、広告ソフトやスパイウェア、機能の制限がないことが書かれています。
項目
公式の表示
最終版
1.3.0.7。配布元の日付は2009年6月26日
対応OS
Windows 2000・XP・Vista・7。Windows 11の記載はない
DVD-Video
作れる
メニュー
付けられる。字幕と音声トラックも足せる
読める形式
H.264など、60以上の映像コーデック。HEVCの記載はない
同梱ソフト
広告ソフトやスパイウェアはない、と記載
制限
無料。機能の制限はない、と記載
公式サイトは今も開いていますが、ソフトは2009年の1.3.0.7のままです。Windows 10・11は対応OSの表示にないので、動くかどうかは入れてみるまで分かりません。動かないときや、読み込めない動画があるときは、DVDStylerに替えるのが早道です。
Burn(Mac)
Mac用の無料・オープンソースのソフトです。公式サイトによると、VideoCDからDVD-Videoまで作れ、DVD-Videoにはテーマを選ぶか自分で作ってメニューを付けられます。
項目
公式の表示
最終版
3.1.9。配布元の日付は2026年2月27日
対応OS
macOS 10.9以降
DVD-Video
作れる
メニュー
作れる。テーマを選ぶか、自分で作る
読める形式
一覧の記載はない
同梱ソフト
記載はない
制限
無料・オープンソース
新しいmacOSやAppleシリコンのMacでの動作は、公式ページに書かれていません。いまのMacにはDVDの口がないので、焼くには外付けのドライブが要ります。
ImgBurn(Windows)
ISOイメージやデータ、VIDEO_TSフォルダを焼く、書き込み専用のソフトです。DVD-Videoを焼けても、MP4などの動画からDVD-Videoを組み立てる機能はありません。
項目
公式の表示
最終版
2.5.8.0(2013年6月16日)
対応OS
Windows 10まで。Windows 11の記載はない
DVD-Video
VIDEO_TSを焼ける。動画を組み立てる機能はない
ISO
焼ける。ISOのほか、BINなど多くの形式に対応
メニュー
作れない
同梱ソフト
2.5.8.0の変更履歴に、インストール中のほかの製品の提供の記載
制限
無料
最終版は2013年6月で、公式の対応OS表示はWindows 10までです。Windows 11での動作は公式に明記されていないので、動かないときはBurnAware Free(Windows 11対応の表示あり)に替えるのが早いです。配布は公式サイトに並ぶ7か所のミラーから選べ、そのうち1つはImgBurn自身が用意しています。変更履歴には、インストール中のほかの製品の提供をOpenCandyが扱うとあるので、インストールの画面は1枚ずつ読んでから進めてください。
BurnAware Free(Windows)
データ・音楽・映像のディスクとISOを焼ける書き込みソフトで、Free版は個人利用なら無料です。DVD-Videoは、組み立て済みのVIDEO_TSフォルダを「Burn VIDEO_TS」で焼けます。
項目
公式の表示
最終版
19.4。2026年9月17日に更新
対応OS
Windows Vista〜11。Windows 11の記載がある
DVD-Video
VIDEO_TSを焼ける
ISO
焼ける
動画の変換
有料版だけ。Free版にはない
同梱ソフト
記載はない
制限
個人利用は無料。会社での利用と64bit版は有料版
9月17日の19.4では、DVD-Videoへの変換とPAL・NTSCの設定が加わりました。ただ、公式のエディション比較で変換の機能に印があるのは、PremiumとProfessionalだけです。無料のまま使うなら、DVDStylerなどで組み立てたVIDEO_TSフォルダを焼く役に回します。
DVDも ブルーレイも、 1枚から 作れます。
配る 相手の プレーヤーが わからない ときは、 DVDプレーヤーでも ブルーレイプレーヤーでも 見られる DVDが 安心です。
1枚1,500円(税抜)から・ 1枚から注文できます
Windows 11・Macの標準機能で焼けるのは、データとISO
Windows 11・10
エクスプローラーでも、空のDVD-Rにファイルを書き込めます。書き込み方を聞かれて「CD/DVD プレーヤーで使用する」を選んでも、DVD-Videoにはなりません。この項目は、ファイルをまとめて書き込むマスターという形式の名前です(Microsoftの記事)。Windows Media Playerで焼けるのも、Microsoftの説明ではオーディオCD・データCD・データDVDの3種類です。Windows 11の標準機能で焼いたDVDがテレビで映らないときは、まずこの違いを疑ってください。
ISOファイルは、Windows 11に入っている「Windows ディスク イメージ書き込みツール」で焼けます。Microsoftの案内(例はWindowsのインストール用DVD)では、ISOファイルを右クリックして「ディスク イメージの書き込み」を選びます。この項目が出ないときは、ISOファイルの[プロパティ]の[全般]タブで、開くプログラムをエクスプローラーに変えます。
どちらの書き込みにも、DVDに書き込めるドライブが要ります。ドライブのないパソコンは、USBの外付けドライブをつなぎます。外付けドライブの選び方はパソコンでDVDを見る方法 にまとめました。焼いたDVD-Videoをパソコンで確かめるなら、再生ソフトも要ります。Windows 10・11のWindows Media Player(従来版)には、DVDの再生機能が含まれていないとMicrosoftが書いています。無料のVLC media playerなどで再生します。
Mac
いまのMacにはDVDの口がないので、外付けのドライブをつなぎます。Finderでは、空のディスクを入れて「Finderを開く」を選び、ファイルをドラッグしてから「ファイル」>「ディスクを作成」で焼けます。Appleはこの機能を、ファイルの共有や移動、バックアップのためのものとして案内しています。ディスクイメージも、Controlキーを押しながらクリックして「ディスクを作成」を選べば焼けますが、Appleの説明にあるのは.dmgで、ISOについての記載はありません。
Macに最初から入っているアプリには、動画をDVD-Videoに組み立てる機能がありません。Final Cut Proも、10.8からはDVDやブルーレイに直接書き込めなくなりました。無料ならDVDStylerかBurn、有料ならRoxio Toast 20 Titanium(対応OSの表示はmacOS Sonomaまで)で組み立てます。Macでの流れはMacでDVDが見られない・焼けないとき に書きました。
表から外したソフトと、古いソフトを入れる前に見ること
CDBurnerXPは、2026年9月26日に公式サイトへ接続できず(403エラー)、公式の情報を確かめられなかったので表に入れていません。古い記事で名前を見かけるソフトは、公式サイトが生きているか、いまのOSに対応すると明記されているかを先に見てください。
更新が止まったソフトを入れるときは、次の3つを確かめます。
開発元の公式サイトのダウンロードのページから入れる。公式サイトが別の配布元にリンクしていれば、そのリンクをたどる(DVD FlickはSourceForge、ImgBurnは公式サイトに並ぶミラー)
最終版の日付と、対応OSの表示を見る。Windows 11の記載がなければ、動くかどうかは試すまで分からない
インストールの画面を読んでから進む。インストール中にほかの製品の提供がある配布物もある(前の表のImgBurn)
DVDStylerのように、公式サイトのダウンロードのリンク先が別のサイト(dappcdn.com)になっているソフトもあります。その場合も、リンクは公式サイトのダウンロードのページからたどります。
有料のオーサリングソフトは、無料の体験版で制限を確かめる
無料のソフトで読み込めない形式があるときや、メニューとチャプターを作り込みたいときは、有料のオーサリングソフトも候補になります。価格は時期で変わるので書かず、無料で試せる範囲だけを公式の表示から挙げます。
TMPGEnc Authoring Works 7(ペガシス・Windows 10/11):体験版は初回起動から30日間です。オーサリングデータの冒頭にロゴ動画のトラックが入り、製品版で読み込めるH.265/HEVCのファイルも、体験版では読み込めません
CyberLink Power2Go 13(Windows):無料のEssential版では、ビデオディスクの作成が「30日間無料」の表示です。H.264/AACの読み込みはPlatinum版だけにあります
Leawo DVD作成(Windows・Mac):無料版で書き込めるのは5分間の内容までで、機能はすべて試せます
iPhoneの高効率の動画をTMPGEnc Authoring Works 7の体験版で試すなら、H.264に書き出した動画を使います。どのソフトも、手元の動画を読み込めるか、メニューとチャプターが思いどおりに作れるかを、体験版で確かめてから買ってください。
無料のオーサリングソフトでMP4をDVDに焼く流れ
ソフトが違っても、進め方は同じです。
編集した動画を、MP4(H.264)で書き出す。最初から最後まで一度通して見る
オーサリングソフトで新しいプロジェクトを作る。映像形式はNTSC、画面比率は動画に合わせて16:9か4:3にする
動画を読み込み、流す順番と、メニューを出すか、入れたらすぐ再生するかを決める
1枚に収まるかを確かめる。1層のDVD-R(4.7GB)に入るのは、レコーダーのSPモードと同じくらいの画質で約2時間
空のDVD-Rに書き込む。「ディスクを閉じる」「ファイナライズ」の設定があればオンにする
焼いたDVDを、見る人と同じ種類のプレーヤーで最後まで再生する
2時間を超える長さで、見る人の機器が分からないなら、2層のDVD-R DLにするより、区切りのよいところで1層のディスク2枚に分けるほうが確かです。フルHDの細かさのまま残したいときは、ブルーレイを考えます。
iPhoneの「高効率」で撮った動画を読み込めないとき
iPhoneは、「設定」>「カメラ」>「フォーマット」が「高効率」なら動画をHEVC(H.265)で、「互換性優先」ならH.264で記録します(Apple)。この記事で見た無料ソフトの公式の対応形式には、HEVCの記載がありません。読み込めないときは、H.264に書き出してから読み込みます。Appleの案内では、MacのQuickTime Playerで動画を開き、「ファイル」>「書き出す」で「互換性重視(H.264)」を選んで保存します。iPhoneからUSBでWindowsパソコンに読み込むときに、H.264に変換される場合もあります。これから撮る分を互換性優先にする方法もありますが、4K/60fpsやHDRビデオは高効率でないと撮れません。MOV・MP4と、中身の圧縮方式(コーデック)の関係はMOVとMP4の違い で説明しています。
縦の動画は、横長の画面への収め方を先に決める
DVD-Videoの画面は、4:3か16:9の横長です。縦長の動画を収めるときは、左右に黒い帯を付けるか、上下を切り取ります。横だけ引き伸ばすと、人や物の形がゆがみます。編集アプリで16:9の画面に仕上げてから書き出せば、どちらにするかを自分で決められます。やり方はスマホ動画の横向き・逆さまを直す方法 にまとめました。
焼いたら、ファイナライズとプレーヤーでの再生を確かめる
ファイナライズは、書き込みを終えたディスクを、ほかの機器でも読める形に閉じる処理です。パナソニックは、ファイナライズをしていないDVDは、作ったパソコンやレコーダー以外の機器では再生できないと説明しています。データのDVDをDVD-Videoに変える処理ではないので、MP4をそのまま焼いたDVDは、閉じても映りません。済んでいるかの確かめ方はファイナライズとは にあります。
ディスクは、DVD-Rの1層を選びます。カナダ保存研究所(CCI)は、DVD-RはDVD+Rより、とくに古い機器やドライブで互換性がよく、1層のディスクは2層より互換性がよいとしています。それでも、ソニーのレコーダーの説明書にあるとおり、記録済みのDVD-Rは、記録状態や記録した機器・ソフトの特性で再生できないことがあります。パソコンで映っても、テレビのプレーヤーで映るとは限りません。種類の違う何台かの機器で最後まで再生してから渡すと安心で、その手順は配るDVDを、どの家のプレーヤーでも見られるように作るには に詳しく書きました。
ビデオカメラの動画は、メーカーのソフトでもDVDにできる
ビデオカメラで撮った動画なら、カメラのメーカーが配っているソフトも候補です。ソニーのPlayMemories Home(Windows版)は、[ツール]>[ディスク作成]でDVD-Video(STD)を作れます。Ver.6.0.00からは、.mp4のファイルもDVD-Videoに記録できるようになりました。ディスク作成はWindowsだけの機能で、推奨環境はWindows 11です。
パナソニックのHD Writer AE 5.4も、ビデオカメラの取扱説明書によると、DVDビデオでコピーすると従来の標準画質(MPEG2形式)に変換してディスクにできます。Windows専用で、ダウンロードにはビデオカメラ本体の製造番号が要り、ダウンロードできるのは2029年11月末日までです。JVCケンウッドのEverio MediaBrowserは、2026年9月30日でソフトウェアのダウンロードが終わります。
手元のカメラに合うソフトがないときは、ここまでの無料のオーサリングソフトで組み立てます。カメラの動画を読み込めないときは、スマホの動画と同じく、編集アプリでH.264のMP4に書き出してから読み込みます。
自分で作るか、書き込み代行に頼むかの決め方
自分で作るのに向いているのは、DVDに書き込めるドライブがあり、動画の形式を自分で整えられて、失敗しても盤を1枚無駄にするだけで済む場合です。ドライブを買うところから始まる、オーサリングソフトの設定でつまずいている、渡す日が近い、配る枚数が多い、というときは、頼むほうが早く済むこともあります。
当社(ディスクメーカー)は、大阪・梅田にあるDVD・ブルーレイの書き込み代行の小さな店で、1枚から注文できます。動画データを受け取り、プレーヤーで再生できる形に組み立て(オーサリング)、書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、ケースに入れて発送するか、店舗でお渡しします。入稿は、動画の共有URL(ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox、OneDrive など)を注文フォームに貼る形で、スマホからもできます。受け付けるのはMP4・MOV・MTSなど一般的な動画ファイルで、DVDは720×480(NTSC 29.97fps・MPEG-2)で作ります。
料金は、基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)で、オーサリング・書き込み・ケース入れ込みを含みます。メニュー画面作成(デザインお任せ・1枚あたり)+2,500円と、チャプター分け(1枚あたり)+1,500円(最大50チャプター)はオプションです。お引き受けできるのは、撮った本人か権利者の許可がある動画です。市販のDVDやテレビ録画など、他人の著作物の複製はお引き受けできません。
よくある質問
Q1. 無料でDVDを焼くには、どのソフトを使えばいいですか?
目的で変わります。ファイルを保存するだけなら、Windowsのエクスプローラーや、MacのFinderの標準機能で焼けます。ISOイメージは、Windows 11の標準機能か、ImgBurn・BurnAware Freeで焼けます。テレビのDVDプレーヤーで見るDVDにはオーサリングソフトが要り、無料ならDVDStyler(Windows・Mac・Linux)や、Mac用のBurnがあります。
Q2. Windows 11の標準機能だけで、テレビで見られるDVDを作れますか?
作れません。エクスプローラーの書き込みはファイルをそのまま入れるデータのDVDで、「CD/DVD プレーヤーで使用する」を選んでもDVD-Videoにはなりません。Windows Media Playerで焼けるのも、オーディオCD・データCD・データDVDの3種類です(Microsoft)。テレビで見るには、DVDStylerなどのオーサリングソフトでDVD-Videoに組み立ててから焼きます。
Q3. MP4をそのままDVDに焼いたのに、プレーヤーで映らないのはなぜですか?
ファイルのまま書き込んだデータのDVDになっているからです。パナソニックも、パソコン内の動画をそのままDVDに書き込んでも、一般的な家庭用DVDプレーヤーでは再生できないと説明しています。ファイナライズしても変わらないので、オーサリングソフトでDVD-Videoに組み立て、新しいDVD-Rに焼き直します。
Q4. DVDStylerはWindows 11で使えますか?
公式のダウンロードのページにはWindowsの版の記載がなく、Windows 11での動作は公式に明記されていません。安定版の3.2.1は2021年11月の公開で、Mac版はmacOS 10.15以降です。公式サイトのダウンロードのページから入れ、本番の前に短い動画で1枚作り、プレーヤーで再生できるかを確かめてください。
Q5. DVD FlickやImgBurnは、今も使えますか?
どちらも公式サイトで配布は続いています。ただ、DVD Flickの最終版は2009年で、対応OSの表示はWindows 7まで。ImgBurnの最終版は2013年6月で、表示はWindows 10までです。どちらもWindows 11の記載はありません。ImgBurnは書き込み専用なので、MP4からDVD-Videoは作れません。動かないときは、DVDStylerやBurnAware Freeに替えます。
Q6. 無料のソフトで作ると、DVDに透かし(ロゴ)が入りますか?
DVD Flickの公式サイトは機能の制限がないとしていて、DVDStylerとBurnは無料のオープンソースで、透かしの記載はありません。透かしや制限があるのは、有料ソフトの体験版です。たとえばTMPGEnc Authoring Works 7の体験版は冒頭にロゴ動画のトラックが入り、Leawo DVD作成の無料版は5分間の内容までしか書き込めません。
Q7. ISOファイルを無料でDVDに書き込むには、どうすればいいですか?
Windows 11なら、ISOファイルを右クリックして「ディスク イメージの書き込み」を選べば、標準の「Windows ディスク イメージ書き込みツール」で焼けます。項目が出ないときは、ISOの[プロパティ]で開くプログラムをエクスプローラーにします。無料のソフトなら、ImgBurnやBurnAware Freeでも焼けます。MacのFinderについてAppleが説明しているのは、.dmgの書き込みです。
Q8. iPhoneで撮った動画が、無料のソフトに読み込めないのはなぜですか?
「高効率」の設定で撮った動画は、HEVC(H.265)で記録されます。DVDStylerやDVD Flickの公式の対応形式にはHEVCの記載がないので、読み込めないときはまずこれを疑い、H.264のMP4に書き出してから読み込みます。これから撮る分は、「設定」>「カメラ」>「フォーマット」を「互換性優先」にするとH.264になりますが、4K/60fpsやHDRビデオは撮れなくなります。
Q9. ビデオカメラで撮った動画を、無料でDVDにできますか?
メーカーのソフトで作れることがあります。ソニーのPlayMemories Home(Windows版)はDVD-Video(STD)を作れ、パナソニックのHD Writer AE 5.4もDVDビデオでコピーできます。HD Writer AE 5.4のダウンロードには本体の製造番号が要り、期限は2029年11月末日です。JVCケンウッドのEverio MediaBrowserは、2026年9月30日でダウンロードが終わります。
Q10. Windows 7・8のパソコンでも、MP4をDVDにできますか?
ソフトの対応OSの表示で選びます。MP4からDVD-Videoを作れるソフトのうち、Windows 7が表示にあるのはDVD Flickです。Windows 8はDVD Flickの表示になく、DVDStylerはWindowsの版の記載がないので、動くかは試すまで分かりません。VIDEO_TSやISOを焼くだけなら、ImgBurn(Windows 10まで・8を含む)とBurnAware Free(Vista〜11)が表示に入っています。
参考にした公式の情報
ソフトの版や対応OS、配布の状況は変わります。この記事は、2026年9月26日時点の各社の公式ページの記載をもとにしたものです。
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