この記事の要点
長回しした動画が複数に分かれるのはFAT32の1ファイル上限4GiB(4,294,967,295バイト) に達したためで、カメラの故障ではありません。
分割の間隔はビットレートで決まり、50Mbpsなら約11分27秒、100Mbpsなら約5分44秒 ごとに新しいファイルが作られる計算になります。
ソニーの公式サポートは1ファイルの最大サイズが2GBまたは4GB で、AVCHD・XAVC S・MP4が分割対象になると案内しています。
分割ファイルは名前を変えず、フォルダ構造ごと 共有URLで渡すのが最も安全です。当社では、複数のファイルをファイル名の頭の「01_」「02_」の順に収録します。
次回から分割を減らすならSDXC以上のカードをカメラ本体でフォーマット し、exFATで記録する設定にするのが実務的です。
動画を 送るだけで、 DVD・ ブルーレイに。
1枚から 作れます。 万一の 不良は、 すぐに 作り直してお届けします。
1枚1,500円(税抜)から・ 1枚から注文できます
発表会もセミナーも、止めずに一本で回したはずなのに、パソコンに取り込んだら動画が3つや4つに分かれている。しかも切れ目が中途半端な時間で、内容の区切りとはまったく関係ない。撮り逃したのではないか、データが壊れたのではないか、と不安になる場面です。
これはほぼ確実にファイルシステムの仕様で、カメラの故障でも撮影ミスでもありません。記録先のSDカードがFAT32でフォーマットされていると、1つのファイルは4GiB(4,294,967,295バイト)までしか作れません。上限に達した瞬間、カメラは録画を続けたまま新しいファイルを作り直します。だから切れ目が「時間」ではなく「容量」で決まり、半端な位置に来ます。
多くの場合、1本目の最後のフレームと2本目の最初のフレームは連続しています。欠けていないか確かめたいときは、1本目の末尾と2本目の先頭をコマ送りで見比べてください。人に預けるときは、カメラが付けた名前を変えず、フォルダごとまとめて共有URLで渡してください。
この記事の目次見出しを押すと、その場所へ移ります
分割は故障ではない|FAT32は1ファイル4GiB(4,294,967,295バイト)までしか作れない 何分ごとに分かれるかはビットレートで決まり、50Mbpsなら約11分27秒ごと 記録方式でも上限が変わり、AVCHDは2GB、XAVC S・MP4は4GBで切れる つなぎ目が欠けているかは、末尾と先頭を並べて数えれば分かる 順番を保つ名前の付け方|「変えない」が第一、変えるならゼロ埋め連番 自分でつなぐか、そのまま渡すか|再エンコードが必要なら渡したほうが安全 次回から分割を減らすには、SDXC以上のカードをカメラ本体でexFATにする ディスクにするときも分割は普通|DVDは1GiBごとのVOBに切り分けられている よくある質問 撮った動画は、1枚1,500円(税抜)からDVD・ブルーレイにできます。料金を見る
分割は故障ではない|FAT32は1ファイル4GiB(4,294,967,295バイト)までしか作れない
原因はカメラではなく、SDカードのフォーマット形式にあります。マイクロソフトの公式ドキュメントは、FAT32の最大ファイルサイズを「4 GiB」と明記しています。バイトに直すと4,294,967,295バイト、つまり約4.29GBです。exFATやNTFSでは同じ欄が2の64乗マイナス1バイトとなっており、事実上、上限を気にする必要がありません。
ここで押さえたいのは、上限に当たったときにカメラが何をするかです。録画そのものは止まりません。書き込み先だけを新しいファイルに切り替えて、映像は続けて記録されます。つまり分割されているのは「ファイル」であって「撮影」ではない、というのが実態です。だから多くの場合、1本目の最後のフレームと2本目の最初のフレームは連続しています。
なぜカメラ用のカードにFAT32が使われるのか
SDアソシエーションが定める規格では、カードの容量ごとに使うファイルシステムが決まっています。
規格
容量
ファイルシステム
SD
2GBまで
FAT12 / FAT16
SDHC
2GB超〜32GB
FAT32
SDXC
32GB超〜2TB
exFAT
SDUC
2TB超〜128TB
exFAT
手元のカードが32GBまでのSDHCなら、規格上そもそもFAT32です。64GB以上のSDXCカードを使っていても、パソコン側で無理にFAT32へ再フォーマットしていたり、古い機種が互換性重視でFAT32を選んでいたりすると、同じ4GBの壁に当たります。まず「カードは何GBか」「どこでフォーマットしたか」を確認してください。
何分ごとに分かれるかはビットレートで決まり、50Mbpsなら約11分27秒ごと
「何分で切れるか」はカメラの機種ではなく、記録ビットレートで決まります。4GiBは34,359,738,368ビットなので、これを1秒あたりのビット数で割れば、おおよその分割間隔が出ます。映像と音声を合わせた総ビットレートで計算します。
記録ビットレート
4GiBに達するまでの目安
20Mbps
約28分38秒
35Mbps
約16分22秒
50Mbps
約11分27秒
100Mbps
約5分44秒
200Mbps
約2分52秒
実際にはコンテナ(MP4やMTSといった入れ物)の管理情報が加わるぶん、表よりわずかに短い位置で切れます。また可変ビットレートで記録している場合、動きの激しい場面が続けば早く、静かな講演のような映像なら遅く上限に達します。切れ目の時刻がファイルごとにばらつくのは、これが理由です。
逆算すると自分の設定が分かる
手元のファイルの長さから逆に計算することもできます。1本目が11分半前後で切れているなら、おおむね50Mbps前後で記録されていた、と読めます。4K撮影で6分を切る間隔なら、100Mbpsを超える高ビットレート設定です。画質を落としたくないならそのままで構いませんが、「分割を減らしたい」が優先なら、ビットレートを一段下げるだけで切れ目の数は目に見えて減ります。ファイル形式とビットレートの関係は動画ファイル形式の基礎(MP4・MOV・AVI) で整理しています。
記録方式でも上限が変わり、AVCHDは2GB、XAVC S・MP4は4GBで切れる
壁は4GBだけではありません。ソニーの公式サポート記事は、連続して撮影した動画がパソコンで分割されて見える理由として「1つのファイルの最大サイズが2GBまたは4GB」であることを挙げ、対象となる記録方式としてAVCHD、XAVC S、MP4を示しています。つまり同じカードでも、記録方式によって切れる位置が変わります。
AVCHDの2GBという値は、規格側の事情で4GBよりさらに手前に置かれています。2GBは17,179,869,184ビットなので、AVCHDの上位設定である24Mbpsなら約11分56秒、17Mbps程度なら約16分51秒で1本が終わる計算です。ビデオカメラで撮った素材が10分強で規則正しく切れているなら、AVCHDである可能性が高いと考えられます。
再生時に一瞬止まるのは仕様として案内されている
パナソニックのデジタルビデオカメラのFAQには、「4GBを超えてビデオを連続記録したデータを他の機器で再生した場合、4GBごとに映像が一瞬止まることがあります」と明記されています。これはデータが欠けているのではなく、再生機がファイルを切り替える瞬間の挙動です。カメラ本体や純正ソフトで見ると連続して見えるのに、別のプレーヤーだとつっかえる、という食い違いはここから生まれます。
アクションカメラの「チャプター」も同じ現象
アクションカメラの一部は、長時間の録画を数GB単位で区切って保存する動作を「チャプター」と呼びます。名前は違っても、大きなファイルを1本で持たないという発想は同じです。この場合もファイル名の連番で順序が保たれる作りになっているのが一般的なので、番号を崩さずにまとめて扱うのが安全です。
exFATに4GBの上限はないが、機種の仕様で一定サイズに区切る場合はある
つなぎ目が欠けているかは、末尾と先頭を並べて数えれば分かる
「本当に欠けていないのか」は、想像で済ませず実際に見て確かめられます。作業は5分程度です。
1本目をプレーヤーで開き、いちばん最後まで進めてコマ送りで数フレーム戻す。最後に映っている内容をメモする
2本目を開き、先頭からコマ送りで数フレーム進める。最初に映っている内容をメモする
2つのメモが動作としてつながっているかを見る。拍手なら手の位置、演奏なら弓や足の位置、スピーチなら口の形が判断材料になります
音で確かめるほうが確実な場面もあります。無料の波形編集ソフトに2本を順に読み込み、1本目の末尾3秒と2本目の先頭3秒を拡大して並べると、音が途切れているのか、単に再生機が引っかかっているだけなのかが目で分かります。曲の途中で切れている素材なら、拍を数えるのがいちばん早い方法です。
本当に欠けているように見えたときに疑う順番
波形にも空白があった場合でも、いきなりデータ破損と判断しないでください。順に切り分けます。まず別のプレーヤーで同じ箇所を再生します。次に、カメラ本体に戻して再生します。最後に、カード内のフォルダ構造ごとコピーし直したもので確認します。
特にAVCHDは、PRIVATE配下のフォルダ構造と管理ファイルがそろって初めて正しく扱われる形式です。ストリームファイルだけを抜き出してコピーすると、つながりの情報が失われることがあります。カードの読み書き自体が怪しいと感じたときの見分け方は、読めなくなったディスクの原因と対処 の考え方がそのまま応用できます。
波形に空白があっても、すぐに破損と決めず順に切り分ける
順番を保つ名前の付け方|「変えない」が第一、変えるならゼロ埋め連番
いちばん安全なのは、カメラが付けた名前を変えないことです。00001.MTS、00002.MTS、C0001.MP4、MAH00012.MP4といった名前には、すでに撮影順の連番が入っています。ここを触らなければ、どのソフトで並べ替えても順序は保たれます。
どうしても内容が分かる名前にしたいときは、連番を先頭に置き、桁をそろえて頭にゼロを付けてください(ゼロ埋め)。
付け方
並べ替えたときの結果
1_発表会.mp4 / 2_発表会.mp4 / 10_発表会.mp4
1 → 10 → 2 の順になり崩れる
01_発表会.mp4 / 02_発表会.mp4 / 10_発表会.mp4
01 → 02 → 10 と正しく並ぶ
発表会_2026-03-15_1.mp4
撮影日が複数あると混ざりやすい
ファイル数が100本を超える見込みなら3桁(001_)にしておくと、あとから足しても崩れません。逆に、日付や演目名を先頭に置くのは避けてください。並べ替えの基準が名前の先頭から順に決まるため、番号が後ろにあると意図した順序になりません。
渡すときはフォルダごと、そして順番をひとこと添える
制作会社やディスク制作サービスに預けるときは、ファイルを一つずつではなく、フォルダごとまとめて圧縮し、ダウンロードできる共有URLで渡すのが確実です。あわせて「01から05の順に」と一行書き添えるだけで、受け取る側の確認が一往復減ります。手順に迷ったらギガファイル便での入稿ガイド が参考になります。
当社への入稿は、ギガファイル便のURLを注文フォームに貼る形です。ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox、OneDrive、WeTransfer、firestorage などが使えます。複数のファイルは、ファイル名の頭の「01_」「02_」の順に収録します。
自分でつなぐか、そのまま渡すか|再エンコードが必要なら渡したほうが安全
分割ファイルの結合には、大きく2つのやり方があります。中身をそのまま連結する方法と、書き出し直す方法です。前者は画質がそのままですが、条件がそろわないと使えません。後者はどんな素材でも通りますが、圧縮をかけ直すぶん画質が落ちます。
状況
おすすめ
理由
同じカメラ・同じ設定で連続撮影した分割ファイル
そのまま渡す、または無劣化で連結
コーデックも解像度も同じなので書き出し直す必要がない
途中でカメラや設定を変えた素材が混ざる
そのまま渡す
自己流の変換で片方だけ画質や音量が変わりやすい
不要部分のカットや順番の入れ替えをしたい
自分で編集して1本にする
意図はご自身にしか分からないため
編集ソフトを持っていない
そのまま渡す
変換ソフト探しで時間と画質を失いやすい
無劣化で連結できるのは、コーデック、解像度、フレームレート、音声の形式とサンプリングレートがすべて一致している場合です。1つでも違うと、多くのツールは自動的に、書き出し直す処理(再エンコード)に切り替わります。気づかないうちに画質が落ちる典型がここなので、画質を劣化させないコピーの考え方 を先に押さえておくと判断を誤りません。
手元でやるなら、確認するのは3点だけ
自分で結合する場合、出来上がりを見る観点は多くありません。総再生時間が元の合計と合っているか、つなぎ目で音がぶつ切りになっていないか、そして映像と音のずれが後半で広がっていないか。この3点だけ通しで確認すれば、致命的な失敗はほぼ拾えます。特に3点目は、可変フレームレートの素材を無理に連結したときに出やすい症状です。
条件が1つでも違うと、多くのツールは書き出し直しに切り替わり画質が落ちる
次回から分割を減らすには、SDXC以上のカードをカメラ本体でexFATにする
根本的に減らしたいなら、記録先をexFATにします。exFATには4GBの上限がなく、マイクロソフトの資料でも最大ファイルサイズは2の64乗マイナス1バイトとされています。実務としての手順は次の通りです。
64GB以上のSDXCカードを用意する。規格上、SDXCはexFATが前提です
フォーマットはパソコンではなくカメラ本体で行う。メーカーもカメラ側でのフォーマットを案内しています
記録方式の設定を確認する。AVCHDを選んでいると、カードがexFATでも2GBで区切られる方式のままです
撮影前に、短いテスト録画で切れ目が出ないかを見る
パソコンで再フォーマットするときは、うっかりFAT32を選ばないようにしてください。macOSのディスクユーティリティは「MS-DOS(FAT)」を32GB以下のWindowsボリューム向け、「exFAT」を32GBを超えるボリューム向けと案内しています。Windowsのエクスプローラーからも、大容量ドライブをFAT32に指定する選択肢は基本的に出てきません。
それでも分割される場合がある
exFATにしても、機種側の仕様や記録方式の制約で区切られることはあります。互換性を優先して、意図的に一定サイズで区切る設計になっている機種も存在します。この場合はカメラ側で止められないので、分割される前提で運用するほうが現実的です。撮影当日に慌てないよう、本番と同じ設定で長めのテスト録画をしておくと、何分で切れるかが事前に分かります。
ディスクにするときも分割は普通|DVDは1GiBごとのVOBに切り分けられている
意外に知られていませんが、ディスクの側でも同じことが起きています。DVD-Videoの仕様では、1本の作品でも1GiBごとに、VOBというファイルに切り分けて記録します。VIDEO_TSフォルダの中には、VTS_01_1.VOB、VTS_01_2.VOBと並びます。それでもプレーヤーで再生すれば途切れずに最後まで流れます。ファイルが分かれていることと、再生が途切れることは別の話だ、というのがこの例からも分かります。
撮影素材の分割ファイルも、プレーヤーで再生できる形に組み立てる作業(オーサリング)を経てディスクになります。焼くだけでは再生できる形にならない理由はDVDオーサリングとは何かの解説 で扱っています。
当社ではこのオーサリングを料金に含めており、基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)から、1枚単位で承っています。複数のファイルは、ファイル名の頭の「01_」「02_」の順に収録します。分割されたファイルを当社で1本につなげて収録できるかは、注文の前に相談・問い合わせフォームで確かめてください。
分割の数が多いときは、チャプターに変えてしまう手もある
ファイルが5本、6本と分かれているなら、それを見どころの区切りに読み替えるのも一つの考え方です。頭出しできるチャプターとして設定すれば、受け取った人が見たい場面から再生できます。
当社ではメニュー画面の作成とチャプター分けに、オプションで対応します。チャプターの位置は、注文ページで「チャプター分け」を選ぶと開く「チャプター位置の指定」の欄に、時刻で入れます。素材の分割位置をそのまま使うか、演目の切り替わりに合わせ直すかは、この欄に入れる時刻しだいです。盤面へのレーベル印刷やケースと背表紙の印刷も同じ工程でまとめられます。どちらも、印刷する画像を入稿してもらう形です。
なお、素材の総容量が大きくなるほど、DVDに収めるための圧縮率も上がります。長時間・高ビットレートの素材なら、容量に余裕のあるブルーレイ(2時間を超えるなら2層)のほうが元の画質を保ちやすくなります。判断材料はDVDとブルーレイの違い にまとめました。
日々多くのご注文をお受けしており、分割された素材のご相談も含まれています。急ぎの場合は、通常便のほかに次の選択肢をご用意しています。
お急ぎお届け(+1,500円、平日15時までの注文・入稿で翌々日までに発送)
特急お届け(+3,000円、平日15時までの注文・入稿で翌日発送)
当日店舗お渡し(+3,500円、平日12時までの注文・入稿、大阪市北区の店舗で受け取り)
よくある質問
Q. 動画が勝手に分割されるのはカメラの故障ですか? A. 故障ではありません。SDカードがFAT32でフォーマットされていると、1つのファイルは4GiB(4,294,967,295バイト)までしか作れないため、上限に達した時点でカメラが新しいファイルに書き込み先を切り替えます。録画自体は止まっていないので、映像は続いて記録されています。ソニーの公式サポートも、連続撮影した動画が分割されて見える理由として1ファイルの最大サイズが2GBまたは4GBであることを挙げています。切れ目が半端な時間になるのは、時間ではなく容量で区切られているためです。
Q. 分割されたファイルは、そのまま送っても大丈夫ですか? A. 問題ありません。むしろ、自己流で結合してから送るより安全な場合が多いです。設定の異なる変換をかけると、画質や音量が意図せず変わったり、映像と音のずれが生じたりすることがあります。カメラが付けた連番の名前を変えず、フォルダごとまとめて圧縮し、ダウンロードできる共有URLで渡してください。ギガファイル便、Google ドライブ、Dropbox、OneDrive、WeTransfer、firestorage などが利用できます。当社では、複数のファイルをファイル名の頭の「01_」「02_」の順に収録します。
Q. 4GBちょうどではなく、3.9GBくらいで切れているのはなぜですか? A. FAT32の上限は4GiB、つまり4,294,967,295バイトです。表示ソフトによっては1000で割った「GB」で表示するため、同じ容量でも4.29GBや3.99GiBといった見え方の違いが出ます。加えて、MP4やMTSといった入れ物の管理情報が本体とは別に書き込まれるため、上限ぴったりではなく手前で区切られます。書き込み失敗を避けるために余裕を持たせて区切る実装になっていることも多いと考えられます。数十MBの差であれば、正常な動作の範囲です。
Q. つなぎ目で映像が一瞬止まります。データが欠けているのでしょうか? A. 多くの場合は欠けていません。パナソニックのFAQには、4GBを超えて連続記録したデータを他の機器で再生すると4GBごとに映像が一瞬止まることがある、と明記されています。これは再生機がファイルを切り替える瞬間の挙動です。確かめたいときは、1本目の末尾と2本目の先頭をコマ送りで見比べ、動作がつながっているかを確認してください。音声波形で並べて見ると、実際に空白があるのか、再生側が引っかかっているだけなのかがはっきりします。
Q. SDカードをexFATにすれば分割されなくなりますか? A. 多くのケースで解消します。exFATには4GBの上限がなく、最大ファイルサイズは事実上気にする必要がありません。64GB以上のSDXCカードを使い、パソコンではなくカメラ本体でフォーマットしてください。ただし記録方式がAVCHDのままだと、カードがexFATでも2GB前後で区切られる方式のままです。記録方式の設定もあわせて確認してください。機種の仕様として一定サイズで区切る設計になっている場合もあるため、本番前に長めのテスト録画で切れ目の有無を見ておくと確実です。
Q. ファイル名を自分で付け直しても構いませんか? A. 付け直せますが、連番を先頭に置き、ゼロ埋めしてください。1_、2_、10_という付け方だと、並べ替えたときに1、10、2の順になり崩れます。01_、02_、10_とすれば正しく並びます。100本を超える見込みなら3桁にしておくと安心です。日付や演目名を先頭に置くのは避けてください。並べ替えは名前の先頭から順に判定されるため、番号が後ろにあると意図した順序になりません。迷うなら、カメラが付けた名前をそのまま残すのがいちばん確実です。
Q. 分割ファイルを自分で結合すると画質は落ちますか? A. 条件次第です。コーデック、解像度、フレームレート、音声形式とサンプリングレートがすべて一致していれば、中身をそのまま連結して画質を保てます。ただし1つでも異なると、多くのツールは自動的に書き出し直す動作に切り替わり、圧縮をかけ直すぶん画質が落ちます。設定を変えずに連続撮影した分割ファイルなら一致しているのが普通ですが、途中でカメラや設定を変えた素材が混ざっている場合は、無理に結合せずそのまま渡すほうが安全です。
Q. 分割されたままディスクにしても、再生は途切れませんか? A. 途切れずに再生されるように、分割されたファイルを当社で1本につなげて収録できるかは、注文の前に相談・問い合わせフォームで確かめてください。DVD-Video自体も1GiBごとのVOBファイルに分かれて記録される仕様ですが、プレーヤーでは最後まで途切れずに流れます。当社では、再生できる形に組み立てる作業(オーサリング)を料金に含めており、基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)から1枚単位で承ります。複数のファイルは、ファイル名の頭の「01_」「02_」の順に収録します。分割位置をそのまま頭出し用のチャプターにすることも、演目の切り替わりに合わせ直すことも、チャプター分け(オプション)で可能です。