DVDやBlu-rayを制作するとき、最終的な仕上がりを大きく左右するのが「入稿する動画ファイルの形式と解像度」です。同じ撮影素材でも、書き出し設定を間違えると、せっかくのキレイな映像がボケて見えたり、画面の上下に黒帯が入ったりすることがあります。本記事では、ディスクメーカーが推奨する動画ファイルの形式と解像度を、DVD・Blu-rayそれぞれについて詳しく解説します。1枚1,500円〜・ギガファイル便での簡単入稿・LINE注文対応というシンプルな利用フローを最大限に活かすために、入稿前にぜひ押さえておきたい知識です。
年間222件以上の制作実績を持つ大阪梅田の専門店として、よくある書き出しミスや、スマホ撮影の動画をディスク化するときの注意点まで、実用ノウハウを盛り込んでまとめました。これからDVD・Blu-rayを作る予定の方、業者へ依頼するときに最適な書き出し設定を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
DVDとBlu-rayの基本仕様 ―推奨解像度の根拠
DVDとBlu-rayは、規格として定められた「映像の解像度」「容量」「収録時間」が異なります。これを理解した上で動画ファイルを書き出すと、ディスク化後の仕上がりが大きく向上します。
DVD:推奨解像度 720×480
- 規格上の標準解像度:720×480(NTSC)
- 容量:4.7GB(2層DVD-R DL:8.5GB)
- 収録時間目安:約1.5〜2時間
- アスペクト比:4:3 または 16:9
- 推奨フレームレート:29.97fps(または30fps)
DVDは標準解像度(SD)規格のメディアで、最終的にディスクに焼かれる映像は720×480に変換されます。それを前提に、入稿時もこの解像度に近い形で書き出しておくと、変換時の劣化を最小限に抑えられます。
Blu-ray:推奨解像度 1920×1080
- 規格上の標準解像度:1920×1080(フルHD)
- 容量:25GB(2層BD:50GB)
- 収録時間目安:約2時間(HD画質ベース)
- アスペクト比:16:9
- 推奨フレームレート:29.97fps(または30fps)
Blu-rayはフルHD規格のメディアで、1920×1080という高精細な映像をそのまま記録できます。スマホやデジタル一眼で撮影したフルHD動画は、Blu-rayが本領を発揮するメディアです。
推奨ファイル形式 ―最もトラブルが少ないのはmp4
ファイル形式(コンテナ)はいくつもありますが、書き込みトラブルが最も少なく、汎用性も高いのはmp4(H.264)です。
対応ファイル形式の一覧
- mp4(H.264 / H.265):最推奨。互換性が高く、書き出しもしやすい
- mov:Mac環境で標準的。問題なく入稿可能
- avi:Windowsで一般的。問題なく入稿可能
- wmv:Windows Media形式。問題なく入稿可能
- mts / m2ts:ビデオカメラのAVCHD形式。そのまま入稿可能
ビットレートの目安
- DVD用書き出し:4〜8Mbps程度(H.264)
- BD用書き出し:15〜25Mbps程度(H.264)
- あまりに低いと画質が荒くなり、高すぎるとファイルが大きくなりすぎる
スマホで撮影した動画をディスク化するときの注意点
最近はスマホで動画を撮影し、そのままDVDやBlu-rayにしたいというご依頼が増えています。スマホ動画は高画質ですが、いくつか注意点があります。
縦動画は要注意
スマホを縦に構えて撮影した動画は、DVDやBlu-rayでは画面の左右に黒帯が入り、中央に縦長映像が表示される形になります。DVDもBDも横長前提のメディアだからです。発表会や運動会など「画面いっぱいに映したい」シーンでは、必ず横向きで撮影してください。すでに縦動画しかない場合は、編集ソフトで横向きにトリミングするか、左右の黒帯を背景として活かす演出を検討します。
4K撮影でも書き出しはフルHDに
最近のスマホは4K(3840×2160)撮影に対応していますが、Blu-rayの規格上は1920×1080のフルHDが上限です。4K素材を入稿する場合、書き込み時にフルHDへダウンコンバートされますので、4Kから入稿しても問題はありませんが、容量が大きくなるためアップロード時間が長くなります。事前にフルHDで書き出しておくと、入稿がスムーズです。
HEVC(H.265)形式の扱い
iPhoneの「高効率」設定で撮影した動画はHEVC(H.265)形式です。多くの場合そのまま入稿できますが、一部の編集環境ではH.264への変換が必要になることがあります。確実にトラブルを避けたい場合は、書き出し時にH.264のmp4へ変換しておくのがおすすめです。
複数の素材を1枚にまとめるときの推奨設定
ディスクメーカーは1枚最大99ファイル収録に対応していますが、複数の素材を1枚にまとめる場合は、設定を揃えておくと仕上がりが安定します。
揃えておきたい項目
- 解像度(DVDなら720×480、BDなら1920×1080)
- アスペクト比(DVDなら16:9で統一推奨、BDは16:9)
- フレームレート(29.97fpsまたは30fpsで統一)
- 音声のサンプリングレート(48kHzが標準)
- 音量レベル(極端な差があると視聴時に音量調整が必要になる)
音量レベルの揃え方
撮影機材が複数にまたがると、ファイルごとに音量がバラついてしまうことがあります。簡単な方法としては、編集ソフトの「ノーマライズ」機能で音量を一定レベルに揃えると、視聴時のストレスが減ります。
書き出しで失敗しがちなパターンと対策
入稿後に「画質が思っていたより低い」「音が出ない」「再生時に黒帯が出る」といったトラブルが発生することがあります。多くは書き出し設定で防げます。
失敗パターン1:解像度が極端に低い
古いビデオカメラや、SDサイズでアップロードされた素材をBlu-rayに焼くと、ブロックノイズが目立つ仕上がりになります。BD化する場合は、元素材がフルHD相当であることを事前に確認してください。
失敗パターン2:アスペクト比のミスマッチ
4:3で撮影した古い素材を16:9のディスクに焼くと、左右に黒帯が入ります。逆に16:9素材を4:3で書き出すと、左右がカットされたり縦長に潰れたりします。最終的なディスクのアスペクト比を意識して書き出してください。
失敗パターン3:音声トラックが入っていない
編集ソフトで「音声をミュートしたまま書き出す」「音声トラックを誤って削除」といったミスで、無音のファイルが完成してしまうことがあります。書き出し後に必ずPCで再生し、音が出ているか確認してください。
失敗パターン4:可変フレームレート(VFR)
スマホで撮影した動画は、可変フレームレート(VFR)で記録されることがあります。VFRは編集や書き込み時に音ズレを引き起こす場合があるため、書き出し時には固定フレームレート(CFR)に変換しておくと安全です。
ディスクメーカーが推奨する書き出しテンプレート
「具体的にどう設定すればよいかわからない」という方のために、汎用的な書き出しテンプレートをまとめます。お使いの編集ソフト(iMovie / Premiere Pro / DaVinci Resolve / Final Cut Pro等)で、これらの値を参考に設定してください。
DVD用おすすめテンプレート
- 解像度:720×480(または1280×720以上)
- アスペクト比:16:9
- フレームレート:29.97fps(固定)
- コーデック:H.264
- ビットレート:4〜8Mbps
- 音声:AAC 192kbps / 48kHz
- ファイル形式:mp4
Blu-ray用おすすめテンプレート
- 解像度:1920×1080
- アスペクト比:16:9
- フレームレート:29.97fps(固定)
- コーデック:H.264
- ビットレート:15〜25Mbps
- 音声:AAC 192kbps / 48kHz
- ファイル形式:mp4
入稿前チェックリスト
- ファイル形式はmp4(H.264)になっているか
- 解像度は推奨値(DVD 720×480 / BD 1920×1080)に近いか
- 縦動画になっていないか(横向き確認)
- 音声が再生されるか(PCで一度再生)
- アスペクト比が16:9で統一されているか
- ファイル名が再生希望順に並んでいるか
- 合計時間がメディアの収録時間目安内に収まっているか
- 1枚あたりのファイル数が99以内に収まっているか
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品質と安心 ―最適な書き出しから書き込みまで
動画ファイルの推奨形式・解像度を守って入稿いただくと、書き込み工程の安定性が大きく上がります。Verbatim社製・IOデータ製のブランクディスクのみを使用し、書き込み前のイメージファイルチェック、書き込み後の実機ドライブチェックという二段階検品体制で、年間222件以上の制作を続けています。万が一の不良品には再作成・交換保証で対応します。最適な入稿+高品質な制作体制で、お客様の大切な映像をしっかりと形にします。
よくあるご質問 ―ファイル形式・解像度編
古いVHSテープからDVDへの変換はできますか?
申し訳ありませんが、VHS・ミニDVといった記録メディアからの変換は対応していません。動画ファイル化されたデータでのご入稿をお願いしています。
動画の編集(カット・テロップ追加)も依頼できますか?
動画編集サービスは対応していません。あらかじめ編集を完了したファイルをご入稿ください。編集が必要な場合は、編集会社へのご依頼後にディスクメーカーへお持ち込みいただく流れになります。
4K素材をそのまま入稿しても問題ないですか?
問題ありません。書き込み時にBlu-rayの規格に合わせてダウンコンバートします。容量が大きいためアップロードに時間がかかる点だけご注意ください。
音声だけ別ファイルですが対応できますか?
基本は映像と音声が1ファイルに統合された状態でのご入稿をお願いします。別ファイルの場合は、事前にLINEでご相談ください。
編集ソフト別・書き出し設定の早見ガイド
主要な編集ソフトでDVD用・Blu-ray用ファイルを書き出すときの設定ポイントをまとめます。基本的な考え方は同じですが、ソフトごとにメニュー構成が異なるため、初めての方は迷いやすい部分です。
iMovie(Mac標準)
「ファイル」→「共有」→「ファイル」を選択し、解像度を「1080p」、品質を「高」、圧縮を「高速」に設定して書き出します。出力されるmp4はBlu-ray用としてそのまま入稿可能です。DVD向けには、書き出し後にHandBrake等で720×480へリサイズするか、そのまま入稿してディスクメーカー側でダウンコンバートする運用も可能です。
Premiere Pro(Adobe)
「書き出し」→「形式:H.264」を選択し、プリセットから「マッチソース 高ビットレート」または「YouTube 1080p HD」を選びます。フレームレートは元素材に合わせて29.97fps固定が安全です。可変フレームレート(VFR)にならないよう、書き出し設定で固定フレームレート(CFR)を選択してください。
DaVinci Resolve
「Deliver」ページで、フォーマット「MP4」、コーデック「H.264」、解像度「1920×1080」、フレームレート「29.97」、品質「Restrict to」で15000Kb/s前後を指定します。音声はAAC 192kbps以上で書き出すと安心です。
Final Cut Pro
「ファイル」→「共有」→「マスターファイル」を選択し、ビデオコーデックを「H.264 高速」、解像度を元素材と合わせて書き出します。DVD向けには、コンプレッサーで再エンコードするか、ディスクメーカー側でダウンコンバートを行う運用が一般的です。
入稿後の流れと最終確認 ―書き込み前のお客様確認
ファイルの書き出しと入稿が済んだ後、ディスクメーカーでは書き込み前の最終確認を行います。お客様にも確認していただきたいポイントをまとめます。
ファイル順とチャプター構成の確認
入稿いただいたファイル名順がメニュー構成に直結します。意図と異なる並びになりそうな場合は、入稿時のLINEまたはメールで「この順番で並べてください」と明示いただけると確実です。複雑なメニュー構成を希望される場合は、別途オーサリング相談として承ります。
収録時間と容量の最終確認
DVDなら約1.5〜2時間、BDなら約2時間が収録時間の目安です。これを超える場合は、2層DVD(2,500円)への変更、または2枚への分割を事前にご相談ください。容量を超過したまま書き込みを進めると、品質劣化や書き込み失敗の原因になります。
音量レベルと音声トラックの確認
複数素材を1枚にまとめる場合、ファイル間で音量差があると視聴時にストレスとなります。お客様側で書き出し時にノーマライズしておくか、ディスクメーカーで音量調整オプションのご相談も可能です。音声トラックが無音になっていないかも、入稿前にPCで一度ご確認ください。
まとめ ―正しい形式と解像度でディスクの完成度が決まる
DVDは720×480、Blu-rayは1920×1080。この推奨解像度に近い形で、mp4(H.264)として書き出して入稿いただくと、ディスクメーカーの書き込み工程がスムーズに進み、仕上がりも安定します。スマホ動画の縦撮り対策、複数素材の設定統一、書き出し時の音量チェックなど、ちょっとした下準備で完成度は大きく変わります。迷ったらギガファイル便+LINEで気軽にご相談ください。1枚1,500円〜・最短即日のお渡しで、最適な仕上がりをお届けします。
シーン別の推奨フォーマット・解像度ガイド ―用途で選ぶ書き出し設定
動画の用途によって、推奨される書き出し設定は微妙に変わります。ディスクメーカーで年間222件以上を制作するなかで、シーンごとに最適な設定の傾向が見えてきました。ここでは代表的な5つのシーンについて、入稿時にお勧めしている解像度・形式・ビットレートをまとめます。
シーン1:結婚式オープニング・プロフィール・エンディングムービー
結婚式の上映用ムービーは、会場のプロジェクターでスクリーンに大きく映し出されるため、解像度の余裕がそのまま見やすさに直結します。Blu-ray書き出しを基本とし、解像度1920×1080、フレームレート29.97fps固定、ビットレート20Mbps前後を推奨します。式場側がDVD指定の場合は、720×480・16:9・ビットレート6〜8Mbpsで書き出します。BGMの音量はノーマライズで揃え、会場で再生してもバランスが取れる音量にしておくと安心です。当日リハで音量調整しにくいケースが多いので、書き出し段階で整えておくのが鉄則です。
シーン2:セミナー・講演会・社内研修
セミナーや講演会の動画は、長時間の収録になりやすく、容量管理が重要です。1.5〜2時間級の収録なら、Blu-ray片面1層(25GB)でビットレート15Mbps前後に設定すると、画質と容量のバランスが取りやすくなります。スライドのテキストや図を視聴者にしっかり読ませたいときは、解像度を落とさず1920×1080のまま入稿してください。DVD化する場合は、テキストが多いほどビットレート8Mbpsを上限まで使う設定にし、文字のにじみを抑えます。
シーン3:学校行事(運動会・お遊戯会・文化祭・卒業式)
学校行事は配布枚数が多くなりがちなので、追加ディスク1,100円/枚の単価を意識しつつ、再生互換性の高いDVD(720×480・mp4)での書き出しが定番です。家庭の据え置きDVDプレーヤーで再生されることを前提とし、フレームレートは29.97fps固定、コーデックはH.264、音声はAAC 192kbpsを推奨します。複数カメラの映像をまとめる場合は、すべて同じ解像度・アスペクト比・フレームレートで書き出してから入稿いただくと、書き込みエラーを大きく減らせます。
シーン4:ダンス・バレエ・楽器発表会
発表会動画は、動きの速いシーンが多く、ビットレート不足だとブロックノイズが目立ちます。Blu-rayなら20〜25Mbps、DVDなら7〜8Mbpsを目安に書き出してください。音楽のクオリティも重視されるシーンですので、音声はAAC 192kbps以上、サンプリングレート48kHzで書き出すと安心です。ステージ照明で明暗差が激しい素材は、書き出し前にカラー補正で黒つぶれ・白とびを抑えておくと、ディスク化後の見栄えがさらに整います。
シーン5:家族・子どもの成長記録
スマホで撮りためた成長記録は、複数の素材を1枚にまとめて保存用ディスクにするご依頼が多いシーンです。1枚最大99ファイル収録できるため、年単位・月単位でファイルを分けて入稿いただけます。スマホ動画のままだとファイルごとに解像度・フレームレートがバラつくため、書き出し時に1920×1080・29.97fps固定・H.264で統一すると安心です。長期保存目的の場合は、Verbatim社製・IOデータ製のブランクディスクに加え、2層BD(50GB)への切り替えも検討してください。
フォーマット別・解像度別の比較表 ―選び方の早見
「どのファイル形式・どの解像度で書き出せばよいか」を一目で確認できる比較表をまとめます。入稿前にこの表を見ながら設定を決めると、迷いが減ります。
ファイル形式別の特徴比較
| 形式 | 主な環境 | 互換性 | 推奨度 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| mp4(H.264) | 全環境 | 非常に高い | 最推奨 | 迷ったらこれ |
| mp4(H.265 / HEVC) | iPhone高効率設定 | 高い | 推奨 | 一部編集ソフトでH.264化が必要 |
| mov | Mac標準 | 高い | 可 | iPhone / Mac書き出しで一般的 |
| avi | Windows系 | 中 | 可 | 古い編集ソフトで採用 |
| wmv | Windows系 | 中 | 可 | Windows Media形式 |
| mts / m2ts | ビデオカメラ AVCHD | 高い | 可 | カメラ直のままで入稿OK |
| mkv | PC配信向け | 中 | 可 | 事前に再生確認推奨 |
解像度別の選び方比較
| 解像度 | 呼び方 | DVD適合 | BD適合 | 推奨入稿先 |
|---|---|---|---|---|
| 720×480 | SD | そのまま | 非推奨 | DVD |
| 1280×720 | HD | ダウンコンバート | 可 | DVD / BD両用 |
| 1920×1080 | フルHD | ダウンコンバート | そのまま | BD最適 |
| 3840×2160 | 4K | ダウンコンバート | ダウンコンバート | BD(容量大) |
入稿例で見る ―形式別の現場サンプル
実際にディスクメーカーへ入稿される代表的なファイル例を、形式ごとに紹介します。お手持ちのファイルと照らし合わせてみてください。
入稿例1:mp4(H.264)― 最も多いケース
編集ソフトで「H.264 / mp4」を選択して書き出した汎用ファイル。例として「opening_movie_1920x1080_29.97fps_20Mbps.mp4」のようなファイルです。Blu-ray・DVDのどちらでもそのまま入稿でき、書き込みトラブルが起きにくい形式です。
入稿例2:mov ― iPhone直の動画
iPhoneやMacで標準的な形式。例として「IMG_1234.mov(1920×1080・60fps)」など。60fpsの場合は、ディスク規格に合わせて29.97fpsへ変換して書き込みます。事前に書き出しでフレームレートを揃えていただくと、よりスムーズです。
入稿例3:avi ― 古い編集ソフトからの書き出し
WindowsムービーメーカーやAviUtl等で書き出した動画。例として「ongakukai_finalcut.avi(720×480・29.97fps)」など。DVD向けにはそのまま入稿OK。Blu-ray向けには事前にH.264 mp4へ再書き出しいただくと安心です。
入稿例4:mts / m2ts ― ビデオカメラAVCHDのまま
SONY・Panasonic等のハンディカム系AVCHDで撮影した素材。例として「00001.MTS(1920×1080・29.97fps)」。カメラから取り出したファイルをそのまま入稿いただけます。複数ファイルを1枚にまとめる場合は、ファイル名順に並ぶよう連番をご確認ください。
入稿例5:mkv ― PC配信向けで作成された素材
OBSなどの配信ソフトで録画した動画。例として「webinar_record.mkv(1920×1080・30fps)」。事前にPCで再生確認できれば入稿可能です。音ズレや映像欠落が起きていないか、入稿前のチェックをお勧めします。
iPhone / Android別の書き出し・エクスポート手順
スマホで撮影した動画をディスクメーカーへ送るときの、機種別の具体的な操作手順をまとめます。ギガファイル便への直アップロードまでが基本フローです。
iPhoneでのエクスポート手順
- 「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「互換性優先」を選んでおく(H.264固定になりトラブルが減る)
- 「写真」アプリから対象動画を選択
- 「共有」→「ファイルに保存」でiCloud Driveや本体ストレージに書き出し
- Safariからギガファイル便(gigafile.nu)を開き、保存した動画をアップロード
- 発行されたURLをLINE公式アカウントへ送信
iPhoneで「高効率」モードのまま撮った動画はHEVC(H.265)形式です。多くの場合そのまま入稿できますが、事前に「互換性優先」へ切り替えておくと、より確実にH.264 mp4で出力されます。
Androidでのエクスポート手順
- カメラアプリの設定で動画解像度を「FHD 1920×1080 / 30fps」に設定
- 撮影後、ギャラリーアプリから対象動画を選択
- 「共有」→「ファイル」または「ドライブ」で保存(必要に応じてPC転送)
- Chromeからギガファイル便を開き、動画をアップロード
- 発行されたURLをLINE公式アカウントへ送信
Androidの場合、機種により4K / 60fpsで保存される設定になっていることがあります。容量が大きくなりすぎるため、入稿用にはFHD 30fps相当へ設定変更するのが現実的です。
入稿から納品までの全体フロー ―初めての方向け
動画ファイルが準備できたら、以下の流れでご注文・入稿いただけます。初めての方でも迷わないよう、ステップを整理しました。
- 動画を推奨形式(mp4 H.264)・推奨解像度(DVD 720×480 / BD 1920×1080)で書き出す
- ギガファイル便(gigafile.nu)に動画をアップロードし、共有URLを取得
- Web注文フォームまたはLINE公式アカウントから注文を送信(URL・送付先・希望メディア・枚数を明記)
- ディスクメーカー側で受領確認、必要に応じて書き出しアドバイス・再エンコード提案
- 書き込み前のイメージファイルチェック(音ズレ・解像度・順番)
- 書き込み実施(Verbatim社製・IOデータ製ブランクディスク使用)
- 書き込み後の実機ドライブ再生チェック
- 盤面レーベル印刷(オプション1,000円/枚)またはホワイトレーベルのまま
- 梱包・発送(通常便/特急2,500円/お急ぎ1,500円/速達1,500円/当日店舗お渡し2,500円)
- 納品。万が一の不良品は再作成・交換保証で対応
大量発注時の試算 ―配布枚数で変わる総コスト
学校行事や発表会・セミナー配布など、複数枚を一括でご発注いただくケースは多くあります。料金イメージを掴めるよう、シンプルな試算例をご紹介します。価格はすべて送料・消費税込です。
試算例1:DVD 10枚(同内容コピー)
- マスター1枚:1,500円
- 追加ディスク9枚:1,100円×9=9,900円
- 合計目安:11,400円
試算例2:DVD 30枚+レーベル印刷
- マスター1枚:1,000円
- 追加ディスク29枚:1,100円×29=31,900円
- レーベル印刷30枚:1,000円×30=30,000円
- 合計目安:63,400円
試算例3:Blu-ray 10枚(長尺セミナー収録)
- マスター1枚:1,500円
- 追加ディスク9枚:1,100円×9=9,900円
- 合計目安:11,400円(DVDと同水準)
※2層DVD-R DLは1枚2,500円。BD 2層は別途お見積もり。配送オプション(特急2,500円・お急ぎ1,500円・速達1,500円・当日店舗お渡し2,500円)は必要に応じて加算ください。
用語解説 ―コーデック・ビットレート・フレームレート
動画書き出しを語るうえで頻出する基本用語を、改めて整理します。意味を知っておくと、編集ソフトの設定画面が一気に読みやすくなります。
コーデック
動画データを圧縮・展開する仕組み。代表的なものにH.264(汎用性が高く最も普及)、H.265 / HEVC(圧縮率が高く容量が小さい)、MPEG-2(DVD-Video規格で採用)などがあります。ディスクメーカーへの入稿はH.264が最も安全です。
ビットレート
1秒間に使用するデータ量で、単位はMbps(メガビット毎秒)。数字が大きいほど画質が向上し、ファイルサイズも大きくなります。DVDは4〜8Mbps、Blu-rayは15〜25Mbpsが入稿時の目安です。動きの速い映像ほど高めに設定するとブロックノイズが出にくくなります。
フレームレート
1秒間に表示するフレーム数で、単位はfps(フレーム毎秒)。日本のテレビ規格に合わせ29.97fpsが基本です。スマホの60fpsで撮影された素材は、書き出し時に29.97fps固定へ変換するとディスクで安定して再生できます。可変フレームレート(VFR)ではなく固定フレームレート(CFR)で書き出すのが原則です。
サンプリングレート
音声データを1秒間に何回サンプリングするかの値。単位はkHz。ディスク向け書き出しは48kHzが標準です。44.1kHz音源の場合は、書き出し時に48kHzへ変換しておくと再生互換性が高まります。
アスペクト比
画面の縦横比。現在は16:9(横長ワイド)が標準です。古い4:3素材を16:9で書き出すと左右に黒帯が入ります。逆も同様で、無理にトリミングすると重要な被写体が画面外へ出ることがあります。
追加のよくあるご質問 ―入稿前の不安をまとめて解消
Q1. 編集ソフトが手元にありません。書き出しはどうすれば?
スマホで撮影したファイルはそのまま入稿いただけます。複数ファイルでも、ファイル名順に並べた状態でギガファイル便にアップロードし、URLをLINEへ送信するだけでOKです。
Q2. 60fps / 120fpsで撮影した動画も入稿できますか?
入稿は可能ですが、ディスク規格に合わせて29.97fpsへ変換して書き込みます。スローモーション効果が含まれる場合は、事前に編集ソフトでスローモーション化したうえで書き出していただくと、意図通りの仕上がりになります。
Q3. ファイルサイズが大きすぎてアップロードできない
ギガファイル便は1ファイル最大300GBまで対応しています。4K素材で容量が大きい場合は、書き出し時にフルHDへ縮小いただくか、ギガファイル便の分割アップロード機能をご利用ください。
Q4. 海外旅行で撮ったPAL方式の動画は焼けますか?
PAL方式(25fps / 576p)の素材も入稿可能ですが、日本のテレビ規格NTSC(29.97fps / 480p)へ変換して書き込みます。書き出し時にNTSC変換しておくと、書き込み後のフレームレートが安定します。
Q5. ファイル形式が複数混在していても大丈夫?
1枚にmp4・mov・mtsが混在していても入稿可能です。ただし書き込み工程で全ファイルが同じ規格に変換されるため、解像度・フレームレートの差が大きいと仕上がりに差が出る場合があります。可能であれば書き出し時に統一いただくのが理想です。
Q6. レーベル印刷のデザインはどう入稿すれば?
1枚1,000円のインクジェット方式・ホワイトレーベル印刷に対応しています。デザインデータ(jpg / png / pdf)を動画ファイルと一緒にギガファイル便へアップロードしてください。盤面サイズ(外径118mm・内径22mm目安)に合わせた入稿が理想です。
Q7. 当日受け取りに間に合う締切は?
平日12時までの注文&データ入稿で、大阪市北区の店舗で当日お受け取りいただけます。当日お渡しオプションは2,500円。土日祝や12時以降は通常便または特急・お急ぎ便でのご案内となります。
Q8. 不良品だった場合の対応は?
万が一書き込み不良があった場合は、再作成・交換保証で対応します。書き込み前イメージファイルチェック+書き込み後の実機ドライブチェックという二段階検品で、年間222件以上を制作しています。
Q9. 過去のホームビデオテープからDVDへの変換はできますか?
VHS・ミニDVといった記録メディアからの変換はディスクメーカーでは対応していません。動画ファイル化されたデータのみご入稿いただけます。テープ素材は別途デジタル化サービスをご利用後にお持ち込みください。
Q10. 撮影や動画編集も依頼できますか?
撮影サービス・動画編集サービスは対応していません。編集済みのファイルをご入稿いただく形になります。配信代行やライブ配信サービスも対応外です。
失敗事例から学ぶ ―よくある書き出しトラブル
実際に入稿されたファイルで問題が起きた事例を、形式不一致と解像度不足の2タイプにまとめます。事前に同じ失敗を避けられるよう、対策もあわせて記載します。
失敗事例A:形式不一致 ―規格外コーデックで音が出ない
PCの古い録画ソフトで「DivX」「Xvid」といった旧式コーデックのaviファイルを入稿いただいたケース。一見再生できるものの、ディスク書き込み後にプレーヤーで音だけ出ない、または映像のみ出ない状態になることがあります。対策は、書き出し時にH.264 mp4へ統一すること。お手元での再エンコードが難しい場合は、入稿後にディスクメーカー側で変換対応もご相談可能です。
失敗事例B:解像度不足 ―SD素材をBlu-rayに焼いて画質が荒い
古いビデオカメラの720×480素材をBlu-rayに焼いたところ、スクリーン投影時にブロックノイズが目立ったケース。BD化は元素材の解像度に依存するため、SD素材を無理にBD化しても画質は向上しません。対策としては、SD素材はDVD化(720×480のまま)で十分品質を活かせます。スクリーン投影が前提なら、HD以上で撮影された素材をBD化するのが王道です。
お客様の声 ―入稿アドバイスでスムーズに仕上がった事例
結婚式のオープニング動画を披露宴ギリギリに依頼したのですが、LINEで送ったmp4をすぐに確認してもらえて、書き出し設定の調整ポイントまで丁寧にアドバイスをいただきました。当日のスクリーン上映でもしっかり画質が出て、新郎新婦も安心していました。
子どものお遊戯会の動画をDVD30枚配布したくて相談しました。スマホ撮影だったので不安でしたが、解像度や形式の説明をしてもらい、安心して入稿できました。レーベル印刷もきれいで、保護者の方々にも好評でした。
セミナー動画を2時間分まとめてBlu-ray化したのですが、ビットレートをどう設定すればよいかわからず相談。書き出しテンプレートを教えていただいたおかげで、容量・画質ともに理想的な仕上がりになりました。
ダンス発表会の動画を複数カメラで撮影し、編集後にDVD化を依頼。アスペクト比や音量レベルの揃え方までアドバイスをいただき、視聴時のストレスがない仕上がりに大変満足しています。
家族の成長記録を10年分まとめて1枚のBlu-rayに保存しました。古いスマホ動画と最近の4K動画が混在していたのですが、書き出し統一の手順を教えていただき、長期保存版として満足の仕上がりです。
もう一度押さえておく ―入稿前最終チェックリスト
- ファイル形式はmp4(H.264)が基本。難しければmov / mts / avi / wmv / mkvもOK
- 解像度はDVD 720×480 / BD 1920×1080を基準に書き出し
- フレームレートは29.97fps固定(CFR)。VFRは避ける
- アスペクト比は16:9で統一(古い4:3素材は意図を確認)
- 音声はAAC 192kbps以上・48kHz
- 音量は素材間でノーマライズ済み
- 縦動画になっていないか、横向き再生で確認
- 合計時間がメディア収録時間(DVD約1.5〜2時間 / BD約2時間)に収まる
- ファイル数は1枚あたり99以下
- ファイル名順が希望再生順と一致
- ギガファイル便URL・送付先・希望メディア・枚数をLINEまたは注文フォームに明記
- レーベル印刷を希望する場合はデザインデータも同送
このチェックリストを一度通せば、入稿後のやり取りが最小限で済み、最短即日のお渡しもスムーズです。1枚1,000円〜のシンプルな料金体系と、品質を守る運用ノウハウで、お客様の動画を最適なディスクに仕上げます。

