この記事の要点
- 車で子どもにDVDを見せるには、後席モニターかポータブルDVDプレーヤーを使います。後席モニターは、DVDを読むプレーヤーが入っているか、映像を入れて映す作りかを確かめます。
- 運転する人は、車が止まっているとき以外、画面を注視してはいけません(道路交通法第71条第5号の5)。パイオニアの楽ナビの説明書も、走行中は安全のため映像を表示しないとしています。
- 小学生に見せる1枚は、作品名より、長さ(休憩までに見終わるか)、区切り(1話ごとに止められるか)、酔いにくさ(見る時間を短くできるか)、家族の動画を入れるかで選びます。
- 家族の動画は、映像のDVD(DVD-Video)にしてファイナライズします。MP4をそのまま焼いたデータのDVDは車で映らないことがあるので、出発前にその車で最後まで試します。
- JAFは、車内でテレビを見ることを乗り物酔いの要因の一つに挙げています。酔いやすさには個人差があるので、短い時間から試し、気分が悪くなったら車を降りて休みます。
高速道路に乗ってしばらくすると、後ろの席から「まだ着かないの?」と声が上がる。帰省や旅行の長い道のりでは、子どもが退屈しない過ごし方を前もって考えておきたいところです。スマホやタブレットのほかに、車の画面でDVDを流す方法があります。DVDは通信を使わないので、山あいやトンネルでも途切れずに流れ、入れた分が終われば止まる作りです。
車で子どもにDVDを見せるには、後席モニターか、ポータブルDVDプレーヤーを使います。後席モニターなら、そのモニターにDVDを読むプレーヤーが入っているか、ナビやプレーヤーから映像を入れて映す作りかで、用意する機器が変わります。どちらを使う場合も、運転する人は走行中に画面を見ません。車が止まっているとき以外は、車に取り付けた画面も持ち込んだ画面も、運転者が注視してはいけないと道路交通法で決まっています。
自分で撮った家族の動画を流すなら、DVDプレーヤーが読む映像のDVD(DVD-Video)にしてファイナライズし、出発前にその車で最後まで再生して確かめます。何を見せるかは、作品の名前で探すより、長さと休憩の区切り、酔いにくさ、家族の動画を入れるかどうかで決めるほうが、長い道のりに合った1枚になります。
車でDVDを見る方法|後席モニターかポータブルDVDプレーヤー
車の中でDVDを見る方法は、ディスクをどの機器で読み、どの画面に映すかで分かれます。後ろの席の子どもが見るなら、画面は後席モニターかポータブルDVDプレーヤーです。
| 方法 |
使い方と、確かめること |
| 後席モニター |
天井や前の座席に 付ける画面。 DVDを読む部分が あるかを仕様で確かめる |
| ポータブル機 |
画面とプレーヤーが 1台になっている。 車に持ち込んで使う。 置く場所と 固定のしかたを 先に決める |
| カーナビ |
ナビにDVDの口が あれば再生できる。 後席モニターに つなぐと後ろで見られる |
後席モニターのうち、ディスクを読む部分のないものは、映像を映すだけの画面です。モニターだけではDVDは映りません。ナビにDVDを入れる口があれば、ナビで再生した映像を後席モニターに送って見る形になります。ナビにもモニターにもディスクを読む部分がないなら、DVDを読む機器を別に用意します。
映像を入れて映す後席モニターは、ナビの説明書とあわせて確かめる
たとえば、パイオニアの13.3V型フリップダウンモニター(TVM-FW1300II-B)の仕様に並ぶ入出力は、ビデオ入力2系統、HDMI入力1系統、音声出力です。映像は、ナビやプレーヤーからケーブルで入れて映します。取扱説明書は、車への取り付けと配線、取り付け場所の変更を、安全のため販売店に頼むよう求めています。
送り出すナビの側にも決まりがあります。パイオニアのカーナビ「楽ナビ」の説明書では、別売のリアモニターをつなぐと、本機の映像を後部座席でも見られます。DVDビデオの映像はリアモニターに映せる一方、地図やメニューの画面は映りません。パナソニックのカーナビ「ストラーダ」(CN-F1X10C1D)の使い方ガイドには「後席用モニターには、走行中でも映像が出力されます」とあり、後ろに映像を出したまま、前の画面を地図に切り換えることもできます。後席モニターを付けるなら、ナビの説明書の後席モニターの項目と、モニターの入力端子の種類がそろうかを、取り付けの前に確かめておきます。
ポータブルDVDプレーヤーは、借りた車にも持ち込める
ポータブルDVDプレーヤーは、画面とプレーヤーが1台になった機器です。車に取り付けなくても使えるので、レンタカーで帰省するときにも持ち込めます。家で同じディスクを再生して確かめておけば、借りた車に乗ってから映らないと分かる、という事態を避けられます。
ただ、車に持ち込んだ画面も、道路交通法では運転者が注視してはいけない画面に入ります(次の節)。置き場所は運転の視界や操作を妨げないところにし、急なブレーキでも動かないように置き方を決めてから走り出します。
ナビにDVDを入れる口がないときは
カーナビには、DVDを入れる口のない機種もあります。パイオニアの楽ナビでも、AVIC-RQ722-DCの品名には「DVD/CD」が入り、AVIC-RF722-DCの品名には入っていません。口がないなら、ポータブルDVDプレーヤーを使うか、ナビがUSBメモリーやSDカードの動画を再生できるかを説明書で確かめます。楽ナビの説明書の表では、MP4の動画はUSBメモリーとSDカードからなら再生でき、データを書き込んだDVD-Rから再生できる動画は .avi と .mpg・.mpeg です。
運転する人は、走行中に画面を見ない
子どもが見る画面がどこにあっても、運転する人は走行中に画面を見ません。道路交通法第71条第5号の5は、車が止まっているときを除いて、車に取り付けた、または持ち込んだ画像表示用装置の画像を、運転者が注視してはいけないと定めています。後席モニターも、ポータブルDVDプレーヤーも、スマホやタブレットも同じ扱いです。
警察庁は、運転中のスマートフォンやカーナビゲーション装置などの注視を、重大な交通事故につながり得る危険な行為として、やめるよう呼びかけています。同じページによると、画面を2秒以上見ると運転者が危険を感じるという点で、各種の研究報告は一致しているそうです。時速60キロの車は、2秒間に約33.3メートル進みます。
カーナビの説明書にある、走行中の映像の扱い
カーナビの説明書も、走行中の映像について書いています。パイオニアの楽ナビは、DVDビデオを再生する項目で「走行中は、安全のため映像は表示されません。停車中またはパーキングブレーキをかけているときのみ、ディスプレイで映像を視聴できます。」としています。パナソニックのストラーダ(CN-F1X10C1D)も、地図の横にオーディオの映像を出す表示について、走行中は映像の画面が消えると案内しています。
前の画面で映像が止まっていても、後ろの画面では流れ続ける組み合わせがあります。子どもから「巻き戻して」「次のにして」と頼まれても、走っているあいだは応じません。パナソニックの説明書は、運転者が走行中に操作したり、画像や表示を注視したりしないよう求め、必ず安全な場所に停車してパーキングブレーキをかけた状態で使うよう書いています。リモコンは後ろの席の大人に預けるか、次の休憩まで待ってもらいます。
明るさと音量は、運転の妨げにならないように
後席モニターの説明書には、運転への影響を避けるための注意も並んでいます。パイオニアのTVM-FW1300II-Bの取扱説明書は、運転者が運転中に画像を注視しないこと、視界や運転操作を妨げる場所に取り付けないこと、夜間やトンネルなど暗い場所では明るさを運転に支障のないよう調整することを挙げています。パナソニックのストラーダの説明書には、車の外の音が聞こえなくなるような大きな音量で使わないように、という注意もあります。
車で見るDVDのおすすめは?小学生には長さと区切りで選ぶ
車で見るDVDを選ぶとき、作品の好みは子どもしだいです。長い道のりで困らない1枚かどうかは、次の点で見分けられます。
| 観点 |
選ぶときの目安 |
| 長さ |
休憩から休憩までに 見終わる長さ。 JAFは長距離を 走るときは 2時間に1回以上の 休憩を勧める |
| 区切り |
1話ずつ区切りが あり、休憩で 止めやすいもの。 自作なら動画ごとに チャプターを打つ |
| 酔いにくさ |
酔いやすい子は 短い時間から。 JAFは車内で テレビを見ることを 酔いの要因に挙げる |
| 家族の動画 |
前の帰省や 行事の動画を、 映像のDVDにする |
| 題名 |
盤面に題名を 書いておくと、 子どもが自分で 選べる |
長さは、次の休憩までに見終わるかで決める
長い道のりでは、途中で何度か休憩を入れます。JAFは、長距離を走るときは2時間に1回以上の休憩が取れるように、余裕のある計画を立てるよう勧めています。休憩の場所と時刻をおおまかに決めたら、1枚、または続けて見る何話分かが、次の休憩までに終わる長さかを見ます。
見終わる前に休憩の場所に着くと、続きが気になって車を降りたがらないこともあります。休憩の間隔より短いものを選び、休憩のたびに画面から離れる流れにしておけば、「この1枚が終わったら休憩」と声をかけやすくなります。
1話ずつ止められる作りだと、休憩で区切りやすい
短い話がいくつも入っている作品や、話ごとにチャプターが分かれているディスクは、休憩の場所に着いたところで止めやすく、再開するときも次の話から始められます。自分で作るディスクなら、動画ごとにチャプターを打っておくと、リモコンで次の動画へ飛べます。チャプターの付け方はチャプター分けとはにまとめました。
車酔いしやすい子には、見る時間を短く
酔いやすい子に、長い時間続けて画面を見せるのは避けます。JAFは、車内でテレビを見たり本を読んだりすることを、乗り物酔いを起こす外的な要因に挙げ、大人より子どものほうが酔いやすいようだとしています。見る時間を短く区切り、歌やお話のように音だけでも楽しめるものを混ぜておくと、気分が悪くなりかけたときに画面から目を離しやすくなります。酔いを防ぐ工夫と酔ったときの対処は、次の節に書きました。
家族の動画を入れ、市販の作品はそのまま使う
市販の作品のほかに、家族で撮った動画を入れる手もあります。前の帰省で撮った花火や、運動会、発表会の動画を行きの車で流せば、着いてからの会話の種にもなります。スマホの動画は、ファイルのまま焼くのではなく、映像のDVDにしてから焼きます(後の節)。盤面に題名を書いておくと、字の読める小学生なら自分で選べます。書くときはシールを貼らず、先のやわらかいペンを使います。車に置くディスクの扱いはDVD・CDの正しい保管方法にもまとめました。
市販のDVDを車用にもう1枚作りたくなっても、コピーガードを外して複製することは、家族で見るためでも著作権法の私的使用の例外に入りません(第30条1項2号)。車では、買ったディスクをそのまま使います。仕組みと法律の考え方はコピーガードとはで説明しています。
車酔いが心配な子に見せるときは
JAFの説明では、人の体は、内耳の三半規管などで体の傾きを感じ取り、目や耳、筋肉の動きから入る情報と合わせて平衡を保っています。自分は動いていないのに窓の外の景色が変わっていくような状況では、これらの情報に誤差が生じて脳が混乱し、自律神経に異常な信号が送られます。頭痛や吐き気は、その結果です。個人差はありますが、大人より子どものほうが酔いやすいようだ、ともしています。
JAFは、酔いを起こす要因を、体の状態(疲れ・睡眠不足・空腹・満腹・無理な姿勢)、外的な要因、気持ちの3つに分けています。外的な要因に並ぶのは、車に乗り慣れていないこと、においやカーブの揺れ、そして車内でテレビを見たり本を読んだりすることです。画面を見せれば酔わなくなる、というものではありません。酔いやすさには個人差があるので、初めての長いドライブでは短い時間から試し、その子に合う見方を探します。
JAFが挙げている予防と対処は、次のとおりです。
- 出かける日が決まったら、数日前から体調を整え、前の晩はよく眠る。空腹のまま乗らない
- 酔いやすい人は、揺れの少ない車の中央部に座る
- 走行中は定期的に換気し、においの強いものは車内で食べない
- 運転する人は、急発進や急停車など、車が揺れる運転をしない
- 会話や好きな音楽で、気持ちをほぐす
- 酔ってしまったら、車を止められる場所で降りて休み、深呼吸や水分をとって景色をながめる
- 酔い止めの薬は、できれば前もって医師や薬剤師に相談して用意しておく
画面を見ていて気分が悪いと言い出したら、映像を止めて音だけにするか、次の休憩の場所で車を降ります。
家族の動画を車で流すなら、映像のDVD(DVD-Video)に
スマホやビデオカメラで撮ったMP4などの動画を、ファイルのままDVD-Rに書き込むと、データのDVDになります。パソコンでは開けても、パナソニックが説明しているとおり、パソコン内の動画をそのままDVDに書き込んだだけでは、一般的な家庭用DVDプレーヤーでは再生できません。
車の機器も同じ向きです。楽ナビの説明書の表では、データを書き込んだDVD-Rから再生できる動画は .avi と .mpg・.mpeg で、MP4はUSBメモリーとSDカードの表にだけあります。DVD-R・DVD-RWは、ビデオフォーマットで記録してファイナライズしたものと、WMA・MP3・AAC・MPEGのファイルを入れたものに限って再生できる、という書き方です。車で流すディスクは、DVDプレーヤーが読むためのDVD-Videoの形に組み立ててから焼きます。映像を再生機で読める形に組み立てるこの作業を、オーサリングと呼びます。違いと見分け方はデータDVDと映像DVDの違いにまとめました。
映像のDVDの画面は720×480で、日本のテレビ方式のNTSCで作ります。楽ナビの説明書も、ディスクやパッケージに「NTSC」と表示されたディスクを使うよう書いています。同じ説明書には、8cmのディスクと、ハイビジョン画質(AVCHD・AVCREC規格)で記録したディスクは再生できない、ともあります。ビデオカメラで8cmのディスクやAVCHDの形で残した映像は、映像のDVDに作り直してから車で流します。
ファイナライズを忘れない
ファイナライズは、書き込んだディスクをほかの機器でも読める形に閉じる処理です。パナソニックは、ファイナライズをしていないDVDは作ったパソコンやレコーダー以外の機器では再生できないと説明しています。楽ナビの説明書にも、ファイナライズしていないDVD-R・DVD-RWは、再生できない場合や、再生が始まるまでに時間がかかる場合があるとあります。確かめ方とメーカー別の操作はファイナライズとはで説明しています。
1枚に入る長さと、流す順番
1層のDVD-R(4.7GB)に入るのは、レコーダーのSPモードと同じくらいの画質で約2時間です(パナソニックのレコーダーの案内)。それより長いなら、2枚に分けるか、2層のDVD-R DLにします。2層のディスクは、車の機器の説明書で対応しているかを先に確かめてください。動画の長さと容量の計算はDVDに何分入るかにまとめました。
短い動画がたくさんあるときは、流す順番をファイル名で決めておくと崩れません。ファイル名の頭に「01_」「02_」と番号を付ける方法は入稿ファイル名の付け方で説明しています。スマホを縦に持って撮った動画は、横長の画面では左右が黒くなります。
自分で焼くときの流れ
自分で作るなら、オーサリングソフトで動画をDVD-Videoに組み立て、空のDVD-Rに書き込み、ファイナライズまで済ませます。ソフトの選び方と画面ごとの手順は結婚式ムービーをDVDに焼く方法に書きました。用途は違っても、DVDプレーヤーで映るディスクを作る手順は同じです。iPhoneの動画から作るときの注意はiPhoneの動画をDVD・ブルーレイに焼く方法にあります。
出発の前に、その車で最後まで再生して確かめる
家のプレーヤーで映っても、車の機器で同じように映るとは限りません。楽ナビの説明書も、ビデオフォーマットで記録したDVD-R・DVD-RWでも、ディスクの特性や傷・汚れ、機器のレンズの汚れや露などで再生できない場合があるとしています。パソコンで作ったディスクは、正しい形式なら再生できるものの、ソフトの設定や環境によって再生できない場合がある、とも書かれています。
ディスクができたら、出発の数日前までに、実際に乗る車で次の点を確かめます。
- 車の機器の説明書の「再生できるディスク」の欄で、DVD-RとDVD-Video(ビデオモード)に対応しているか
- ディスクを入れたら本編が始まるか。楽ナビの説明書にも、ディスクによってはメニューが出て、自動では再生が始まらない場合があるとある
- 最初から最後まで止まらずに流れるか。チャプターで次の動画へ飛べるか
- 後ろの席の画面に映るか。音の大きさはどうか。楽ナビの説明書によると、DVDビデオはほかの音源より録音レベルが低く、切り換えると音が小さく感じられる場合がある
- 夜に見るなら、画面の明るさが運転の妨げにならないか
車の中にディスクを置いたままにするのも避けます。JAFが8月の晴れた日(外の気温35℃)に行ったテストでは、窓を閉めた黒いミニバンの車内が、エンジンを止めて30分後に約45℃、15時ごろには55℃を超えました。楽ナビの説明書も、直射日光や高温など車内での保管の状況によって、ディスクが再生できなくなる場合があるとしています。車用に1枚作ったら、元のディスクは家に置いておきます。
車で再生できないときは
映らないときは、パソコンでディスクを開いて、VIDEO_TSというフォルダがあるかを見ます。なければデータのDVDなので、映像のDVDに作り直します。VIDEO_TSがあるなら、ファイナライズの有無と、車の機器がDVD-Rに対応しているかを確かめます。前は映っていたのに映らなくなったなら、傷や汚れ、車内の熱を疑います。原因の見分け方は車でDVDが再生できない原因|カーナビで映らない・音だけ出るときの確かめ方にまとめました。
車で見るDVDを用意する|自分で焼くか、書き込み代行に頼むか
パソコンと、DVD-Rに書き込めるドライブがあれば、映像のDVDは自分で作れます。焼いたら、前の節の確かめ方で、その車で最後まで流してから出かけます。パソコンやドライブがないときや、焼いて試す時間がとれないときは、書き込み代行に頼む方法もあります。
当社(ディスクメーカー)は、大阪・梅田にあるDVD・ブルーレイの書き込み代行の小さな店で、注文は1枚から承ります。動画の共有URL(ギガファイル便、Google ドライブなど)を注文フォームに貼れば、スマホからでも入稿できます。プレーヤーで再生できる形に組み立てて書き込み、実際のプレーヤーで再生を確かめてから、発送するか店舗でお渡しします。料金は、基本料金(DVD・1枚あたり)1,500円(税抜)で、同じ内容の2枚目からは追加コピー(同一内容の焼き増し・1枚あたり)1,000円です。チャプター分け(1枚あたり)は+1,500円のオプションで、「チャプター分け」を選ぶと開く「チャプター位置の指定」の欄に、区切りの時刻を入れます。車の機器で映るかは機種によるので、届いたら出発の前に、その車で試してください。お引き受けできるのは、自分で撮影・制作した動画と、権利者の許可がある動画だけです。
よくある質問
Q1. 車でDVDを見るには、何が必要ですか?
DVDを読む機器と、映す画面です。後ろの席で見るなら、DVDを読むプレーヤーが入った後席モニター、ナビやプレーヤーから映像を入れて映す後席モニター、画面とプレーヤーが1台になったポータブルDVDプレーヤーのどれかを使います。ナビにDVDを入れる口があっても、パイオニアの楽ナビのように、走行中は前の画面に映像を出さない機種があります。
Q2. 走行中にカーナビでDVDの映像が見られないのはなぜですか?
運転者が画面を注視しないようにするためです。道路交通法は、車が止まっているときを除き、運転者が車の画面の画像を注視することを禁じています(第71条第5号の5)。楽ナビの説明書も「走行中は、安全のため映像は表示されません」とし、停車中かパーキングブレーキをかけているときだけ見られるとしています。後ろの席で見るなら、後席モニターを使います。
Q3. 後席モニターなら、走行中でも子どもはDVDを見られますか?
見られる組み合わせがあります。パナソニックのストラーダ(CN-F1X10C1D)の使い方ガイドには「後席用モニターには、走行中でも映像が出力されます」とあります。ただし運転する人は、後ろの画面も見ません。モニターは視界や運転操作を妨げる場所に付けず、夜間やトンネルでは、明るさを運転に支障のないよう調整します(パイオニアの後席モニターの取扱説明書)。
Q4. 小学生に車で見せるDVDは、どう選べばいいですか?
作品の好みは子どもしだいなので、車で見やすいかで選びます。次の休憩までに見終わる長さか、1話ごとに止められる区切りがあるか、酔いやすい子なら見る時間を短くできるか、家族で撮った動画を入れるか、の4つです。JAFは、長距離を走るときは2時間に1回以上の休憩を勧めています。盤面に題名を書いておけば、子どもが自分で選べます。
Q5. スマホで撮った子どもの動画を、車で見られるDVDにできますか?
できます。オーサリングソフトで、DVDプレーヤーが読む映像のDVD(DVD-Video)に組み立ててから焼き、ファイナライズまで済ませます。MP4をファイルのままDVD-Rに焼いたデータのDVDは、車の機器では映らないことがあります。楽ナビの説明書でも、データのDVD-Rから再生できる動画の表にMP4は入っていません。作ったら、出発前にその車で最後まで再生して確かめます。
Q6. DVD1枚に何分入りますか?長いドライブに足りますか?
1層のDVD-R(4.7GB)に入るのは、レコーダーのSPモードと同じくらいの画質で約2時間です。長いドライブでも休憩をはさむので、1枚の長さは休憩の間隔に合わせて考えます。それより長くしたいなら、2枚に分けるか、2層のDVD-R DLにします。2層のディスクは、車の機器の説明書で対応しているかを先に確かめてください。
Q7. 子どもが車酔いしやすいのですが、DVDを見せても大丈夫ですか?
酔いやすさには個人差があるので、短い時間から試してください。JAFは、車内でテレビを見たり本を読んだりすることを乗り物酔いの要因に挙げ、大人より子どものほうが酔いやすいようだとしています。気分が悪くなったら映像を止め、車を降りて休みます。揺れの少ない中央部に座る、換気をする、空腹で乗らないといった予防も、JAFが挙げています。
Q8. 市販のアニメDVDをコピーして、車用を作ってもいいですか?
コピーガードを外して作るなら、できません。市販のDVDに使われるCSSのようなコピーガードを外して行う複製は、家族で見るためでも、著作権法の私的使用の例外に入りません(第30条1項2号)。自分で外して複製した個人に刑事罰はありませんが、損害賠償などの民事上の責任を負います。業として頼まれて外すことには罰則があり(第120条の2)、当社も他人の著作物の複製はお引き受けしていません。
Q9. 家では見られるDVDが、車で見られないのはなぜですか?
機器ごとに、再生できるディスクやファイルが違うからです。楽ナビの説明書では、DVD-R・DVD-RWはビデオフォーマットで記録してファイナライズしたものなどに限って再生でき、それでもディスクの特性や傷・汚れで再生できない場合があるとしています。データのDVDになっていないか、ファイナライズしてあるかを確かめ、説明書の「再生できるディスク」の欄を見ます。
Q10. カーナビにDVDを入れる口がないときは、どうすればいいですか?
ポータブルDVDプレーヤーを使うか、ナビがUSBメモリーやSDカードの動画を再生できるかを説明書で確かめます。パイオニアの楽ナビでも、品名に「DVD/CD」が入る機種と入らない機種があり、説明書の表では、MP4の動画をUSBメモリーとSDカードから再生できます。ポータブルプレーヤーなら、家で同じディスクを試してから車に持ち込めます。
参考にした公式の情報
機器の仕様や説明書の内容は、機種や時期で変わります。この記事は、2026年9月25日時点の各社・各機関の公式ページの記載をもとにしたものです。
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