この記事の要点
- CD・DVD・ブルーレイは、住んでいる自治体の分け方で出します。確かめた4か所でも、東京都港区と世田谷区は可燃ごみ、大阪市は普通ごみ、名古屋市はプラスチック資源と分かれました。
- ケースは別の区分になることがあります。港区はプラスチックのケースを資源プラスチック、大阪市はプラスチック資源に分け、名古屋市はケースもディスクと同じプラスチック資源です。
- 自分で書き込んだディスクは、捨てる前に中身を確かめます。そこにしかない写真や映像なら、先にパソコンなどへ移してから手放します。
- 人に見られたくない中身なら、ディスクに対応したシュレッダーで1枚ずつ細断してから出します。書類用のシュレッダーには入れず、手で割ることもしません。
- 会社や団体のディスクは、復元できない方法で廃棄し、廃棄した記録を残します。業者に頼んだときは、廃棄したことを証明書などで確かめます。
CD・DVD・ブルーレイを捨てるときは、住んでいる自治体の分別の案内に従って出します。何ごみになるかは自治体によって違い、2026年9月に公式の案内で確かめたところ、東京都港区と世田谷区は可燃ごみ、大阪市は普通ごみ、名古屋市はプラスチック資源でした。同じCD・DVDでも、区分の名前からして違います。
ケースも、ディスクと別に分ける自治体があります。港区はプラスチックのケースを資源プラスチックの日に出すよう書いていて、大阪市はCDケースやプラスチック製のDVDのケースをプラスチック資源にしています。名古屋市は、ディスクもケースも同じプラスチック資源です。
自分で書き込んだディスクには、出す前の手順がもう一つあります。中身を確かめ、残したいものは先に移し、人に見られたくない中身なら読めないように壊してから出す。壊し方は、ディスクに対応したシュレッダーで1枚ずつ細断するのが、メーカーの説明書に手順と注意が書かれている方法です。手で割るのは、破片が飛び散ってけがをするおそれがあるとして、ディスクのメーカーのマクセルが止めています。会社のディスクなら、そこに「いつ、何を、どう捨てたか」の記録が加わります。
CD・DVDは何ごみ?自治体によって区分が違う
ディスクが何ごみになるかは、自治体ごとの分別の案内で決まります。同じCD・DVDでも、確かめた4か所では次のように分かれました。
| 自治体 |
ディスクとケースの区分 |
東京都 港区 |
CD・DVDは可燃ごみ。 プラスチックのケースは 資源プラスチックの日に 出す。 |
東京都 世田谷区 |
CD・DVDは可燃ごみ。 プラスチック類も 可燃ごみ。 |
| 大阪市 |
CD・DVDは普通ごみ。 プラスチックのケースは プラスチック資源。 ほかの素材が 含まれていれば 普通ごみ。 |
| 名古屋市 |
ディスクもケースも プラスチック資源。 ブルーレイも同じ。 |
表は、2026年9月25日に各自治体の公式の分別案内で確かめた内容です。4か所のうち、CD・DVDを燃やさないごみ(不燃ごみ)とする自治体はありませんでした。港区は可燃ごみの一覧に「CD・DVD、ビデオテープ」を挙げ、世田谷区の50音順の一覧では「CD(レコード・LD・DVDなど)」という品目で可燃ごみです。
ディスクとケースで区分が分かれることがある
大阪市は、容器包装プラスチックに加えて、100パーセントプラスチック素材でできている製品もプラスチック資源として集めています。それでも品目別の一覧では、CDとDVDは普通ごみ、CDケースやプラスチック製のDVDのケースはプラスチック資源と、ディスクとケースで区分が別です。名古屋市は反対に、CD・DVD・ブルーレイをケースごとプラスチック資源に入れています。「プラスチックでできているから資源」とも「ディスクだから可燃ごみ」とも決めつけず、品目の一覧で1つずつ確かめてください。
ブルーレイの項目がない一覧もある
名古屋市の分別検索は「CDなど(LD・DVD・ブルーレイディスク)・ケースを含む」「DVD・BD(ケースを含む)」と、ブルーレイを名前で挙げています。一方、大阪市の品目別収集区分一覧表には、CDとDVDの項目はあっても、ブルーレイの項目は見当たりませんでした。一覧に載っていない品目は、自治体の分別アプリやチャットボット、問い合わせ先で確かめます。大阪市と世田谷区は分別アプリ「さんあ~る」を案内していて、世田谷区はチャットボットの「ヘラソ」でも分別を答えています。
自分の自治体の分け方を調べる順番
- 自治体のサイトで、品目別や50音順の分別の一覧を開く
- 「CD」「DVD」「ディスク」の項目を探す。ケースは「CDケース」「DVDのケース」、包装は「包装フィルム」の項目も見る
- 一覧にない品目は、分別アプリやチャットボット、自治体の問い合わせ先で確かめる
- 区分が分かったら、その区分の収集日と出し方もあわせて確かめる
ケースと包装フィルムはどう分ける?
ケースの扱いも、自治体の一覧に書かれています。港区は、可燃ごみの一覧でCD・DVDを挙げたうえで、プラスチックのケースは資源プラスチックの日に出すよう書いています。大阪市は、CDケースとプラスチック製のDVDのケースをプラスチック資源とし、プラスチック素材以外が含まれている場合は普通ごみです。CDやDVDの包装フィルムも、大阪市ではプラスチック資源になります。名古屋市は、ケースもディスクと同じくプラスチック資源です。
ケースに入っている紙のジャケットや歌詞カード、説明書は、プラスチックのケースとは素材が違います。ケースと一緒に出してよいか、紙として分けるかは、同じ一覧の紙の項目で確かめます。
捨てる前に、自分で作ったディスクの中身を確かめる
市販のCDや映画のDVDと違って、自分で書き込んだディスクには、写真や動画、住所録、仕事のファイルなど、そこにしかないものが入っていることがあります。ごみに出したディスクは戻ってきません。手放す前に、次の4つを確かめます。
- 中身を開いて、何が入っているかを見る。ラベルの書き込みだけで決めない
- 同じ中身が、パソコンやクラウド、別のディスクにも残っているかを確かめる。どこにもなければ、先に移す
- 自分のディスクかを確かめる。借りたディスクや、会社から預かったディスクは持ち主に返す
- 決めきれないディスクは「保留」の箱に分け、日付を書いておく
保留の箱は、片づけを止めないための置き場所です。日付を書いて1年ほど置き、それから捨てるかどうかを決める方法もあります。
ディスクの種類ごとの、中身の確かめ方
| ディスク |
中身の確かめ方 |
録画した DVD |
DVDプレーヤーや レコーダーで再生する。 |
| ブルーレイ |
ブルーレイの機器で 再生する。DVDの プレーヤーでは 再生できない。 |
パソコンで 書き込んだ CD-R・DVD-R |
パソコンのドライブで ファイルを開く。 |
ブルーレイは、DVDプレーヤーでは再生できません(ソニーの説明)。レコーダーで録画したDVDが、ほかの機器で再生できないときに確かめる点の一つは、作った機器でファイナライズが済んでいるかどうかです。確かめ方はファイナライズの解説にまとめています。パソコンにディスクのドライブがなければ、外付けのドライブを使います(ドライブのないパソコンでDVDを見る方法)。
残したい中身は、先にパソコンへ移す
写真や書類のファイルなら、パソコンにコピーすれば移せます。自分で撮影して作った映像のDVDは、パソコンで扱える動画ファイルにして取り込めます。手順と注意は自分で作ったDVDをパソコンに取り込む方法にまとめました。ここでいう取り込みは、自分で作ったディスクの話です。市販のディスクや、人から借りたディスクを複製する話ではありません。
移したデータは、パソコンの中の1か所だけに置かず、外付けのドライブやクラウドにも複製を持っておきます。置き場所の分け方は3-2-1バックアップの実践ガイドで説明しています。1台のプレーヤーで再生できなかったディスクも、すぐには捨てず、読み込めないDVDの原因と対処で確かめ方を見てから決めます。
個人情報が入ったディスクを、読めないように壊す
写真や住所録、仕事のファイルなど、人に見られたくないものが入ったディスクは、読めない状態にしてから出します。DVD-RやBD-Rは、一度書いた中身をあとから書き換えたり消したりできないディスクです。マクセルの説明では、DVD-Rは1回しか記録できず、BD-Rは1回録画用です。パソコンのファイルのように消してから捨てる手が使えないので、ディスクそのものを壊します。
個人情報保護委員会のガイドラインも、個人データが記録された電子媒体を廃棄するときの方法の例として、専用のデータ削除ソフトウェアの利用か、物理的な破壊などを挙げています。事業者に向けた決まりですが、家庭でディスクを処分するときの目安にもなります。確かめた範囲で、方法ごとの説明を次の表に並べました。
| 方法 |
確かめた説明 |
| 手で割る |
割らない。破片が 飛び散ってけがをする おそれがある。 マクセルの案内。 |
書類用の シュレッダー |
ディスクは入れない。 故障の原因になる。 アイリスオーヤマの 説明書による。 |
ディスク 対応の シュレッダー |
専用の投入口に 1枚ずつ入れる。 CD・DVDを3分割する 手回し式もある。 |
業者に 頼む |
廃棄したことを 証明書などで 確かめる。 委員会の ガイドラインによる。 |
手で割らない
ディスクを曲げて割る方法は、メーカーが止めています。マクセルは、ディスクを廃棄するときは住んでいる自治体の廃棄方法に従うよう案内したうえで、割ると破片が飛び散ってけがをするおそれがあるとして、割らないよう強く求めています。タオルにくるんで割る方法も、割ることには変わりありません。
書類用のシュレッダーに入れない
家にあるシュレッダーが書類用なら、ディスクは入れません。アイリスオーヤマのパーソナルシュレッダー(KP5GC-45など)や、オフィスシュレッダー(OF325C)の取扱説明書は、入れてはいけない物に「CD・DVD・その他のディスク」を挙げ、故障の原因になると書いています。ディスクを細断できるかどうかは、使う機種の説明書に、CD・DVDを細断できると書かれているかで判断します。
ディスクに対応したシュレッダーの使い方
ディスクに対応した機種には、ディスク用の投入口やトレイがあります。アイリスオーヤマのハンドシュレッダー H1ME は、ハンドルを回して使う手回し式で、CD・DVDを1枚ずつ3分割にします。説明書に書かれた手順は次のとおりです。
- 細断した紙がダストボックスに入っていれば、先に空にする
- ディスクをCD投入口の中央に入れ、左右にずれないように保つ
- ハンドルを少し回して、ディスクを刃にかみこませる
- 本体をしっかり押さえ、ハンドルを右回り(時計回り)に回して、最後まで切りきる
- 1枚細断するごとに、ダストボックスを空にする
同じ説明書は、粘着シールや粘着テープを貼ったディスクは入れないこと、紙とCDとカードを一度に細断しないことも書いています。自分で焼いたディスクにラベルのシールを貼っているなら、この機種には入れられません。細断する前に、説明書で入れてよいディスクの条件を確かめます。
電動の機種では、アイリスオーヤマのオフィスシュレッダー OF16J が、紙の投入口とは別の「CD・DVD投入口」と、付属のCD・DVDダストボックスを持っています。CD・DVDは1枚ずつ入れ、カッターが止まりきってから次を入れること、紙とディスクを同時に細断しないことが、説明書の注意です。シュレッダーのメーカーの明光商会も、ディスクなどのデータメディアだけを細断するメディア専用機と、紙とデータメディアの両方を細断できるメディア兼用機を用意していて、兼用機には専用のメディアトレイが付いていると案内しています。
細断の大きさは機種で違う
ディスクが何片になるかは、機種によって違います。H1ME はCD・DVDを3分割、OF16J はCDを幅約20mmに細断します。明光商会のDM-FC100 は、CD・DVDを約45mm幅に細断する機種で、直径120mmのCD・DVDなら3分割です。細断の大きさは、説明書や製品情報の仕様の欄(細断サイズ)で比べられます。
ブルーレイを入れてよいかは、説明書で確かめる
ディスクに対応した機種の説明書(H1ME・OF16J)は、どちらもCD・DVDを名前で挙げていて、ブルーレイには触れていませんでした。H1ME の説明書は、CD投入口に入れてよいものを「CD、DVDなど直径12cm以下のプラスチック製ディスク」と書いています。ブルーレイを細断したいときは、使う機種の説明書がブルーレイを挙げているかを見て、載っていなければメーカーの窓口に尋ねます。
細断くずでけがをしないために
細断したあとのくずにも、注意がいります。H1ME の説明書は、CD・DVDの細断くずに直接触れるとけがをする場合があるとして、取り扱いに注意するよう書いています。警告の欄には、投入口や排出口に手や指を入れないこと、髪の毛や衣類、アクセサリーを巻き込まないこと、子どもに使わせないことも並びます。
OF16J の説明書は、紙用とCD・DVD用のカッターが同時に回るため、使っていない投入口にもネクタイやネックレス、髪、衣類が引き込まれないよう注意を促しています。細断くずは、H1ME の説明書のとおり、自治体のごみの分け方に従って出します。
会社や団体のディスクは、廃棄した記録を残す
顧客の名簿や写真、仕事の記録が入ったディスクを会社や団体で捨てるときは、家庭のディスクとは決まりが変わります。個人情報のデータベースを事業に使っている事業者(個人情報取扱事業者)には、個人データを安全に管理するための措置が義務づけられています。ここでいう事業は営利か非営利かを問わず、NPO法人や自治会・町内会、同窓会、PTA、サークル、マンション管理組合なども当たりうる、と委員会のQ&Aは説明しています。個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)が、削除と廃棄について書いていることは次のとおりです。
- 個人データを削除したり、個人データが記録された機器や電子媒体を廃棄したりするときは、復元できない手段で行わなければならない
- 削除や廃棄をした記録を保存すること、作業を委託するときは、委託先が確実に削除・廃棄したことを証明書などで確かめることも重要
- 電子媒体を廃棄するときの方法の例は、専用のデータ削除ソフトウェアの利用か、物理的な破壊など
- 従業員が100人以下の中小規模事業者(一部を除く)の例として、削除・廃棄したことを責任ある立場の人が確認する
ガイドラインは、取得・利用・保存・提供・削除・廃棄などの段階ごとに、取扱方法や責任者を決めた取扱規程を作ることも例に挙げています。ディスクを捨てるたびに決め方から考えずに済むよう、誰が、どの方法で、誰の確認を受けて廃棄するかを、規程に書いておきます。
廃棄の記録に書いておく項目
記録には、次のような項目を並べておくと、あとから尋ねられたときに説明できます。
| 項目 |
書く内容 |
| 廃棄した日 |
年月日。 |
媒体と 枚数 |
DVD-R・BD-Rなどの 種類と枚数。 |
中身の 分類 |
顧客名簿の バックアップなど、 中身の分類。 |
| 方法 |
社内で細断したか、 業者に委託したか。 |
担当と 確認 |
作業した人と、 確認した責任者。 |
委託の 控え |
業者名と、 証明書などの控え。 |
業者に頼むときは、廃棄を証明する書類を確かめる
枚数が多いときや、社内で細断できないときは、媒体の廃棄を業者に委託する方法もあります。ガイドラインは、委託する場合には、委託先が確実に削除や廃棄をしたことを証明書などで確かめることも重要だとしています。頼む前に、証明書などが出るか、そこに何が書かれるかを確かめておくと、社内の記録とつなげられます。
誤って捨てれば「滅失」、適切に捨てなければ「漏えい」になることも
ガイドラインは、個人情報データベース等から出力した氏名などが書かれた帳票を誤って廃棄した場合を、個人データの「滅失」の例に挙げています。同じデータがほかに保管されていれば、滅失にはあたりません。あわせて、その帳票が適切に廃棄されていなければ、個人データの「漏えい」にあたる場合がある、とも注記しています。ディスクを捨てるときも、同じ中身がほかにあるかの確認と、読めないようにする処分を、この順で行います。
いつ捨てるか|保存の年数と「要らなくなったら消す」
個人情報保護法には、個人情報を何年保存するか、いつ廃棄するかの決まりはありません(委員会のQ&A)。そのうえで、個人データを利用する必要がなくなったときは、遅滞なく消去するよう努めなければならない、としています。一方で、医療機関の診療記録のように、別の法令で保存の年数が決まっている記録もあります。捨てる前に、社内の規程と、その記録にかかる決まりを確かめます。
医療の記録は医療機関の検査画像・手術映像の保存、防犯カメラから書き出した映像は防犯カメラ映像の保存と提出で扱っています。媒体を作ってから捨てるまでの管理は、個人情報を含む媒体の取り扱いにまとめました。
市販・レンタル・実家のディスクはどうする?
市販の音楽CDや映画のディスク
買った音楽CDや映画のDVD・ブルーレイには、自分の個人情報は入っていません。捨てるなら、壊さずに自治体の分け方で出します。ケースや、中に入っている冊子の分け方も、同じ一覧で確かめます。
レンタルや借りたディスク
レンタル店のディスクや人から借りたディスクは、持ち主のものなので、捨てずに返します。片づけの途中で見つかったら、捨てる物の箱には入れず、返す物として分けておきます。会社から預かっている記録のディスクも同じで、処分は会社の決まりに従います。
実家の片づけや遺品で出てきたディスク
実家の片づけでは、ディスクも中身を確かめるまで処分しない物の箱に入れて持ち帰り、仕分けは自宅でします。進め方は実家じまいで出てきた写真・テープの整理にまとめました。家族の映像や写真が入っていることがあるので、捨てるかどうかは家族で相談して決めます。亡くなった人のスマホやパソコン、クラウドに残ったデータについては、デジタル遺品の整理で扱っています。
書き換えのできるDVD-RW・BD-RE
DVD-RWは書き換えや消去ができ、BD-REは繰り返し録画できるディスクです(マクセル)。それでも、人に見られたくない中身が入っていたなら、捨てるときの手順はDVD-RやBD-Rと同じにして、ディスク対応のシュレッダーで細断してから出します。
ディスクを捨てる日の手順
まとめて片づける日は、次の順に進めると、捨ててから困ることが減ります。
- ディスクを、自分で書き込んだもの、市販のもの、借りたもの・会社のものに分ける
- 自分で書き込んだディスクの中身を確かめ、残したいものをパソコンなどへ移す
- 人に見られたくない中身のディスクは、ディスク対応のシュレッダーで1枚ずつ細断する
- ディスク、ケース、紙のジャケット、細断くずを、自治体の一覧の区分どおりに分ける
- 会社のディスクなら、廃棄の記録をつけ、責任ある立場の人の確認を受ける
- 借りたディスクは、持ち主に返す
よくある質問
Q1. CD・DVDは燃えるごみですか、燃えないごみですか?
自治体で違います。2026年9月に確かめたところ、東京都港区と世田谷区は可燃ごみ、大阪市は普通ごみ、名古屋市はプラスチック資源で、4か所とも燃やさないごみではありませんでした。区分の呼び方もそろっていないので、住んでいる自治体の品目別の一覧や分別アプリで「CD」「DVD」を探して確かめます。
Q2. ブルーレイもCD・DVDと同じ出し方でいいですか?
名古屋市は、ブルーレイディスクをCD・DVDと同じく、ケースを含めてプラスチック資源としています。大阪市の品目別収集区分一覧表には、CDとDVDの項目はありますが、ブルーレイの項目は見当たりませんでした。一覧に載っていないときは、分別アプリやチャットボット、自治体の問い合わせ先で確かめます。
Q3. CDケースやDVDのケースは何ごみですか?
これも自治体で違います。港区はプラスチックのケースを資源プラスチックの日に出し、大阪市はCDケースとプラスチック製のDVDのケースをプラスチック資源に出します(プラスチック以外の素材が含まれていれば普通ごみ)。名古屋市はケースもディスクと同じプラスチック資源です。紙のジャケットや説明書は、紙の項目で分け方を確かめます。
Q4. ディスクを手で割ってから捨ててもいいですか?
割らないでください。マクセルは、廃棄の際にディスクを割ると破片が飛び散ってけがをするおそれがあるとして、割らないよう案内しています。人に見られたくない中身が入っているなら、ディスクに対応したシュレッダーで1枚ずつ細断し、市販のディスクのように中身の心配がないものは、そのまま自治体の分け方で出します。
Q5. 書類用のシュレッダーでCDやDVDを細断できますか?
機種によります。アイリスオーヤマの書類用のパーソナルシュレッダーやオフィスシュレッダーの説明書は、CD・DVDなどのディスクを入れないよう書き、故障の原因になるとしています。細断できるのは、説明書にCD・DVDを細断できると書かれた機種です。ディスク専用の投入口がある電動の機種や、手回し式の機種があります。
Q6. はさみで切って捨ててもいいですか?
この記事で確かめたディスクとシュレッダーのメーカーの案内には、ディスクをはさみで切る方法の説明は見当たりませんでした。メーカーが手順と注意を書いているのは、ディスクに対応したシュレッダーで細断する方法です。手で割ることは、破片でけがをするおそれがあるとしてマクセルが止めています。
Q7. 細断したディスクのくずは何ごみですか?
アイリスオーヤマのハンドシュレッダー H1ME の説明書は、細断くずは住んでいる自治体のごみの分別方法に従うよう書いています。何ごみになるかは、自治体の一覧で確かめます。同じ説明書には、CD・DVDの細断くずに直接触れるとけがをする場合がある、とも書かれているので、素手でつかまずに扱います。
Q8. 会社のディスクを捨てたら、記録を残す必要がありますか?
個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)は、個人データが記録された電子媒体などを廃棄した場合に、廃棄した記録を保存すること、作業を委託するときは委託先が廃棄したことを証明書などで確かめることも重要だとしています。従業員が100人以下の中小規模事業者(一部を除く)向けの例は、廃棄したことを責任ある立場の人が確認する、というものです。
Q9. 市販のCDやレンタルのDVDも、壊してから捨てたほうがいいですか?
市販のCDや映画のディスクに、自分の個人情報は入っていません。捨てるなら、壊さずに自治体の分け方で出します。レンタル店のディスクや人から借りたディスクは持ち主のものなので、捨てずに返します。壊して読めなくするのは、自分で書き込んだディスクのうち、人に見られたくない中身が入ったものです。
Q10. 捨てる前に、自分で作ったディスクの中身を残しておくには?
写真や書類のファイルはパソコンにコピーし、自分で作った映像のDVDは動画ファイルにして取り込みます。移したデータは、パソコンだけでなく外付けのドライブやクラウドにも置いておくと、パソコンが壊れても残ります。市販のディスクや人から借りたディスクの中身を複製する話ではないので、対象は自分で作ったディスクに限ります。
参考にした公式の情報
分別の区分と製品の仕様は、2026年9月25日時点の各自治体・メーカーの公式ページと取扱説明書の記載によるものです。分け方は変わることがあるので、出す前に、住んでいる自治体の最新の案内で確かめてください。個人情報保護法は2026年7月17日に改正法が公布され、施行に向けて政令・規則・ガイドラインなどの検討が進められています。
ディスクメーカーへのご依頼・お見積りは以下からどうぞ。