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ギガファイル便で4K動画をアップロードする際の注意点と最適化

2026 5/11

ギガファイル便と4K動画の基礎知識

結婚式の記録、舞台公演、企業のVPなど、近年は4K解像度(3840×2160)での撮影が一般的になりました。撮影機材の高画素化に伴い、撮って出しの素材も1本あたり数GB〜数十GBに膨れ上がる時代です。そうした大容量データを共有する手段として、無料かつ会員登録不要で使えるギガファイル便は、動画制作・ディスク化代行の現場で広く採用されています。

一方で、ギガファイル便 4k 動画の組み合わせには、ファイルサイズの大きさゆえの注意点がいくつか存在します。ディスクメーカーでは年間222件以上のディスク化案件をお預かりしていますが、入稿トラブルの大半は「アップロード途中で切断」「再エンコードによる画質劣化」「保存期限切れ」の3つに集約されます。本記事では、これらの技術的な背景を解説しながら、4K素材を安全に送るための最適化ポイントをまとめます。

なお、ギガファイル便を活用した入稿全体の流れについては、ギガファイル便での動画データ入稿ガイドに手順を掲載していますので、初めての方はあわせてご覧ください。

4Kファイルの仕組みとアップロードの仕組み

4K動画はなぜ大きくなるのか

4Kは2K(フルHD)の4倍の画素数を持つ規格です。1秒あたりに描かれる情報量も増えるため、同じコーデック・同じビットレートで比較すれば、必然的にファイルサイズは2K素材の3〜4倍に達します。たとえば30分のフルHD素材が2GB前後だった場合、同条件の4K素材は8GBを超えることも珍しくありません。スマートフォンのHEVC(H.265)撮影でも、4K/60pでは1分あたり約400MBを消費します。

ギガファイル便側の仕様

ギガファイル便は1ファイルあたり最大300GBまで送信可能で、保存期限は7日・14日・30日・60日から選択できます。アップロードはブラウザ経由のHTTP通信で、回線品質に依存して進行します。サーバー側で動画を再圧縮することはなく、原則として送ったバイナリそのものが受け取り側にダウンロードされる仕様です。ここはYouTubeやSNSのアップロードと大きく異なるポイントで、画質を保ったまま素材を渡したい4K動画の受け渡しに向いている理由でもあります。

アップロード失敗が起きるメカニズム

大容量ファイルの送信が途中で止まる原因は、ブラウザのタブが裏に回ったことによる通信停止、Wi-Fiの一時的な切断、PCのスリープ、ウイルス対策ソフトの通信スキャンなどが代表的です。30GBの素材を平均30Mbpsの上り回線で送ると単純計算で2時間以上かかるため、その間に1度でも接続が途切れると、最初からやり直しになるケースも珍しくありません。

実用上の影響と判断基準

そのままの4K素材を送るべきか、書き出してから送るべきか

結論から言うと、ディスク化が目的であれば「編集ソフトから書き出した完成版」を送るほうが効率的です。理由は3つあります。第一に、撮って出しの素材は複数ファイルに分かれており、編集者の意図したつなぎ順が伝わりにくいこと。第二に、未編集データはサイズが大きく、アップロード・ダウンロードの双方に時間がかかること。第三に、書き出し時にプロキシ用の中間コーデックではなくH.264/H.265などの配布用コーデックを選ぶことで、汎用プレイヤーでの再生確認が容易になることです。

推奨ビットレートとコーデック

4Kマスター素材の場合、H.264なら50〜80Mbps、H.265(HEVC)なら25〜40Mbps程度のCBR/VBRが、画質と容量のバランス点としておすすめです。Blu-rayへ収録する前提であれば、最終的にディスクメーカー側でBDMV規格に再エンコードしますので、納品時点ではマスター品質を維持したコンテナで問題ありません。MP4(H.264)、MOV(ProRes)、MXF、いずれも対応可能です。

アップロードを止めない環境づくり

長時間のアップロード中はPCの電源設定を「スリープしない」に変更し、ブラウザはギガファイル便のタブをアクティブに保ったまま放置します。可能であれば有線LAN接続に切り替え、Wi-Fi利用時は5GHz帯(11ac/11ax)を使うと安定性が増します。1ファイルが50GBを超えるような場合は、編集ソフトの書き出し段階で章ごとに分割し、複数ファイルに分けて送ると失敗時のリカバリーが軽くなります。

業者選びで確認しておきたいポイント

受け取り側の対応コーデック

ディスク化代行に出すときは、業者がどのコンテナ・コーデックに対応しているかを事前に確認しましょう。ディスクメーカーでは一般的なMP4、MOV、AVI、MTS、MXFのほか、撮って出し素材の連番取り込みにも対応しています。HDR収録の4K素材についてはSDRへのトーンマッピング処理も可能で、Blu-ray Discへ収める際の色味を整えます。

保存期限と入稿後の保管

ギガファイル便の保存期限は最長60日ですが、注文確定からディスク発送までの間にリンクが切れると再アップロードが必要になります。ディスクメーカーでは受領後すぐに素材をダウンロードし、社内サーバーで保管したうえでオーサリングに着手しますので、お客さま側で延長操作をしていただく必要はありません。最短即日発送のスケジュールに合わせて、入金確認から速やかに作業を進めます。

事例:4K素材を扱った2ケース

ある映像制作会社さまからは、企業の周年式典を4K/60pで撮影した90分素材(約42GB)をギガファイル便でお預かりし、AVCHD/Blu-ray各5枚へ書き分けて納品しました。アップロードに2時間ほどかかったものの、書き出しを完成版1ファイルにまとめていただいたことで、社内検証もスムーズに進みました。

別の事例では、自主制作の舞台公演を4Kで記録した個人のお客さまから、4台のカメラで撮影した分割素材を一括でお送りいただきました。総容量は約78GBで、複数のギガファイル便URLに分けて入稿していただき、編集はディスクメーカー側のマルチカム編集オプションで対応。完成版BDを20枚プレスし、出演者へ配布されました。料金は1枚1,500円〜のディスク書き込み料に編集費を加算する形で、明朗にお見積りしています。

ディスクメーカーでの対応とサポート体制

ディスクメーカーでは、ギガファイル便でお送りいただいた4K素材を、お客さまのご希望のフォーマット(DVD-Video、AVCHD、BDMV)へオーサリングしたうえで、バーベイタム製ディスクへ書き込みます。盤面印刷、ケース封入、配送までを大阪梅田の拠点で一貫して行うため、画質劣化を最小限に抑えながら最短即日の発送が可能です。

動画フォーマットの仕様や対応コーデックの詳細はブルーレイ書き込みサービスとDVD書き込みサービスのページに記載しています。4K納品を含む各種オプションをご検討の際は、注文前のご相談も歓迎しております。

よくあるご質問

ギガファイル便で4K動画を送るとき、最大何GBまで対応していますか

ギガファイル便は1ファイルあたり最大300GBまで対応しており、ディスクメーカーで受領できる上限と一致します。4K/60pの長尺素材でも分割せずに送れるケースが大半ですが、回線環境を考慮し、50GB前後で分割していただくとアップロードがより安定します。

4K素材をそのまま送っても画質は劣化しませんか

ギガファイル便はサーバー側で動画を再圧縮しないため、お送りいただいた状態のまま受領できます。ただしBlu-ray Discへ収める際は規格上の再エンコードが必要になり、ビットレート上限が約40Mbpsとなるため、その範囲での最適化が行われます。

アップロード中に通信が切れて失敗したらどうすればよいですか

ギガファイル便は途中再開の仕組みがないため、原則として最初からやり直しが必要です。スリープ防止と有線LAN接続を行ったうえで、夜間帯など回線が空いている時間にアップロードを始めるとリトライ回数を減らせます。

保存期限が切れてしまった場合、再送以外の方法はありますか

原則として再アップロードをお願いしていますが、ディスクメーカーでは入金確認後すぐにダウンロードし社内保管へ移しますので、お客さま側で期限延長を意識していただく必要はありません。注文後の素材消失リスクは抑えられる運用です。

4K素材の推奨書き出し設定を教えてください

マスター品質を保ちたい場合、H.264なら50〜80Mbps、H.265(HEVC)なら25〜40Mbpsを目安としてください。コンテナはMP4が汎用性が高くおすすめで、編集の意図に応じてMOV(ProRes)を選ぶケースもあります。フレームレートは撮影時の値をそのまま維持してください。

HDRで撮影した4K動画もBlu-rayにできますか

ディスクメーカーでは、HDR素材をSDRへトーンマッピングしてからBDMVへ書き出す対応が可能です。色味やコントラストの傾向についてはご希望をうかがいながら調整いたしますので、注文時にHDR収録である旨をお伝えください。

複数のギガファイル便URLに分けて送っても大丈夫ですか

問題なく対応いたします。注文フォームのURL欄に複数行で貼り付けてください。ファイル順序が分かるよう、各ファイル名に「01_」「02_」など連番をつけていただくと、ディスクメーカー側での結合作業が正確に進みます。

スマートフォンで撮影した4K動画もそのまま送れますか

iPhone・Androidとも、撮影されたHEVCまたはH.264のMP4/MOVファイルをそのままギガファイル便にアップロードしていただいて結構です。スマホからのアップロードは回線が不安定になりやすいため、Wi-Fi接続のうえモバイル端末がスリープしない状態で送信してください。

アップロード時間の目安はどれくらいですか

上り回線の実効速度に依存しますが、30Mbps環境で10GBの4K素材を送る場合、約45分が目安です。50GBを超える素材では2〜3時間程度かかるため、出稿予定に余裕を持って取りかかることをおすすめします。

4K動画を入稿する場合、料金は変わりますか

ディスクメーカーの基本料金は1枚1,500円〜で、解像度による加算は行っておりません。ただし長尺の4K素材を複数チャプターに分けるオーサリングや、HDRのSDR変換などの追加処理が発生する場合は、別途お見積りいたします。詳細は料金ページをご確認ください。

ギガファイル便以外の転送サービスでも対応できますか

firestorage、Google Drive、Dropboxなど主要な大容量転送サービスにも対応しています。共有リンクを注文フォームに貼り付けてください。閲覧権限の設定がかかっている場合は、解除またはディスクメーカー宛のアカウント招待をお願いしております。

まとめ

4K動画は、フルHDと比較してファイルサイズも転送負荷も大きく増えるため、ギガファイル便を使った入稿では「アップロードを途切れさせない準備」「書き出し設定の最適化」「保存期限と納期の整合」の3点を意識することが大切です。撮影クオリティを落とさずにディスク化したい場面では、ギガファイル便 4k 動画の受け渡しが現実的で、画質を守りながら確実に届ける手段として有効です。

ディスクメーカーでは、年間222件以上のディスク化案件で蓄積したノウハウをもとに、4K素材の受領から最短即日発送までを大阪梅田の拠点で一貫対応しています。動画の長さや本数、納期にあわせて最適なプランをご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

4K動画のディスク化・大容量データの入稿に関するご相談は、以下のページからお気軽にどうぞ。

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